大阪工房にご来店でワックスを使って結婚指輪を手作りして頂きました。
ワックスを使った製作方法はいろいろなデザインを作れるのがメリットで、今回ご希望のデザインもワックスでしか作ることが出来ないデザインでした。
素材はプラチナですが、表面を自作でランダムにヤスリで削り、その削り跡を活かしてアンティーク風に仕上げたデザインです。
今時の若い人らしくとても個性的なファッションのお二人がご来店です。そのファッションに似合うデザインはシンプルな甲丸リングなどではなく、レトロ調のデザインが良く似合います。
チューブ状のワックスから作りたい指輪幅を切り出します。チューブワックスに切りたい幅の目安線を引きます。罫書きコンパスという道具を使い、ワックスの表面にラインをケガいていきます。
ケガいた線に沿ってワックスをのこぎりで切り出します。ワックスは柔らかいのでまっすぐ切るのは難しく、どうしても歪んで切れてしまいがちです。そのため、希望の幅よりも少し広めに切りはじめ、多少歪んで切れたとしても指輪幅は必ず確保できるように切っていきます。
指輪を切り出すことが出来たら、切った断面をヤスリで削って平らにならします。また、希望の指輪幅になるまで削っていきます。
ワックスは柔らかいので、切る、削る。などの作業は簡単で女性でも力は必要ありません。逆に力を入れすぎるとうまく出来ないこともあるので優しく扱うのがワックス製作のコツです。
サイズを合わせたのちに、余分な表面の厚みを削り一旦シンプルな甲丸形の指輪原型にします。
シンプルな甲丸形が出来たらいよいよ表面の模様を削ります。表面を削るヤスリは通常のヤスリを使いランダムな角度でいびつになるように削っていきます。
このランダムに削る作業が一番難しく、人間とは不思議なものでランダムに削っているつもりでもいつの間にか規則正しく削ってしまいがちです。
そのため、本番のワックスを削る前に不要なワックスを削ってランダムに削れるかどうかの練習をしていただいております。
ランダムに削るためのコツはいくつかあって、削り方を変えるのが一番的確に削れます。
ワックスを持つ角度を変えたりヤスリの削る方法を変えたりします。自分の好みのデザインに削れる確認が出来たらいよいよ本番のワックスを削ります。
基本はストレート型なのでワックス製作時間はそれほど必要なく、約1時間半ほどで結婚指輪の原型が完成しました!
アンティーク風でレトロな雰囲気を出すにはイエローゴールドでも可能ですが、ゴールド系は変色などがあるためプラチナで鋳造し仕上げました。
プラチナはどのような薬品に対しても腐食や錆びたりせず安定した金属です。
永遠に変わらないということからブライダルリングには一番適した金属といえます。
完成した結婚指輪がこちらです!
アンティーク風のレトロな雰囲気が良く出ています。自然なナチュラルな仕上げが上手に削れています。細身なので身に着けていても邪魔にならず表面はつやが無いのでどのような服装や場所でもつけていきやすいデザインとなりました。
表面は完全なつや消しではなく、少し半光沢に輝くため安っぽくありません。むしろ高級感のある仕上がりになりました。
お二人にはとても喜んでいただき満足して頂けました。
この度は大阪工房での結婚指輪手作りご来店ありがとうございました!
結婚式の中でも重要な儀式の一つ指輪交換には正式な意味があります。結婚式の指輪交換はお互いの薬指にはめるのが決まりとなっていますが、正しい意味について理解していない人も少なくありません。はめる指によってそれぞれ異なる意味を理解しておく必要があります。
結婚式の指輪交換でお互いの薬指にはめる儀式の起源は、古代ギリシャまで遡ると言われています。古代ギリシャでは、女性の左手の薬指と心臓は1本の血管で繋がっていると考えられていたのです。永遠の愛を誓うために、人間の命に一番近い指にはめるようになったという説が有力とされています。親指から数えて4番目に位置する薬指は人間が生きて行く上で特に利用頻度が低い指です。他の指に比べて清潔さが保たれていることで、日本では古くから薬を混ぜる、塗るといった作業などで重宝されています。常に身に着ける結婚指輪を、長く愛用するために清潔で汚れにくい薬指が選ばれたというのも説の一つです。
左手の薬指以外には愛と絆を深めて願いを成就するという意味が込められていますが、そのほかの指を選択すると大きく異なります。サムリングと呼ばれる親指は信念の貫き、思いの実現という意味です。相手への愛を貫く、理想の結婚生活を実現するという解釈もできます。インデックスリングの人差し指は、精神の安定と積極性を高める効果です。気持ちの高ぶりを抑えたい時や、主体性を持って仕事に取り組みたい時に有効とされています。
ミドルフィンガーの中指は、協調性と人間関係の向上です。職場での上司や同僚との付き合い、ビジネス相手と円滑な取引をしたい状況ではめると高い効果が期待できます。ピンキーリングの小指は恋愛の引き寄せです。片思いをしている相手がいる、新しい恋愛に踏み出したい人向きと言えます。
人間の指は左右でそれぞれ違う意味を持っていることを知らない人も少なくありません。右手のサムリングの意味は、強い信念とリーダーシップです。グループのまとめ役、ビジネスにおける管理職ポジションにいる人にとって大きな意味を持ちます。インデックスの人差し指は、主に集中力と行動力を高める効果です。ミスが許されない大事な役回りを任された時にはめておくと、良い結果を得られやすいと言われています。ミドルフィンガーの右手中指は、邪気払いとインスピレーションの向上です。運気が低迷している時や、新しいアイデアを生み出す状況下で高い効果が発揮すると考えられています。
アニバーサリーリングの薬指が持つ意味は、恋愛成就と心の安定です。好きな人への告白を成功させたい、何かに臨む時に気持ちを落ち着けたいという場合に適しています。ピンキーリングの小指は、魅力アップです。はめることで自分に自信を持ちやすくなる効果が期待できると言われています。
日本では和式、洋式を問わず薬指にはめることが通例となっていますが、海外には他の指を選択する国もあります。ドイツやオーストラリアといった東ヨーロッパでは、結婚指輪は右手薬指、婚約指輪は左手薬指にはめるのが主流です。国だけでなく宗教で違いが出ることもあります。同じキリスト教でも、カトリックの結婚指輪は左、プロテスタントは右手の薬指です。
日本では古くから指にはめることが一般的となっているため、他の指はNGと思い込んでいる人も少なくありません。これは大きな間違いで、実際は結婚指輪をはめる場所に明確な規定はなく、個々の判断ではめる指を決めても問題はないと言われています。
結婚指輪の場所について明確な決まりはありませんが、はめる指でそれぞれ意味が異なります。結婚指輪はお互いの愛を誓い合うアイテムなので、左手薬指以外を選ぶのであれば、恋や愛に関係する意味を持つ指を選択することが大切です。
大阪工房へご来店頂いたお客様のご紹介です。
結婚指輪の手作り方法では、ワックスを使った作り方と、金属をそのまま指輪に仕上げる作り方が出来ます。MAKI大阪工房ではどちらの方法でも製作可能なので指輪のデザインによってどちらの方法で作るか決めて頂きます。来店当日に決定して頂いても全然大丈夫です。
今回のお客様はワックスでしか作れないデザインでしたので、ワックスを削り出して指輪の原型を作って頂きました。
ワックスを使った指輪作りのデザインは自由にいろいろなデザインを作ることが出来るというのが一番の特徴です。
シンプルなストレート型のデザインはもちろん、S字型やV字型、表面に模様を入れるといったことが出来るので自由度は高いです。また、柔らかい素材なので女性でも簡単に削ることが出来、作業時間も彫金に比べると短時間で指輪原型製作が可能です。
手作りするデザインはストレート型のフォルムに表面を螺旋状のねじり模様を削り込むといったデザインです。
作りたい指輪幅でチューブワックスから切り出すために目安線を入れます。それぞれ女性物は2.5mm、男性物は3.0mmの幅で切り出すためにチューブワックスの端からそれぞれの指輪幅のラインをケガキコンパスで引いていきます。
ノコギリで切り出すときに目安線よりも少し広めに切り出します。ワックスは柔らかいのでまっすぐに難しく歪んで切れてしまうため広めに切って余分な部分をあとでヤスリで削って希望の幅に合わせます。
ワックスを切った断面はヤスリで削って平らにしますが、据え置き型のヤスリにこすりつけて削っていきます。おろし金で大根やチーズを削るイメージです。
座っても作業は出来ますが、人によっては立って行った方がやりやすいという人もいらっしゃいます。真上から見てやすり掛けすると平らな面を正確にヤスリに押し付けて削りやすいようです。作業体制に決まりはありませんのでお二人のやりやすいスタイルで行っていただきます。
ワックスを使った指輪作りの大きな特徴として表面に模様を入れることが出来るというのを前述しましたが、今回のお客様のデザインも表面に模様を入れたデザインなので細かいヤスリで表面に模様を削っています。
模様のデザインは斜めに螺旋状の削り込みをするというデザインです。どの部分をどのように削るかというのは当工房の職人が詳しく説明し、マジック等で下書き指定して削って頂くので初心者の方でも難しい作業ではありません。また、要所は職人がきれいに仕上げをしながら作業していくのできれいにできなくても大丈夫です。おおよその模様を削ってもらえれば大丈夫なのでご安心ください。
ワックスを使った指輪原型作りはシンプルなデザインで1時間くらい、S字型や表面に模様を入れた少しこだわったデザインでも約2時間あれば完成します。時間制限もありませんので希望があれば不要なワックスで模様を彫る練習もしていただいてから本番のワックスを削って頂く事も可能です。
紹介のお客様も約1時間半ほどで結婚指輪の原型が完成しました。
完成した指輪原型を見て頂くとマジックの下書きされているのがわかると思います。このマジックの下書きはデザインに合わせて職人が書き、削る部分がわかりやすくしています。完成したワックス原型は当工房で更にきれいに仕上げして貴金属で鋳造していきます。
プラチナ鋳造してきれいに仕上がった手作り結婚指輪がこちらです!
指輪表面に斜めにえぐれた螺旋模様が入っています。螺旋はくぼんだ形をしていますので通常の甲丸型の凸面の反射に比べて複雑に輝きます。昨今はプラチナ、ゴールドともに貴金属相場が高騰しており幅広デザインの指輪は高価になっていますので幅の狭い2mm幅でも同様のデザインを作ることもできます。
手作り結婚指輪の価格は完成した結婚指輪の重さで決定します。そのため、体積が小さく軽いほど安価になります。指輪サイズは小さくすることが出来ませんので指輪幅を調整するなどしてご予算に合わせて指輪作りすることが可能です。
MAKI大阪工房では随時ご予約を受け付けていますが、土日祝日は早めに予約が埋まってしまうので土日祝日しか来店できないというお客様はお早目のご予約をお願いします。平日遅い時間でも来店予約を承っておりますのでお仕事終わりの来店も合わせてご検討くださいませ。
ワックスを使った結婚指輪作りをぜひご検討ください!
MAKI大阪工房では、他のお店では作るのが難しいハワイアン彫刻を施した結婚指輪を手作りすることが出来ます。彫刻を施す場合ある程度の指輪幅が必要なため指輪本体の重さが重くなり価格は高価になりますが、他店に比べると格安で彫刻を施すことが出来、人気の結婚指輪となっています。
ハワイアン彫刻の模様はハイビスカスや亀、波の模様など様々な模様がありますが、今回ご紹介するハワイアン彫刻の結婚指輪はマイレという葉っぱがメインのモチーフになった指輪をご注文いただきました。
マイレとは、「神が宿る神聖な葉」という植物の葉っぱで、ハワイではお祝いの儀式にレイとして使用される縁起の良い植物です。
ハワイアン彫刻を施す場合、指輪幅は3mm以上が必要ですが、ご紹介の指輪はもう少しボリュームを持たせたいという希望でしたので3.5mmで製作して頂いています。
結婚指輪の原型はシンプルなストレート型のデザインなので原型作りは比較的簡単です。幅は広めですが、チューブワックスから3.5mm幅に切り出しサイズを合わせて余分な厚みを削って仕上げるだけなので原型作りは約1時間ほどで完成しました。
結婚指輪はプラチナ素材で作ることが多いですが、イエローゴールドを選んで頂きました。ハワイアンデザインはプラチナよりもゴールド系が良く似合います。
昨今、ゴールドの価格が高騰しておりますが、値段よりも一生物として自分たちの好みのデザインを身につけたいとのことでデザイン重視で素材も選んで頂いています。
当店でハワイアン彫刻を施して完成した結婚指輪がこちらです!
一般的な指輪幅は地金の高騰により2mm~2.5mmにされるお客様が多い中で、3.5mmは太すぎるのでは?と思われますが、彫刻を施した指輪を見て頂くと指輪幅は気にならないと思います。これは、指輪の表面に模様が入ると同じ幅でも細く感じるためです。小さいほうの指輪はレディスで指輪サイズは7.5号ですが、それでも太さは感じなく仕上がっております。
彫刻は当工房の熟練した職人が丁寧に手彫りをしております。当工房ですべての作業を行っているため中間マージンなど発生せず良心的な加工料金で提供させていただいております。
このような彫刻は機械では彫刻出来ないため手彫りになりますが、この手彫りが出来る職人は少なくなっており、他店で彫刻が出来るお店があったとしても当工房ほどのクオリティーと彫刻価格はまねが出来ないと自負しております。
手作り結婚指輪の中では高価なデザインになりますが、一生物としてハワイアンの結婚指輪の手作りを是非ご検討くださいませ。
結婚指輪を自分たちで手作りすることが人気を集めている中、大阪でも多くのカップルが手作り結婚指輪を選んでいます。特に、ワックス原型を作って鋳造する方法は、自分たちのオリジナルデザインを実現するための手法として広く採用されています。この記事では、ワックス原型を使った鋳造法で作れるデザインや大阪での人気の理由、さらにこの製作方法のメリットやデメリットについて詳しく解説します。
ワックス原型を使った鋳造法は、以下のステップで進められます。
お客様には1番のワックス原型作りを行っていただきます。2番以降の作業はお店や工房で行います。
特徴
利点
特徴
利点
特徴
利点
特徴
利点
特徴
利点
大阪には、初心者から上級者まで対応可能な多くの手作り指輪の工房があります。これらの工房では、経験豊富な職人が手厚くサポートしてくれるため、初めてでも安心して制作に取り組むことができます。
大阪は、伝統と現代が融合する都市です。手作り文化が根強く、物作りへの情熱が高い地域でもあるため、自分たちで結婚指輪を作ることが自然に受け入れられています。また、大阪独特の温かみとおもてなしの精神が、手作り体験をさらに特別なものにしています。
大阪は交通の便が良く、主要駅からのアクセスも便利です。これにより、多くのカップルが週末や仕事帰りに工房に通うことが容易になっています。
ワックス原型を使うことで、複雑なデザインや細部にこだわったディテールを自由に作成できます。これにより、世界に一つだけのオリジナルリングを作ることができます。
ワックスは加工しやすいため、失敗しても簡単に修正が可能です。これにより、初心者でも安心して挑戦できます。
ワックスは手で簡単に形を整えられるため、感覚的にデザインを作り上げることができます。自分たちの手で直接形を作り出す喜びがあります。
ワックスを扱うには、ある程度の技術が必要です。初めての方は、工房での指導をしっかり受けることが重要です。MAKI大阪工房・徳島店では練習などしていただいてから作業して頂けます。
ワックス原型の制作から鋳造、仕上げまでのプロセスには時間がかかります。スケジュールに余裕を持つことが大切です。
細かいデザインやディテールを正確に表現するためには、細心の注意が必要です。雑にならないように慎重に作業を進めましょう。MAKI大阪工房・徳島店ともに難しい部分の仕上げなどは、熟練した職人がお手伝い差し上げながら完成させています。
信頼できる工房を選ぶことが成功の鍵です。以下の点に注意して選びましょう:
結婚指輪を手作りすることで、二人だけの特別な指輪が作れるだけでなく、共に過ごす時間や思い出も大切にすることができます。慎重に準備を行い、最適な工房を選ぶことで、素晴らしい手作り体験を楽しんでください。
大阪工房ご来店のお客様が手作りする結婚指輪のデザインは、槌目模様を気に入って頂き手作りして頂きました。
金属から作る彫金作業であればご自身で槌目模様を入れる事が出来、費用も掛からないのですが、彼女の希望でダイヤモンドを埋め込みたいというのと、槌目を綺麗にプロに仕上げてもらいたいという希望でしたのでワックスで結婚指輪の原型を作って頂くコースで製作されました。
まずはチューブワックスの切り出しです。
お二人ともにサイズが少し大きかったので、指輪幅は少し広めの2.5mmで製作です。チューブワックスに目安線を引き、その線を目安にして少し広めにのこぎりで切ります。
ワックスは柔らかいため真っ直ぐ切るのが難しく、切り進んでいくうちにだんだん歪んで切れてしまいがちです。そのため、深さ1cm弱ほど切り進んだら少しワックスを回して新しい個所から更に切り進みます。
表面から中心に向かって全体をぐるぐる回しながら切り進むイメージです。
しかしながら切った断面はガタガタになってしまいます。少し広めに切り出したので切り取った直後の指輪幅は3~4mm程度になっていると思います。ガタガタした断面を削って平らにしながら希望幅の2.5mmになるまでヤスリで削ります。
MAKI大阪工房で使用するヤスリは置き型のヤスリでワックスを擦りつけながら削ります。大根おろしを削るようなイメージなのでとても簡単です。
最初に2.5mm幅の目安線を引いてあるので、その線に近づいてくれば最後に当工房の職人が断面を綺麗に仕上げさせて頂いております。
指輪の幅が2.5mmに削ることが出来たら、今度は内側の穴を広げて自分たちのサイズになるように削ります。綺麗な円に削れるようにワックスリーマーという道具を使います。
リーマーは穴に差し込んでグリグリを回すと穴が広がっていきます。指輪サイズの目盛りが付いた専用のリーマーなので希望のサイズまで削れたかどうかの確認は簡単に出来ます。
指輪サイズが削れたら、最後に余分な外側の厚みを削ります。指輪の厚みはデザインによって変わりますが、今回は槌目模様を入れる前提で1.7mm程度の厚みにします。
ストレート型の指輪なので厚みが削れれば結婚指輪原型の完成です。
ワックス原型をプラチナ鋳造し、シンプルな甲丸リングに仕上げます。この時点では指輪サイズは希望のサイズよりも1サイズ程度小さい状態で仕上げます。
そして特殊な金槌で表面を叩き、槌目模様を入れながらサイズを大きくしていきます。プラチナは金属なので叩くと伸びるので1サイズ小さいサイズから叩きながらサイズを合わせる要領です。
最後に、彼女の希望で指輪表面にダイヤモンドを埋め込みます。ダイヤモンドは単純に横に並べるのではなく、斜めに留めておしゃれな雰囲気を出しています。槌目でミラーボールのように輝く表面に更にダイヤが加わってよりエレガントな結婚指輪に仕上がりました。
この度は大阪工房での結婚指輪作りのご来店誠にありがとうございました!
当店でも人気のハートに見える結婚指輪を手作りした大阪工房来店のカップル様のご紹介です
大阪市内からのご来店でしたが、今回のお客様のご希望がピンクゴールドを選択して頂きました。昨今のゴールドの貴金属相場はかなり高騰しており、過去最高額を更新したようです。そのような条件からゴールドで手作りした場合は以前よりも高額になりますが、ご了承頂いた上でピンクゴールドで製作することになりました。
お昼からのご来店で手作りスタートです!
S字型やV字型など歪んでいる形の指輪を作る場合は、その歪み幅分のワックスを切り出し、不要な部分を削って形を作ります。今回のハート型のデザインは手の甲側と手のひら側の上下2か所がV字型になっている特殊な形をしています。指輪の幅は2.3mm程度のものですが、上下V字型に削り出すために5mm程度の幅のワックスを切り出して製作していきます。
削る部分が多いデザインになりますが、どの部分をどのように削るかはマジック等で下書きをして、指定した範囲を削って頂くので指示通りに作業して頂ければ難しいデザインでも作ることが出来ます。
ワックスを削るためのヤスリも数種類あり、どのヤスリを使うかも指示させていただいて、削り方なども詳しく説明しますのでご安心ください。
この形を削り出す作業が一番繊細に作業しないといけない工程ですが、削りすぎないように注意しながら作業します。また、削りすぎることを防ぐために下書きは少し大きめに指定しており、お客様の作業の要所で当工房の職人が指定通りに仕上げをしながら作業して頂いております。
まれに削りすぎてしまうお客様もいらっしゃいますが、ワックス素材はとても便利な素材で、熱で溶かしてくっつけたり、盛り上げたりすることが出来ます。そのため削りすぎた部分は熱で溶かしたワックスで盛り上げて削りなおせばどこを修正したのかわからないくらいきれいに修正することが出来ます。
今回のお客様は削りすぎたりすることもなく上手に作業を終えて、職人の仕上げでハート側のワックス原型がきれいに出来上がりました。
完成したワックスを並べてみるとどちらもシルエットがハート型になっています。とても可愛らしいデザインの結婚指輪ワックス原型が手作りで完成しました!
結婚指輪の素材はK18ピンクゴールドが希望でしたので、ピンクゴールドで鋳造し当工房で仕上げました。レディス、メンズそれぞれトップ部分に小さなダイヤモンドを埋め込んでいます。昨今は男性物の指輪にもダイヤモンドを埋め込んでほしいという希望が増えています。
男性の洋服のデザインもユニセックスなものが増えているのでダイヤの入った指輪を男性が着けていてもまったく違和感なく着けて頂けると思います。
ピンクゴールドで完成した結婚指輪を並べるとワックスと同様に可愛らしいハート型が浮かびます。この指輪のデザインにピンクゴールドはとても似合う素材です。
ゴールドの価格は高騰しており、結婚指輪も高価になっていますが、一生モノとしてお二人の大事にしたいと思える指輪にしたほうが大事に出来る指輪になることと思います。
この度はMAKI大阪工房での手作り指輪のご来店誠にありがとうございました!
今回ご紹介のお客様は兵庫県からご来店いただき、大阪工房で結婚指輪を手作りして頂いたお客様です。
様々な拘りを結婚指輪に取り入れたいとの希望でデザイン画など用意されてご来店いただきました。
2つの指輪を合わせるとカメが浮かび上がり、甲羅の部分がハート型になるデザインです。デザイン画ではハートの部分を含めて溝ラインでカメを描くようになっていますが、いろいろ相談のうえでハートの部分は窪んだつや消しで表現することに決まりました。
ワックスを使って指輪原型を作る作業の開始です!
二つの指輪を合わせて模様を浮き上がらせるにはストレート型の形にするのが必須ですが、レディスの指輪はV字型にしたいという希望でしたので、レディスの指輪にはV字型部分をトップとし手のひら側のストレートの部分にカメの模様を入れてメンズと重ねられるように作ります。
お互いの指輪を作り合いっこして頂きましたので彼女がストレート型の彼女の指輪原型を手作りし、彼がV字型の彼女の指輪原型を作ります。
必然的に彼の作業のほうが少し難しくなります。そのため彼の作業時間のほうが長くなるので彼女の作業は休み休み行っていただき時間を合わせて頂きました。
作業時間は約2時間ほどでしたが、無事に結婚指輪の原型が完成し記念の写真を撮影しましたが、指にイラストを描いて原型を指につけての撮影です。
彼女の原型はティアラのイメージで、彼の原型は犬の首輪のイメージです。こちらの写真はお二人がどうしても撮りたかった写真です。
指輪原型をお預かりしてプラチナ鋳造致しました。
表面をピカピカに研磨して仕上げています。二つの指輪を合わせるとカメの模様がきれいに浮かび上がります。ハート型になる甲羅の部分はつや消し処理を施してハートであることをより強調しています。
女性物の指輪のトップ部分はV字型になっており、彼女のご希望でプルメリアを手彫り彫刻しています。この彫刻デザインもお二人と相談しながら模様の大きさ配置なども決めて頂き彫刻を施しています。
模様がはっきりと浮かぶように今回の指輪は幅広目で手作りして頂きました。カメの模様など細かい部分は当店の職人がお手伝いして加工しております。ご自分で行う作業が難しく自信が無いというお客様は代わりに当店職人が了承を得て加工して差し上げることもできますので是非ご相談ください。
完成した結婚指輪をご覧になり、大変喜んで満足して頂けました。
この度はご来店ありがとうございました!
大阪工房へご来店の奈良県からお越しいただいたお客様のご紹介です。
手作りする結婚指輪のデザインを決定するために当店の見本を沢山ご覧になりながら決めていきました。基本的な形はストレート型で、お二人共通の希望が内側に紫色のカラーメッキを施す事でした。
彼のデザインはシンプルな甲丸リングの内側に紫メッキを入れたものに決定しましたが、彼女のデザインをどうするか色々悩まれました。デザイン決定に1時間強かかりましたが、何とかデザインが決まり手作り作業の開始です!
ワックスでの製作でしたので、最初に作りたい指輪幅のワックスを切り出します。2人ともにサイズが大きなほうでしたので切り出すチューブワックスも大きくのこぎりで切るのに苦労されているご様子でした。
切る距離が長いと真っ直ぐ切るのが難しく切り取った断面は凸凹になりがちですが、凸凹になってもヤスリで削れば簡単に平らにすることが出来るのでご安心ください。
ヤスリは据え置き型のヤスリなのでワックスを擦りつけるように削ります。大根おろしで大根を削るような要領なので誰でも簡単に出来るヤスリかけ作業です。
指輪の幅が出来上がり、内側を削ってサイズを合わせたら最後に余分な厚みを削って表面を仕上げます。指輪のデザインはオプションでダイヤモンド埋め込み、紫メッキを施すので当工房が仕上げの段階で行います。
そのためお二人に作って頂く結婚指輪の原型はシンプルな甲丸型です。サイズが大きいと削ったりする量が多いので時間がかかりますが、それでもシンプルな甲丸型の原型であれば1時間半もあれば完成します。
比較的お二人に行っていただく作業は簡単でしたので約1時間半ほどで結婚指輪の原型が完成しました。
こちら指輪原型をクローズアップした写真ですが、きれいな真ん丸な結婚指輪の原型です。
完成した原型は当店の職人がプラチナ鋳造し、仕上げていきます。大阪工房では鋳造などの作業は出来ないので本店徳島の工房で鋳造など一括で行っています。ワックスでの原型作りコースでは鋳造して完成するまでの期間は約1か月~1か月半ほど頂いております。手間がかかるというよりも時間が必要な作業があるためあまり短期間で仕上げることが出来ません。
ワックス製作では自由な形を作ることが出来るのでお勧めですが、シンプルで良いから早くほしいという方は彫金コースでの製作をお勧めします。デザインによっては彫金では作ることが難しい場合、ワックスでの製作になりますので手元に欲しい日程をもとにお早目の来店をお願いします。
約1か月と少しですが、大阪工房来店のお二人の結婚指輪が完成致しました!
メンズに限っては表面には模様などなく内側に紫メッキを施してシンプルに仕上げています。指につけると紫が見えないのでシンプルな甲丸リングにしか見えません。ですが、外すと内側の紫が見えて見る人の目をひくことになるでしょう。
レディスはこだわったデザインで、表面にクロスしたラインがキルティング模様のように見え、中央にはブルーダイヤモンドを1個埋め込んでいます。また、キルティングライン以外の部分はつや消し仕上げにして模様がより目立つようになっています。さらに外すと紫色が見えるのでとても個性的でおしゃれな印象を与えるデザインとなりました。
複雑なデザインのように見えますが、意外とシンプルなラインなどの組み合わせで個性的なデザインに仕上がっています。
紫の部分はメッキなので表面に入れると傷やこすれによって剥げてしまうので表面へのメッキは出来ませんが内側に施すだけでもとても印象が変わったデザインになります。
大阪工房で施せるカラーメッキの種類は5種類で紫の他に、ブルー、グリーン、ピンクブラウン、パープルピンクがあり、全部で5色です。
店頭にはカラーメッキのサンプルもあり、実物を手に取って確認して頂けます。ちょっと変わったデザインをお考えのお客様はぜひ、カラーメッキをご検討ください。
大阪工房へご来店頂いたお客様のご紹介です。
MAKIでは、結婚指輪の手作り方法としてはワックスで原型を作る「ワックスコース」と、金属を丸めて作る「彫金コース」の二つの方法で作ることが出来ます。
それぞれ作れるデザインに特徴がありますが、歪んだ形や表面にデザインのある指輪の場合は「ワックスコース」をお勧めします。
今回お二人が手作りして頂いた結婚指輪のデザインは側面から見ると花びら型に見えるデザインです。このような指輪の場合は彫金では作ることが出来ず、ワックスで原型を作って頂きます。
基本的な形はストレート型のまっすぐなフォルムなので作りたい幅でワックスを切り出します。
ノコギリで作りたい幅を正確に切れれば文句なしなのですが、ワックスは柔らかく切り進んでいくうちに斜めに切れたり、歪んで切れてしまいがちです。そのため切り取った断面は凸凹になりますが、断面はヤスリで削って平らに整えます。かつ、希望の指輪幅になるように削っていきます。
お二人の場合はレディスが2mm幅、メンズは2.5mmの幅で作っていきます。男性物の場合は女性物よりも少し幅を広めに作ることが多く、男性の手は女性に比べて大きいので少し幅を広く作った方が指に着けたときにしっくりきます。
次に指輪の内側を削ってサイズを合わせていきます。内側を削るにはリーマーという道具を使います。
このリーマーをワックスの穴に差し込んでぐるぐる回して穴を広げていくのですが、この作業が意外とコツが必要です。
ワックスは柔らかいので簡単に削れそうに思われますが、この柔らかいのがネックになり強く差し込みすぎると削れ過ぎて穴の形がガタガタになります。また、差し込みが弱いとなかなか削れないのでちょうどよい当たり具合の差し込み具合を探してぐりぐり回すのにコツが必要です。
内側がガタガタになってしまうと直せない場合があるので削るのに時間がかかっても弱めに少しづつ削っていく方が良いようです。
MAKIでは、希望の1サイズ手前まで削って頂き、ぴったりのサイズになるように職人が仕上げてサイズを合わせますので安心して作業して頂けます。
サイズを合わせることが出来たら、外側の余分な厚みを削ります。この作業が一番簡単で夢中になって作業する人が多いです。
適正な厚みになれば表面にデザインを入れます。
表面に三角のヤスリで切込みを入れて、花びらの形に見えるようにエッジを削ります。
この作業はなかなかむつかしい作業なので切込みを入れる所までお客様に作業して頂き、花びら型にきれいに整える作業は職人がサポートで仕上げをさせて頂きます。
完成した原型を鋳造して結婚指輪に仕上がったものがこちらです!
側面の形が花びらの形になっています。
手前のレディスはK18ピンクゴールドで仕上げていますが、昨今の金相場の上昇によりプラチナよりも高価になっています。
プラチナは変色も腐食もしませんが、ゴールドは温泉などで変色することがあります。日常手入れが必要になりますので、価格の高額な現在ではどうしてもゴールドがいい。という場合を除いては扱いが簡単で永遠に変わらないという意味もあるプラチナで結婚指輪を手作りすることをお勧めします。
ですが、金額は関係なく自分たちの好みで素材を選んで頂ければよいと思います。
この度はご来店ありがとうございました!
ジュエリークラフトMAKI大阪工房で結婚指輪を手作りする方法には2つの方法があります。
一つは金属から作る彫金製法です。彫金製法の場合は納期が早く最短当日で完成しますが、シンプルなまっすぐな形を作る場合に適した方法です。
2つ目はワックスで原型を作るワックス製法です。完成までの納期が約1か月ほどかかりますが、まっすぐな形以外に歪んだ形などいろいろなデザインの結婚指輪を手作りできます。
今回大阪工房にご来店で、ワックスによってS字型の結婚指輪の手作りに挑戦して頂きました。
指輪を作るためのワックスはチューブ状の形をしており、切り取るだけでストレート型の指輪であれば簡単に作ることができます。
歪んだ形を作る場合は、S字型の歪み幅分のワックスを切り出し、不要な部分を削ってS字型に削り出します。
わかりやすく図をご覧ください。
上の図がまっすぐな形を作る原型です。下の図がS字型に歪んだワックスを削り出す原型の形です。
点線の幅のワックスを切り出し不要な部分を削っていきます。ストレート型に比べると削る部分が多いので少し時間がかかりますが、削る部分はマジック等で下書きをして、その下書きの通りに削っていただくのでどこを削れば良いか明確になります。
実際に削る部分をマジックで指定したワックスがこちらです。黒く塗りつぶした部分を削るので初心者のお客様でも良くわかるようになっています。
マジックの部分を一部削ったワックスです。柔らかいワックスなので削る作業自体は力もいらず容易に削れます。削る部分を滑らかに削るのが少し難しいようですが、ある程度削れたら当工房の職人が滑らかに仕上げをしますのでご安心ください。
お客様によるワックス削り作業です。専用の彫金机で作業していただくのでとても作業がしやすく疲れにくく楽しく作業ができます。
力はいりませんので女性でも簡単です。逆に力を入れて削るとワックスが折れたり削りすぎたりするので力は必要ありません。なでるようにワックスを削っていく方が滑らかにきれいに削ることができます。
S字型に滑らかに削るのは難しいので断面が多少は凸凹した感じになると思います。このように凸凹になった削りあとでも当工房の職人が仕上げをすると滑らかなS字型の原型に仕上がります。
今回のお客様の原型はS字型にし、更に表面にエッジを作ってトップ部分にアクセントを加えたデザインになっています。
トップ部分のエッジを削るのは難しいので職人がお手伝い差し上げてきれいに原型が完成しました。原型はお預かりしてプラチナ鋳造によって貴金属に仕上げていきます。
ワックスをお預かりしてプラチナに仕上がるまでの期間は約1か月~1か月半です。
大変お待たせするようになりますが、早ければ1か月弱で仕上がります。
仕上がった結婚指輪がこちらです!
表面をピカピカに磨いて仕上がった指輪は初心者のお二人が手作りしたとは思えないような仕上がりになります。鋳造法は一般のジュエリー製品の製作方法と同じなので完成した結婚指輪の品質はお店に並んでいるジュエリー製品と全く遜色はありません。
ワックス製作はいろいろな形を作ることができ、初心者のお客様でも簡単に原型を作ることができるのでとてもお勧めの結婚指輪手作り方法です。
この度は大阪工房での手作りご来店誠にありがとうございました!
大阪工房へご来店のお客様で、小さなあかちゃんを連れてのご来店でした。
生まれて数か月ほどのあかちゃんでしたのでべビーカーに乗せてご来店頂きましたが、ジュエリークラフトMAKI大阪工房が入居するプラザ梅新ビルは、入り口の部分に5段くらいの階段があります。
階段を上って館内に入れば全てバリアフリーなのですが、入り口の階段のみベビーカーを持ち上げる必要がありますのでご了承くださいませ。
今回のお客様も同様にされてご来店頂きました。
店内ではあかちゃんを抱っこしながら説明や相談などを聞くことが出来ますので、あかちゃんもおとなしく、スムーズにデザインを決定することが出来ました。
お二人が気に入って手作りして頂いた結婚指輪のデザインはストレート型で、表面に捻じれたような模様を入れたデザインです。
ワックス製作で結婚指輪の手作りで、作りあいっこでお互いの指輪を作って頂きます。
ストレート型のデザインでしたのでチューブワックスを切り出すだけでドーナツ状の指輪の形になります。
指輪幅はお互いに2.5mm幅の少し広めです。切り出した断面を2.5mmになるまでヤスリで削って幅を合わせていきます。
指輪幅を合わせることが出来たら、指輪状のワックスの穴を削ってサイズ合わせです。
作りあいっこでしたので彼女が彼の17.5号を削り、彼が彼女のサイズ9号に削るのですがデフォルトのワックスの穴は9号になる大きさの穴になっています。
なので彼は穴を削る必要が無く、彼女だけが17.5号になるように削っていただきました。
彼は少し休憩で彼女がリーマーを使っての、ワックスサイズ合わせを見守っています。
しばらくはあかちゃんもおとなしくベビーカーで寝ていたので二人の作業もはかどりましたが、赤ちゃんがぐずりだしたので交代で抱っこしてあやしながら作業して頂きました。
MAKI大阪工房は完全貸し切りのマンツーマンの作業場なのであかちゃんがぐずりだしても他のお客様に迷惑がかかることが無く、安心して作業して頂けます。
交代の作業の場合は少し時間はかかりますが、ワックス作業は簡単ですし当店では時間制限はありませんのでゆっくり作業して頂けます。
今回は親子3人でのご来店ですが、お客様によっては小さなお子様3人連れで、家族5人でご来店いただいたこともあり、このような場合でも手作り作業は大丈夫です。
交代の作業で少しだけ時間はかかりましたが無事に結婚指輪の原型が完成いたしました。
親子3人で完成した原型をもって記念撮影です!
完成したワックス原型を見て頂くとマジックのラインが引かれていますが、このラインは捻じれ模様を削り出すための目安線で、当工房の職人が引いて削る部分をわかりやすく指示させていただきます。
完成したワックス原型をお預かりして鋳造によってプラチナで完成した結婚指輪がこちらです。
表面の捻じれは凹面で抉れた斜めの捻じれになっているので周りの映り込み、光の反射が凸面に比べると不規則に輝くようになっており、目を引く光り方をします。
完成してお渡しした際はとても喜んでくださいました。
この度は親子3人で来店し、結婚指輪の手作りで大阪工房ご来店ありがとうございました!
末永くお幸せにお過ごしください😊✨
ワックスで結婚指輪を手作りしたお客様のご紹介です。
香川県よりご来店で小さなお子様連れの親子3人でご来店いただきました。
手作りで来店して頂いた際には、結婚指輪制作に入る前に必ずデザインの相談をし、設計図のようにデザイン画を描いてその通りに作っていきます。今回のお客様は過去にジュエリー製作などデザイン関係のお仕事に携わったことがあることからデザイン性の強い個性的な指輪にしたいとのご希望がありました。そのため、おおよその形を決めて表面の模様などテクスチャーは気分で施していくことになりました。
基本的な形は大きくカーブしたS字型の指輪を作っていきます。
S字型の形は必要な歪み幅分のワックスから削り出して作ります。そのため写真のようにかなり厚い目のワックスを削っています。削る部分は多いですが、ワックスは柔らかいので力は必要なく根気強く削っていくことが大切です。
形を削り出すことができたら表面の模様(テクスチャー)を入れていきます。
彼女の拘りのほうが強く、彼女のデザインに合わせるように彼の指輪も削っていきます。比較的彼の指輪のほうがどちらかといえばシンプルです。
表面のテクスチャーはいろいろな方法でワックスに入れることができますが、彼女はそのいろいろな方法をできるだけ使って、いろいろな表面の模様をつけることを希望されていました。
そのため、ヤスリ、ハンドモーター、先のとがった治具など様々な道具を使って模様を入れます。
また、表面の形も単純な甲丸形の部分や平面が基調になった部分、とにかくいろいろなデザインが盛り込まれたようなデザインになりました。
出来上がったワックスを鋳造して出来上がった手作り結婚指輪がこちらです。
左のプラチナ指輪がメンズで、右のピンクゴールド指輪がレディスです。
プラチナのメンズは表面をやすりでランダムに削り、その削った面をピカピカに磨いてカジュアルなデザインに仕上がっています。
ピンクゴールドのレディスはつや消しになっている部分があったり、ハンドモーターの凸凹な部分、ライン傷のような部分があったりと表面の模様は様々です。アンティーク調に仕上がっています。
また、内側の文字にも拘り、手書きの文字を彫刻しています。さらにそれぞれに天然石を埋め込んでかなり個性的な結婚指輪になりました。
ワックスの段階ではこの表面の模様などがどのように仕上がるのかが想像しにくく、思っていたようなデザインになるか不安に思われていたようですが、指輪が完成して実物を見ていただくとたいへん喜んでいただけて良かったです。
様々な要素が盛り込まれた結婚指輪になり、表面の部分によって印象が変わるので指につけた状態で気分によってくるくる回して様々なデザインを楽しめる完全に二人だけのオリジナル結婚指輪になりました。
この度は遠方よりのご来店誠にありがとうございました!
お隣の兵庫県からご来店頂いたお客様のご紹介です。
大阪工房で結婚指輪を手作りして頂きました。
今回ご来店頂いたお客様は雰囲気カジュアルなお洒落なお二人でした。
デザインを決める際に沢山の指輪見本を見て頂き、カジュアルなデザインを中心に選別していきました。男女では好みが違うのでいろいろ相談して彼の希望で表面を自作でランダムな凸凹が入ったデザインに決定です!
彼の雰囲気にぴったりの結婚指輪の手作り開始です!
基本の形はストレート型。
作る指輪の幅に合わせてノコギリでワックスを切り出します。
メンズは彼の手の大きさに似合うように指輪幅は3mmと太目で作ります。
レディスは華奢な彼女の手の大きさに似合う指輪幅で、細目の2mmで切り出して頂きました。
ノコギリで切る際に目安線を引きますがおおよその人が真っすぐは切れずに断面がガタガタになることが多いです。
木を切るのとは違ってワックスは柔らかいので、真っすぐ切るにはそれなりのコツが必要ですが、ガタガタになっても大丈夫です。
ワックスが柔らかいがゆえに切った断面はヤスリで簡単に真っすぐ整えることが出来るので安心してください!
ワックスを切り出したのちに行う作業は以下の通りです。
①断面をヤスリで削る
②内側をリーマーで削りサイズ合わせ
③余分な外側の厚みを削る
ここまでの作業でシンプルな甲丸リングなどであれば指輪原型の完成です!
今回のお客様のデザインは表面に凸凹模様を入れてピカピカには磨かないカジュアルなデザインに仕上げます。
そのため、シンプルなストレート型の甲丸リングが出来上がればハンドモーターを使って表面に模様を入れます。
彼が一生懸命に模様を入れる作業をしてるところです。
ここで注意しなければいけないのは、ハンドモーターを強く押し付けない事です!
ハンドモーターを強く押し付けてしまうと柔らかいワックスは歪んで折れてしまいます。
ハンドモーターの先には回転するヤスリのような治具がついており、押さえつけなくても充てるだけで自然に削れて行きます。練習など必要の無い作業ですが、自身の無い方は少し練習すれば簡単に出来るようになるでしょう。
ここでハンドモーターについて少し説明いたします。
先はチャックになっており、いろいろな治具を取り付けて使います。
スイッチを入れると先の治具が回転し、治具によって穴をあけたり削ったりすることができる工具です。鉛筆を持つように手でもって使い、歯医者さんが歯の治療に使うハンドモーターとよく似た工具です。
先にドリルをつけると、ドリルの直径によって大きさの違う穴をあけることができます。
研磨治具をつけると金属を磨いてピカピカに仕上げることができます。
ワックス表面の模様はダイヤモンドバーという治具を使って模様を入れました。ダイヤモンドバーとは細かい人口ダイヤモンドの粒子が先端についており、対象物を削ったりする作業に使用します。
ダイヤモンドバーにもいろいろな形状があり、今回のデザインのような場合は写真のようなボール状のダイヤモンドバーを取り付けて模様を入れます。
ダイヤモンドバーを使用し、ハンドモーターでワックスの表面にランダムな凸凹模様を入れたワックス原型が完成しました!写真を見ると小さな丸いランダムな凸凹がついているのがわかると思います。
削り方によって細い凸凹、荒い凸凹と使う人によって模様が違うので、その人の好みに合わせて凸凹具合を調節すればよいでしょう。
プラチナで鋳造後、きれいに研磨して結婚指輪に仕上がりました。
レディスには女性らしさを出したいということでダイヤモンドを1個埋め込んでいます。
幅は2mmと細く作っていますので、表面はカジュアルなデザインですが指輪が細いと可愛らしく見えます。
この度は、ジュエリークラフトMAKI大阪工房にて結婚指輪の手作りご来店ありがとうございました!
ジュエリークラフトMAKIは創業50年以上の老舗で予てよりフルオーダーメイドのジュエリー製作、手作り結婚指輪の製作を手掛けてまいりました。
そのためいろいろなメディアで紹介されており、地上波TV放送でも紹介されたこともあるお店です。
今回は「大阪じゃーなる」という大阪の情報発信をしているポータルサイトの取材をしていただくことになりました。
インフルエンサー兼ライターのSHIHOさんに実際に手作り指輪の製作体験をしていただきました。
指輪の製作方法は彫金で行っていただきました。彫金製作の場合は製作当日に完成させることが出来るので、製作開始から完成までその日にすべての工程を体験できます。
まずは用意したプラチナ棒を曲げて指輪の形に丸めていく作業です。女の子でも簡単に金属を曲げることが出来る特殊な道具を使って作業をしていただきます。
この道具を使えば曲げた金属の端っこ同士をぴったりと合わせることができ、互い違いに合わさるようなことがありません。初心者の方でも簡単に作業できるので当工房では必須のアイテムです。
指輪の形に丸めることが出来たら溶接し、芯金棒とうテーパーのついた金属の棒に指輪を差し込んで形を真円に整えます。
指輪の素材はプラチナ950ですが、溶接時になます処理をしているので叩けば簡単にゆがみを直すことが出来、真円になります。木槌を使って叩くので強めに叩いても指輪の表面がつぶれるようなことはないので思い切ってトントン叩きましょう。
指輪がまん丸になったら今度はヤスリを使って表面を削り、凸凹した面を平らにしていきます。
ヤスリ作業を行ったことが無い人がほとんどだと思うので、最初は慣れない手つきでしたが、作業していくうちにだんだん慣れてきて上手に出来るようになりました。
このヤスリ作業はとても大事な工程で、ヤスリでしっかりと段差などを平らにしておかないと研磨しても段差が残ってしまいます。
当工房では、お客様にヤスリ作業をしていただいたあとで、職人が仕上げのヤスリ作業をしますのでヤスリがけの足りない部分があってもきれいに仕上げることができますのでご安心ください。
ヤスリがけが終わればハンドモーターを使って表面をピカピカに磨きます。
ハンドモーターの作業は少し手が汚れてしまうのでゴム手袋を着用してもらってお客様に研磨してもらっています。
ここでも最後は職人が仕上げの研磨をしますので指輪はピカピカに仕上がります!
指輪がピカピカに仕上がったら最終工程の文字入れです。
SHIHOさんにも内側の文字彫刻に挑戦して頂きました。
文字彫刻も手作業で行う彫刻で、一文字一文字を丁寧に彫刻していきます。
ここで失敗は厳禁です!文字入れを失敗して余分な部分に傷をつけてしまうと消すことが出来ないので練習用の指輪に彫刻をしてもらってから本番の指輪に彫刻していただきます。
文字彫刻が無事終われば手作り指輪の完成です!
今回は中指用の指輪をプラチナで手作りして頂きました。
とても満足して頂いた様子で安心いたしました。
SHIHOさんは現役大学生でとても可愛らしい女の子ですが、そんな彼女でも彫金で指輪を作ることが出来ました。
彫金で作る手作り指輪はデザインがストレート型で幅の広さも1.5mm、2.0mm、2.5mmの3種類に限定されますが、自分で完成まで作業の全てを行うので実際に自分で作ったという実感が湧き、大事に出来る指輪になります。
ぜひ結婚指輪の購入を検討中の方は、ジュエリークラフトMAKIで指輪を手作りしてみてはいかがでしょうか。
大阪じゃーなる公式サイトはこちら
https://osakakita-journal.com/
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2023年4月1日(土)~5月31日(水)
関西各方面、四国では四国内全域から多数ご来店頂いております。
土日祝日が比較的予約が埋まりやすい傾向にありますので遠方からのご来店で土日祝日をご希望する方はお早目のご予約をお勧めします。
一昔前の結婚指輪のデザインと言えば男物と女物は全く同じデザインのサイズ違いを購入するのが一般的な結婚指輪でした。
指輪の形も一直線の真っすぐなデザインがほとんどでしたが、現在ではデザインも多様化し、歪んでる形や指輪自体がまん丸ではなく、四角や三角の形が登場しています。
また、男物と女物で幅が違う、ダイヤの有無、素材違いなど少しデザインを違えてペアとしている結婚指輪が多くなっています。
今回ご紹介の大阪のお客様が手作りした結婚指輪も真っすぐな形という部分は同じですが、幅や表面の加工を違えたデザインですが、ペアの結婚指輪として製作して頂きました。
指輪の製作方法はワックスで作っていただきました。
男物は幅が2.5mm、女物は幅が2.0mmの細身です。相手の指輪を作りあいっこしていただいたので彼女が彼の2.5mmの指輪を作ります。チューブ状のワックスから2.5mmを切り出して断面をきれいにヤスリで整えています。
結婚指輪を手作りで来店するお客様のほとんどが相手様の指輪を作る作りあいっこで製作していただくことが多いです。
この場合、女性物の指輪の方がサイズが小さく細身の事が多いので、男性が作る指輪は比較的ワックスを削る量が少なくて簡単です。女性が男性物を作る場合はサイズが大きく幅も広いことが多いので自分の指輪を作るよりも手間がかかることが多いですが、皆様頑張って作業して頂いています。
真っすぐな指輪の場合は歪んでいる形を作るよりも簡単ですが、比較的苦労しているのが指輪のサイズ合わせの作業です。
ワックスには最初から穴が空いており、その穴の部分を削って自分たちのサイズに広げます。穴を削るにはリーマーという道具を穴に差し込んでぐるぐる回して内側を削って大きくします。この内側を削る作業は力の入れ具合に少しコツが必要で、無理やり回すと内側がガタガタになります。また、引っ掛かってうまく回せない場合があります。
上手に削るコツは、リーマーを深く差し込みすぎ無いようにし、空回りさせるような感じで少しづつ削るのが良いようです。少しづつしか削れて行かないので時間はかかりますが、内側の削った面がきれいに仕上がります。
男性物の場合はサイズが大きく削る部分も多いので長く時間がかかります。ですが、今回ご紹介のお客様の場合は男性物のサイズが12号と小さなサイズでしたので女性でも楽に削れたようです。
サイズ合わせが出来れば、表面の余分なワックスを削って適切な厚みにし、表面の凸凹を無くすようにきれいに仕上げれば完成です。
女性物は表面に丸みのある甲丸型に仕上げて完成です。女性物のデザインは表面にミル打ちを入れるご希望ですが、ミル打ちはプラチナに鋳造して仕上げる段階で当店で施す加工なのでシンプルな甲丸型の原型が出来れば女性物の指輪の原型は完成となります。
男性物は平打ち側に表面を仕上げて、中央部分に全周に渡って溝を入れるデザインです。指輪の中央に溝を入れる作業は、当店で作ったオリジナルの道具を使って溝を彫っていただきます。この道具を使えば初心者の人でも簡単に中央部分に正確に溝を彫っていくことが出来ます。
写真では溝が入ってる様子がわかりにくいですが、これで男女共の結婚指輪の原型が完成しました。
ワックスコースによる結婚指輪の手作りは、当日出来上がるのが原型だけなので貴金属に仕上がったものが想像しにくく、きれいになるのか不安になる方がいらっしゃいます。ですが、事前に沢山の指輪見本をご覧いただいて出来上がりがイメージできるので安心して完成をお待ちください。
完成した手作り結婚指輪がこちらですが、ピカピカに磨いて美しく仕上がっております。
女性物は中央にミル打ちを全周に施し、トップ部分に可愛らしくダイヤモンドを1個埋め込んでいます。
エレガントかつ、可愛らしく仕上がって大変喜んで頂けました。
男性物はフラットな平打ち型の表面の中央に溝のラインを全周に入れて女性物とのデザインの統一感を出しています。ミル打ちを入れたデザインは男性によっては可愛らしくなりすぎて好みではないという方がいらっしゃいます。そんな場合、今回完成した指輪のようにミル打ちの代わりにラインを入れるなどしてデザインの統一性を出すというのはいかがでしょうか?
この度は大阪工房での結婚指輪の手作りご来店ありがとうございました!
大きく分けて結婚指輪の手作り方法は、鋳造と鍛造の2つあります。しかし鋳造と鍛造の違いはどういうもので、結婚指輪にはどちらが向いているのか分からないという人も少なくありません。そこで鋳造と鍛造の違いや、それぞれのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。
鋳造と鍛造では製造方法が違います。作り方が全く異なります。まず鋳造法とは、金属を熱して溶かし型に流し込み、冷やして金属が固まったら取り出すという造り方です。分かりやすく言うと、板チョコを買ってきて、それを鍋で温めてチョコを溶かして自分の好きな形に固めるというような事とほとんど同じです。この製造方法は大量生産にも向いているので、結婚指輪だけでなく、市場に出回っているジュエリー関係のほとんどがこの鋳造法で作られています。複雑な形を作ることが出来るのでペンダントやピアスなど色々なジュエリー製品を作ることが出来ますが、元々は仏像等を作る時に用いられてきた方法で古くから行われてきた製造法です。それを指輪に応用しているという感じです。
結婚指輪を作る場合は、まずワックスつまりロウで指輪を好きな形で形成していきます。そのワックスを基にして鋳型を作る為、別名ロストワックス鋳造とも呼ばれています。
同じ形の指輪を大量に作りたい時は、まずシルバーで基となる指輪を準備し、それをシリコンゴムで型を取って同じワックスパターンを沢山作って、ツリー上にしていき鋳型を作る事で一気に沢山の指輪を作る事が可能です。実際有名ブランドの結婚指輪もこうした方法で作られています。
手作りワックスコースで来店されたお客様には、ワックスを削って原型を作って頂きます。
一方鍛造法は、ハンマー等で金属をひたすら叩き薄く引き伸ばして棒状にしてから、それを曲げて輪っかにして指輪を作るという方法です。手作業で行う場合もありますし、機械で金属を板状にしてから、丸く打ち抜いて作るという場合もあります。分かりやすく言えば、鋼をひたすら叩いて日本刀を作るというようなイメージです。鋳造法と比べて作るのが大変な為、大量生産しなければならない大手というよりは、小さな工房で用いられている事が多いです。
手作り彫金コースで来店されたお客様には、用意された金属棒を丸める作業から始めていただきます。
鋳造法で作られた結婚指輪のメリットは、指輪の原型を作るのが簡単だという点と、好きなデザインの指輪を作ることが出来るというところです。大量生産出来るので既製品では比較的リーズナブルな価格の結婚指輪を作る方法として用いられています。また金属は固いので手作業で細かいデザインを作るのは難しいですが、鋳造法ならコンピューターにより立体的に型を作る事も出来、細かく複雑なデザインも容易に出来るというのも魅力です。S字型やV字型、表面に自分たちで模様を入れるなど自由な形の指輪を作ることが出来ます。
デメリットはワックス原型が完成してから貴金属に仕上げるまでの納期がかかると言う点と、製造時に金属を溶かして鋳型に流し込むのですが、金属の密度が低く強度や硬度が弱くなる恐れがあるという点です。その結果、指輪は傷がつきやすかったり歪みやすくなります。さらに何年も使用していると次第にデザインの凹凸が削れていき薄くなってしまう恐れもあります。もちろん有名ジュエリー店では出来るだけそうならない為に、指輪をある程度厚くしたり、素材を工夫したりしているので、それほど心配する必要はありません。
納期は必要ですが、細かく複雑なデザインの指輪が欲しいという人は鋳造法の指輪が向いています。
鍛造法で作られた結婚指輪のメリットは、金属を叩いて鍛えていきながら製造していくので、中の空気が抜けて滑らかなつけ心地になります。また強度が高く、傷もつきにくく丈夫であるという点です。その為細くても強度を出す事が出来ます。実際に金属を自分たちで手作りするので、手作りした実感がわき、どこか温かみを感じられるというのも魅力です。また、当日に完成させることが出来るのでダイヤを入れるなどの加工が必要なければ当日に持って帰ることが出来ます。
デメリットは金属を直接加工しなければならないので多少力が必要になります。また、研磨する際に手や洋服が汚れる可能性があるので出来れば汚れても良いようなラフな服装で作業するほうが良いようです。ネイルなどをして爪を長く伸ばしている場合はしっかりと指輪を持って作業するのが難しいため爪は短く切っておく必要があります。デザインの面では細かいデザインを行うのが難しい為、鋳造法で出来る指輪よりも比較的シンプルなデザインの指輪しか作ることが出来ません。S字型やV字型などのカーブしたデザインは作ることができず、表面に模様を入れたりすることも出来ません。
鍛造の場合は傷つきにくく丈夫な指輪を欲しいという人や、シンプルなデザインが希望でどこか手作り感がある指輪が欲しいという人は鍛造法の指輪が向いています。
鋳造法と鍛造法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。その為どちらが優れているという事は言い切れません。結婚指輪の丈夫さや品質の高さを重視したいのであれば鍛造法の指輪を選べば良いですし、比較的値段もリーズナブルで見た目のデザインを細かくしたいのであれば鋳造法の指輪を選ぶと良いです。とにかく自分が優先したい部分が優れている方を選べば、後で後悔する事はなくなります。
それぞれの手作り方法の特徴をまとめましたので参考にしてください。
結婚指輪を手作りする方法は当店では2つ用意されています。
一つはプラチナやゴールドの金属を直接丸めて指輪に仕上げる彫金製作と、ワックスで原型を作り鋳造して結婚指輪に仕上げるワックス製作です。
ワックスで原型を作るワックスコースの場合は自由な形やデザインを作ることが出来、柔らかい素材なので指輪の表面に模様をつけたりすることが出来ます。
今回ご紹介のお客様は指輪の表面にお二人のイニシャルを彫っていただきました。
ただイニシャルを彫るのではなく、二つの指輪を合わせたときにだけイニシャルが浮かび上がるという完全にこのペアじゃないとデザインが成立しないデザインです。
合わせると模様が浮かび上がるデザインの場合は、指輪サイズによって全周の長さが違うため既製品では作ることが出来ず、オーダーメイドか手作りによる一品物の製作に限り作ることが可能です。
そのため、完成した結婚指輪は世界で2人だけのオリジナル結婚指輪になります。
指輪の表面に模様を入れる場合はワックスでの原型作りでの指輪製作になるのでワックスで製作して頂きました。
指輪表面に自作で模様を入れる場合は初心者でも模様が入れやすいように幅は広めの指輪にしていただきました。お二人ともサイズが大きくて幅も広いデザインなので指輪の金額は高くなってしまいますが、高くなっても良いとの了承を得ての製作です。
イニシャルがはっきり浮かぶように幅は3mm程度で作ります。ストレートのデザインでなければぴったり模様を合わせることが出来ないのでストレート型の3mm幅でワックスを切り出します。
ノコギリを使ってワックスを切断しますが、女性はノコギリを使ったことが無いというお客様が多いです。ですが、木や鉄など硬いものを切断するのではなく柔らかいワックスなのでスムーズに切ることが出来ます。柔らかいので歪んで切れてしまいがちですが慎重に作業します。
ワックスを切るとどうしても断面がガタガタになりがちですが、ヤスリを削って平らにします。と同時に幅も3mmになるように削ります。
ワックスの幅が3mmまで削れれば今度は指輪のサイズを合わせます。
指輪ワックスの穴を広げてサイズを合わせるので指輪サイズも自由に合わせることが出来ます。ぴったりの整数サイズだけでなく、0.5刻み、0.25刻みなど細かく調整できるのも手作りで指輪を作る魅力です。
特に薬指の第二関節が太く根元が細いタイプの指の人は第二関節ぴったりに合わせる必要があります。少しでもサイズが大きいと関節からすぐに抜けてしまい、また、少し小さいと関節の骨にあたって指輪が入らないといったことになります。細かいサイズ調整が出来るのはこのような関節の骨の太い人にとっては特に有利な方法です。
サイズ合わせが出来たら余分な厚みをヤスリで削って表面を少し丸みのある甲丸型に仕上げます。
ここまでシンプルな甲丸型の原型が完成です。
今回のお客様のデザインはここからが重要な加工工程になります!
指輪の表面にイニシャルを手作業で彫っていきます。指輪を合わせるとイニシャルが浮かぶように彫るので、指輪を重ねてマジックで下書きをし、下書きの通りに溝を彫りこんでいく作業です。
この溝を彫る作業はハンドモーターの先にドリルのような治具を付けて彫ります。
下書きの通りにドリルの先を動かせば簡単に彫ることが出来るのですが、手元がくるって下書き以外の場所にあたってしまうと余計な溝が彫れてしまいます。また、真っすぐ滑らかな溝を彫るのはなかなか難しいものです。
ですので、いきなり本番の指輪には彫らず、不要なワックスに溝を彫る練習をしてから本番に臨んでもらうようにしてもらっています。
充分に練習をして大丈夫だと思う自分たちのタイミングで本番作業開始です!
細かい作業なので必要であれば拡大鏡を使います。拡大鏡は大きな単体のレンズなので人によっては逆に見にくくなってしまうため自分に合った方法で作業します。
イニシャルを彫れば手作り結婚指輪ワックス原型の完成です。
この原型をお預かりして当店の工房でプラチナ鋳造して結婚指輪に仕上げます。
プラチナできれいに磨いて完成した結婚指輪がこちらです。
二つの指輪を合わせると見事にお二人のイニシャルが浮かびました!
今回のお客様の場合、指サイズも良く似たサイズだったので表面外周の長さも良く似ておりぴったりとイニシャルが浮かぶように出来上がりました。
完成した指輪を見ていただくとメンズの方だけ内側が青い色をしています。彼の希望で指輪の内側のみブルーのコーティングを施しています。
このブルーのコーティングはメッキなので指輪表面に施した場合は傷や擦れなどによって剥がれてきてしまいます。そのためコーティングは堅いものにあたりにくい内側に施すようにさせていただいています。
コーティングは内側のみなので普段指に着けているときは見えませんが、外すと青い部分が見えてオシャレです。
自分たちで手作りした結婚指輪なので愛着もあり、一生大事に出来る二人だけのオリジナル結婚指輪になります。
ワックスを使って結婚指輪を手作りして頂いたお二人のご紹介ですが、先に結婚指輪を手作りするためのワックスの種類を少しご紹介したいと思います。
結婚指輪の原型を作るためのワックスは一般に良く使われている種類が3種類あります。
ワックスの色が青、紫、緑で色分けされており、それぞれの硬さが違います。
柔らかい順に青>紫>緑で、緑が一番硬さのあるワックスです。
なぜこのように硬さの違いがあるのかというと、製作する原型によって使い分けます。
青のワックスは一番柔らかく切ったり削ったりするのが一番簡単です。ヤスリで削った跡もペーパーヤスリや布などで磨いていくと簡単につるつるにすることが出来ます。
柔らかいので一番扱いが簡単なのですが、その分角を出すとかエッジを立てるといったことが難しくなります。角のあるデザインを作れたとしても指で擦るだけで簡単に角がダレて丸くなってしまいます。
そのため、角や尖った部分の無いデザインのジュエリーを作るのに使用します。
青ワックスと緑ワックスの中間の硬さのワックスです。青ワックスに比べて硬さがあるのである程度エッジの聞いたデザインの製作に向いています。ある程度細かいデザインの製作が可能なのでプロの職人さんが一番使っているワックスでしょう。
一番硬いワックスです。尖った部分やエッジをビシッと出すことが出来ます。そのため細かい模様やパーツを作ることが出来るので小さな部品のようなものも作れます。
ただし、固い分切ったり削ったりするのに少し時間がかかります。また、固いので少し力が加わると折れたり割れたりするので扱いはかなり慎重に行う必要があります。
用途によって使い分けするワックスですが、初心者の方が作業しやすいのが青ワックスです。切削も簡単で作業も早いので初心者が一番扱いやすいワックスでしょう。エッジを出しにくいという特徴がありますが、結婚指輪やペアリングでは尖った部分やシャープなエッジのデザインは必要なく青ワックスで充分作ることが出来ます。
MAKI工房でも大阪・徳島ともに青ワックスでお客様に結婚指輪を手作りして頂いております。
前述したようにご来店のお2人には青ワックスを使って作業をしていただきました。
このページのタイトルにあるように花びら型の結婚指輪を作っていただきます。完成した指輪は最後にご紹介しようと思いますが、指輪の形はストレート型のデザインです。
指輪幅は2mmに決定で、チューブ状の青ワックスから2mm幅でワックスを切り出します。切り取るための目安線を2mm幅でワックスに罫書き、その罫書き線を目安にノコギリでワックスを切っていきます。
ワックスの特徴を説明したように青ワックスは柔らかく簡単に切ることが出来ます。気を付けないといけないところは柔らかいゆえに歪んで切れてしまいやすいので真っすぐ切るのに少しコツがいる程度でしょうか。ですが、断面がガタガタに切れてしまっても断面は簡単にヤスリで削ることが出来るのでそれほど気にしなくても大丈夫です。
断面をきれいにヤスリで削って2mm幅にし、ドーナツ状になったワックスの穴を広げて自分たちの指サイズになるようにしていきます。
この穴を広げる作業は力を入れて無理に削ると内側の面がガタガタになってしまうのでゆっくり力を入れずに削っていただきます。サイズの穴は大きくなりすぎると修正がきかないのでサイズ合わせは特に慎重に行います。
サイズ合わせが出来上がると表面を削って適正な指輪厚みにします。
厚みを削って表面をある程度仕上げたあと、最後に一番重要な花びら型に削る作業です。
まず完成した花びら型の結婚指輪原型をご覧ください。
シンプルなストレート型のワックスに5か所の切れ込みが入っているのがわかるでしょうか。
指輪の表面から側面にかけての角を三角ヤスリで削って切れ込みを入れています。マジックで下書きを入れているようにこの切れ込みを広げるように削れば花びら型の結婚指輪原型になります。
この切れ込みを入れる作業は細かい作業なので慎重に。
写真で言うと指輪の幅真ん中に向かって上下から切れ込みが入っていますが、ずれの無いように削らなければいけません。また、力を入れて押さえて削ろうとすると柔らかいワックスなので折れてしまうことがあります。ただし、折れても熱で溶かしてくっ付けることが出来るので失敗してもやり直しが出来るので落ち着いて作業しましょう。
折れたりしても修正が出来るのがこのワックスでの手作りが初心者の方に向いている大きな理由でもあります。
ワックスの切れ込みを滑らかに広げてプラチナ鋳造して完成した結婚指輪です。
写真を見ていただくと滑らかに広がって、指輪の側面が5枚の花びらの形になっています。MAKI工房では別のデザインで5枚の花びら型の結婚指輪がありますが、そのデザインに比べると側面のみ花びら型に見えるデザインなのでよく見ないと花びらになっているのがわかりにくいデザインです。
このよく見ないとわからないというのがミソで、男性が身に着けても可愛らしすぎないというデザインになります。
しかも指輪の表面部分が平打ち型でシャープなイメージも兼ね備わったデザインなので都会的でクールな印象を与え、男性でもかっこよく付けられる結婚指輪です!
指に着けると側面が花びら型になっているとは見えず、無限大の形が表面全周に繋がったようなデザインです。
男性にも人気があり、大阪工房と徳島店ともにこのデザインを手作りするお客様は多く、アレンジしてダイヤモンドを埋め込んだり、一部つや消しにするなどして自分たち独自のデザインにすることが出来るので本当におすすめのデザインです。
気になる方は是非ご相談ください!
ワックスを使って結婚指輪の原型を手作りしたカップル様のご紹介です。
ワックスを使った方法の場合は自由に好きなデザインの結婚指輪を作ることが出来ます。ただし、初心者のお二人が手作業で作るので、あまり複雑で細かい模様のデザインを手作りするのは難しいと思いますが今回のお二人は、細かいデザインの指輪作りに挑戦して頂きました。
先に完成した結婚指輪をご覧いただきます。
指輪の形は基本的にストレート型なので難しいものではありませんが、表面に細かいデザインが施されています。この模様をお客様自身で彫って作ったものなので手作り感のある模様になっていますが、女性物はプロが模様を彫ったように上手に出来上がっています。
ワックスの表面に模様を彫る方法はいろいろありますが、今回のモチーフの場合はハンドモーターを使って作業して頂きました。
ハンドモーターの先にはいろいろな治具を取り付けることが出来、用途によって使い分けます。先の治具が回転するので、削る、磨く、のような作業に適しています。
メンズのモチーフは無限大の模様が全周に繋がるように入ったデザインで、まず、マジックで指輪ワックスの表面に下書きをします。
その下書きをなぞるように表面に模様を彫っていきます。ハンドモーターの先につける治具は先が細くとがったヤスリのような治具を付けて削ります。基本的に下書きをなぞれば勝手に模様が彫れるので慎重に下書きからずれないように彫ります。彫った溝が滑らかなラインになるのが理想ですが、手作業なので多少はいびつになってしまいます。ですが、手作り感のある模様で温かみがあるイメージにもなります。手作りならでわの良い部分ととらえて作業して頂きました。
レディスに入れるモチーフは彼女の強い希望で猫の顔を彫りました。指輪の幅は細い方が良かったのですが、幅が細いと模様が細かくなり入れることが出来ません。そのため、トップの模様が入れられる部分は広く、それ以外の指輪幅は細く絞った形にしていただきました。
猫の顔の部分はまん丸い形なのでボール型の治具をハンドモーターに取り付けてワックスの表面に押し付けると簡単に丸い模様を入れられます。難しいのは猫のヒゲと耳です。
ひげは細く真っすぐにラインを引くだけですが細かいので慎重に彫っていただき、特に耳は三角形の形になるように彫る必要があります。
どのようにハンドモーターを充てれば耳の三角形がきれいに彫れるのか事前に練習をしていただき本番に臨んでいただきました。
その甲斐もあってものすごくきれいに猫の顔が彫れました!
おおよその場合、お客様が作っていただいたモチーフはプロの職人が後ほど仕上げをして模様などを整えさせていただいておりますが、今回のお客様が手作りした猫はプロの職人顔負けの仕上がりでしたので職人が手を加えておりません。完璧に出来上がっていたので素晴らしい出来です。
お二人ともにかなり練習をして頂きながら指輪の製作をしていただいたので少し時間はかかりましたが結婚指輪の原型が完成いたしました!
それでも、作業開始から原型の完成までは約2時間強で完成です。
自分たちで彫った模様なのでとても思い入れのあるデザインになり、完成までの期間はとても楽しみに待っていただけたようです。
当店でプラチナ鋳造して完成したお二人の結婚指輪をあらためてご覧いただきます!
とても猫好きの二人の結婚指輪だという事が一目でわかります。レディスの猫の顔のすぐ横には黄色い色のイエローダイヤモンドを埋め込んで華やかさも増し、明るい雰囲気のほのぼのとして結婚指輪の完成です!
ワックスを使った結婚指輪の手作りは、お二人が作れさえすれば自由なデザインを作ることが出来、こだわりの世界で2人だけの結婚指輪が作れます。
結婚指輪のデザインにこだわりのあるお客様は特にワックスでの結婚指輪手作りを是非ご検討ください。
MAKIではお客様の手作りによる結婚指輪以外にオリジナル結婚指輪の販売も行っており、大阪工房は手作り結婚指輪専門の工房でありながらオリジナル結婚指輪の注文販売も出来る工房となっています。
昨今は手作り結婚指輪のご依頼が多くなっておりますが、ジュエリークラフトMAKIはフルオーダーメイドの結婚指輪専門店として創業してまいりましたので、大阪のお客様にも手作り以外で、オリジナルやフルオーダーの注文も受けられる結婚指輪専門工房として一部リニューアルを致しました。
お客様自身で手作りする結婚指輪は、自身で作るため思い入れもあり一生大事に出来る結婚指輪ですが、シンプルなデザインでは少し物足りないというお客様も増えてきており、オリジナル結婚指輪を注文されるお客様も多くなってきました。
一部ではありますが当店のオリジナル結婚指輪で人気のデザインをご紹介します。
可愛らしいをコンセプトにリボンや四葉のクローバー、鈴蘭など細身でシンプルながらもひと手間加えたモチーフが女性心をくすぐるデザインです。レディスは可愛らしくてもメンズは男性でも身につけやすいデザインになっていますので彼女の希望に沿った結婚指輪として男性にもお勧めできるシリーズです。写真では本当の指輪のイメージや付け心地を感じることが出来ませんが大阪工房にご来店いただければ実物をご覧いただけます。
~リボン~
上レディス | 107,000円 |
下メンズ | 89,000円 |
可愛らしいリボンがモチーフになった結婚指輪です。それぞれミル打ちが施されていますが、ミル無しでのご注文も可能です。
~シュンコウ~
上レディス | 105,400円 |
下メンズ | 96,400円 |
二つの指輪を合わせると幸せのモチーフである四葉のクローバーが浮かびます。光沢とつや消しのコントラストが美しいデザインです。
~スイケイ~
上レディス | 96,700円 |
下メンズ | 91,700円 |
生命の源である水の流れをモチーフにしたデザインで、つや消し部分には鈴蘭の彫刻が施されており、「再び幸せが訪れる」という意味があります。
出来るだけシンプルでありながら個性的な一面を持っている結婚指輪のラインナップです。
ミル打ちや彫刻、無限大の形をモチーフにしたものなど細身で身につけやすいデザインになっています。ひねりや表面の形にこだわって身に着けた時の光の反射が美しく、人目を惹くこと間違いなしの結婚指輪です。
~無限~
上レディス | 130,000円 |
下メンズ | 94,000円 |
永遠に続く無限のマークをモチーフとしてデザインされた結婚指輪です。お二人の幸せも永遠に続くようにと願いを込められ、そのフォルムからも人気の結婚指輪になっています。
~dress~
上レディス | 115,000円 |
下メンズ | 106,000円 |
女性がエレガントなドレスをまとったようなデザインで、唐草彫刻が和のイメージもあり和と洋の融合したハイブリットな結婚指輪です。
~喝采~
上レディス | 94,800円 |
下メンズ | 82,400円 |
細身でフェミニンな印象で、指輪の表面の形が複雑にひねられています。エッジにはミル打ちを施してひねりを強調して紙吹雪が舞い散る様子を表しています。
細身で比較的安価なオリジナル結婚指輪のシリーズです。安価といってもクオリティは高く、コンビネーションやフォルムに拘り、ダイヤの石留め方に特徴のあるデザインをしています。プラチナ、ゴールドともに相場価格は高騰しておりますが、デザインを出来るだけシンプルかつ、ハイクオリティで洗練されたオリジナル結婚指輪です。
上レディス | 108,000円 |
下メンズ | 90,000円 |
緩やかにU字型にカーブした腕はトップ部分で互い違いに重なってカップルが手を繋ぐような形のデザインになっています。レディスはダイヤとピンクゴールドの華やかなイメージです。
上レディス | 85,000円 |
下メンズ | 70,000円 |
シンプルなS字型のデザインでレディスには小さなダイヤモンドを5石埋め込んでいます。ダイヤを沢山入れて華やかにしたいが派手すぎるのもちょっと。という方にはお勧めの結婚指輪です。
上レディス | 76,300円 |
下メンズ | 66,300円 |
ストレート型の飽きの来ないデザインに鈴蘭の彫刻を施しています。女性物には大きさの違う無色透明のダイヤと水色のアイスブルーダイヤを埋め込んだよく見れば特徴のあるデザインになっています。
オリジナル結婚指輪はお客様の指輪サイズに合わせて受注生産となります。そのため、製作過程でデザインをアレンジして製作することも可能です。
人気の結婚指輪のRibbonをアレンジしてミル打ち無しで製作したり、ダイヤ入れないデザインでも承れます。
また、他の結婚指輪ではダイヤモンドや彫刻を加えるなど様々な加工を施したアレンジも可能になっています。
大阪工房、徳島店ともにオリジナル結婚指輪の注文、フルオーダーメイド結婚指輪の注文も承っております。来店時には必ず予約が必要になります。
STEP 01
ご来店時にデザイン製作方法などを説明します。
STEP 02
沢山の結婚指輪をご覧いただきご注文いただく結婚指輪のデザインを決定します。
STEP 03
プロの職人が丁寧に結婚指輪の製作を致します。
STEP 04
結婚指輪の完成です。完成した指輪は無料でご自宅までお送りいたします。
店舗名
手作り結婚指輪.com|ジュエリークラフトMAKI大阪工房
所在地
〒530-0047
大阪市北区西天満4丁目15-18
プラザ梅新6F617号室
電話:080-2980-7066
営業時間:12時~19時
定休日:不定休
お支払方法:現金のみ・カード不可
駐車場:無し
JR大阪駅より徒歩10分程度の場所に在りますので電車でお越しください。
人気ブランドや有名ブランドの結婚指輪はそれなりのお値段がしますので、だったら自分たちで手作りしたほうがお得なのではと考える方もいらっしゃることでしょう。
MAKI大阪工房の位置する大阪市内の特に梅田、心斎橋付近では沢山の有名ブランドの結婚指輪専門店があるので、有名ブランドにしようか、ブランドじゃなくても日本のブランドでもいいかな?と色々悩むことと思います。
しかし、ブランドにはこだわりが無く自分たちのオリジナルで価格を抑えるという事でまず思い当たるのは結婚指輪の手作りです。
確かに、手作り結婚指輪は価格が抑えられるというメリットがありますが、デメリットもありますので、その点もよく考慮する必要があります。
当店の大阪工房は結婚指輪の手作り専門店なので、手作りをお勧めしたいところですが、お客様にとって手作り結婚指輪は本当にお得なのかどうかについて触れていきますので是非参考にしたうえで結婚指輪の手作りを検討して頂ければと思います。
手作り結婚指輪の一番のメリットは、「自分たちのオリジナルデザインの指輪が作れる」ことです。
人気ブランドの指輪だとほかの人とデザインがかぶってしまうことも多いですが、自分たちで手作りしてしまえば、その心配はありません。
世界でたった一つの指輪が欲しい方にとっては、手作り結婚指輪を選んだほうが高い満足感を得られるはずです。
また、手作り結婚指輪は、「材料を自分で自由に選べる」という利点もあります。
結婚指輪はダイアモンド、金、プラチナなどの高価な材料が用いられるため、価格も高額になりがちですが、自分たちで材料を上手に選んでいけば、低価格の指輪に仕上げることも可能となります。
手作り結婚指輪のデメリットは、「デザインや材料選びの手間がかかってしまう」ことです。
デザインの打ち合わせなどで何度もお店に足を運ぶことになるので、忙しい方にとっては負担に感じてしまうかもしれません。
また、手作りの結婚指輪は、既製品と違って、「完成までに時間がかかる」というデメリットもありますので、すぐに式を挙げる予定の方は納期をしっかり確認しておいたほうが良いでしょう。
手作り結婚指輪は、既製品よりも安く作れると思われがちですが、デザインや材料の選び方によっては、かえって高くついてしまうこともあるので注意が必要です。
また、希少価値の高い材料をふんだんに取り入れると、ハイブランドの指輪並みの値段になってしまうこともあるかもしれません。
手作り結婚指輪は完成までの時間がかかるというデメリットの説明をしましたが、このデメリットの部分を克服できる製法に彫金による結婚指輪の手作りがあります。
彫金製法ではシンプルなデザインしか作ることが出来ませんが、シンプルなデザインを希望する人にとってはデメリットでは無くなります。
ジュエリークラフトMAKIでは、大阪工房、徳島店ともに彫金による結婚指輪の手作りを行っています。彫金製法の場合は、手作りして最短でその日に持ち帰ることが可能です。
ダイヤの埋め込みや彫刻など自分たちで出来ないような加工を希望の場合は、一旦お預かりする必要がありますが、それでも2週間後にはご自宅まで無料でお送りしますので納期はワックス製法よりも格段に短くなります。
シンプルなデザインを希望の人は、価格も安く納期が短い彫金による手作りを検討してみるのも一つの手です。
このように、手作り結婚指輪には、良いところと悪いところがありますが、自分たちのオリジナル指輪が手に入るのが何よりの魅力です。
二人の永遠の愛を誓う証として交換する結婚指輪ですが、普段の生活では仕事柄、指輪をつけられないという人もいます。指につけることはできなくても肌身離さず持っていたいという人にとっては、自宅に置きっぱなしというのは嫌なものです。ジュエリークラフトMAKIも出店しております大阪には様々な職業の人がいらっしゃいます。実際にどんな人が、仕事柄指輪を着けられないことが多いのでしょうか?また仕事の関係で指輪がNGとなっている人は、どんな方法で対策を講じているのでしょうか?
大阪は人口も多く、大阪工房へご来店のお客様も多数いらっしゃいます。そこで、ご来店いただいて結婚指輪を手作りしたお客様に直接聞いてみました。
就業規則で結婚指輪がNGとなっている職場は、意外とたくさんあります。多くの場合、安全性や衛生面が理由ですが、職場でNGになっているわけではなくても、あえて指輪はつけないという選択をする人は少なくありません。具体的に、どんな職場では指輪を着けない人が多いのでしょうか?
例えば、建築系や運送系のお仕事をしている人は、重たいものを運搬する際に指輪が当たって痛みの原因となったり、何かの拍子で指輪をどこかに引っ掛けてしまうと、怪我のリスクもあります。また、電気を使う仕事をしている人だと、金属の指輪が原因で事故や怪我が怒ってしまうかもしれません。
また、医療系や介護系に従事する人は、衛生面を考えて指輪はつけられない人が多いです。衛生面以外でも、お世話する人にうっかり怪我をさせてはいけないという理由から、就業規則で指輪NGとなっている所は多いです。その場合には、指輪を着けて出社したら、仕事の前に指輪を外すことになります。
飲食系の職場も、基本的に指輪がつけられない所が多いです。特に給食や社食など大勢の人の食事を調理する人は、うっかり指輪が落ちてしまうと大変です。そのため、衛生面及び安全性の理由から、指輪だけではなくアクセサリーは全面禁止となっている職場が多いです。
エステサロンやスポーツジムのトレイナーなども、仕事柄指輪はつけられない人が多いです。特に顧客の肌に触れる可能性があるお仕事は、顧客にうっかり怪我をさせてはいけないという理由から、指輪NGとなっているのでしょう。
指輪を付けることは制限されていない職種の方でも、指輪を付けた際にやってはいけない動作があります。結婚指輪は終始身につけることが多いともいますが、プラチナやゴールドは思っている以上に柔らかいので歪んでしまうリスクがあります。具体的には指輪を付けたまま重いものを持つ、自転車やつり革を強く握るなどの動作で歪むことがあります。このような動作をする場合も外した方が良いでしょう。
実際に大阪工房のお客様で歪んでしまって直しに来られたお客様の場合ですが、手で叩く太鼓(コンガなど)を趣味でやっているお客様が太鼓を叩いているうち、知らない間に歪んでしまったということがありました。また、営業職のお客様で沢山書類の入った重たい鞄を持って営業に回るうちに歪んでしまったという例もありました。
このように結婚指輪を付けることに制限の無い方でも指輪を外した方が良いというシーンもありますので気を付けましょう。
永遠の愛を誓う証として交換する結婚指輪ですが、長い結婚生活の中では、普段はつけないという人が少なくありません。仕事柄つけられない人はもちろんいますし、指がむくみやすいとか、サイズが合わなくなった、などの理由でつけなくなる人もたくさんいます。
指につけることはできないけれど、肌身離さず持っていたいという人は、どうしたら良いのでしょうか?
最も人気がある方法は、ネックレスとして身に着ける方法です。金属のネックレスチェーンや革ひもに指輪を通し、ワイシャツや制服の内側につけておけば、安全性や衛生面に関係なく身につけられます。それに、アクセサリーがNGとなっている職場でも、他人バレせずに身につけられるという点でおすすめです。
ネックレスが難しい人は、お財布やキーチェーンにつけて持ち歩くという方法もあります。ただしこの場合には、お財布を開閉した時に指輪が落ちないように注意しなければいけませんし、キーチェンそのものをうっかり紛失しないように気を付けなければいけません。モノをなくしやすい人にはあまりおすすめできない方法ですが、モノをなくす心配がない人なら、こうした方法もアリです。
指輪を着けたいけれど仕事柄無理という人なら、休日に指輪を着けて楽しんではいかがでしょうか?仕事がある人は自宅で大切に保管して、仕事がない時には指輪を着ける人は、たくさんいます。
結婚指輪をずっと指につけっぱなしにしているなら、どこに置いたか忘れてしまって困るという事態にはならないかもしれません。しかし、仕事柄つけられない人や、その日によってつけたりつけなかったりというライフスタイルの人は、なくさないために保管方法を工夫すると良いでしょう。
指輪をなくしてしまう原因の多くは、どこに置いたかを忘れてしまう理由によるものです。その日によって保管場所が変わってしまうと、なくす確率は高くなってしまいます。なくさないためには、指輪を置いておく場所を決めて、毎日必ずそこに置く習慣をつけるのがおすすめです。
また、犬や猫を飼っている家庭では、ペットがうっかり指輪をどこかにやってしまうリスクもあります。そのため、机の上などに置きっぱなしにするのではなく引き出しの中で保管するなど、保管する場所を工夫すると良いでしょう。小袋や小物入れに入れただけだと入れたこと自体を忘れてしまうことがあるので一番おすすめの保管場所は専用の指輪ケースに入れて引き出しに入れるのが良いでしょう。
仕事柄、結婚指輪を着けられない人は少なくありません。指につけることは無理でも、ネックレスとして制服や服の下の見えないところで身につけることはできますし、アクセサリーが全面禁止の職場なら、お財布に入れたりキーホルダーなどにつけるという方法もアリです。指輪を着けたりつけなかったりする人は、うっかり紛失しないように、保管場所はいつも同じ場所に決めておくことをおすすめします。
大阪市内のお近くにお住いのお客様に来店していただきました。
お二人の希望はカラーコートを入れたデザインの結婚指輪で内側にコーティングするだけでなく表面にもカラーが見えるデザインを手作りしたいとのことでした。
ベースになる指輪の形はストレート型のデザインでしたのでベースの形を作るのは通常の原型造りと同じでそれほど難しい作業ではありません。
希望の指輪幅をノコギリを使って切り取るのですが、初めて作業するお客様のほとんどが切ってるうちに曲がって切れてしまい切った断面が凸凹になってしまいます。
今回のお客様は器用に上手に切れたようで多少は曲がっておりましたがきれいに切れた方でした!
ワックスを上手に切るコツは力を抜いてワックスを押さえずにノコギリを大きくストロークして切るということです。ノコギリの歯は荒くワックスは柔らかいのでストロークするだけで勝手に切れていきます。力を入れすぎると逆に曲がってキレてしまうようです。
でも、ワックスを切った断面が凸凹曲がって切れてしまってもご安心ください。断面をヤスリで削れば簡単にフラットに整えることが出来ます。おろし金で大根を削るような方法なので誰でも簡単に削ることが出来ます。要所要所の仕上げは当店の職人が行いながら作業しますので上手にできなくても大丈夫です!
指輪の幅が希望通りになれば内側を削ってサイズを合わせ、余分な外側の厚みを削ればシンプルな甲丸型の指輪の形は完成します。
ここまでの所要時間は約1時間~1時間半でほとんどの人が作れています。ワックスは柔らかいので女性でも簡単に作業することが出来るのでお勧めの結婚指輪手作り方法です。
今回のお客様のデザインは指輪の表面に十字架のような溝のラインを入れます。
まず、指輪の全周に渡って中央に溝を入れます。特殊な道具を使って溝を彫っていきます。この作業は細かい作業なので慎重に行います。指輪表面に傷がついてしまわないように気を使いながら作業していただきました。万が一傷がついてもワックスは修正出来るので安心です。
当店で作ったオリジナルの治具を使って溝を彫るので初心者の人でも簡単に彫れるようになっています。また、ある程度彫った後で当店の職人が仕上げで溝をきれいに整えるのでお任せください。
ストレート型の指輪のベースの製作に約1時間、溝を彫るのに約20分程度とトータルで約1時間半ほどで結婚指輪の原型が完成しました。
ワックスの手作りなら自分たちの好きなデザインが製作でき簡単にオリジナル結婚指輪の原型が完成します。完成した原型は当店でプラチナ鋳造を経て結婚指輪に仕上げます。
レディスはピンクカラー、メンズはブルーカラーのコーティングを施して手作り結婚指輪の完成です。大阪という土地柄かオリジナルにこだわる方が多く来店し、なかでも人目を惹くカラーコーティング加工は大阪工房では人気のデザインになっています。
カラーコーティングはメッキなので指輪の場合、表面に施すと身に着けていて固いものにあたると擦れなどによって擦れた部分が剥がれてきてしまいますが、今回のお客様の様に溝の中のメッキであれば表面よりも凹んだ部分にメッキされているので擦れにくく剝がれにくい物になります。
ですが、金属の表面にコーティングしているので絶対に剝げないというものではなく保証の出来ない加工にはなりますがご了承くださいませ。メッキという意味を理解していた出したうえでも人気の加工になっています。
手作り結婚指輪.com|ジュエリークラフトMAKI大阪工房のアクセスは以下の通りです。
〒530-0047
大阪市北区西天満4丁目15-18
プラザ梅新6F617号室
電話: 080-2980-7066
営業時間: 13:00~19:00
ご興味のある方は是非一度、ご相談だけでも構いませんのでお問合せ下さいませ。
自分たちで手作りした結婚指輪は既製品などを買ったものよりも思い入れの入った特別な結婚指輪になっている事と思います。それゆえに大事にしたいと考えているお客様は多い事でしょう。
一般に販売されている結婚指輪も手作りで作った結婚指輪も品質は変わりませんが、結婚指輪を長い間身につけているうちに汚れや傷がついてしまうことがあります。どんなに丁寧に使っているつもりでも、長年身につけていると汚れや傷がついてしまうのは避けられません。しかし、日常のお手入れによって長くその輝きを保つことができます。では、具体的にどのように自分でお手入れすればよいのでしょうか。
まず、指輪の汚れを落とすためのお手入れです。
指輪がなぜ汚れるのかというと、それは身につけている人の汗や化粧品、ハンドクリームなどが付着するからです。目には見えなくても、指輪にはこうした汚れが付着しますので、放置しておくと汚れの蓄積によって輝きがくすんでしまいます。
これを防ぐには、日ごろから乾いた布でから拭きしておくとよいでしょう。ちょっとでも輝きが鈍いなと思ったら、優しく乾いた布でから拭きしてみてください。それだけでもかなり輝が元に戻ります。
ちなみに、柔らかい布でから拭きする方法は、どんな宝石や金属にも適しています。結婚指輪以外の指輪にも使えますので試してみてください。
から拭きだけでは落ちないしつこい汚れの場合、中性洗剤を使ってつけおき洗いする方法もあります。
食器用の中性洗剤をぬるま湯に数滴溶かし、その中に指輪をつけ置きします。しばらくしてから取り出し、水ですすいで、柔らかい布で水分を拭き取ると、以前の輝きがすっかり蘇るはずです。
なお、汚れがしつこい時は、つけ置きするだけでなく柔らかい歯ブラシなどを使って、水につけながら優しく汚れをこすり落とすようにしてもよいです。
それでも取れないほどしつこい汚れや傷がある場合は、磨き直しという方法があります。
鹿革やセーム革のクロスと研磨剤を用意しましょう。クロスに少量研磨剤を取り、それで指輪を力強く擦ります。傷が目立たなくなったら十分な水でしっかり研磨剤をすすぎ落とし、最後に乾いた布で水気を拭き取って完了です。
柔らかい布でから拭きするだけなら大丈夫ですが、その布に研磨剤が含まれている場合は、使用に注意が必要です。結婚指輪の素材によっては適さないことがあります。また、ジュエリークラフトMAKIの手作り結婚指輪にもオプションとして彫刻やメッキを施すことが出来るので、このような加工をした場合の注意点を解説します。
メッキや、ジルコニウムやチタンなどのカラー発色、つや消し仕上げなどの指輪の場合、特に注意が必要です。そのメッキやつやが研磨剤によって取れてしまうことがあります。
中性洗剤でつけ置き洗いする場合も注意が必要で、このお手入れ方法に適しているのは、宝石部分がダイヤモンドで、素材がプラチナかゴールドの指輪のみです。それ以外の指輪だと、変形や変色などの原因にもなるので注意しましょう。また研磨剤が指輪表面についてしまって取り除く場合に薬品等を使うとメッキの種類によってはメッキが剥がれてしまうので薬品を使う場合は特に注意が必要です。
宝石を留めている部分がゆるくなってしまっている指輪だと、つけおき洗いすることによって、宝石部分が外れてしまうこともあります。緩んでいる指輪のつけ置き洗いは避けましょう。ダイヤモンドは研磨剤や薬品にも影響されないので安心ですが、エメラルドやオパールなど硬度の低い石の場合は宝石自体を傷めてしまうので薬品を使う場合や、過度の研磨は止めておきましょう。
彫刻が入ったデザインを研磨すると彫刻が薄くなるので注意が必要です。研磨は厳密にいうと表面を薄く削って光沢を出す方法なので表面を削る分彫刻部分も削り取ってしまうようになるので研磨する場合は軽く行うようにしましょう。
自分でも日常的なお手入れはできますが、汚れやキズが目立つようになったら、ジュエリーの専門店でクリーニングしてもらってはいかがでしょうか。購入したお店であれば、アフターサービスを無償で提供していることもあります。
専門店に頼む場合、単にクリーニングしてくれるだけでなく、指輪に歪みがないか、宝石が緩んでいないかといった点もチェックしてもらえますし、問題があるようなら修理してくれることもあります。自分でお手入れする自信がない場合は最初からお店に頼んだ方がよいでしょう。そのためにも、結婚指輪を購入した時の保証書はしっかり保管しておくべきです。
大阪工房で手作りして頂いた結婚指輪のメンテナンス、修理などの料金・依頼方法は以下の通りです。
サイズを小さくする場合は無料です。大きくする場合で叩いて伸ばす方法でサイズを大きく出来る場合も無料で行っています。
サイズ伸ばす場合に金属を足して伸ばす方法の場合は、貴金属地金を足した分の実費をお支払いいただくようになります。
サイズ直しが出来ない指輪の形として、全周に宝石が入ったもの、全周に彫刻が施されたもの、内側に宝石を埋め込んだもの、ゴールドとプラチナのコンビネーションリング、また、指輪の形によってはサイズ直しが出来ないデザインがありますのでご相談ください。
洗浄は無料です。また、小傷を取り除くバフ研磨による光沢仕上げも無料で行っております。
研磨するうえでのご注意として、カラーメッキを施したものはメッキが剥げる可能性があります。また、彫刻が入ったものは彫刻が多少薄くなりますがご了承ください。
ゴールドやプラチナは意外と柔らかい金属なので、指輪をつけたまま重いものを持つ、固いものを強く握るなどの動作で歪んでしまうことがあります。歪むと楕円形の形になり指輪の抜き差しがしにくくなるので早めに真円に直すようにご依頼ください。
大阪工房で手作りして頂いた結婚指輪のメンテナンス等は全て徳島店に送っていただいてのご依頼をお願いしています。
修理の費用が必要な場合は、修理代金と送料もお客様にご負担いただいておりますので往復の送料と指輪を一緒に同封の上、以下の宛先までお送りください。送る際は貴重品ですので必ずゆうパックや宅配便の追跡番号の付いた配達時手渡しになる方法でお送りください。
〒773-0022
徳島県小松島市大林町字岩戸79-6
ジュエリークラフトMAKI
TEL:0885-35-7060
人によっては、結婚指輪を常に身につけていない場合もあるでしょう。使っていない時はちゃんと保管しておく必要があります。
ダイヤモンドは地球上で一番固い鉱物なので壊れることはないと思われていますが、実は衝撃に弱く固いものに勢いよくぶつけてしまうと割れたりかけたりすることがあります。一番固い鉱物なので傷が入ることはありませんが、他のものに傷をつけてしまうことがありますので保管する場合は他のものと接触しないように一つ一つケースにしまうようにした方が良いでしょう。
プラチナやゴールドの金属も意外と柔らかく他の指輪と一緒にしまうとこすれて傷が入ってしまうので他の指輪とは接触しないようにしまうことが先決です。
なお、汗やハンドクリームなどが着いたままにしないよう、保管する前に柔らかい布でから拭きしておきましょう。
また、身につける機会が少ないからといって、結婚指輪をケースに入れっぱなしにするのはよくありません。ケースの中に湿気が溜まり、それによって指輪が劣化することもあります。ゴールドは表面に酸化膜が出来て茶色く変色することがあるのでときどきはケースから出して、乾いた布でから拭きするなど定期的なお手入れが必要です。
結婚指輪を毎日身につけるのであれば、当然徐々に汚れや傷がつくものです。ですので、その美しさや輝きを長く保つためには、日常的なお手入れが欠かせません。また、ときどきは購入したお店でしっかりクリーニングやメンテナンスもしてもらいましょう。
結婚指輪の女性物リングにはダイヤモンドを埋め込むのが一般的に多くなっていますが、男性物の結婚指輪にもダイヤモンドを埋め込みたいという希望をよく聞くようになりました。
ですが、まだ大多数の男性は自分の指輪にはダイヤモンドなど宝石類は必要ないという方が多いです。
女性物にダイヤが入り、男性物にはダイヤを入れない場合デザインの面で多少の違いが出てきます。女性物にダイヤを1個埋め込んだ場合だとデザインにそれほど違いはありませんが、複数個のダイヤを入れた場合はダイヤが入った部分そのものがデザインの一部になり、男性物とはデザインが違ったようになってしまう場合があります。女性物にダイヤを入れた場合のデザイン統一性を出す方法で結婚指輪を手作りで製作したお客様をご紹介します。
大阪工房にご来店いただきました。大阪市内のご近所にお住いのお客様です。
とても仲の良いお二人で一生懸命に結婚指輪を手作りして頂きました。
彼女の作業を常に気にされていた彼が難しい部分をサポートしてあげて彼の優しさが感じるシーンが多々ありとても幸せそうなお2人です。
完成した結婚指輪のデザインがこちらです!
形はストレート型のプラチナデザインですが、女性物はシンプルな甲丸リングにダイヤモンドを3個斜めに留めた上品で女性らしいデザインです。
男性物のデザインを工夫してペア統一感を出しています。女性物の斜めに留めたダイヤに合わせて表面に斜めのライン等のデザインを取り入れています。
表面を甲丸型にせず、らせん状のくぼみで斜めラインが浮かぶようにし、女性物のダイヤ部分デザインに合わせてつや消しにしています。
これでストレート型、斜め模様というように統一感を出すことが実現しています。
女性物はワックスでも彫金でも手作り可能なデザインでしたが、男性物のくぼんだ斜め模様はワックスでしか作れないデザインでしたのでワックスコースで結婚指輪の原型を作っていただきました。
ストレート型のワックス原型を作るのは非常に簡単で約1時間ほどで原型が完成します。鋳造してプラチナに仕上げるまでは1か月半ほどかかりますが、彫金で作れないデザインがワックスでは製作可能なのでデザインにこだわりがある場合は必要な期日までに余裕をもってご予約をお願いいたします。
夫婦の愛の証とも言える結婚指輪。結婚後も大切に身に着けているという方も多いようです。そんな結婚指輪ですが、どんなに大切にしていても、長年利用していると傷が入ったり、すり減ったりして古くなってしまいます。しかし、せっかくの結婚指輪を古くなったからという理由で買い替えるのは良いのだろうか…と思うことはありませんか?
特に損得勘定を気にする大阪の人たちはどのようにするのがベストか考えてみました。古くなった結婚指輪を買い替えるべきかどうかについて、解説していきます!
結婚指輪を肌見離さず、毎日大切に身に着けている方も多いはず。しかし、そのように大切にして常に身に着けているからこそ、どうしても細かい傷が付いたりすり減ったりしてしまいます。傷も付いているのだから…と買い替えようと思うものの、ふと「結婚指輪の買い替えはタブーなのではないか?」と気になった方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、買い替えることは全くタブーではありません!もちろん、買い替えることが縁起が悪いなどという話も全くないので、安心して買い替えて大丈夫です!
確かに、結婚を誓い合った証としてとても大切なものですから、買い替えるとなると気が引けるということもあるでしょう。しかし、新しくしたからと言って二人の思い出が全て無くなるわけではありません。むしろ、古い結婚指輪と新しい結婚指輪という二つの思い出の品が出来るのだとポジティブに考えれば、買い替えることも悪くないな、と思えるようになるはずです!買い替える際に夫婦でお買い物に行くなどすれば、二人の絆もより深まるでしょう。
年季が入っていたり、傷が目立ってきた結婚指輪を買い替えるのは、悪いことなのでしょうか?答えはノーです。古くなった結婚指輪を新しいものに買い替えることは、全く悪いことではありません!結婚指輪を一生に一度の記念品と考えると、確かに新しい結婚指輪にすることに抵抗があるでしょう。しかし、古くなってしまったものを新しいものに買い替えることはとても自然なことで、それは結婚指輪であっても同じことです。年齢を重ねると共にファッションの好みやセンスが変化していくのと同じように、ライフステージが変わると、似合う指輪やデザインなども変化していくものです。そのため、それに合わせて結婚指輪を新調するというのもおすすめです。
古くなってしまったから新調したい、沢山傷が付いているので新しいものに買い替えたい、と考えている方は思い切って新しいものに変えてみましょう!
お気に入りのアクセサリーやジュエリーなどは、長年愛用していると思い出が詰まっていてどうしても手放し辛いもの。しかもそれが、結婚を誓いあった記念の品である結婚指輪となれば尚更です。傷が付いていて見た目にも年季が入っているとわかっていても、新たに買い替える勇気はなかなか出ないものです。せっかくここまで長く着けていたんだから、その証として古いままの指輪を着けていた方が良いのではないだろうか…と考える方もいるのではないでしょうか。しかし、結婚生活が長くなり、年齢を重ねると、様々な理由から結婚当初のままの結婚指輪ではフィットしなくなるものです。例えば、年齢や体型、アレルギーのような体質の変化と共に指輪が指に合わなくなってくることもあります。結婚当初は可愛くて似合っていると思っていたデザインでも、今の年齢には合わない気がする…ということもあります。
結婚指輪は自分に合ったものが一番ですので、「長年着けているのだから」という理由で新調するのを諦める必要はありません!10周年や20周年のような結婚生活の節目や人生の節目に新たな結婚指輪に買い替えると、人生の思い出の品が増えていくはずです!
古くなってしまったり、たくさん傷が付いてしまったりしているけれど、やっぱり買い替えて新調するのは気が引ける…という方も多いのではないでしょうか。そんな時は、古くなってしまった結婚指輪をリメイクするというのも、選択肢のひとつです。現在愛用している結婚指指輪をリメイクしてデザインを少し変化させれば、買い替えたのと同じように新しい結婚指輪を手にすることができます!これなら、指輪を新しくする勇気が出ないという方にもおすすめです。
一生に一度のものだから、と考えて大切にしている結婚指輪も、長年使っていれば古くなってしまうもの。結婚生活が長ければ長いほど愛着がわき手放し辛くなる気持ちもありますが、ここは思い切って買い替えてみましょう!結婚指輪の買い替えはタブーではありませんので、夫婦の思い出の品が増えるというポジティブな気持ちで、素敵な指輪を新調してください!
結婚指輪が古くなったので買い替える場合、単純にお店で既製品を購入するよりも違った購入方法をするのがおすすめです。大阪では結婚指輪を自分たちで手作り出来るお店が増えており自分たちのオリジナルを自分たちの手作りで作ってみてはどうでしょうか?
当工房ではオーダーメイドの結婚指輪の製作を約25年ほど前から手掛けており、他の工房ではできないようなデザインの指輪を自分たちで作ることが出来ます。そのため手作りで作ったとは思えないような仕上がりになり満足のいく結婚指輪になることと思います。また、ワックスで手作りする方法と、彫金で手作りする方法が選べてお客様の希望に合わせた方法で結婚指輪を作ることが可能です。
多彩な加工技術はこちらをご覧ください
https://www.tezukuri-kekkonyubiwa.com/option_pc.html
結婚指輪を新しく買い替えるなら是非、手作りでの製作をご検討ください!
ジュエリークラフトmaki大阪工房での指輪の手作りは、結婚指輪と婚約指輪のどちらも手作りで製作することが出来ます。どちらも「指輪」ですが、婚約と結婚で大きく意味や形が違いますが男性から見ればどちらがどのような意味で、どのような形をしているのか混同してよくわからないという方がいらっしゃいます。
男性が女性に指輪を贈って結婚を申し込む、プロポーズといえばそんな形が定番でしょう。一方、結婚式の場では男女が結婚のしるしとしてお互いに指輪を交換します。つまり婚約指輪と結婚指輪というのが別々に存在するわけです。女性は二度もらえてラッキーと思うかもしれませんが、男性にとっては少々負担かもしれません。
今回は結婚指輪と婚約指輪についてそれぞれの指輪の意味や必要性、そして選び方について紹介します。
婚約指輪(エンゲージリング)は、婚約の証として男性から女性に贈られる指輪のことをいいます。一般的には男性がプロポーズの際に女性に贈るもので、女性にとってその指輪を受け取ることは彼の愛を受け入れ結婚を承諾する、という意味になります。男女同権の時代に少々古めかしいのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、これは古代ローマ時代からヨーロッパに綿々と伝えられてきた習慣です。日本に普及したのは昭和30年代と比較的歴史は浅いのですが、高度成長期で人々が豊かになってきたこともあり一気に広まりました。
一方、結婚指輪(マリッジリング)は結婚の証として男女の間で交換されるものです。左手の薬指にはめることが通例となっていますが、これは左手の薬指が心(心臓)に直結するものと考えられていた古代ギリシャの習慣によります。夫婦がつけることでお互いの絆を常に感じることができる一方、他人に対しては既婚者であることの印ともなるので、おかしなトラブルを避ける効果もあるとされています。日本では明治時代に文明開化の波に乗って普及し、大正時代には日常的につけるのが一般的となりました。
結婚は婚姻届を提出し受理されれば成立するもので、結婚指輪がなければ成立しないというものではありません。とはいえ結婚指輪は9割以上のカップルが購入しているものです。また男性の場合は結婚指輪をしない人も中にはいますが、女性の場合は既婚者で結婚指輪をしていない人というのはほとんどいません。そのため、少なくとも結婚指輪は用意したほうが良いといえます。
婚約指輪に関しては、結婚指輪に比べれば必要性は低いかもしれません。しかし女性の中には婚約指輪に憧れを持っている人も多く、贈らなかったことで後々心に影を落とすようなことがないとも限りません。経済的に厳しいのであれば、予算を抑えめにしてもデザインのおしゃれなものを選ぶなど方法はあります。あるいは結婚指輪を少し華やかなものにして、婚約指輪と兼ねるということも可能です。
婚約指輪は結婚指輪よりも高価な傾向にあり、デザインも華やかなものが好まれます。最も人気のある石はダイヤモンドで、中央に石を一つ留めたタイプのデザインが一般的ですが、メレと呼ばれる小粒のダイヤを大きなダイヤの両脇にあしらったものや、小粒のダイヤをリングの半周に埋め込んだハーフエタニティタイプも人気です。ダイヤモンドは高価でなかなか手が出ない、というのであれば、彼女の誕生石をあしらった指輪を選ぶのもおすすめです。4月生まれの場合はダイヤになりますが、その他の月は概ねダイヤよりも安価なので購入しやすいでしょう。
指輪を渡してプロポーズしたい、と考える男性も多いかもしれませんが、彼女の好みも大切です。先にプロポーズを済ませてから一緒に買いに行くというのも良いでしょう。試着をしてもらえばサイズを間違える心配もありません。
華やかなデザインが人気の婚約指輪に対し、結婚指輪はシンプルなものが主流となっています。夫婦おそろいでつけるため男性がしてもおかしくないもの、また日常生活で邪魔にならないものというのがその理由です。金額も婚約指輪よりはかなり安価になっています。
おそろいといっても全く同じデザインである必要はありません。男性には石のついていないプレーンなもの、女性には同じデザインでも小さな石をプラスした少し華やかさのあるもの、というパターンもあります。優雅なウェーブタイプやクールなスクエアストレートなど、デザインのバリエーションは豊富です。二人の好みに合ったものを選びましょう。
結婚したら結婚指輪をするので婚約指輪は出番がない、と考える人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。シンプルな結婚指輪に華やかな婚約指輪を重ね付けすれば、パーティーなど華やかな場の装いにもぴったりです。また、最初から重ね付けを想定して、婚約指輪と結婚指輪をセットリングとして販売しているブランドもあります。その場合はちょっとしたお出かけなどにも気軽なおしゃれとして楽しめるのでおすすめです。
かつては「給料の3カ月分」といわれた婚約指輪も1カ月分程度が主流となり、シンプルな結婚指輪とセットになるようなものも販売されるなど、婚約指輪・結婚指輪も時代により変化してきました。ですが婚約や結婚の証となる指輪の大切さは変わることがありません。予算ももちろんですが、それぞれの役割を知り、好みも考えたうえで思いを込めて選ぶのが大切といえるでしょう。
大阪で昨今エタニティリングが大変人気になっています。エタニティリングとは指輪のアーム部分に、ダイヤモンドを敷きつめたデザインの指輪です。全周にダイヤモンドが埋め込まれているためキラキラと輝き豪華で可愛らしく女性に人気になっており、手作りでエタニティリングを作ることも可能なのでエタニティリングを結婚指輪にしたいというご希望の方が増えています。
ただ、カジュアルな印象があるということもあってエタニティリングを結婚指輪に選んでもOKなのか気になる方も多いことでしょう。結婚指輪としてエタニティリングを選んでも大丈夫なのか、また選ぶ際の注意点などをまとめてみました。
結論からお話しすると、エタニティリングはエターナル、つまり永遠をイメージさせる名前がついていて、永遠の愛を誓う結婚指輪として、エタニティリングはピッタリと言えるでしょう。結婚指輪は婚約指輪とは違い、ダイヤモンドなどの石を装飾しないデザインが以前の主流でしたが、近年はエタニティリングを選ぶ方も増えています。
エタニティリングには指輪のアーム部分全周にダイヤモンドが敷き詰められたフルエタニティと、半周だけに装飾されたハーフエタニティの2種類があります。
エタニティリングはダイヤモンドを、隙間なく敷き詰めているデザインなので見た目がとても華やかです。1粒だけ石を装飾したデザインの指輪とは異なり、どの方向から見てもダイヤモンドがキラキラと輝きます。1つ1つのダイヤモンドは小さいですが、それが指輪のアーム部分に連なっていることで、シンプルなデザインながら目を引く結婚指輪となっています。
1粒の大きなダイヤモンドをデザインした指輪も素敵ですが、予算的に購入するのが難しいというケースでもエタニティリングであれば大きい1粒ダイヤモンドにも負けない華やかな結婚指輪となるでしょう。
ダイヤモンドをあしらった結婚指輪はフォーマルなイメージがあり、身に着ける機会が少ないのではと感じる方もいるかもしれません。エタニティリングの場合、意外と日常使いしやすく毎日でも身に着けることが可能です。アーム部分に装飾されたダイヤモンド1粒1粒は、さほど大きくはないのでカジュアルなファッションにも合いやすいです。また、他のカジュアルリングとも重ね付けしやすいデザインなので、様々なシーンでエタニティリングの結婚指輪は楽しむことができるでしょう。
さらに、装飾した石にあまり高さがないのでタオルや服に指輪が引っかかりにくいという点も、エタニティリングが日常使いしやすいデザインと言われている理由の1つです。
見た目も華やかでなおかつ日常使いしやすいエタニティリングですが、結婚指輪として選ぶ際に注意しておきたいポイントもあります。結婚指輪は年齢を重ねても身に着けるものです。加齢などによって指輪のサイズが合わなくなり、サイズ直しをしなければいけない必要が出てくるかもしれません。
エタニティリングの場合、指輪のアーム部分にダイヤモンドが敷き詰められているので、デザインによってはサイズ直しが難しいケースもあります。特にアーム部分全周にダイヤモンドを敷き詰めたフルエタニティは、サイズ直しができないことが多いので注意が必要です。もし、サイズ直しをする可能性を考えるなら、アームの半周にだけダイヤモンドを装飾したハーフエタニティを検討してみましょう。ハーフエタニティのデザインによっては、サイズ直しがOKということもあります。
エタニティリングは地金部分が少ないデザインです。地金部分が少ないということはその分、指輪の強度も低下すると言えます。また、日本で結婚指輪に使われるマテリアルはプラチナやゴールドがほとんどです。特に多いプラチナは他のマテリアルと比較すると柔らかく、何かの衝撃で歪みが生じる可能性があります。
エタニティリングだと場合によって、指輪が歪みダイヤモンドが取れてしまうリスクがある点も注意ポイントです。万が一、ダイヤモンドが取れてしまった場合を考え、メンテナンスが充実しているジュエリーショップで購入することを検討してみると良いでしょう。
また、ダイヤモンドとダイヤモンドの細かい隙間に皮脂などの汚れが溜まりやすいデザインです。定期的に自分で洗浄する、汚れが酷い場合はジュエリーショップでのクリーニングを行うことで、ダイヤモンドの美しい輝きをキープできます。
エタニティリングは見た目が華やかで、結婚指輪として人気のデザインとなっています。華やかさやゴージャスさがありつつ、日常使いしやすいのも人気のポイントです。ただデザイン上、サイズ直しが難しいのでその点は注意が必要です。また指輪のアーム部分に装飾されたダイヤモンドが落ちたり、汚れが溜まりやすいのでメンテナンスをする必要があることも考えて、エタニティリングを結婚指輪にするかどうかを選ぶと良いでしょう。
また、ダイヤモンドを留めるための爪は飛び出ていると日常身に着けているときに爪が衣類に引っ掛かり洋服を傷めてしまったり、爪が外れてダイヤが外れてしまうということがあるのでダイヤモンドの止め方は爪の飛び出していない埋め込み型のエタニティリングを選ぶようにしましょう。
手作りでエタニティリングを作る場合はワックスで原型を作りますが、全周に埋め込むダイヤモンドはお店の職人さんが埋め込んでくれるので、お客さんが作る原型はシンプルな甲丸型で大丈夫です。そのため容易に手作り出来るのも魅力となっています。
結婚指輪の定番の金属としてはプラチナが一般的で多く、昨今はゴールドの価格相場が高騰しており高価になっていることもありますが、結婚指輪のデザインの多様化によりゴールドの結婚指輪の需要も増えてきています。
ゴールド素材ではイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドが有名ですが、その他のカラーゴールドも存在します。関東ではお店も多いのですが、大阪でもカラーゴールドの結婚指輪を購入することが出来るのでしょうか?また、このようなカラーゴールドを使って結婚指輪を手作りすることが出来るのか解説します。
結婚指輪を探す時、サイズの次にデザインや色で迷ってしまうものです。買ったあとで後悔しないように選ぶには、指輪の色の違いについても知っておきましょう。
シンプルで軽めの印象を与える色です。ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウムという白い金属を混ぜて白色に見えるようにしてあります。仕上げにロジウムコーティングというコーティングをすることによって、とても綺麗な銀色の輝きになっています。色味は私生活でも気軽に付けて馴染みやすい色です。結婚指輪のレアなカラーゴールドの中でも、シャンパンゴールドやローズゴールド、ピンクゴールドなどと同じく、使いやすい色で特別感もあります。よく目にする色ではなく少し変わった輝きが欲しい、どんな服を着ても合わせやすい色がいいという方にオススメです。プラチナと比べて落ち着いたグレーに近い色で白い手に馴染みやすいです。
プラチナに比べてゴールドがまだ安価だった時期にプラチナの代用として白系の結婚指輪として需要が増えましたが、ゴールドの高騰と、割金に必須のパラジウムの高騰によりプラチナよりも効果になる場合が出てきているようです。そのため、同じ白系でプラチナよりも安く購入できるというメリットが無くなり市場からは少なくなっています。
クールで強くかっこ良い印象を与える色です。ブラックゴールドは、金にパラジウムやプラチナ、銀を混ぜて作られており、指輪をすると少し独特なイメージになります。ブラックと言っても真っ黒ではなくグレーがかった色合いをしています。
ホワイトゴールドに比べて明度が落ちた上品な色合いのため、男性だけでなく大人の女性や尊敬できる女性にも渡される方がいます。落ち着いた雰囲気のカップルにオススメの色です。結婚指輪で黒を選ぶのはなかなか珍しいと思うかもしれませんが、大人の魅力を引き出す力のある色で、正義感の強い方や責任感のある方に合う色味です。ブラックゴールドはスタイリッシュな形を目立たせ、重量感があるので同時に高級感もあります。キラキラしたゴールド色よりも、クールで何度見ても飽きない色が良いという方にマッチすることでしょう。
薄緑がかった珍しい色です。純金に銀を混ぜることで作られています。他のカラーゴールドに比べてレアなので、人と違った雰囲気のオシャレな服が好きな方にオススメです。また、なかなか人と被ることがないので、2人だけのオリジナル感もあります。結婚指輪は人と違う個性的な思いを込めたい!という方や、仕事柄外す方が飾ってもオシャレな指輪がいい!という方にオススメです。また使えば使うほど味のあるカラーゴールドなので、長年使い続けるととても深みのある光沢になります。
純度を保ちながら銅を混ぜることによって作られます。イエローゴールドに比べてオレンジがかった明るさで太陽に近い色をしており、とても暖かみのある色です。そのため暖かい家庭を築きたいという思いを込めて買われる方もいらっしゃいます。オレンジゴールドの光沢は優しい印象があるので、穏やかな雰囲気のカップルにオススメなカラーゴールドです。イエローゴールドに似ていそうですが、意外と見るとレアな色なので、他と違う特別感のある結婚指輪になることでしょう。これからの未来の家庭に込める意思表明として、結婚式で指輪の色について紹介するのも盛り上がるかもしれません。
ピンク系の色が好きで、でもよく耳にするイエローゴールドより特別感が欲しいという方にオススメです。ゴールドの割金の銅の成分を多くし赤みを少し濃くした上品な光沢があります。可愛らしい方、情熱的な方、特別感を出したいなど個性的で人気のカラーゴールドです。
イエローゴールドに比べて日本人の肌の色に近く落ち着いた色合いになります。その為、ボリュームのあるデザインでも派手さを感じさせない結婚指輪になります。
カラーゴールドは純金に割金を加えて様々な色合いにするのですが、イエローゴールドは純金の色合いはそのままで結婚指輪に適した硬さにしたゴールドです。古くから日本人になじみのあるゴールドで結婚指輪以外のジュエリー製品にも多数使われています。
デザインによって派手な雰囲気を出したり、アンティーク調にすることも出来るので多種多様なデザインになります。
結婚指輪で初めてゴールドにこんなにも種類があることを知ったという方も多いことでしょう。結婚指輪がその人の身体の一部となるのです。その人の事をよく考える1番良い機会でもあります。人気色からレア色を知って、一番似合う色を見つけられると素敵です。
様々なカラーゴールドが存在するのがわかりましたが結婚指輪の手作りを検討しているカップルにとって実際に手作り出来るカラーゴールドはどれなのでしょうか?
残念ながら大阪ではイエローゴールドとピンクゴールド以外のカラーゴールドを使って結婚指輪を手作り出来るお店は無いようです。ゴールド地金の高騰によって関東でもカラーゴールドの結婚指輪は既製品でも少なくなっています。
ジュエリークラフトMAKI大阪工房でもイエローゴールドとピンクゴールドであれば彫金でもワックスでも手作りは可能です。
プラチナよりも特別感を出したい、カジュアルな風合いで日常身に着けやすいなどイエローゴールド、ピンクゴールドでも十分個性的な結婚指輪になるので結婚指輪の手作りをご検討の方はゴールドも視野に入れてご検討ください。
結婚指輪を選ぶ時に、素材やデザインと同じくらい大切なのが、リングの「幅」です。幅の違いは指輪の印象から着け心地までを左右する重要なポイントとなります。そこで、指輪の幅による印象の違いや着け心地を紹介します。それぞれのメリット・デメリットをしっかり押さえて、年齢を重ねても付けられる後悔のない結婚指輪を選択しましょう。
大阪・神戸では他人と被らない個性的なデザインを好むという土地柄もありますが、一般的に好まれる指輪幅はどのようなものでしょうか?
指輪には華奢な印象の細身のものから、がっちりとした印象の幅広のものまであり、いざ選ぶときにどれが良いのか悩んでしまいます。そこで、男性・女性それぞれが一般的に検討する太さはどれくらいなのか見ていきましょう。
女性の結婚指輪として一般的に検討される幅は2.0mm~3.0mmです。これはファッションリングよりも少し太めの幅で、耐久性・女性らしい繊細さを兼ね備えたサイズとして人気となっています。
男性の結婚指輪としては女性のものに対し少し太めの3.0mm~3.5mmが好まれています。男性は手が大きいのに加えて、経験としてファッションリングをする機会が女性ほど多くないため、耐久性や扱いやすさといった面でこの太さが選ばれています。
2.0mm幅はパッと見ただけでも細く華奢な指輪となります。そのため手になじみやすく繊細な印象を与え、細い指を美しく見せてくれる点が魅力です。また、重ね付けしやすく婚約指輪と共に手元を飾ることもできます。ただし、細い分耐久性は低くなります。フライパンや重いものを持って変形してしまうなんてことも。修理が難しい点や、ゴツゴツした手だとアンバランスな印象になってしまう点は押さえておきましょう。
2.5mm幅は耐久性と上品さを兼ね備えた太さとなっています。2.0mmよりもふっくらと柔らかい印象が出ます。重ね付けをしてもきれいにまとまるので、多くの人に選ばれています。そのため他の人と被ることもあり、個性を出すのが難しいと言えます。
3.0mm幅は男女問わず使えて、ペアリングなどに選ばれる太さです。程よく存在感を出せてまろやかでエレガントな印象を与えます。圧迫感もなく長時間つけられる点も人気の秘密。2.5mm幅と同様に多くの人に選ばれているため、他の人と被りやすいといった面も。
3.5mm幅の特徴は何と言ってもデザインの豊富さです。ファッション性が出せる太さのため、ミル打ちなど個性を出したい人にはピッタリです。カジュアルな印象が出る一方で、指輪を付け慣れていないと違和感を感じることも。
ボリューム感が出る4.0mm幅は、パッと見の存在感と重さにより「着けている」実感を感じられます。幅広だからこそ使い込まれていくほど味が出てくるのも魅力の一つ。ただし、指まわりが圧迫されているように感じるのは否めません。
太さがあるため、アレンジしやすい4.5mm幅は、手の大きな男性やかっこよく指輪を付けたい女性などに選ばれています。優れた耐久性と個性を出せるゆとりが魅力な一方、重ね付けには不向きです。他の指へあたる面積も増えるため圧迫感も大きいです。
これまで、幅による印象の違いを見てきました。これほど豊富な幅があることに驚いた人も多いのではないでしょうか。数ミリの幅の違いが、ガラリと手元の印象を変えてしまいますので、じっくりと検討することは欠かせません。指輪は永く着けるものだから、好みのものを選ぶことが大切です。それと同時に自分の手との相性をしっかりと見ることも忘れないでください。特に指の太さ、好みのフィット感、年齢を重ねても違和感なく着けられる幅かどうかは重要なチェックポイントです。日常生活の中で、重ね付けして結婚指輪を楽しむ予定の人は、それも考慮した太さを選択する必要も出てきます。幅によって耐久性も変わってきますので、自身の生活と照らし合わせて考えてみてください。
また、見落としがちなのが、幅によって変わってくる価格。幅が広ければ広いほど使われる金属が多くなるため価格も高くなります。指輪にもよりますが、太さが倍になると価格も倍になるなんてこともありますので、幅によって価格差があることも念頭に入れておいてください。
結婚指輪は夫婦の絆を表すと共に、二人の歴史を刻んでいくものです。それぞれの手の形や好みによって、選ぶべき幅は変わってきます。これから形作っていく夫婦の印象を投影した最高の結婚指輪を探すためにも、ぜひ実際に指に嵌めて客観的に指輪を見るようにしてください。永く使うものだからこそ、妥協することなく納得のいく指輪を見つけましょう。
結婚指輪はお互いの愛のしるしとして薬指に光り続けるものですが、毎日装着し続けるとなるとデザインや使い勝手なども意識しなくてはいけません。そこでこだわってほしいのが結婚指輪の表面の形です。大きく分けて丸い甲丸型と表面の平らな平打ち型の2種類があり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。今回は大阪で結婚指輪の手作りをして頂いたお客様の意見や統計をもとに、表面の形について詳しく解説していきましょう。
多くの人が指輪と聞いて思い浮かべるイメージが、丸い甲丸型と言われています。丸いかまぼこのようなフォルムをしており、優しいフォルムは女性からの人気が高いようです。表面が滑らかな為、指触りも良く、毎日装着し続けるものとして最適と言えるでしょう。また、全体的に丸いフォルムの為、光が当たると指輪そのものが光り、指先を綺麗に見せてくれるのもメリットです。
そしてこの甲丸型の最大のメリットは、水仕事の邪魔にならない点と言えます。指輪のデザインにもよりますが、シンプルで細目の物が多いことから、家事をしていても邪魔に感じないでしょう。食器などに当たってしまっても、フォルムが丸いことから傷をつけることもあまりなく、気を遣わずに毎日装着し続けることができるといった点は甲丸型ならではと言えます。また、細目の物が多いとは言いましたが、太目に作ることも可能で、その場合は宝石などを埋め込むこともできます。女性寄りのフォルムではありますが、幅広いものですと男性にも違和感なく装着できるものに変化するでしょう。
ただ、この甲丸型は結婚指輪の王道と言われるようなフォルムであることから、他の人と比べて特徴があまりない点がデメリットです。自分らしさや特別感を持ちたいと考えている人は、他のフォルムを選ぶことをおすすめします。
甲丸型とは異なり平打ち型は、その名の通り表面が平らになっています。甲丸型より幅広いものが多く、ファッションリングなどにも使用されることが多いフォルムです。簡単に言うと、切断面がはっきりしているものであり、直線的なラインを描いてくれるものを平打ち型と呼んでいるのです。結婚指輪らしい指輪を好まない人にとっては、この平打ち型がシンプルで人気のフォルムになっています。
この平打ち型の最大のメリットは表面が平らなところにあります。甲丸型のように丸くないので、装飾を施すことも可能ですし、表面に宝石を入れることもできます。人とは違ったデザインで、自分たちらしさを出したいといった人に人気が高く、特に男性が選ぶ結婚指輪は甲丸型よりも平打ち型と言われるぐらい、男性の指にも似合うものが多いでしょう。また、プラチナとゴールドなどを合わせた平打ち型の中には、エッジ部分をゴールドにし、シンプルながらにも都会的でシャープな印象になりデザイン性が高いものもあります。
ただし、こちらのフォルムの場合、甲丸型よりも幅が広く見えるので指に装着した時に思っていたよりも太く感じることが多少なりともあります。毎日装着し続けるものですので、装着している感じが気になるという人は他のフォルムを選択しましょう。また、エッジ部分が指に当たるのが気になるといった人は、その部分を丸く削ることも可能ですので、ショップで相談してみることをおすすめします。
甲丸型も平打ち型もそれぞれ特徴があり、メリットやデメリットがありますが、どちらを選べばいいのか迷ってしまうという人は、その間を取った「平甲丸型」がおすすめです。直線的で幅広い部分は平打ち型に近く浅い甲丸型になっています。その為、優しい印象とシャープな印象どちらも併せ持ったフォルムになります。甲丸型や平打ち型の良い部分が程よくマッチし、男性女性どちらにも違和感なく装着できると人気です。また、表面にデザインを施したりすることも可能で、文字やデザインを彫ることでより一層自分たちだけの指輪を作ることもできます。
また、平打ち型の角を大きく削って指輪の断面が台形になった鎬型(しのぎがた)というデザインにすることもできます。角を大きく削った形なので平打ち型よりも細く見えお洒落な印象を与える形です。
さらに特殊なフォルムに、「剣腕」があります。これは表面が三角形状になっていて独特なフォルムになっています。表面がつるんとしているものとは違い、フォルムそのものにデザイン性があり、個性的なフォルムを選びたいといった新郎新婦に人気です。また、それ以外にも多数のフォルムがありますので、自分たちが気に入るものを探してみましょう。
結婚指輪を選ぶ時、気に入ったデザインだけで選んでしまう人がいますが、実はフォルムもとても大切なのです。甲丸型や平打ち型、どちらもそれぞれにメリットがありデメリットがあります。自分たちのニーズに合っているのはどちらなのか、一度指に装着して比べてみることをおすすめします。一生に一度の大切な指輪ですから、じっくり時間をかけて気に入ったものを選びましょう。
ジュエリークラフトMAKIではワックスから指輪原型を作る「ワックスコース」と、金属をそのまま指輪に仕上げる「彫金コース」がありますが、どちらのコースも甲丸型、平打ち型の指輪も作ることが出来ます。また、店頭には沢山の見本リングがありますので実際に指に着けてみてどちらのデザインが自分に似合うか確認することが出来ます。
是非、結婚指輪の手作りをご検討くださいませ。
2022年5月になりましたが、この2年間は新型コロナウィルスの影響でゴールデンウィークも思うように楽しめることが出来ませんでした。
ですが、今年は制限も無くある程度羽を伸ばすことが出来るゴールデンウィークになっているようです。新型コロナが完全になくなったわけではありませんが、これまでの感染状況に比べて重傷者のそれほど増えておらずウィズコロナの中でも日常が戻りつつあります。
これまで旅行や結婚式もなかなか出来る状況ではなかったですが、最近では結婚式を行うというお客様も増えてきており、買い控えていた結婚指輪も購入しようという人も増えてきたようです。
大阪工房でも、コロナウィルスの影響で自粛で休業を余儀なくされた時期もありましたが、沢山のお客様が来店し結婚指輪を手作りして頂けるようになってきました。
これまで結婚指輪を手作りして頂いたお客様のデザインでどのようなデザインが人気だったのか?ワックス製作と彫金製作の双方の人気のデザインを、これから結婚指輪の購入を考えているお客様に是非参考にして頂けるように人気の結婚指輪デザインをご紹介します。
結婚指輪を手作りをワックスで製作したデザインの人気ベスト3をご紹介します。ワックスで指輪の原型を作る方法では、ワックスを削っていろいろな形を作ることが出来ます。ストレート型以外の歪んだ形や表面に自分で削って模様を入れるなど自由なデザインが製作可能です。
指輪の表面をスパチュラ、ヤスリ、針の先のような治具などを使て表面に凸凹した模様を入れた原型を作り結婚指輪に仕上げたデザインです。指輪の表面の模様を自分たちで自由に入れることが出来るので同じものは2度とできず、完全に二人だけのオリジナル結婚指輪になります。
こちらのデザインではプラチナ以外のゴールドを製作して頂くとアンティーク風のデザインになり、なんとなくおしゃれに見えるのが特徴です。光沢に仕上げる場合もありますが、全体をつや消し仕上げのナチュラルな風合いはレトロな雰囲気になり派手でなく落ち着いた結婚指輪になります。
歪み幅分のワックスから不要な部分を削ってS字型やV字型に削り出し、カーブしたデザインです。ストレート型に比べると削る部分が多いので少し作業時間が増えますが、完成した結婚指輪は女性らしい柔らかな雰囲気になりダイヤモンドなどを埋め込むとフェミニンで可愛らしい結婚指輪になります。
写真のデザインは中央部分にねじれを加えメビウスの輪のようなデザインとなっています。このように歪んでいるだけでなく表面にねじれを加えるなどワックスならでわのデザインが人気です。
当店オリジナルでカラーコーティングを施した結婚指輪が人気です。コーティングのカラーは5色でブルー、紫、グリーン、ピンクブラウン、鮮やかなピンクがあります。中でもブルーはサムシングブルーにちなんだ色で「青い物を身に着けた人は幸せになれる」という伝説があり人気のカラーです。
結婚指輪を彫金で製作した場合の人気のデザインをご紹介します。彫金の場合はプラチナやゴールドの金属棒を丸めて溶接して磨きます。その日のうちに完成させて当日持ち帰り頂くことが可能な結婚指輪の製作方法です。金属を使って丸く丸める製作方法なのでストレート型の真っ直ぐなデザインしか作ることが出来ませんが、金属を直接扱うので指輪作りをしているという実感はワックス製作よりも感じられる製作方法です。
彫金で製作する場合は真っ直ぐな金属棒を丸く丸めて作っていくので歪んだ形は作れず、製作デザインにある程度の限りがありますが、デザインよりも自分で手作りした指輪を結婚指輪として身につけたいという事を優先して手作りにご来店頂くお客様が多いです。そのためシンプルに細身の甲丸型の結婚指輪を作る型が一番多く人気のデザインとなっています。
写真の指輪はオプションとして女性物にダイヤモンドを埋め込みました。ダイヤの埋め込み、彫刻などオプション加工が必要な場合は、当日完成した指輪をお預かりして約2週間後にご自宅まで無料でお送りしています。
金属をそのまま指輪に仕上げるので指輪サイズを合わせるのも自分自身で行います。芯金棒という棒に指輪をはめて木槌や金槌で指輪を叩いて伸ばしていきサイズを合わせます。この際に特殊な金槌で叩くと指輪表面に槌目模様を入れる事が出来ます。金槌の形は3種類ありますが、平らな金槌で叩いたフラットなランダムな平面を打つことが出来る槌目模様が人気となっています。
細かな平らなキラキラとした面がランダムに表面を輝かせ、ミラーボールのような美しい輝きの結婚指輪に仕上げることが出来ます。
結婚指輪の表面は光沢のあるピカピカに仕上げることが多いですが、意図的につやの無い仕上げにすることもあります。男性の方はピカピカ光る派手な指輪をつけることに抵抗がある人もいるようで、つや消しにします。
彫金製法ではピカピカに仕上げるまでの工程を自分たちで行うので、自分たちの好みでいろんな道具を使いつや消し仕上げにすることが出来ます。
写真の指輪はヤスリを使って意図的にランダムな削り跡を模様として付けたデザインです。その他ではハンドモーターを使ってつや消しにすることも出来ます。つや消しの具合も自分たちで行うので彫金製法の手作りならでわの表面仕上げの結婚指輪になります。
彫金製作とワックス製作でそれぞれの人気の結婚指輪デザインを紹介してきましたが、最後に双方の納期や製作に関する特徴を比較した事項を表にまとめましたのでご覧ください。
彫金コース | ワックスコース | |
素材 | ・プラチナ ・イエローゴールド ・ピンクゴールド | ・プラチナ ・イエローゴールド ・ピンクゴールド |
デザイン | ストレート型のみ | 自由 |
指輪幅 | 1.5mm、2.0mm、2.5mm | 自由 |
ダイヤ埋込み | 可能 | 可能 |
内側彫刻 | 可能 | 可能 |
製作時間 | 3時間~4時間 | 2時間~3時間 |
納期 | 最短当日 | 約1か月半 |
ペア予算 | 90,000円~ | 90,000円~ |
それぞれ作れるデザインの制約や特徴などがありますので自分たちのあった方法で結婚指輪の手作り検討してください。
結婚指輪を手作りする方法は金属を使った鍛造製法かワックスを原型とする鋳造方法があり、大阪梅田のMAKI大阪工房でもどちらの製作方法も可能です。
鍛造では作れるデザインが限られてしまいますが納期が早く、急ぎのお客様には向いている方法です。
ワックス鋳造は作れるデザインはほぼ無限にありますが、納期は約1ヵ月半ほどかかります。
鍛造で作れるデザインはワックス鋳造でも作れます。そのため、納期に拘らなければワックス鋳造の方が作れるデザインも多く、作業も簡単なので初心者のお客様でも短時間で結婚指輪作りが出来ます。
洋服と同じく結婚指輪も身に着けるアイテムです。結婚の証としての大切な意味のある指輪ですが、ファッションの一部でもあります。
そんな結婚指輪にも洋服と同じでデザインの流行のようなものがあります。結婚指輪のデザインがどのような経緯で移り変わってきたのか見てみましょう。
30年ほど前の1990年代はカットリングと言われるパイプをカットしただけのような真っ直ぐなシンプルな形で表面にはプレスされたような幾何学的な模様が入っている程度でした。この時期では流行というより、ほとんどがこのような既製品しかなかったので流行とは言えないかもしれません。
20年ほど前の2000年代ではワックスで原型を作り、鋳造によって指輪やペンダントなどが作れるようになってきて、結婚指輪もワックス鋳造製法によってシンプルな真っ直ぐなデザイン以外にV字型やS字型の歪んでいるデザインを製造メーカーがブランドを立ち上げるなどして店頭に並ぶようになりました。
これまで幾何学模様が入った程度の結婚指輪しかなかったのでS字型やV字型が珍しく歪んでいる形に人気が集まりました。
2004年頃からはワックスを使って色んなデザインが作れるようになったため、個性的なデザインの結婚指輪が店頭に並ぶようになりました。各結婚指輪のメーカーさんがこぞって他社には無いような個性的なデザインを作り、貴金属の価格も安価だっだので幅の広いデザインが流行してきました。
また、自分たちの個性や好みを指輪に取り入れた既製品ではなくフルオーダーメイドの結婚指輪が流行りました。
2010年を過ぎたころからワックスを使ってお客様自身に手作りしてもらう手作り結婚指輪が登場してきました。プロの職人が作るような繊細で細かいデザインの結婚指輪は作れませんが、シンプルでも自分自身の手で世界で一つの結婚指輪が作れるようになり、お店に頼むフルオーダーよりも手作り結婚指輪のお店も増えてきました。
ワックスを使うので真っ直ぐな形や歪んだ形が自分たちの好きなように作れるので、お客様自身の作れる範囲になりますが、幅は3mm程度の歪んでいる形が多く作られたようです。
2015年ごろからゴールドの地金相場が高騰し結婚指輪の価格を抑えるために各結婚指輪の製造メーカーは細い指輪のラインナップが増えてきました。景気もそれほど良くなかったので細く軽く作って価格を抑えて消費者に購入しやすい価格にするためでした。
手作りで作る結婚指輪もワックスで作る方法以外に昔ながらの鍛冶屋のように金属をそのまま丸めて溶接して仕上げていく鍛造製法の手作り結婚指輪を作らせるお店が増えてきました。
ワックス鋳造の場合細い指輪だと強度が弱く歪みやすいため、強度のある鍛造で細い指輪を手作りしてもらおうという事です。幅が細くシンプルなストレート型の結婚指輪の人気が高まっていました。
2020年頃には直線的なクールなデザインよりも、丸みがあったり表面をワザと傷を付けたようなナチュラルなデザインが流行してきました。ゴールドを使って表面を凸凹にしたアンティークなデザインも人気になっていました。バブルのころの派手なゴールドではなく、イエローゴールドやピンクゴールドのつや消しなどの落ち着いた結婚指輪です。
2022年現在では鍛造で作るシンプルなデザインの流行が少し落ち着き、ワックスで手作りするお客様が増えてきました。また、特徴的なのは女性物にダイヤを入れることは普通でしたが、男性物にもダイヤモンドを入れたいというお客様が増えています。
ジェンダー平等で男女の区別なくステレオタイプな考えを無くしたユニセックスなデザインになってきました。昨今の男性は美意識が高くスキンケアをするなどファッションもダイヤの指輪でも似合う服装の人が増えてきたためでしょう。
このように時代によってシンプルだったり、拘ったり、作り方なども変わってきています。特に流行に敏感な大阪のお客様は時代によって手にする結婚指輪にも変化しているようです。
2022年はまだ4月ですが、鍛造で作る場合は納期が早いというメリットよりも、ワックスで手作りした少し歪んだ柔らかいエレガントなデザインが流行るのではないでしょうか!
コロナ渦の中で大阪工房へご来店で結婚指輪を手作りして頂きました!
京都からのご来店のお客様です。
結婚指輪の手作り方法は、金属をそのまま指輪に仕上げる「彫金コース」と、
ワックスを指輪の形に削って原型とし、鋳造によって仕上げる「ワックスコース」があります。
今回のお客様は「ワックスコース」で結婚指輪の原型を手作りして頂きました。
ワックスで原型を作る場合は幅もサイズも自由自在に削って作っていただけます。
「彫金」の場合は幅が1.5mm、2.0mm、2.5mmから選んでいただけますが、1.5mmでは細すぎる。2.0mmより少し細い方が良いといったご希望にもかなった指輪が作れます。
今回の京都のお客様は厚みも1.6mm~1.7mm程度が良いとのことでしたのでワックスで希望の幅、厚みになるようにワックス製作です。
また、金属を溶接して磨いたりする作業はハードルが高いのでは?女性なので力が必要かも?ネイルをしていて荒っぽい作業が苦手。といった女性の方にはワックスでの指輪作りがおすすめです。
ワックスは柔らかく爪でもがりがりと削れる固さで手や洋服が汚れることはほとんどありません。また、作業も簡単でシンプルなストレート型の指輪であれば約1時間で原型が完成します。
デメリットとしては原型が完成してからプラチナ等の金属に仕上がるまでの期間が必要だということです。納期まで余裕のある方は作業の簡単な「ワックスコース」がおすすめです。
指輪の価格の計算方法は「彫金」も「ワックス」も同じで完成した指輪の重さで決まります。
彫金の場合は金属でその日のうちに指輪が完成するので完成したその場で重さを測って価格を計算し指輪代金をお支払いいただきます。
ワックスの場合は来店時にはワックス原型しか出来上がりませんが、ワックスの重さを測り比重からプラチナやゴールドに仕上がった金額を計算で出すことが出来ます。そのため、完成するまでいくらになるのかわからないといったことはありません。
1ヵ月半ほど納期が必要ですが、完成時に指輪代金はお振込み頂いてご自宅まで無料でお送りしています。製作当日の1度の来店で大丈夫です。
彫金もワックスも指輪代金は重さで算出することを前述しましたが、単純に指輪の体積を小さくすれば安くなるということです。
幅は特別太いデザインが好みということで無いなら幅が細くなることで指輪の体積が小さくなり軽くなり価格は安くなります。
昨今では幅2mm程度の指輪が主流の指輪幅で細い指輪がトレンドになっています。ただし、指輪サイズの大きい人は細いと指輪が似合わなかったりするので男性でサイズの大きな方は実際に指に着けてみて適正な指輪幅を選びましょう。細くても似合う男性であれば2mm程度の指輪幅がおすすめです。
結婚指輪のサイズの選定は思っているより難しく、自分が思っているよりも小さなサイズにしたほうが良いということが多いです。
シルバーやステンレスのペアリングでちょうどよいと思っていてもプラチナやゴールドは比重が重いためズレやすく、手を振るという動作でスポッと抜けてしまうことがあります。
指輪サイズが小さいほど軽くなり価格は安くなりますが、指に入らない。きつくて締まるといったサイズは適切なサイズとは言えません。
緩すぎるサイズではいつの間にか抜けて指輪が無くなったという事にもなりかねません。
指輪のサイズを測る際にはプロのスタッフにしっかりと測ってもらいましょう。
S字型やV字型とストレート型とワックスの場合はいろいろな形を作ることが出来ますが、特にこだわりが無いのであればストレート型を選びましょう。
指輪サイズが同じでも歪んでいる形よりもストレート型のほうが体積が減り軽くなるので価格が安くなります。
指輪の形をストレート型にした方が安くなるのと同様に表面の平らな平打ち型よりも甲丸型の方が体積が減り価格が安くなります。
また、角が無いので指なじみもよく邪魔にならないのでこだわりが無ければ甲丸型をお勧めします。
ここでご紹介の京都のお客様も前述した条件の範囲で手作りして頂き、ペア10万円以下のプラチナ結婚指輪が完成しました!
2022年2月にはロシアとウクライナの戦争の影響で様々なものが値上がりしています。結婚指輪の原材料として使用されるプラチナ、ゴールドもその一つで金属相場が高騰しています。
特にプラチナ結婚指輪に含有されるパラジウムが高騰しておりプラチナ、ゴールドよりもはるかに高値になっています。
既製品の結婚指輪の場合は製造工場、ジュエリー卸商社、小売り店といくつものマージンが発生するので原材料が高騰すれば値段に反映しなければ赤字になってしまいます。
手作り結婚指輪のお店はほとんどが自社工房などで製造しておりすべての工程を社内で行うため価格を据え置くことが可能です。そのため既製品よりも結婚指輪を手作りした方が安く手に入れることが出来るでしょう。
出来るだけ結婚指輪にかける費用を抑えたいというお客様はここで紹介した方法を参考に結婚指輪の手作りをご検討ください。
最後に今回ご紹介の京都のお客様がワックスを使って手作りした結婚指輪をご紹介します。
シンプルなストレート型で幅も細く、ここで紹介した条件の範囲に全ておさまりペア10万円以下で完成した結婚指輪です!
大阪にお住いの方で結婚指輪を購入しようと検討されているお客様にお得な結婚指輪の購入方法をご紹介します。結婚指輪の予算の平均金額はご存じでしょうか?2022年現在では戦争などの影響を受けて石油の高騰が続いており、それに伴って様々な物の値段が値上がりしています。
貴金属もその影響を受けてゴールドやプラチナの高騰が続いており、結婚指輪をはじめジュエリー製品も値上がりしている状況です。そのため現在の平均予算はペアで20万円~30万円となっているようです。
一般のお店に並んでいるブランドなどの既製品はブランドの開発費用、人件費など沢山の経費が掛かったうえで販売しているので簡単に値下げをすることは難しく、どうしても諸経費を含めた小売価格となりお店に並んでいる結婚指輪の値段も平均して20万円~30万円というのも理由の一つです。
結婚生活には新居の用意や結婚式、など様々なことにお金が必要となり結婚指輪にはそれほど費用をかけたくないという方が増えています。お客様にとっては20万円以上もするのであれば買うのを控えるという人も多いでしょう。このようなお客様に向けてペア10万円程度で理想の結婚指輪を購入できる方法をご紹介します。
大阪では結婚指輪が自分たちで手作り出来るお店や工房が増えています。大阪という昔から商売の町と言われ商業が盛んな街であることから値段の安いものが多く物価も東京などに比べると安くなっています。首都圏に比べると土地代や家賃にかかる経費も抑えることが出来るので物の価格に反映され価格転嫁しやすいのです。
既製品の結婚指輪についても東京に比べると値引き幅が多く安くなっていると思いますが、前述したように既製品の場合は諸経費が多くあまり安い値段にできないのが現状です。
そんななか価格を抑えてクオリティーの高い結婚指輪の購入方法がお客様自身による結婚指輪の手作りです。
それではなぜ、結婚指輪の手作りが安いのでしょう?手作りの方法でも鍛造で作るのが一番安く結婚指輪が作れます。
一般の結婚指輪は職人さんが一つ一つ丁寧に手作業で仕上げるために人件費がかかります。自分たちで作ればその人件費が不要になります。
また、手作り結婚指輪は完成した指輪の重さで値段が決定されます。最近の日本人は骨格が細く男性も女性も指の太さも細くなっているようです。重さで値段が決まる手作り結婚指輪の場合は指輪サイズが小さくなると値段も安くなるので、指の細い人は安く購入できるというわけです。
既製品ではサイズが小さくても大きくても値段は同じですが、使用する貴金属地金が少ないのにサイズの大きな人と同じ値段で購入するというのは腑に落ちない部分でもあります。
手作り結婚指輪はサイズが小さくなると値段が下がり、ほとんどの製作作業を自分たちで行うので加工賃や人件費を抑えて購入できるというのが大きなメリットです。
どのような結婚指輪を作ることが出来るのか、実際に鍛造で手作りした結婚指輪の製作例をご覧ください。
素材はプラチナで幅が1.5mmの結婚指輪です。レディスは特殊な金槌で叩いて槌目模様をつけ、メンズはシンプルな平打ち型の結婚指輪です。
素材はK18ピンクゴールドレディス幅が1.5mm、メンズは2.0mmでそれぞれ槌目模様を入れた結婚指輪です。
※2022年3月現在の価格です。価格は相場によって変動します。
大阪各方面から多数ご来店いただき結婚指輪を手作りして頂きました!
大阪市内|プラチナ950彫金手作り結婚指輪
MAKIさんのプラチナはハードプラチナ950で歪んだり傷つきにくい素材と聞き、プラチナ950のシンプルな甲丸リングを手作りしました。丁寧に作業を教えていただきありがとうございました!
大阪堺市|ピンクゴールドとイエローゴールドの彫金手作り結婚指輪
ゴールドの輝きに憧れて二人ともゴールドの結婚指輪を作りました。私は可愛らしい色合いのピンクゴールドでシンプルに、彼はイエローゴールドで槌目模様の世界で2人だけの組み合わせになって一生大切に出来る結婚指輪に仕上がりました!
大阪市内|シンプルな甲丸型彫金手作り結婚指輪
インターネットの検索でMAKIさんを知って彫金で結婚指輪を手作りしました。デザインは細身でシンプルな甲丸型です。作業は楽しく一生の思い出になりました!
大阪枚方市|槌目模様の彫金手作り結婚指輪
手作り出来るお店をネットで探してMAKIさんで結婚指輪を手作りしました。ふたりとも自作で槌目模様を入れた結婚指輪で、2人だけのオリジナル槌目模様が入った結婚指輪になりました!
当店では鍛造で結婚指輪を作る「彫金コース」がありますが、鍛造とは金属の棒から金槌で叩いたりしながら丸くして結婚指輪に仕上げていく方法です。
鋳造による金属の流し込みとは違って使用する貴金属地金はローラーで伸ばすことによって圧がかかり金属組織が密につまった金属になります。そのため同じプラチナやゴールドでも強度があり歪んだり傷が入りにくい金属になっています。
更に当店のプラチナは高品質な95%がプラチナのプラチナ950ですが、ハードプラチナになっており細くても歪みにくくなっています。
金属をそのまま指輪に仕上げていくので納期が早いのが鍛造製作の大きなメリットでもあります。既製品の結婚指輪をそのまま買って持ち帰るように、その日に作ってそのまま持ち帰ることが出来ます。
製作時間が3時間~4時間ほどかかりますが、選んで買うだけの結婚指輪より思い入れのあり一生大切に出来る結婚指輪になります!
大阪で結婚指輪の購入をご検討中のお客様は、ぜひジュエリークラフトMAKIでの結婚指輪の手作りを彫金コースでご検討くださいませ😃
新型コロナウィルスオミクロン株感染者の減少傾向を受けまして大阪府のまん延防止措置も3月21日に解除されることになりました。これに伴い大阪工房の指輪作り、相談もご予約再開いたします。
3月22日以降のご予約を受付再開いたします。また、スタッフのワクチン接種3回目も完了しており、お客様にも安心してご来店いただけますのでよろしくお願いいたします。
徳島小松島店も引き続き通常営業をしております。ワクチン接種3回目完了しておりますが、より安全を期すためにスタッフのマスク着用も義務付けて営業しております。
2021年の秋ごろより大阪工房、徳島店ともに鍛造で結婚指輪を手作り出来る「彫金コース」を新設しております。
それぞれのコースの特徴を簡単に説明いたします。
プラチナ、ゴールドの金属をそのまま使って指輪に仕上げます。
当日に完成し指輪はそのままお持ち帰り可能ですが、シンプルなデザインしか作れません。
WAXを削って指輪の原型を作り、鋳造によってプラチナ、ゴールドを流し込み結婚指輪に仕上げます。
原型は当日完成しますが、鋳造を経て貴金属に仕上げるまでの時間がかかります。
WAXで削り出せる形であればデザインは自由に好きな形を作ることが出来ます。
大阪工房へご来店でWAXで手作りした結婚指輪をご紹介します。
今回のお客様はS字型の歪んだデザインが希望でしたので、WAXで結婚指輪を手作りして頂きました。
S字型のデザインの場合は歪み幅分のワックスを切り出して、不要な部分を削ってS字型に削り出します。ストレート型のデザインよりも削る部分が多いので少し時間はかかりますが、結婚指輪の原型は当日出来上がります。
S字型に削り出す部分はマジック等でしるしを付けて、削る部分をわかりやすくしてヤスリで削っていきます。
使用するヤスリは細かい部分を削るために、小さなヤスリを使用しています。削り過ぎると指輪が細くなりすぎるので少しづつ削っていくのがコツです。
歪んだ形の原型製作はほとんどの場合約2時間程度で完成します。
彼と彼女でお互いの原型を作りあいっこして頂きました。
完成したWAX原型は当店でお預かりしてプラチナ鋳造を経て結婚指輪に仕上げます。
指輪完成までの期間は約1ヵ月半ほどですが、繁忙期には2ヵ月以上かかる場合があるのでWAXの結婚指輪手作りをご検討の方はお早めにご予約ください。
真っ直ぐなシンプルなデザインがご希望で早く結婚指輪が必要な方はWAXではなく、鍛造による「彫金コース」をお勧めします。
どちらのコースも土、日、祝日は予約が埋まりやすいのでご予約申し込みは早めの依頼をお勧めします。
平日夕方以降のご予約も20時ごろからのスタートでもご予約を受けられますので平日のご予約も合わせてご検討ください。
今回ご紹介したWAXコース製作の結婚指輪が完成しました!
幅が2mmほどの細身で緩やかにカーブした結婚指輪です。
女性物の指輪にはトップ部分に小さなダイヤモンドを3個ほど埋め込んでエレガントに可愛らしく仕上げています。
ダイヤモンドの埋め込みはオプション加工により当店で承り加工致します。
一般的な無色透明ダイヤモンドは1個¥4000から埋め込み出来ます。女性物に埋め込むことが多いですが、最近では男性物の結婚指輪にも埋め込みたいというお客様が増えてきているようです。
男性のファッションもユニセックスな装いをする人が増えており、ダイヤの付いた結婚指輪が似合うようになってきているようです。
大阪のジュエリークラフトMAKIは電車での来店に便利な大阪駅から徒歩10分程度の場所にあります。
大阪駅近く、梅田といわれる場所に位置します。JR大阪駅、大阪メトロ御堂筋線、谷町線の梅田駅からは更に近く便利なのですが、梅田は道路や建物が複雑に入り組んでおり来店時に迷われる人が結構いらっしゃるようです。
迷った場合は電話で連絡いただければご案内いたしますのでよろしくお願いします。
今回紹介する結婚指輪は形が8角形になった変わった形の結婚指輪を手作りしていただいたのでご紹介いたします。
指の入る指輪の内側は丸い円の形になっていますが、表面の形は横から見ると8角形です。
お客様の希望で幾何学的な形の指輪を作りたいとご要望いただき手作りしていただきました。
この形はストレート型の指輪の表面を8角形に削るだけなので作るのは簡単そうに見えますが、意外と正確に8角形に削るのは難しく、上下左右の辺を平行に、かつ1辺の長さを同じにするのは大変です。
そのため1辺づつ仕上げるのではなく、周りから少しづつ削って側面から確認しながらワックスを削り出していきます。
ワックスの原型はこんな感じです。
上下左右の辺が少し平行ではないですが、ワックスは柔らかいので修正しようとすると削りすぎたりしてしまいます。
そのため、このくらいまではお客様に原型を仕上げていただき、プラチナに仕上がってから辺の長さ、角度をプロの職人が仕上げさせていただきました。
このように表面の形を8角形とか6角形の指輪の場合、身に着けた時に違和感を感じるのではないかという疑問を持たれると思いますが、指に着けてみると違和感は全く感じず付けられます。
表面は8角形ですが、内側は真円なので内側彫刻も問題なく入れることができます。
こちらのお客様はお二人の名前を入れて、名前と名前の間には縁起のより四葉のクローバーを彫刻いたしました。
お渡し時には大変喜んでいただきました。
この度はご来店ありがとうございました!
結婚指輪を手作り出来るお店や工房が増えてきていますが、手作りする方法は大きく分けて2つの方法があります。
1つは貴金属の棒を使って指輪を作る彫金製法、もう1つはワックスを使うワックス製法です。それぞれの作り方には良い面、悪い面があります。また、作れる指輪のデザイン、価格などにどのような違いがあるのかというご質問を頂くことがあります。
手作りするお客様にとっても向き不向きなどがあると思いますので、今回はご質問に答えながらそれぞれの特徴をご紹介しますので結婚指輪の手作りをする際の参考にしてください。
プラチナやゴールドの貴金属棒から直接指輪に整形して仕上げる方法です。
実際にご来店いただいたお客様が結婚指輪を作るための作業手順を説明します。
お客様の指輪サイズを測り、その長さ分の貴金属棒を用意します。
用意された金属棒を丸めて指輪の形に整形します。
丸めた金属棒のつなぎ目をガスバーナーで溶接します。
芯金棒という棒に差し込んで叩いてゆがみを直し、少し伸ばしながらサイズをしっかりと合わせます。
ヤスリがけや、ハンドモーターに研磨治具を付けて手作業で表面を磨いて結婚指輪を仕上げます。
研磨が出来上がれば結婚指輪の完成です。
ストレート型で指輪幅は1.5mm、2.0mm、2.5mmのみ製作が可能です。
ワックスを指輪の形に削って原型とし、鋳造によってプラチナやゴールドに仕上げます。
お客様に行っていただく作業はワックス原型が完成するまでです。
ご来店いただいたお客様が結婚指輪の原型を作るための作業手順を説明します。
作りたい指輪幅に合わせてワックスを専用のノコギリで切り出します。
ワックスの穴にリーマーを差し込み広げて指輪サイズに合わせます。
幅や厚み、表面の模様などヤスリで削って希望の指輪の形に削ります。
表面をきれいに仕上げて結婚指輪の原型が完成です。お客様に行っていただく作業はここまでです。
原型は工房側で鋳造を経てプラチナやゴールドの結婚指輪に仕上げます。
ストレート型はもちろん、S字型、V字型など自由なデザインの指輪が作れます。表面に模様を入れたりもできます。
彫金コース | ワックスコース | |
素材 | ・プラチナ ・イエローゴールド ・ピンクゴールド | ・プラチナ ・イエローゴールド ・ピンクゴールド |
デザイン | ストレート型のみ | 自由 |
指輪幅 | 1.5mm、2.0mm、2.5mm | 自由 |
ダイヤ埋込み | 可能*1 | 可能 |
内側彫刻 | 可能*2 | 可能 |
製作時間 | 3時間~4時間 | 2時間~3時間 |
納期 | 最短当日 | 約1か月半 |
ペア予算 | 90,000円~ | 90,000円~ |
*1 彫金製法でダイヤなど天然石を埋め込む場合は納期が約2週間ほどかかります。
*2 コンピュータ彫刻は納期が約2週間必要です。手動彫刻は当日持ち帰り可能です。
彫金とワックスでは予算や貴金属素材は同じです。
大きく違うのは作れるデザインの違いと納期です。
彫金の場合は作れるデザインが限定されますが完成までの納期が早く、ワックスの場合は自由に指輪デザインが作れますが納期までの時間がかかります。
このため、自分たちの好みや納期を考えてどちらの製法で手作りするかを検討しましょう!
大阪工房へご来店のお客様のご紹介です。ご紹介のお客様は滋賀県よりご来店のお客様で、大阪工房はJR大阪駅から徒歩10分程度の場所にあるため関西圏のお客様にご来店が便利な立地にあります。
店頭で沢山の結婚指輪の見本をご覧になり結婚指輪のデザインを決めていきました。
歪んでいるデザインよりもストレート型のシンプル目のデザインがご希望でしたので真っすぐの形をベースに手作りです。
シンプルな甲丸型の表面ではなく、何かアクセントになるような模様を入れたいとのことで全周にねじれ模様を入れることにしました。
写真は指輪サイズを合わせるためにリーマーを使って指輪の内側を削っているところです。
彼女の指輪サイズはデフォルトのワックス内径がそのまま指輪サイズになっていましたので彼女はリーマーを使わずにそのままで、彼の指輪のみ内側を少し削ってサイズを合わせていきました。
サイズを合わせたのちに指輪の表面をヤスリで削ってねじれ模様を入れていきます。
細かい仕上げは当店の職人がきれいに仕上げて完成です。
基本的な形はストレート型でしたので2時間弱で結婚指輪の原型が完成いたしました!
完成した原型はお預かりしてプラチナ鋳造し、当店の工房で仕上げていきます。
約1か月半ほどで完成した手作り結婚指輪がこちらです。
全周にねじれ模様が入っていますが、トップ部分の一部の捻れのみつや消し加工を施して光沢部分との対比でメリハリのある仕上がりになっています。
指輪の内側にはお互いの誕生石を埋め込んで守護石としています。
誕生石は身に着けた人を災いから守ってくれると言われていて縁起のよいものになっています。
凹型にねじれた模様は回りの景色を逆さまに映り込ませ光方も通常の凸面とは違った輝きを放ちます。
この度は大阪工房へご来店ありがとうございました!
※新型コロナウィルスオミクロン株のまん延により現在大阪工房は休業しております。そのためご紹介のお客様は過去にご来店いただいたお客様のご紹介です。
新型コロナウィルスオミクロン株の急激な感染再拡大を受けまして誠に勝手ながら梅田にあります大阪工房は自主的に休業することが決まりました。
それに伴い大阪工房のご予約新規受付は休止しております。
営業再開につきましてはスタッフの3回目ワクチン接種を2月中ほどに完了する予定になっており、この時期を目途に再開を調整中です。
※再開時期につきましては追ってホームページにて案内を差し上げます。
徳島県小松島市にあります徳島店は通常通り営業しておりますのでよろしくお願いいたします。
当面の間は徳島店(小松島市)のみの手作りご予約を受け付けといたします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご理解のほどよろしくお願いいたします。
結婚指輪の手作りはワックスを削って原型を作る方法であれば色々な形の結婚指輪を作ることが出来ます。
あまり細かい模様などが入ったデザインは難しですが、ストロレート型はもちろんS字型やV字型、その他ワックスで削って完成させることが出来る形であれば鋳造によってプラチナやゴールドに仕上げることが出来ます。
今回ご紹介のお客様は大阪市内よりご来店のお客様で梅田の大阪工房で結婚指輪のワックスコースでご来店頂きました。
指輪のデザインはストレート型の形をベースにトップ部分を捻じれたように削り出し、メビウスの輪のようなデザインを手作りして頂きました。
ただ捻じれただけのフォルムではなく、捻じれを強調して見えるようにエッジ部分にミルグレインを施しています。ミルを打つことで可愛らしい雰囲気にもなり華やかさもアップします。
それぞれにカラーダイヤを埋め込んでいますが、レディスに水色ダイヤモンド、メンズにピンクダイヤモンドを埋め込んでいます。一見ダイヤのカラーが男女で違うのかなと思われがちですが、男が青で女が赤という考え方は今どきは古いものでステレオタイプのような考え方が無くなってきたようです。
ミルの入れ方もレディスとメンズとで変えており、レディスは両エッジにミル打ちを施し、メンズは捻じれのエッジのみにミル打ちを入れています。
トップ部分が捻じれて細くなっているので本体部分は2.5mm~3.0mmありますが指に着けると細く見えます。
このようにワックスを使っての結婚指輪の手作りは色々な形を作ることが出来るので拘りの結婚指輪にしたい人にはうってつけの方法です。
今回のご来店誠にありがとうございました😊
沖縄県ではミンサー柄という模様が幸福、幸せの模様だとされています。
そのミンサー模様を入れたデザインの結婚指輪を手作りしたカップル様のご紹介です。
結婚指輪の形はレディスがハート型に見えるV字型で、メンズはシンプルなストレート型をベースに手作りしています。
レディスはハートのシルエットが浮かび上がるように広めのワックスからV字型に形を削り出します。ストレート型に比べて形を削り出す作業が必要なので少し時間がかかります。
メンズはストレート型なので削る部分も少なく、時間も短時間で形を作り上げることが出来ます。
形はシンプルですが、表面にミンサー模様を手作業で入れています。一般的なミンサー柄は四角形の模様で構成されていますが、幅の細い指輪に四角い形で模様を彫るのは難しく丸い穴をミンサー柄の配置に彫って模様を表現いたしました。
細かい作業なので拡大鏡を使っての作業です。
レディス、メンズそれぞれに手間のかかる部分もありましたが、なんとか結婚指輪の原型を完成させることが出来ました。お二人も大満足のご様子です。
このあと、結婚指輪の原型はお預かりしてプラチナ鋳造を経て結婚指輪に仕上げていきます。
完成した結婚指輪がこちらです!
形や模様も個性的なデザインですが、更に双方の内側にカラーコーティングを施してよりお二人らしい個性的な結婚指輪に仕上がりました。
レディスのハートに見える結婚指輪の内側はピンク、メンズはブルーのコーティングを施し、ミンサー模様を強調するように模様の部分もブルーコーティングを施しています。
この度は遠方よりご来店誠にありがとうございました😊
大阪工房へご来店のお客様が手作りした結婚指輪のご紹介です。
お客様の希望でとにかく幅が広いデザインが好みだという事で幅広の結婚指輪デザインに決定しました。
男性は幅広のデザインを好む人は結構いらっしゃいますが、女性ではあまりいらっしゃらないと思います。
そんな中で男性、女性共に幅広が好みで双方かなり幅広デザインです。
何mmほどの広さにするかの決定は実際に幅の広いサンプルリングを身に着けて頂いて決定いたしました。
決定した指輪幅は男性物で7mm、女性物で5mmとなりました。このような幅広デザインは昨今既製品やブランドの結婚指輪では販売されておらず、手作りかオーダーメイドなどによって作るしか手に入らないと思います。
今回のお客様も手作りで幅広の結婚指輪を作って頂きました。
デザインはシンプルな平打ち型のデザインです。
製作方法は彫金で製作する方法とワックスを使った方法とありますが、彫金の場合は地金を丸める際に幅が広いと硬くてきれいに曲げることが困難なうえ、つなぎ目を溶接すると溶接跡が良く目立ってしまいます。
そのため簡単に原型を作ることが出来るワックスで原型を作り結婚指輪に仕上げる方法を選んでいただきました。
双方の指輪の内側にはお互いの誕生石を埋め込んでいます。
女性物にはアメジスト、男性物にはルビーが埋め込まれています。
誕生石などのカラースト―ンを指輪に入れる場合、表面だと宝石によっては派手になったり、着ける人に似合わない色の宝石を埋め込むことになったりすることがあります。
また、ダイヤモンドと違って硬度の低い宝石の場合、指輪が硬いもににぶつかって宝石が割れたり欠けたりすることがあります。
指輪の内側であればこのような心配もなく永久的に身に着けていられます。
最後に二人で手作りしたワックス原型を見ていただきます。
5mmや7mmの貴金属地金をこのように丸くするのは初心者の人ではかなり難しく、熟練した職人でも手間のかかる作業になります。
このようなワックス原型の製作であれば初心者の人でも約1時間もあれば簡単に作れてしまいます。
ただし、原型からプラチナに仕上がるまでの納期が1ヵ月以上かかります。
彫金で製作が難しいようなデザインで結婚式や入籍日までに結婚指輪を手元に欲しいと思っていらっしゃる人はお早めにご予約ください。
この度はご来店誠にありがとうございました😄
大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
美男美女の明るい雰囲気が印象的なお客様でした😊
上記画像では、お客様が青いチューブ状のワックスから必要な指輪の幅を切り出す作業が映っています。この作業は指輪づくりの序盤の作業で、皆様緊張されながら作業されています😊
次は、指輪の切断面と表面をヤスリを使って滑らかにしていく作業です。この作業ぐらいから、お客様の緊張もだんだん解れてきて楽しんで作業されていました!
お客様が作成されるのは、このワックス原型が出来上がるまでで、この後は一旦職人がお預かりし後日プラチナに仕上げてお渡しいたします!
今回のお客様の結婚指輪は、お互いの好みを尊重した別々のデザインです😊
レディースは、V字型のベースデザインにダイヤを沢山埋め込み豪華に仕上げました。ダイヤを沢山埋め込んでいると、フォーマルなイメージが強くなり普段使いしづらく思われるでしょうが、V字型のベースデザインがフォーマルさを抑え、普段使いしやすいカジュアルさを出してくれました。
メンズの特徴はやっぱり、この青のカラーメッキでしょうか!何も加工してないストレート型のデザインだと、洗練された美しさはありますが、お洒落な人にはインパクトが欠けているように感じます。そこにカラーメッキを少し施すだけで、カラーがアクセントになり、普段のファッションの差し色として身に着けることもできますよ✨
結婚指輪といえばお揃いのデザインというイメージが強いと思いますが、近年ではお互い別々のデザインを身に着けるご夫婦が増えてきました。当店でも、別々のデザインを作成されるお客様が多くいらっしゃいます。
2人とも同じデザインが好きという方もいらっしゃるので一概には言えませんが、二人の好みが違う場合、お揃いのデザインにすると、どちらかが譲歩してデザインを決めることになってしまします。そんな時におすすめなのが、自分の好きなデザインの指輪にするという選択です。
「別々にすると結婚指輪の特別感が薄れるのでは?」と思われるでしょうが、全然薄れることはなく、むしろ隠れた自分たちだけの繋がりを出すことができます。例えば今回のお客様の指輪ですと、ベースの型やカラーなどは全然違いますが、線が重なっているような斜めのラインと裏側の刻印から、隠れた繋がりが見えます。こういった小さな繋がりが、ペアリングには出せない「二人だけが知る繋がり」として特別感を出してくれますよ✨
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕
大阪府からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
今回のお客様は顔写真のWEB掲載NGでしたので、手元の写真でのご紹介となります。
最初にデザインも何もないシンプルな指輪のベースを作っていきます。ベースの作り方は、他の指輪と同じように、決められた手順で簡単に作ることができます。
指輪のベースが完成したら、いよいよ指輪の模様を彫っていきます!
指輪の模様は、先が丸くなっている電動ドリルで少しずつ削って作っていきます。
この作業は簡単なように見えますが、手が少しでもブレると関係がないところまで傷がついてしまいます。浅い傷ぐらいならすぐに直せますが深い傷だと直すのに時間がかかるので、ゆっくり慎重に作業しましょう!
お客様が作成された結婚指輪がこちらです!
この2つの指輪は、お互いが重なり合うことで本来の模様が浮かび上がるデザインになっています。
レディースの指輪には、天使の羽のラインに沿うように指輪を三つ入れています。また、三連のダイヤの流れに合わせるようにミル打ちを施しました。ミル打ちは、指輪をフェミニンな印象にしてくれるので、ハートと天使の羽にぴったりな加工です✨
重なって模様が浮かぶデザインは、飾った時と着けた時の印象が全然違うところが面白いところです。
お客様の指輪は、重なり合って模様が浮かんでいるときは、天使の羽やハートでフェミニンな可愛らしい印象が強いです。ですが、実際指に着けてみると、レディースはダイヤが美しいエレガントなイメージに、メンズはクールですがハートの上部分の丸みから温かみのあるイメージの指輪になりました。
重ねる指輪は、外して見てみないと本当の模様がわからないので、自分たちだけが知っている本当の姿が特別感を増してくれますね😊
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕
大阪府からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
お客様の中で大変そうにされている方が多いのは、上記画像でされているワックスの切断です。
この切断作業は、真っ直ぐ机に垂直になるように糸鋸をおろしていくのですが、その真っ直ぐが難しくよく斜めになってしまう方がいます。力やコツがいるわけではないのですが、真っ直ぐって何気に難しいですよね(笑)もし結構斜めに切ってしまってもやり直しが出来ますし、職人が直してくれるので大丈夫ですよ😊
出来上がったワックス原型は、一旦お預かりして後日職人が貴金属に仕上げてお返しいたします。
貴金属が1種類だけの指輪は何も手を加えずそのまま鋳造するのですが、今回は2種類でしたので、指輪を半分に切断し、別々に鋳造してから2つを溶接しました。溶接した後は、最初からくっ付いていたかのような綺麗な仕上がりになりますのでご安心ください!
お客様が作成された指輪がこちらです!
この指輪の特徴は何といっても、プラチナとゴールドの二種類の貴金属を使っている所です。お客様は、周りの人が持ってないようなオリジナリティのある指輪を希望されていたので、このデザインをとても気に入っていらっしゃいました。プラチナとゴールドがお互いのカラーを引き立てて輝く姿は、寄り添い支え合うお二人にぴったりですね!
表面に施されたつや消しは、鏡面仕上げの指輪と比べて、輝きが抑えられ上品な光沢を出してくれます。また、シルクサテン仕上げは、その名の通りシルク生地のような上品な質感が特徴的な加工です。シンプルな指輪に高級感をプラスしたい方にはおすすめの加工です!
シンプルなストレート型を拘りぬくことで、上品ながらオリジナリティのある素敵な指輪に仕上がりましたね✨
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕
兵庫県からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
穏やかな優しい雰囲気が印象的なお客様でした😊
今回のお客様は、ストレート型の指輪を作成されました!
ストレート型は、手作り指輪の中で一番簡単に出来るデザインになっており、時間も他の形と比べて約1時間と短い時間で完成するので、忙しい方でも時間を取りやすいかと思います🎶
上記画像では、お客様が青いチューブ状のワックスから作りたい指輪の幅を切り出している所です。切り出す作業では、糸鋸を使いますので指を怪我しないように注意してください!
次に指輪の内側から指のサイズになるまで削っていきます。その後表面をヤスリで滑らかになるように整えて完成になります。
出来上がったワックス原型は、一旦お預かりし後日職人がプラチナに仕上げてお返しいたします!
お客様が作成された指輪がこちらです✨
派手過ぎるのは嫌だとお客様が希望されていたので、表面のつや消しをお勧めしました。
表面につや消しを施すことで光の反射が抑えられ、上品な美しい光沢感が出ます。
指輪のデザインが華やかだと、お葬式の際などTPOに合わせて外さなければならないのですが、このようにベースのデザインをストレート型にしたりつや消しを施すと、フォーマルな印象になりTPO関係なく身につけられる指輪になります。
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕