サプライズでイエローゴールドダイヤ手作り指輪

2020-01-10 06:11:42  | NoComment
                   

大阪府下よりご来店のお客様で、彼女に内緒でサプライズでダイヤの婚約指輪を手作りご来店です。

婚約指輪としてダイヤモンドの指輪を手作りしていただきましたが、一般的な立て爪型の指輪ではなく、爪のない普段使いしても引っかからないダイヤモンドを埋め込みのような留め方での指輪です。

サプライズダイヤリング手作り大阪のお客様

デザインもシンプルなストレート型ですが、表面が台形のような形になったカジュアルでクールなデザインです。

お一人でご来店頂き手作りして頂きましたが、基本的なストレート型の指輪を作るのと同じなのでそれほど難しくはありません。

メインのダイヤモンドを留める部分の幅と厚みを多めに残し、手の平部分は細く薄く削ります。

サプライズ手作り指輪ワックス原型

形が台形のようになるように指輪中央部分を平らに残して完成です。

ちょうど厚みのある平打ちリングのような形の指輪を作っていく要領です。

貴金属の素材をプラチナではなく、イエローゴールドにする事によってカジュアルでクールな印象の婚約指輪になりました。

完成した婚約指輪がこちらです!

イエローゴールドダイヤ手作り婚約指輪

台形の平面部分には小さいダイヤを埋めこんで豪華にみえるように仕上げました!

なるべく中央の大きなダイヤの近くに埋めこんで、よりダイヤモンドのキラキラした感じを強調して仕上げて欲しいとのご要望です。

この度はご来店ありがとうございました!

2020年始の営業のお知らせ

2019-12-29 13:05:48  | NoComment
                   

今年も今日を含めて3日となりました。

手作り結婚指輪ドットコム大阪工房・ジュエリークラフトMAKI徳島小松島店ともに12月31日~1月3日まではお正月休みを頂きます。

また、勝手ながら1月4日は臨時休業とさせていただきますので年始は1月5日からの営業とさせていただきます。

今年は平成が終わり、令和という新しい年号に変わり、色々新しいことにもチャレンジしてきた年にもなりました。

結婚指輪専門のオーダーメイドを手がけて早くも20年になります。

2020年もさらなる進化を遂げられるようにがんばってまいりたいと思いますので来年もよろしくお願いいたします!

2020年お正月生け花

大阪光の饗宴2019もうすぐ閉幕です

2019-12-25 05:06:53  | NoComment
                   

大阪光の饗宴イルミネーションの紹介

毎年大阪では冬にイルミネーションイベントが開かれています。

有名な御堂筋の梅田からなんばまでの街路樹の銀杏にはLEDでライトアップされているのをはじめ、大阪市役所のある中之島ではプロジェクションマッピングをするなど光のイベントが目白押しになっています。

今年の開催もあと少しの期間になってきました。本日クリスマス25日で一部が終了して、お正月を迎える準備です。

一部は31日まで開催されていますのでまが見たことが無いという方は一度ご覧ください。

大阪光の饗宴のメイン会場である大阪市役所、中之島は手作り結婚指輪ドットコムMAKI大阪工房より徒歩5分の場所にあります。当工房で手作りした帰りに寄ってみてはいかがでしょうか?

イベント内容を少しご紹介します。

光の饗宴大阪市役所

まず、中之島会場の入り口には大阪市役所があり、玄関がイルミネーションで飾られています。

冬らしい雪の結晶はモチーフになっているのでしょうか青を基調に素敵なライトアップです。

 

イルミネーションストリート

入り口からイルミネーションストリートを通り、奥に向かっていく街路樹が素敵にイルミネーションさてていて、キラキラと輝ききれいです。

少し音が出ますがご注意頂いて動画でご覧ください。

動画で見た方がより伝わると思いますのでご覧ください。

イルミネーションストリートを通ると台南のランタンゲートが見えてきます。

光の饗宴台南ランタン

日本でいう提灯の様なランタンがトンネル状に連なったゲートが続きます。

日本とはちょっと違った色合いが斬新なイメージになっていて一見の価値ありです。

光の饗宴クリスマスツリー

奥には光のマルシェというフードイベントが行われていてB級グルメや話題のキッチンカーで頂く暖かい食べ物や飲み物でお腹を満たすことも出来ます。

光の饗宴中央公会堂

中央公会堂の外観にはプロジェクションマッピングで幻想的なライトアップもしています。

残念ながら本日最終日ですが、市役所ライトアップとイルミネーションストリート、御堂筋ライトアップは31日まで開催しております。

詳しくはこちらからごらんください。

大阪光の饗宴2019

結婚指輪の形は男女で好みが違います

2019-12-18 06:14:59  | NoComment
                   

本日ご紹介のお客様は、大阪府下よりお越しのお客様です。

結婚指輪の手作りで大阪工房へご来店頂きました。

お客様が手作りした指輪のデザインは、お互いに素材も形も違うデザインを作って頂きました。

ワックスの切断作業

手作りで来店されるお客様は今回のお客様のように男女で少し違うデザインを作られることは結構あります。

今回は、なぜこのように男女の好みに違いがあるのかを考えてみました。

 

男女によって好みの違いがある結婚指輪

そもそも性別によって指輪のデザインの好みが違うのは当たり前の事です。

人によって違いがありますが、男女それぞれの一般的な好みの特徴をまとめてみました。

 

男性に好まれる指輪デザイン

  • 形:ストレート型、V字型
  • 幅:広め
  • 印象:カジュアル、シャープ、クール

女性に好まれる指輪デザイン

  • 形:S字型、U字型
  • 幅:細身
  • 印象:フェミニン、可愛らしい、キラキラ

 

男女によって好みの違いはなぜ生まれるのか

まず、男性と女性とでは体の作りが全く違います。

男性は体も大きく骨太で筋肉質、ガッチリとした体型です。体の作り自体がこのようになっているので、より強さを求め何かを守る使命のような本能的な物だと思います。

指輪のサイズも大きいので細身の幅だと華奢すぎてある程度の幅が無いと強度も落ちるので少し幅広のほうが似合うのは当然のことです。

また、機械的な物や迫力のある事を好む傾向にあるので、丸みのあるデザインよりも平面的でストレートなデザインが基調になった平打ち型などが好まれます。他人に強さを見せたいという願望もあるようなので力強い印象のデザインも好みます。

逆に可愛らしい印象は余り好まれません。「可愛い」≠「力強い」は真逆のイメージなので弱々しい印象を与えるのを嫌うのだと思います。

 

女性は体が小さく筋肉量も少なく、体も柔らかいのが特徴です。

女性は男性に比べると体も小さく、関節も柔らかで筋肉よりも脂質の多い体質です。脂肪が多いのは体を温める必要のある器官があるためと考えられます。力も弱いので男性に守ってもらいたいという欲求のような物もあります。

このため、力強い印象を与えるよりも可愛くて弱々しい印象を与えた方が守ってもらえるからではないでしょうか?

男性は自分の持っていない物を求めて、可愛らしいくて美しい物を守りたいという本能のような物がありますから「可愛い」ほうが理にかなった自分の見せ方です。

よって、華奢で可愛らしくキラキラした美しい物を身につけて、自分をより美しく可愛らしく着飾れるデザインが好まれるようです。

 

指輪だけでなく、洋服やファッション全般に違いがあります

当店で取り扱っている物は結婚指輪ですが、男女の好みの違いは洋服などファッション全般に言えることです。

メンズのトップスは様々な装いの洋服がありますが、パンツは一般的にズボンスタイルの物しかありません。

逆にレディスはトップスを初めアンダーもパンツにスカート、ワンピーススタイルとかなりデザインも豊富です。

男性が女性のスカートを着るのはおかしいですが、女性はメンズスタイルのファッションでもおかしくありません。

街に出かけてみてもメンズショップよりも圧倒的にレディスのショップのほうが多いです。

このように身につけるアクセサリーやジュエリーについてもレディスのデザインのほうが豊富で様々なデザインがあります。

指輪についても同様の事が言えて、男性がフェミニンなリボンとかハートのモチーフの指輪はおかしいですが、レディスはメンズのようなカジュアルなデザインの指輪を身につけてもおかしくはありません。

基本指輪は女性が普段から身につけることが多い装飾品ですが、男性は指輪を着けるという習慣がほとんどないので身につけるのであれば男性的な自分に似合うデザインを好むようになります。

 

男女のデザインの違いが少なくなってきた昨今

前述したように基本的に女性は可愛らしく、男性は力強くという印象を好む傾向にありますが、昨今は男性でもユニセックスな装いが登場し、男性らしく、女性らしくといった事がなくなってきて中性的なファッションも好まれるようになってきました。

男性でもメイクをし、美しさを求めるような人も出てきていますが、体格にも現れているようです。

過去10年くらいのスパンで見てみると指輪サイズ昔に比べて顕著に違いが出てきています。

レディスの昔の平均指輪サイズが10号、メンズが15号くらいでした。

昨今はこの指輪サイズが男女ともに小さくなってきています。

実際に当店に来店されたお客様のサイズですが、レディスで7~8号くらい、指の細い方で5号とか6号サイズのかたも結構いらっしゃいました。

メンズで13号~14号と小さくなっていますが、最近は男性でも9号とか10号のお客様もいらっしゃいます。

指輪のサイズが小さくなってきたのは指の骨が細くなってきたからだと思います。

その原因として昔は農耕民族だった日本人で男女ともに力を必要とした生活をしていたため指も太かったのだと思いますが、昨今は力仕事を嫌いIT関係などデスクワーク中心の仕事内容に変化したため力を使う必要がなく骨も細くなってきたのではないでしょうか?

食生活にも関係あると思いますが、そのあたりは別分野なので割愛させていただきます。

 

このように指輪サイズも小さく、男性の体型も華奢になってきたため細身で柔らかなシルエットのS字型指輪も似合うようになってきました。

みなさんがこのように変化してきたと言うのではなく、このような人が増えてきたと言うことです。

 

本日ご紹介のお客様の結婚指輪

前置きが長くなりましたが本日ご紹介のお客様の指輪も男性と女性とで違った形です。

手作り結婚指輪のワックス完成

レディスの素材はK18ピンクゴールドで形はS字型の幅2mm程度の細身のデザインです。

メンズはプラチナ900のストレート型、幅も少し広くして2.5mmとしました。

男女で形の違う手作り結婚指輪ワックス

出来上がった結婚指輪のワックス原型です。S字型の原型を製作する方が少し手間がかかりますが、作り合いっこによって彼にがんばって製作していただきました。

このワックスをお預かりしてプラチナとピンクゴールドで鋳造して仕上がった結婚指輪がこちらです!

素材も形も違う手作り結婚指輪

双方にシンプルという意味ではペアのようになっていますが、普段でもずっと身につけておく結婚指輪だからこそ自分の好みの合った結婚指輪にする事も大切なのではないでしょうか?

今回のご来店誠にありがとうございました!

末永くお幸せに(^^)

家族三人で作った手作り結婚指輪

2019-12-09 02:46:30  | NoComment
                   

本日ご紹介のお客様は大阪府南部よりご来店頂きました。

ベビーカーに乗せた小さなお子様連れで手作り結婚指輪の製作にご来店です。

手作り結婚指輪のデザインはS字型のプラチナで

レディスはダイヤを3個入れました

親子で結婚指輪の原型作り

歪み幅分のワックスを切り出しています。

小さいお子様なのでベビーカーに乗せたままより、どちらかが抱っこしてあやした方が良いようでしたので、交代で抱っこしながらワックスを切り出して頂きました。

S 字型の場合、削る量も少し多いので時間がかかりますが、工房は貸し切りなのでお子さま連れでも安心して作業していただけます。

親子で結婚指輪の原型作り旦那様

きれいなカーブの指輪になるように指輪幅を削るのが少し苦労されていた様子でしたが、当店の職人がお手伝いもさせて頂き、きれいな歪みの結婚指輪のワックスが出来上がりました!

親子で結婚指輪の原型作り完成

完成した結婚指輪のワックス原型をお預かりしてプラチナ鋳造を経て完成したお客様の手作り結婚指輪がこちらです。

家族三人で作った手作り結婚指輪

レディスはダイヤモンドを斜めに留めてオシャレに仕上げています。

メンズはレディスのダイヤモンド部分の形に合わせて斜めにラインを削ってよりペア感を出しています。

この度はご来店ありがとうございました!

 

お子様連れの来店について

手作り結婚指輪.comMAKI大阪工房は完全予約制の個室になっているので他のお客様は居なく、ベビーカーに乗せた赤ちゃんがいたとしても他の方に気を使わないで作業が出来るようになっています。

当工房の入居しますプラザ梅新の入り口部分にだけ5段ほど階段がありますが、建物に入ってしまえばエレベーターなどによりバリアフリーで部屋まで来ていただけるようになっています。

キラキラ彫刻のピンクゴールドとプラチナの手作り結婚指輪

2019-12-02 04:20:48  | NoComment
                   

本日ご紹介のお客様は徳島県内にお住まいで徳島小松島店にご来店頂きました。

徳島在住で手作り結婚指輪のお客様のご紹介です

手作りして頂いた指輪のデザインはシンプルなストレート型の結婚指輪ですが、手彫りの彫刻の見本を見て光の彫刻を気に入って頂きました。

手作りで作るワックス原型の形はストレート型のシンプルな物を作って頂くので簡単に作れます。

手作りヤスリ作業のお客様

指輪のサイズにもよりますが、早い方だと1時間もあれば完成します。

ワックスはチューブ状の形をしていますので切り取るだけで輪っかの形になります。回りのボリュームを削って適切な厚みにするだけで完成です。

今回のお客様も比較的短時間でワックス原型が完成いたしました。

キラキラ輝き彫刻の手作り結婚指輪

レディスはピンクゴールド素材を選んでいただき、メンズはプラチナで鋳造しています。

レディスにはダイヤモンドを1個埋めこんでいますが、ダイヤの石留めに後光留めと言う方法で留めましたのでダイヤの回りが輝いているような彫刻を施しています。

メンズもそれに合わせて光の彫刻を彫りました。彫刻がよく目立つようにと言うのとプラチナのピカピカ光っている感じを控え目にしたいというご希望から表面はブラストつや消し仕上げにしております。

手作り結婚指輪のワックス完成

この度は手作り結婚指輪のご来店ありがとうございました!

末永くお幸せに(^^)

中央ミル打ちのフェミニンな結婚指輪

2019-11-26 10:17:02  | NoComment
                   

高知よりご来店でミル打ちの手作り結婚指輪

本日ご紹介のお客様は高知県よりご来店頂きました。

手作りする結婚指輪のデザインは店頭の沢山の見本をご覧頂きミル打ちの入った結婚指輪を気に入ったご様子で、お二人の手作りもミル打ちのデザインに決定いたしました。

手作り作業する高知のお客様

彼と彼女とで指のサイズがかなり違うため彼のワックスの内側を削るのに手こずっておられるご様子でした。

ワックスの内側を削る作業は単純にリングリーマーという道具でワックスの穴に通してグルグル回すだけの単純な作業です。

ですので、しばらく作業しているとだんだん慣れてきて上手に出来るようになってきます。

ワックスのサイズ合わせする高知のお客様

ワックスの固さが慣れないうちは力を入れすぎると折れたり割れてしまうのではないかと慎重になりすぎるため、最初は少しだけとまどったご様子です

手作りする指輪の形も単純なストレート型のワックス原型を作るので、全体的にもそれほど難しくはなく、時間もそれほどかからず簡単に出来ます。

高知からのご来店で長距離のご来店でしたが疲れも見せずお二人とも元気に作業していただけて良かったです(^^)

約2時間で結婚指輪の原型が完成しました!

高知のお客様結婚指輪ワックス完成

ワックスの原型は大事にお預かりしてプラチナ鋳造ののちに、当店の職人が全周にミル打ちを施して完成させていきます。

完成までの期間は時期によって変わってきますが約1ヵ月半です。繁忙期には2ヵ月以上かかる場合がありますので余裕を持ってご予約ください。

完成した手作り結婚指輪がこちらです!

中央ミル打ちの手作り結婚指輪

中央に全周に渡ってミル打ちを施した結婚指輪です。

男性物は少し幅を広くしてカジュアルになっているので可愛らしい印象が強くなるミル打ちの結婚指輪でも違和感なく着けていただけます。

遠方よりのご来店誠にありがとうございました!

末永くお幸せに(^^)

ネコのオーダーメイド結婚指輪

2019-10-27 06:15:11  | NoComment
                   

当店では手作りの結婚指輪以外にフルオーダーメイドでの結婚指輪の製作も承っております。

お店は元々フルオーダーメイド専門で結婚指輪の製作をしておりましたのでオーダーも得意分野です。

いつもは手作り結婚指輪のお客様のご紹介を中心にご紹介しておりますが、今回は先日ご注文承った、

 

ネコの模様の結婚指輪をご紹介します

フルオーダーでは初心者のお客様が手作りで作るのは難しいデザインのご注文を承っており様々なご注文を受けます。

そんな中で指輪表面にモチーフを取り入れたデザインが人気なのですが、モチーフの中でもネコのモチーフを承ることが多々あります。

今回もネコ好きのお客様からネコのモチーフを入れた結婚指輪のご注文を承りました。

 

フルオーダーのワックス原型のご紹介

指輪はまだ製作段階でワックス原型が完成しましたので原型の写真をご覧頂きたいと思います。

ネコの結婚指輪ワックス原型

表面に細かい模様を入れる場合はプロでも手作業で細かいモチーフを作るのは難しく、CADを使ってコンピューターでモデリングをします。

写真では大きく写っていますが、指輪幅は3.5mmです。

実際に定規をご覧頂くとわかりますが、3.5mmの幅の中に細かいネコの模様を描くのも難しく、まして立体的なネコの形を作り上げるのは至難の業になります。手作業で原型を作れる場合は作りますが、フルオーダーメイドの場合は細かい模様を入れる結婚指輪の製作が多く、ほとんどの場合はCADを使って3Dのモデリングをコンピューターで制作し、CAMを使ってワックスを出力します。

 

デザインの決定の仕方

指輪の注文時にはデザイン画を目の前で描きながらデザインを決定していくのですが、お客様との打ち合わせは実物に近い見本が在れば一番良いのですが、近い物が無い場合は平面に描いたデザイン画だけで完成を想像できるようにしなければいけません。結婚指輪の場合は指輪表面にシルエットのような形でモチーフを入れるので平面のデザイン画だけでも大丈夫なのですが、デザイン画は大きく描けるので実際の指輪幅のモチーフを作る場合は以下の点を注意して作る必要があります。

 

ワックス原型をモデリングする場合の注意点

  1. 細かすぎる部分は簡略化する
  2. 線の太さに注意する
  3. モチーフとモチーフの間隔に注意する
  4. 指輪全体の大きさとモチーフの大きさとのバランス
  5. レディス、メンズとのバランス

このようにデザイン画を立体モデリングする上での注意点が幾つかあり、その理由を説明します。この注意点はお客様自身がデザインを考えたりする場合の参考にもなると思います。

1.ネコのモチーフを作る場合は、最低限ネコだとわかる形を作り、余分な細かい部分は省く。というもので、例えば上のネコの原型の写真で言えば、ネコの毛並み、爪、ヒゲ、目など無くてもネコだとわかる形になっています。もしヒゲや爪などを作ってもごちゃごちゃしてわかりにくい物になり、肉眼では認識できず、逆にシンプルな方がネコだとわかる形になると思います。指輪をわざわざルーペで見ることは無いと思うので肉眼で認識できる形にするのが基本です。

2.上のネコの場合で言うと、尻尾の太さにあたります。実際に描いたデザイン画の比率だと尻尾はもう少し細いのですが、指輪幅にモチーフを置いた場合、そのままでは尻尾が細すぎて人間の髪の毛のような太さになり可愛らしいネコの尻尾になりません。これはコンピューターでモデリングしている段階でも画面を通して見ると大きく拡大出来てしまうのでわかりにくく、実際にワックスに出力してみてわかる事です。今回も1度原型に出力してみて尻尾が胴体に比べて細すぎたのでモデリングを修正して、再度原型を作り直しました。いくつかモデリングをこなしていると事前にわかるようになりますが、今回出来るだけ指輪幅を細くと言うことでモチーフのはいるギリギリの3.5mmの幅に細くしたのでわかりにくかったのが原因です。

3.モチーフがいくつか指輪表面に配置する場合、指輪は丸い円の形で指輪の回りに配置するようになるので、モチーフの間隔が5mmだったとして1つがトップにあり、次のモチーフが斜め45度に見えるようにするつもりでもサイズが小さければ外周も短いので真横に行き過ぎて指の間に隠れてしまうことがあります。指輪のサイズ(外周)に応じてモチーフの配置に気を付けなければ行けません。

4.指輪のサイズ、幅によってもモチーフの印象がもの凄く変わってきます。サイズが小さいと指輪幅も太く感じ、サイズが大きいと同じ指輪幅でも細く見えます。このため、レディスではちょうど良いモチーフの大きさ、配置になったとしてもメンズでは間の抜けたようなデザインになったり、モチーフが小さすぎたりします。お客様によってサイズの組み合わせは違うので、最初に双方のサイズからデザインの配置などを検討した上でモチーフの大きさなどを決定する必要があります。

5.こちらも4.の項目によく似ておりますが、今回のネコの指輪原型で言いますと、お客様のご希望でネコ、足跡、宝石の配置を出来るだけ上部に寄せて指輪を着けたときにトップ部分に全ての要素を見えるようにしたいとのご希望でしたので、余り中央部分に寄りすぎないようにある程度、間隔を空けてバランス良く全てのモチーフを上部に固めました。メンズのほうはサイズが大きいのでサイズに合わせてモチーフの間隔を広げるか、レディスと同じモチーフの間隔でサイズだけ大きくするかで印象が変わってきます。今回はモチーフの間隔はレディスと同じとし、指輪サイズだけ大きくするように作っています。

このように平面の紙の上にデザイン画を描くだけでその通りに作れば良いという訳ではなく、色々なバランスを考えながらフルオーダーの結婚指輪を作っていきます。

上記の注意箇所をふまえてCAMを使って出力した結婚指輪の原型は少しいびつな表面になっていますので原型の最終仕上げはやはり人間の手に寄って行います。3.5mmの幅だと肉眼での作業は困難でマイクロスコープという顕微鏡のようなものをのぞきながら原型の仕上げは手作業で行います。

 

握手する結婚指輪原型の参考作品

上記のような注意点が良くわかるように過去に製作した結婚指輪の原型をご紹介します。

手が握手する結婚指輪原型

こちらは過去にご注文を承った結婚指輪のワックス原型ですが、手と手を握手したモチーフの指輪です。

写真はかなり拡大して撮っていますので大きさはわかりにくいですが、この写真を見ていただければその大きさが良くわかると思います。

握手する結婚指輪原型を手の平に乗せた

このように指輪なので指の先っちょにちょこんと乗ったぐらいの大きさなので握手部分はかなり細かい細工です。

注文品なので完成品はお渡ししてしまって実物が在りませんが、握手している指1本の太さは0.5mmも無かったように思います。

当初、爪を入れることが出来るか?という質問も承ったように思いますが、写真を見ておわかりのように爪を作るのは至難の業で、もし仮に爪を作ったとしても肉眼で認識するのは困難ですし、見ても爪があるのか無いのかわからない大きさです。また、プラチナ等の貴金属に鋳造してからの仕上げの段階では研磨するのですり減って爪は無くなると思います(汗)

爪は無くても充分握手してる「手」だとわかるので充分なデザインだと思います。このように結婚指輪に入れるためのモチーフは大きさ、バランスなどを考えながらデザイン画の段階で仕上がりをイメージしてご注文を承るようになります。

 

今回ご紹介したネコの結婚指輪の完成は少し先になりますが、完成した折には改めてご紹介したいと思います。

最後に、過去にご注文を承ったネコのデザインの結婚指輪の完成品をご紹介いたします

伸びをするネコの結婚指輪

こちらは2種類のネコのモチーフが入っています。レディスは伸びをするネコ、メンズは仰向けにゴロンとくつろいでいるネコです(^^)

ネコ以外の部分は全周に彫刻が入りキラキラした結婚指輪に仕上げています。

指輪ワックス断面を削る新しい道具

2019-10-21 06:28:18  | NoComment
                   

本日ご紹介のお客様は大阪府南部にお住いのお客様です。

手作りで結婚指輪の製作に大阪工房(梅田)にご来店頂きました。

ブログの更新に少し間が空いてしまいましたが、本日久しぶりに近況をご報告いたします。

と言うのも、ホームページを全面リニューアル作業をしていまして、根本的に全て作り直しておりましたのでかなり時間がかかってしまいました。

何とかページが全て完成しましたのでいつも通りにブログでお客様のご紹介です。

ワックス切断作業

今回手作りして頂いた結婚指輪のデザインはシンプルなストレート型の甲丸リングでした。

ストレート型の場合は指輪幅分のワックスを切り出すのですが、少しだけ広めに切り取ってヤスリでぴったりのサイズに削って合わせます。

この断面を削って幅をピッタリに合わせる作業は今まではヤスリを手持ちで断面を削って頂いておりましたが、断面を削るために新しい道具を取り入れてこれまでより簡単に作業が出来るようになりました。

ワックス切り取った断面を削る道具

大き目のヤスリの断面にワックスを手に持って削る。要するに大根おろしの要領でワックスを削るようにいたしました。

ヤスリもかなり荒めのヤスリ目の物を使っておりますので、かなり簡単に断面を真っ直ぐ削って希望の指輪幅に出来ます。

初心者の方でも出来るだけ簡単に作業が出来るように目指しておりましたので画期的な方法だと思います。

このヤスリで幅を整えてサイズを合わせて、外側の余分な厚みを削ればワックスの原型が完成します。

大阪府南部の手作りお客様

そもそもストレート型の場合はそれほど時間がかからない作業でしたので1時間半もあれば結婚指輪のワックス原型が完成します。

ワックスをお預かりしてプラチナ鋳造を経て完成した結婚指輪がこちらです!

シンプル甲丸結婚指輪

レディスには指輪幅いっぱいのダイヤモンドを1個埋め込んで可愛らしく仕上げています。

この度はご来店まことにありがとうございました!

末永くお幸せに(^^)

 

アンティーク結婚指輪を手作りはミル打ち

2019-09-24 06:29:30  | NoComment
                   

今回ご紹介するお客様は香川県より手作り結婚指輪でご来店頂きました!

高松市より西側にお住まいのお客様でしたが、徳島小松島店までの道のりは高松自動車道で徳島県まで入り板野インターチェンジで一般道に降りて藍住インターチェンジから徳島自動車道に乗り直して徳島インターチェンジで降りるルートが一番早いようです。

徳島インターチェンジからは一般道で南へさらに40分ほどかかりますが、1時間半~2時間弱で到着するようです。

手作り作業中のお客様

手作り結婚指輪のデザイン決定

お客様が手作りで作りたい結婚指輪のデザインはある程度決めてからご来店頂いたので、このデザインが手作りで製作可能かどうかを相談しながらデザインを決定していきました。

デザインによっては初心者のお客様がご自身で手作りするのは難しいようなデザインでも意外と簡単に手作り出来るデザインの結婚指輪もあります。

今回ご相談を受けたデザインも一見は手作りするのが難しそうに思いましたが、デザインはそれほど複雑では無く、むしろシンプルがベースになっていますので作り方さえ丁寧に教えて作業頂ければ出来るデザインでした。

まず、完成した手作り結婚指輪をご覧頂きます。

ミル打ちとひし形の手作り結婚指輪

結婚指輪の形

結婚指輪の形は大きく分けて以下の三種類と、その他になります。

  1. ストレート型
  2. S字型
  3. V字型
  4. 不規則に歪んだ型

上記の種類の中ではストレート型が一番作りやすい形です。

指輪を作るためのワックスはちくわのようなチューブ状になっていますので、作りたい幅に切り取るだけでドーナツ状の輪っかになります。

このデザインもストレート型がベースになっており、ストレート型のワックスにひし形の削り込みをして頂くだけで簡単に手作り出来ました。

ワックス原型がこちらです。

手作り結婚指輪ワックス原型

見ておわかりのようにストレートでマジックで下書きをしたとおりに四角のヤスリで切り込みを入れただけです。

完成した結婚指輪の写真を見るとこのワックスが上の写真のような結婚指輪になるようには思えませんが意外と簡単なデザインでキレイに仕上がります。

 

結婚指輪に加えたオプション加工

メンズの指輪はワックスをプラチナ鋳造して表面を光沢に仕上げただけで完成した物ですが、レディスは当店のオプション加工を加えてアンティーク調のデザインになっています。

お客様に手作りして頂く作業はワックスの原型製作までで、その後、貴金属に鋳造し当店で仕上げ前に様々なオプション加工が施せますが、主な加工は以下の通りです。

  • 内側彫刻
  • ダイヤモンドの埋めこみ
  • ツヤ消し、表面のテクスチャー
  • ミル打ち加工
  • 槌目加工
  • 和彫り、洋彫り
  • カラーメッキ

内側彫刻に関しては様々な書体やマークが彫刻でき、手書き文字やオリジナルマークなども全て無料で彫刻しております。

 

アンティークに見える条件

ここで、今回の結婚指輪のようにアンティーク調に見える条件がどのような物かを考えてみます。

  • 素材はゴールド系
  • 表面が単純な光沢仕上げではない
  • ミル打ち
  • シンプルなS字型以外の形
  • 唐草模様などの彫刻がある

これ以外にも条件はあると思いますが、当店で出来る加工でアンティークに見える加工は上記のようなものがあります。

今回お客様に手作りしていただいたデザインも、ゴールド素材、ストレート型、ミル打ちといった加工を施しているためにアンティーク調に見える訳です。

 

フルオーダーメイドでご注文を承ることも出来ますが、手作りで自分たちで作れる形であれば手作りしていただいた方が思い入れのある大事に出来る逸品になると思います。

ミル打ちとひし形の手作り結婚指輪

レディスにはダイヤモンドも留めてエレガントな雰囲気も出ていますし、メンズはシンプルでカジュアルな男性的なデザインにもなっています。

この度は遠方よりのご来店誠にありがとうございました!

香川手作り結婚指輪お客様

お二人にとてもお似合いの結婚指輪になったと思います!

末永くお幸せに(^^)