指を綺麗に見せるS字型の結婚指輪
大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
顔写真掲載NGとの事なので、手元だけのご紹介となります。
手作り指輪の工程
今回は手作り指輪の作業工程についてご紹介していきます!
①デザイン決め
何も決めずに指輪は作れないので、作業に入る前に指輪のデザインを決めていきます🎶
当店では、店頭に置いてある多数の見本からベースとなるデザインを決めていただき、そのベースのデザインにお客様オリジナルのアレンジを付け加えていく方法をおすすめしています。事前に既製品の指輪のデザインを見ておくと、完成形が想像しやすくなり、デザイン決めがスムーズに進みますよ!
②指輪の幅を切り取る
デザインが決まったら、いよいよ手作り指輪の作業開始です!
まず最初に、青いチューブ状のワックスを糸鋸で切断します。作りたい幅よりも太めに切り落とすのがポイントです。どうしてかというと、この後ワックスをヤスリで削っていくからです。削っていくと切断した大きさよりも小さくなるので、余分に大きく切る必要があります。
③ヤスリで削る
次に、切断面や表面をヤスリで滑らかになるように削っていきます。
ストレート型はそのままでいいのですが、U字型やS字型にする場合はこの段階で、指輪を削って形を作っていきます。
もし表面がガタガタしていても、最後にプロの職人が少し仕上げをしますので、完成した指輪はツルツルとした綺麗な出来になります!
④指輪のサイズを広げる
指輪の形が出来たら、最後にリーマーという上記画像の道具で、指輪のサイズを広げていきます。この道具は一定の方向に回すことがコツで、反対に回すと削ることが出来ません。少し力もいりますが、慣れたら簡単に削ることが出来ます!力が足りない女性の方は、彼を頼ってみましょう😊
完成したワックス原型
全ての作業を終えて完成したワックス原型がこちらです✨
完成したワックス原型は、一旦お預かりし、後日職人が鋳造してプラチナに仕上げます。
このワックス原型では、指輪の模様が良くわかりませんが、鋳造後は、お店で売っているようなぱっと華やかな指輪になりますよ!
お客様が作成された結婚指輪のご紹介
鋳造して完成したお客様の指輪がこちらになります!
上のワックス原型と比べて、一気に華やかな指輪になりましたね✨ワックスから作る手作り指輪は、ワックス原型とプラチナ指輪の違いを見る事が出来るので、彫金とはまた違った魅力があります。
お客様が選んだ、S字型のウェーブラインは、関節のゴツゴツした印象を和らげてくれるので、指を細く美しく見せる効果があります。女性はもちろん男性にも人気のデザインになります。
メンズの指輪には、S字型の真ん中に腕を組んでいるように見える模様を付けました。ただの、甲丸の表面だけよりも、硬いクールな印象になっていますね!
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕