アンティーク結婚指輪を手作りはミル打ち
今回ご紹介するお客様は香川県より手作り結婚指輪でご来店頂きました!
高松市より西側にお住まいのお客様でしたが、徳島小松島店までの道のりは高松自動車道で徳島県まで入り板野インターチェンジで一般道に降りて藍住インターチェンジから徳島自動車道に乗り直して徳島インターチェンジで降りるルートが一番早いようです。
徳島インターチェンジからは一般道で南へさらに40分ほどかかりますが、1時間半~2時間弱で到着するようです。
手作り結婚指輪のデザイン決定
お客様が手作りで作りたい結婚指輪のデザインはある程度決めてからご来店頂いたので、このデザインが手作りで製作可能かどうかを相談しながらデザインを決定していきました。
デザインによっては初心者のお客様がご自身で手作りするのは難しいようなデザインでも意外と簡単に手作り出来るデザインの結婚指輪もあります。
今回ご相談を受けたデザインも一見は手作りするのが難しそうに思いましたが、デザインはそれほど複雑では無く、むしろシンプルがベースになっていますので作り方さえ丁寧に教えて作業頂ければ出来るデザインでした。
まず、完成した手作り結婚指輪をご覧頂きます。
結婚指輪の形
結婚指輪の形は大きく分けて以下の三種類と、その他になります。
- ストレート型
- S字型
- V字型
- 不規則に歪んだ型
上記の種類の中ではストレート型が一番作りやすい形です。
指輪を作るためのワックスはちくわのようなチューブ状になっていますので、作りたい幅に切り取るだけでドーナツ状の輪っかになります。
このデザインもストレート型がベースになっており、ストレート型のワックスにひし形の削り込みをして頂くだけで簡単に手作り出来ました。
ワックス原型がこちらです。
見ておわかりのようにストレートでマジックで下書きをしたとおりに四角のヤスリで切り込みを入れただけです。
完成した結婚指輪の写真を見るとこのワックスが上の写真のような結婚指輪になるようには思えませんが意外と簡単なデザインでキレイに仕上がります。
結婚指輪に加えたオプション加工
メンズの指輪はワックスをプラチナ鋳造して表面を光沢に仕上げただけで完成した物ですが、レディスは当店のオプション加工を加えてアンティーク調のデザインになっています。
お客様に手作りして頂く作業はワックスの原型製作までで、その後、貴金属に鋳造し当店で仕上げ前に様々なオプション加工が施せますが、主な加工は以下の通りです。
- 内側彫刻
- ダイヤモンドの埋めこみ
- ツヤ消し、表面のテクスチャー
- ミル打ち加工
- 槌目加工
- 和彫り、洋彫り
- カラーメッキ
内側彫刻に関しては様々な書体やマークが彫刻でき、手書き文字やオリジナルマークなども全て無料で彫刻しております。
アンティークに見える条件
ここで、今回の結婚指輪のようにアンティーク調に見える条件がどのような物かを考えてみます。
- 素材はゴールド系
- 表面が単純な光沢仕上げではない
- ミル打ち
- シンプルなS字型以外の形
- 唐草模様などの彫刻がある
これ以外にも条件はあると思いますが、当店で出来る加工でアンティークに見える加工は上記のようなものがあります。
今回お客様に手作りしていただいたデザインも、ゴールド素材、ストレート型、ミル打ちといった加工を施しているためにアンティーク調に見える訳です。
フルオーダーメイドでご注文を承ることも出来ますが、手作りで自分たちで作れる形であれば手作りしていただいた方が思い入れのある大事に出来る逸品になると思います。
レディスにはダイヤモンドも留めてエレガントな雰囲気も出ていますし、メンズはシンプルでカジュアルな男性的なデザインにもなっています。
この度は遠方よりのご来店誠にありがとうございました!
お二人にとてもお似合いの結婚指輪になったと思います!
末永くお幸せに(^^)