指輪の模様はハンドモーターで自作
今日もぎらぎらと朝から太陽が照りつけ35度越えの予報です(><)
各地で熱中症により病院に運ばれたと言うようなニュースが流れておりますがくれぐれもお気をつけください!
本日ご来店のお客様は香川県より徳島店へご来店頂きました。
香川県でも少し西よりの場所からのご来店でしたので徳島までは少し時間がかかったようですがありがとうございました。
お二人が選んで手作りしていただいた結婚指輪のデザインはストレート型で2つの指輪を合わせるとハートの模様が浮かぶフェミニンな結婚指輪です。
指輪の製作方法はストレート型の指輪を作る方法と変わりなく、チューブ状のワックスから回りを削って身につけるボリュームにする方法です。
指輪サイズがそれほど大きくなければ1時間~1時間半ほどでストレート型の結婚指輪の原型が完成します。
このまではシンプルな甲丸リングと同じですが、最後に表面にハートが浮かぶ模様を自作で彫っていただきます。
結婚指輪の表面の模様はスパチュラという道具を使うか、ハンドモーターで表面を削る方法かいずれかになりますが、模様の形によって使い分けます。
ハートは細い線で構成されるような形ではなく、滑らかに凹んだ面で表現しますので丸いボール状のハンドモーターでハートを彫っていきます。
ハートの模様はマジックで下書きをして、その通りに彫っていけば出来ますので下書きを上手に書くのも大事な行程です。
また、いきなり本番のワックスを彫るのではなく、不要になったワックスを使って練習してから彫っていただきます。
ハートなどの模様を彫る場合は模様の輪郭をラインで彫る場合と、模様全体をシルエットのように彫り込む方法がありますが、今回のハートの場合はハート全体を凹ませて彫っていただきました。凹んだ部分をキレイに仕上げてツヤ消し処理をして可愛らしいハートの結婚指輪に仕上がっています。
ハンドモーターで彫るので彫るのは力など必要はありませんが、滑らかにキレイに彫るのは少し難しいです。
ある程度の形が彫れればこちらで仕上げをさせていただきますのでキレイに仕上がりますのでご安心ください。
練習の甲斐もあってキレイなワックス原型ができプラチナ鋳造で手作り結婚指輪が完成しました!
大変高価で希少なダイヤモンドになっていますが、それぞれにピンクダイヤを埋めこみました。
レディスはハートの形に添ってダイヤモンドを3個埋め込み、真ん中のダイヤモンドをピンクに。
メンズも男性物としては珍しく、希少性とレディスとのペア感を出すためにピンクダイヤモンドを1個だけ埋めこんでいます。
この度は遠方よりのご来店で結婚指輪の製作まことにありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)