今回のお客様は京都府からお越しいただいたカップル様です。
指輪のデザインは全周にハワイアンの手彫り彫刻を施したデザインに決定いたしました。
このデザインの場合、手彫りの彫刻は貴金属の指輪になってから職人が彫りますのでお客様が手作りする指輪の形としてはシンプルなストレート型の甲丸リングになります。
まずはワックスからの切り出しです。
希望のリング幅を罫書きで線引きし、少し外側を糸ノコで切っていきます。
ワックスを回しながら少しずつ慎重に切っていきます(^^)
ワックスを切り出す時に少し幅を余裕をもって切り出すので幅が希望よりも広くなっています。
ヤスリで希望の幅になるまで削って細くしていきます。
この時も貴金属になって磨くと少し削れて細くなるので、それを考慮した幅まで削ります。
たとえば、プラチナで3mm幅完成にしたい場合は、ワックスの段階では、3.1mm~3.2mmのワックス幅にしておきます。
これを鋳造してプラチナで仕上げるとちょうど3mm幅の指輪が出来上がります!
少し余分をみて手作りしていくのがコツですね^^
ストレート側の指輪の手作りは比較的簡単に出来上がります。
製作時間は早い人で1時間半ほどで仕上げてしまう人もいるくらいです!
こちらのカップル様も手作り結婚指輪のワックスが完成いたしました♪
これから先は当店で行う作業です。
レディスはピンクゴールドで鋳造し、メンズはプラチナで仕上げてまいりました!
オプションでプロの職人がハワイアン彫刻を施して完成です!
ハイビスカスと波とマイレの葉っぱがモチーフとなった彫刻でとても縁起のよいモチーフです。
遠方からのご来店でしたが本当にありがとうございました!
末永くお幸せに!!