連日気温が35度を越える猛暑日が続いており、屋外を少し歩いただけで汗が噴き出してきます(汗)
水分補給を怠らないようにしないとすぐに熱中症になりそうです(><)
普通の水でも大丈夫だと思いますが、スポーツドリンクが良いようです。
本日ご紹介のお客様は、兵庫県在住のお客様でしたが徳島店まで自動車でご来店頂きました。
兵庫県と言っても場所によっては大阪市内まで時間がかかる場所もありますし、電車では不便なこともあるようです。
お車でご来店の場合は明石大橋を渡って淡路島経由で来ることになりますが通行料金が電車に比べて高くなります。
ですが、ちょっとした観光がてらに徳島店まで自動車で来て頂くのも良いかと思います!
また、0歳~1歳ぐらいの小さなお子様がいらっしゃる場合も、電車で長時間移動するのは難しいようでお車で来店されることがあります。
今回のお客様は電車で大阪に行くのも少し不便な場所柄で、ちょっとした観光も兼ねて徳島店へご来店くださいました。
お客様が手作り結婚指輪のデザインに選んで頂いた指輪の形はシンプルなS字型の表面は甲丸型に丸くなった優しい雰囲気の結婚指輪です。
歪み加減は店頭の沢山のサンプルリングをご覧になり、決めて頂きました。
歪み加減を調節するのは最初のワックスをどのくらいの幅から削り出すかによって変わってきます。
最初にどのくらいの歪み加減がご自分に似合うかをサンプルを実際に指に付けてみて確認して頂くことが大切な部分です。
どこをどのように削っていくかは順をおって、指示しながら作業して頂くのでそれほど難しいものではありませんのでご安心ください。
こちらが完成した結婚指輪のワックス原型ですが、凸凹した部分無く滑らかに歪むように削っていくのが少し難しい部分ではあります。
ですが、こちらもマジック等で下書きして削って頂き、ある程度けずれましたら要所要所の仕上げはさせて頂くので滑らかに仕上げられます。
S字型の結婚指輪の原型の製作時間は指のサイズにもよりますが、約1時間半~2時間程度です。
結婚指輪の価格は完成した結婚指輪の重さを量って計算しますが、完成まで価格がわからないと言うことはなく、このワックス原型の重さから比重によりプラチナ、ゴールドになったときの重さを算出することが出来ます。
ですので、ワックスの原型が出来ましたらお見積として注文用紙に記入してお渡ししますのでお支払いの目安にして下さい。
この原型をお預かりして鋳造によってピカピカに磨いた手作り結婚指輪の完成がこちらです!
レディスには指輪の幅いっぱいぐらいの大きめのホワイトダイヤを埋めこんで女性らしく仕上げました。
ワックスの原型の時に、表面に多少の凸凹が有ったとしても鋳造して磨くと凸凹は無くなりつるっとした表面に仕上がります。
表面が丸みを帯びたS字型は女性らしい柔らかな印象を与えますので女性に人気のデザインです。
このたびは遠方よりのご来店まことにありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
ここ大阪は梅雨も明けて晴れ間が続いていますが、突然猛暑になりました!
台風6号がわきをかすめましたがそれほど影響はなく、通り過ぎた後はギラギラした太陽が毎日街を焦がしています。
気温もものすごく上昇していますので、みなさま熱中症には気をつけてください。
本日ご紹介のお客様は大阪府南部よりご来店頂いたお客様です。
おふたりが手作りした結婚指輪のデザインはV字型のような形ですが、普通のV字型ではありません。
指輪を外した状態で斜めから見るとハート型に見える形ですが、指輪の上下がV字型に歪んでいる面白い形です。
ハートの形も少しこだわって緩やかな歪みで、よく見るとハートに見えるというようなふんわりした歪み方が特徴の形です。
なんとなくS字型の指輪の形にも似ていますが、ゆがみ方に大きな特徴があり、どのように削るかもこちらで教えながら削って頂いています。
上下のV字を少し鋭角にしてハートに見える形を作り出すように削ります。
シンプルなデザインで、指に着けると緩やかなV字型に見える結婚指輪ですが、外して斜めから見るとふんわりと緩やかに歪んでハート型に見えるさりげない形が特徴です。
ストレート型の結婚指輪の製作に比べて少し時間はかかりましたが、2時間弱で結婚指輪のワックス原型が完成しました。
この度はご来店まことにありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
梅雨が明けたと思った矢先ですが、急に台風が発生して各地でお祭りなど催し物が中止になっているようです。
大阪と徳島は少しずれているようでそれほど雨風は強くありませんが気をつけてください!
本日ご紹介のお客様は香川県よりご来店頂きました。
香川県の場所にもよりますが、高速道路を使えば1時間ほどですが、遠方には違いがありませんのでお時間をさいてのご来店ありがとうございました!
お二人が手作りする結婚指輪のデザインはシャープなV字型の結婚指輪です。
V字型の結婚指輪は指に着けると、指が細く長く見える効果がありとくに先がシャープに尖ったデザインはクールな印象で大人っぽさを引き立てます。
S字型を含めて歪んだ結婚指輪の製作は、その歪み幅分のワックスを切り出し、V字型になるように削りだして作ります。
そのため、ストレート型よりも削る作業が多いので手間がかかりますが、削る部分はこちらで指示しますので少しずつ丁寧に削って頂ければ何方でも製作可能です。
ワックスは柔らかいので力を入れて削ると削りすぎてしまう可能性がありますので撫でるように少しずつ削るのが手作り結婚指輪を製作するコツです。
レディスは細めにシャープな印象で、メンズは少しだけ幅を広くして力強く格好いいデザインに仕上がりました。
レディスには指輪幅いっぱいの大きさのダイヤモンドを11個埋めこんで豪華に仕上げています。
指輪を着けると手の甲部分にダイヤモンドが全体に見える範囲になりますのでキラキラと輝きとてもキレイな結婚指輪です。
プラチナの白系の貴金属にホワイトダイヤモンドは飽きが来ず上品な仕上がりになりますので人気の組み合わせです。
ダイヤモンドを沢山入れると高価にはなってきますが、一生物の指輪としては気に入ったデザインを作るという意味ではオススメの結婚指輪です。
ダイヤモンドが沢山はいると洋服などに引っ掛かるのを気にされるお客様がいらっしゃいますが、結婚指輪に埋めこむダイヤモンドは、ダイヤを埋めこむための穴を空けて
その部分にはめ込み、爪で押さえるように留めますのでほとんど引っ掛かることはありません。
また、表面より凹んだ部分にダイヤが入るので他の物にキズを付けることが無く普段使いにして頂いても強度もあります。
V字型のエレガントな指輪はお二人にはとてもお似合いで、完成時にはとても喜んで頂きました。
この度は遠方よりのご来店まことにありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は大阪府下よりご来店頂きました。
手作り結婚指輪の形は、ご自分たちで作れる形であればどのような形でもプラチナや、ゴールドに仕上げることが出来ます。
色んな形が作れますが、大きく分けてストレート、S字型、V字型の3つの形に別れます。
それ以外の形も自由に作っていただくことが出来ますが、思った以上に作るのが難しい形もあるのでご相談の上製作して頂いております。
今回のお客様が手作りした結婚指輪は、S字型にグニャリと歪んでトップ部分に折り返しラインがあり、
そのラインを境に光沢と、艶消しに分かれていて波のようなイメージに見えます。
一見すると複雑な形のように見えますが、基本形はS字型の指輪です。
境目を作るため削る作業もマジック等で下書きをして削って頂くので初心者の方でも簡単に作れると思います。
また、境目の指輪の太さを細くすることで、メビウスの輪のようにねじれたようにも見えるので余計に複雑な形に見え、初心者の方が手作りしたとは思えないような出来栄えです。
レディスの指輪のみ、光沢部分に1個ダイヤモンドが埋め込まれていますが、ホワイトではなく、ゴールデンイエローダイヤと言う金色のダイヤモンドを埋め込んでいます。
ホワイトダイヤよりもトーンが低く落ち着いた色合いなので逆に高級感が出るようなエレガントさが加わります。
当店で取り扱いのダイヤモンドのカラーは数種類ありますが、中でもゴールデンイエローダイヤモンドは一番シックで上品な輝きを放つダイヤモンドです。
完成時には大変喜んでいただけたようでありがとうございました。
重ねてこの度は本当にありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は徳島店へのご来店のカップル様です。
以前、彼がお一人でご来店で婚約指輪を手作りして頂いたお客様で、今回はお二人のご来店で結婚指輪を手作りして頂きました!
彼が婚約指輪を手作りに来て頂いてから少し日数が経過していますが、一度手作りされているので要領よく製作して頂けました。
手作りする結婚指輪のデザインはシンプルなストレート型の結婚指輪です。
ストレート型の結婚指輪を製作する場合は、単純に作りたいリング幅のワックスからチューブワックスから切りだし、厚みなどを整えるように削るだけで簡単に作れます。
完成までの時間はサイズにも寄りますが、1時間~1時間半程度で製作出来ます。
彼女は初めての作業でしたが、彼は婚約指輪の手作りをして頂いておりましたので要領よく指輪の製作作業が出来たと思います。
デザイン自体にそれほど拘ったわけではなく、お互いに作り合いっこなどして自分たちで作り上げた結婚指輪なので既製品を買うよりも価値がある物として手作りをご希望して頂きました。
メンズは本当にシンプルなストレート甲丸型の結婚指輪です。
レディスには女性らしくダイヤモンドを1個埋めこんでいますが、ダイヤモンドには拘り、希少価値の高いピンクダイヤモンドをチョイスして頂きました。
昨今、ピンクダイヤの値段は高騰していますが、一生物の結婚指輪として値段以上の価値ある結婚指輪になったと思います。
この度は婚約指輪に引き続き、結婚指輪の製作ありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は徳島店へのご来店ですが、兵庫県よりお越し頂きました。
兵庫県と言っても大阪工房よりも徳島に近い場所にお住まいのようでしたので徳島店に手作り結婚指輪でご来店いただきました。
お二人のご希望のデザインは、結婚指輪を合わせるとお互いのイニシャルが浮かぶように表面に模様を入れるのがご希望でした。
フルオーダーメイドの場合だとS字型やV字型でも模様を浮き上がらせることが出来ますが、手作りの場合はサイズの違う指輪の場合は歪み方も変わってくるので
サイズの違う歪んでいるタイプの指輪の表面に模様を浮き上がらせることは難しくなってきます。
ストレート型の指輪の場合は指輪をピッタリと合わせることが出来るので、手作りの場合はストレート型を指輪をベースに模様を入れることが多いです。
今回のお客様もベースはストレート型の結婚指輪を手作りして、その表面に模様を自作で彫ることに致しました。
お二人の名前のイニシャルがどちらも「M」でしたので、わざと上下を逆にして「M」が浮かぶような配置に致しました。
「M」を上下逆に入れることで、双方に文字の上と下の部分が模様として入り、1本の指輪でも「M」と認識できるようになっています。
レディスには中央にホワイトダイヤモンドを埋めこんで女性らしさを出しています。
指輪に入れる「M」のイニシャルはワックスの原型に手作業でお二人に彫っていただいています。
削るのはハンドモーターで削りますので簡単に彫ることが出来ますが、真っ直ぐに彫るとか、バランス良く彫るとかが難しいので不要なワックスで少し練習していただいてから本番のワックスを彫っていただいています。
初心者の方がいきなり本番だと緊張もするし練習は必ず必要です。
練習の甲斐もあってキレイにイニシャルが彫れました!
この度は遠方よりのご来店誠にありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は香川県よりご来店くださいました!
どのようなデザインの結婚指輪を作るかは事前にある程度希望のデザインを考えて来られるお客様か、店頭の見本リングを見て決めるお客様がいらっしゃいます。
事前に希望の指輪の写真などを用意していただいて来られるお客様はデザインの詳細を伺い、そのデザインが手作りで製作可能かどうかをアドバイスしております。
そもそも手作りは初めてのお客様が制作するのであまり難しい複雑なデザインは手作りすることが出来ないので、そのようなデザインの場合は難しい部分を省くか簡単なデザインにアレンジし直して制作していただくようにご相談させていただいております。
少しお手伝いすれば出来るような部分はお手伝いさせていただきますので、自分で作れるかどうか解らない場合でも、まずはご相談ください。
とはいえ、手作りで結婚指輪を製作しようとお考えのお客様は難しいデザインよりも、自分たちで作り上げた結婚指輪を身につけることに意義を感じて手作りされるのであまり難しいデザインを希望される方は多くありません。
どうしても、拘ったデザインをご希望の場合は、フルオーダーメイドで結婚指輪の製作も承っておりますので、自分たちの手作りで難しいデザインであればフルオーダーメイドでご注文も出来ます。
今回のお客様も店頭の指輪見本をご覧になり、槌目模様の結婚指輪を気に入っていただき、手作りすることに決まりました。
ストレート型で細めの指輪の製作なので簡単に作ることが出来ます。
指輪原型を作るためのワックスは爪で引っかいてもガリガリと削れるぐらいの固さなので、女性の方でも力もいらず簡単に削ることが出来ます。
ワックスの形もチューブ状になっているのでストレートの場合は作りたい幅で切り取るだけで、ドーナツ状の指輪の形になります。
切り取ったワックスの回りを削ったり、幅を整えたりするだけで簡単に出来ます。
時間にして約1時間~1時間半ぐらいで完成します。
女性物の指輪はピンクゴールドで鋳造し、男性物はプラチナで鋳造して仕上げました。
槌目加工は甲丸型にツルツルに仕上げてから、実際に金槌で表面をトントン叩いて模様を付けていきます。
槌目を付けるための金槌は表面をピカピカに磨いた専用の金槌を使います。
表面がピカピカなので、叩かれた指輪の面もピカピカの平らな槌目が付いていきます。
ランダムに何カ所も表面を叩いてほぼ全面をキラキラに仕上げれば完成です!
この度は遠方よりのご来店ありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は岡山県より遥々大阪工房までご来店頂きました!
遠方からのお客様は観光を兼ねてご来店頂くことが多いです。
今回お客様が手作りで製作する結婚指輪のデザインに選んだのは表面を金槌でトントン叩いて小さな平面がキラキラと輝く槌目加工を施した結婚指輪でした。
この槌目加工は金属で仕上げの段階で表面に施すテクスチャーなのでお客様が作るワックス原型はストレート型の甲丸リングの原型になります。
普通の甲丸型の光沢仕上げの指輪でも光の反射でキラキラと輝きますが、槌目加工の場合は小さな平面部分がそれぞれに光をランダムに放つのでミラーボールのように輝き、単純な光沢仕上げよりもキラキラ感が強いです。
ワックスの時には出来ない加工なのでオプションとして当店の職人が貴金属に仕上げて施します。別途加工料金がかかりますが当店でも人気のある加工です。
お客様に作っていただく結婚指輪の原型はシンプルな甲丸リングなので製作時間も1時間~1時間半ほどで完成します。
この度は遠方よりのご来店まことにありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
手作り結婚指輪の原型作りは、初心者の方でも形、表面の捻れ、カット、模様もご自分で作り上げます。
貴金属に鋳造してから行う加工は当店のオプション加工として承りますが、原型の段階で製作できる加工は教えながら作業していただければ手作り出来ます。
今回ご紹介のお客様は大阪府下よりご来店のお客様で、細身でピンクゴールド素材の結婚指輪の手作りに挑戦していただきました。
結婚指輪の素材はプラチナが一番多い素材になっていますが、酸化も腐食もなく、日常生活に気をつける事無く永遠に変わらないという事から選ばれている耐久性のある金属です。
昨今のトレンドとしてゴールド系の結婚指輪の注文も増えていますが、ゴールドは温泉などの硫黄に反応して茶褐色に変色してしまうので注意が必要です。
温泉以外では変色することはないので、そこさえ注意すれば輝きや色合いが美しい金属なので最近では人気の素材になっています。
今回のお客様もこの注意点をご理解いただいた上で、ピンクゴールド素材の結婚指輪を手作りしていただきました。
指輪のデザインはレディス、メンズともに細身で緩やかにS字型にカーブしたデザインです。
写真を見ていただくと右のレディスはシンプルな甲丸型の表面をしていますが、左のメンズは表面に折り目のカットが入っています。
女性と男性とで好みは違うのが一般的で、丸くて可愛らしいイメージを女性が好み、平らでシャープなイメージを男性が好みます。
こちらの結婚指輪の場合も好みに合わせてS字型と形は同じですが、レディスは甲丸型、メンズはカットを入れてシャープなイメージに仕上げました。
レディスの甲丸型は表面の厚みを整えて角を落として丸みを出せば完成しますが、表面にカットを入れる場合はもう一手間必要です。
写真は彼が指輪の表面にカットを削っている所ですが、どこをどのように削るかは初心者の方では解りにくいのでマジック等で下書きをして削っていただきます。
場合によっては私が見本として少し削ってみたり、不要なワックスで削り方を練習したりして作り上げてもらっています。
ワックスの段階で作れる部分はほとんどお客様に手作りしていただいておりますが、簡単なようで本当に難しい部分などは少しお手伝いさせていただいていますのでご安心ください。
S字型、折り目の付いた指輪の場合は少し作業の時間が長くなりますが、キレイな結婚指輪の原型が手作りで完成しました!
この度はご来店ありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
当店では手作りの結婚指輪の他にフルオーダーメイドでの結婚指輪のご注文も承っております。
オーダーの結婚指輪のなかで表面に手彫りで彫刻をする結婚指輪がありますが、人気なのはハワイアン彫刻です。
ハワイアン彫刻は表面全面に彫刻を埋め尽くす洋彫りですが、今回は最近では珍しい龍の彫刻を入れた和彫りの結婚指輪をフルオーダーを承りました。
手作りで結婚指輪を作る場合、原型をお客様に製作していただきますのであまり複雑なデザインの制作は難しく、フルオーダーの場合はかなり細かいデザインの結婚指輪も製作が可能になります。
龍の彫刻の場合ベースになる指輪はシンプルな甲丸リングなのでお客様に製作していただくことも出来たのですが、お客様は最初からフルオーダーがご希望でご来店くださいました。
そのため、店頭でオリジナルの結婚指輪や、フルオーダー見本などをご覧になり、珍しい龍の結婚指輪のご注文に決まりました。
まずベースになる平打ちリングをプラチナで製作します。表面が平らな平打ち側の表面を磨く場合、ヘラを使って表面を押さえて表面に光沢を出します。
プラチナの場合ヘラ掛けをするのとしないのとでは光沢の仕上がりが全然違います。当店でご注文いただく結婚指輪は手作り、オーダー問わずヘラ掛けをして表面を光沢仕上げにしていきます。金属ではおかしい表現ですが、プラチナは表面に粘りがあり単純にバフ研磨だけではピカッとした光沢にはなりにくいからです。
ご注文いただいた結婚指輪は女性物が4mm幅、男性物が5mm幅と幅広タイプなので余計に凸凹があると目立つので念入りにヘラ掛けして仕上げました。
ヘラ掛けによってキレイに光沢を出した結婚指輪は彫刻を施すためにツヤ消し作業をして表面をマット仕上げにします。
全面を彫刻で埋め尽くす洋彫りのハワイアンに比べて和彫りの場合はキャンバスに筆で絵を描くように彫刻を施すので、彫り跡をキラキラと目立たすためにツヤ消しにする事が多いです。
このつや消しの方法も幾つかありますが、和彫りの場合は一番きめの細かいサンドブラストによるつや消しが良く似合います。
サンドブラストとは、細かい砂の粒子を高速で吹き付けるもので、ピカピカの光沢面に砂によって微小の凸凹を付けると曇ったようなツヤ消しになります。ツヤ消しの中では一番人気のあるツヤ消し処理でもあります。
ツヤ消しにした結婚指輪を彫刻を施すための彫刻台にセットして手彫りで彫刻していきます。
写真を見ていただくと彫り跡の細い部分と太い部分があるのがわかります。
単純な模様だと機械で彫ることも出来ると思いますが、このような抑揚のある彫刻は手彫りではないと表現できない物になります。
また、レーザー彫刻はかなり細かい彫刻をする事が出来ますが、彫り跡はレーザーで焦がした跡なので表面に印刷したような仕上がりになりデジタルなイメージになります。
ダイヤの石留めなどが出来るジュエリー職人は沢山いらっしゃると思いますが、和彫りや洋彫りが出来、龍の彫刻が彫れる職人は日本には数人しかいないのではないでしょうか?!
彫刻を施すタガネも線の太さや彫り跡の形によって沢山の種類があり、その都度タガネをチョイスして彫っていきます。
ある程度の幅の広い指輪ではないと彫刻が出来ないため指輪自体も幅広で高価な結婚指輪になるので、最近では彫刻をする機会も少ないため職人も減っているのだと思います。
日本の建築でも木造の神社などの欄干の木造彫刻などを行う宮大工さんが少ないのと同じようなことだと思います。
当店では熟練した職人が彫刻作業を行っておりますのでこのような難しい彫刻もリーズナブルな価格で彫刻を承ることが出来、と同時に他ではなかなか見ない龍の彫刻のような温もりがあって味のある手彫り彫刻をご提供する事が出来ます。
写真は龍のお腹のあたりの彫刻面です。
龍の体のうねり具合、ウロコの感じとか手彫りならではの味のある彫刻です。
一度つや消しにしてから表面にピカピカ刃先の超硬のタガネを使って彫るので龍の彫り跡もピカピカしてとてもキレイです。
写真ではピカピカ感を表現できないのが残念です。
こちらが完成した手彫り龍の結婚指輪です!
龍の顔の表現も職人のセンスが無いと格好いい龍の顔にならないし、本当に熟練の技が栄える結婚指輪です。
内側にはコンピューター彫刻ですが、日本語で彫刻をいれて、表面と内側も和のテイストの結婚指輪になりました。
フルオーダーメイドの場合は、手作りよりも少しお時間をお待たせするようになりますがご注文ありがとうございました!
お渡し時には大変喜んでいただきました。この度は本当にありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は愛媛県よりご来店頂きました。
徳島県内の当店までは車で高速を使っても3時間はかかるような道のりですが、お越し頂きありがとうございました!
遠方からご来店頂くことも多いですが、四国内だとお車での移動になります。
ちょっとした小旅行を兼ねてご来店くださるようです。
今回お客様に手作りして頂いた結婚指輪のデザインは店頭の見本リングをご覧になり、検討の上決定したデザインです。
少しV字型のフォルムで、表面をシルクカーテンのように風に吹かれて波打っているようなデザインです。
レディスにはダイヤモンドを3個埋めこんでいますが、真ん中のダイヤモンドはピンクダイヤを使っています。
女性らしい可愛らしく華やかなデザインの結婚指輪になりました。
店頭には見本の結婚指輪が沢山あり、それを見ながらデザインの参考にして頂けたらと思います。
気に入ったデザインがあればその通りに作って頂いても良いですし、幅を変えたり自分なりに好きなようにアレンジして作ることが出来ます。
ワックスを使って最初から指輪の形を作るようになるので、見本はあくまで参考にして頂くだけでその通りに作る必要はありません。
一般のお客様は指輪のデザインを沢山見ているわけではありませんので、実際どのようなデザインがあるのはわからない方も多いですし、
自分にどのようなデザインの指輪が似合うのかもわからないと思います。
店頭にお越しの際は、デザインのアドバイス・相談などを最初にさせて頂き、デザインの決定をしていきます。
指輪の製作作業は順をおって決定したデザインを作れるように教えながら作業をしますので初めてでも安心して作業して頂けます。
こちらのデザインの指輪はV字型、表面のなみなみ模様など製作要素が多いので少しお時間がかかりましたが無事に手作り結婚指輪の原型が完成いたしました。
遠方からのご来店でお疲れかと思われましたが、終始楽しく作業をして頂きありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日は七夕です。
願い事を短冊に書いて笹を飾る日でもありますが
織り姫と牽牛が年に一度天の川で再開するというロマンチックな伝説もありますね。
本日ご紹介のお客様は大阪府下のお客様ですが、可愛い子供3人とご夫婦の5人で来店で結婚指輪を手作りしていただいた時のご紹介です!
小さいお子様連れでご来店頂くことはありますが、今回のように5人で来られたのは初めてです。
工房内はそれほど広く手狭で申し訳なかったですが、楽しく作業をしていただけたようで良かったです
子友達は見ているだけのつもりが、やはり小さい子は何でもやってみたくなるもので、指輪作りに参加して頂きました
本当に難しくて細かい所は無理なので、あるていど大丈夫そうな部分のお手伝いで手作りです!
手作りして頂いた結婚指輪のデザインは指輪を外した状態で斜めから見るとハート型に見える上下がV字型になったデザインで
レディスには沢山ダイヤモンドを埋めこんで豪華に仕上げました。
ストレート型よりも削る部分も多く時間もそれなりに必要なので、小さいお子さんには退屈で大丈夫かなと思いましたが
終始楽しく時間を自分たちで作り、かつ、作業もお手伝いして有意義な時間を過ごして頂けたようです
レディスのダイヤモンドは沢山埋めこんでいますのでエタニティリングにも見えるような結婚指輪になっています。
ダイヤモンドがキラキラと輝き天の川のような結婚指輪となりました!
ご結婚されて何年か経つと思いますが、可愛らしいお子様にも恵まれて、七夕の願いも叶った幸せなご家族に見えました!
この度はご来店ありがとうございました。
さらなるご多幸をお祈りしております!
末永くお幸せに(^^)
まことに勝手ながら現在、徳島店、大阪工房の手作り結婚指輪の新規ご予約を見合わせております。
フォームでのご予約も休止しておりますのでフォームご予約が再開されるまでお待ちください。
宜しくお願いいたします。
そんななかですが、大阪工房にご来店のお客様をご紹介いたします。
大阪府北部よりのご来店のお客様ですが、結婚指輪のデザインはシンプルな甲丸リングでレディスは全面をつや消しにしたデザインです。
つや消し加工について効果と注意点について少しご説明をいたします。
つや消しにする方法は、結婚指輪の表面に細かいテクスチャーを入れてつや消しにするのですが、写真のレディスに施したつや消しはサンドブラストという方法で艶消しにしております。
当店で行えるつや消し加工には以下の様な種類があります。
【サンドブラストつや消し】
サンドブラストとは、細かい砂の粒子を表面に吹き付けて細かい傷をつけるような方法で艶消しにします。この方法だとかなり細かい砂の粒子が均等に表面に吹き付けられるので均等できめの細かいつや消しになります。
ブラストによるブラストつや消しはよりきめが細かいつや消しなので女性らしい可愛らしい仕上げになるようです。
【ダイヤポイントつや消し】
ダイヤポイントつや消しはハンドモーターを使って手作業で表面を荒らす方法で、ブラストを使ったつや消しに比べて少し荒い仕上げになりますが、表面が少しキラキラしたようなつや消しになります。
【シルクサテン仕上げつや消し】
先のギザギザした洋刀を使ってライン基調の傷をつけるヘアラインのようなつや消しです。洋刀を使ったシルクサテン仕上げの場合もキラキラしたラインのような傷をつけるのでキラキラしたつや消しになります。
基本的に、つや消しは光沢仕上げに比べて基本的に鏡の様にピカピカと光らないのでおとなしいシックなイメージになります。
ピカピカと光った光沢仕上げに比べてフェミニンなイメージで女性に人気ですが、つや消し加工にもデメリットがあります。
【つや消し加工のデメリット】
結婚指輪は常に身に着けている指輪なので、表面の仕上げに関係なく傷はどうしても入り、どちらが傷に強いというわけでは無いのですが、光沢とつや消しにした場合とで傷の見え方に違いがあります。
ピカピカの光沢仕上げの場合は表面が鏡のように周りの景色が写り込んでいるので傷が少し入ったぐらいでは目立ちません。
反対につや消し仕上げに入る傷は光沢の傷になり光った線の様な傷になります。表面は光沢のように周りの景色も写り込んでいないので紙に鉛筆で線をひいたようにとても目立つものになります。
傷がたくさん入ってくると光沢仕上げはつや消しのように全体に艶がなくなり、つや消し仕上げは傷のラインは光るので最終的にはどちらも半光沢の様な表面になります。
光沢の場合は表面を研磨しなおすと光沢も出て新品同様に近い仕上がりになり綺麗になります。つや消しの場合は磨くと光沢仕上げと同じように艶が出るので、元のつや消しにするにはつや消し加工をやり直す必要があります。
このように光沢仕上げ、つや消し仕上げのそれぞれのメリット、デメリットをご説明差し上げたうえで、今回のお客様はつや消し加工にしていただきました。そももそピカピカに光った仕上げが好まない人もいらっしゃるし、どっちにしても傷は入るものなので艶消しを選択する場合はあまり気にしないほうが良いでしょう。
結婚指輪の形はシンプルなストレート型の甲丸リングでしたのでそれほど時間もかからずに原型が出来上がりました。
今日のブログは加工の事についての説明が多くなりましたがお客様も楽しみながら作業をしてくださいました。
この度はご来店ありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)