ご結婚されるカップル様はそれぞれに出会いの切っ掛けになった思い出やエピソード、2人の共通の大事な趣味やアイテムなどがあることと思います。
今回お二人が手作りで作る結婚指輪にもそんな2人だけの大事な物をデザインに取り入れました。
12という数字がお二人にとって大事な数字だそうで、指輪の表面に12の文字を入れるデザインになりましたが、通常の算用数字では自作でキレイに彫るのも難しいので格好いいローマ数字で表面に模様を彫っていただきました。
基本の形はストレート型甲丸リングに製作していきますので指輪の形を作るのはそれほど時間はかからずに出来ます。
甲丸リングの表面に「12」を入れるのですが、ローマ数字だと「XII」になります。
三角ヤスリで×とラインを2本入れる要領で削れば簡単です。
更に、反対側には合わせるとハートが浮かぶようなデザインにしたいという事で今度はハンドモーターの丸ボールポイントでハートの片割れを削って彫っていきます。
全てマジックでワックス表面に下書きしてから彫りますのでそれほど難しい作業ではありません。
完成したワックスをお預かりしてプラチナで仕上がった結婚指輪がこちらです!
キレイにハートが浮かぶように仕上がりました。
ハートの形も当店の職人がキレイに仕上げてピカピカに仕上げています。
指輪の内側とハートはピンクブラウンのコーティングを施してデザインがハッキリするようにも仕上げています。
ピンクブラウンコートは貴金属のピンクゴールドの発色に似ているのでプラチナとピンクゴールドのコンビネーションの様に見えるので自然な出来映えです!
数字のXIIの部分もピンクブラウンコートを入れて数字がハッキリ解ります。
こちら側から見るとオシャレなブランド品にも見えるデザインになっています。
この度はご来店誠にありがとうございました!