結婚指輪の手作りで大阪で人気のデザインは?

2022-05-03 13:24:55  | NoComment
                   

2022年5月になりましたが、この2年間は新型コロナウィルスの影響でゴールデンウィークも思うように楽しめることが出来ませんでした。

ですが、今年は制限も無くある程度羽を伸ばすことが出来るゴールデンウィークになっているようです。新型コロナが完全になくなったわけではありませんが、これまでの感染状況に比べて重傷者のそれほど増えておらずウィズコロナの中でも日常が戻りつつあります。

これまで旅行や結婚式もなかなか出来る状況ではなかったですが、最近では結婚式を行うというお客様も増えてきており、買い控えていた結婚指輪も購入しようという人も増えてきたようです。

大阪工房でも、コロナウィルスの影響で自粛で休業を余儀なくされた時期もありましたが、沢山のお客様が来店し結婚指輪を手作りして頂けるようになってきました。

これまで結婚指輪を手作りして頂いたお客様のデザインでどのようなデザインが人気だったのか?ワックス製作と彫金製作の双方の人気のデザインを、これから結婚指輪の購入を考えているお客様に是非参考にして頂けるように人気の結婚指輪デザインをご紹介します。

手作り結婚指輪のワックス製作で人気デザイン

結婚指輪を手作りをワックスで製作したデザインの人気ベスト3をご紹介します。ワックスで指輪の原型を作る方法では、ワックスを削っていろいろな形を作ることが出来ます。ストレート型以外の歪んだ形や表面に自分で削って模様を入れるなど自由なデザインが製作可能です。

No1 アンティーク風の結婚指輪

表面が凸凹したアンティーク風結婚指輪

指輪の表面をスパチュラ、ヤスリ、針の先のような治具などを使て表面に凸凹した模様を入れた原型を作り結婚指輪に仕上げたデザインです。指輪の表面の模様を自分たちで自由に入れることが出来るので同じものは2度とできず、完全に二人だけのオリジナル結婚指輪になります。

こちらのデザインではプラチナ以外のゴールドを製作して頂くとアンティーク風のデザインになり、なんとなくおしゃれに見えるのが特徴です。光沢に仕上げる場合もありますが、全体をつや消し仕上げのナチュラルな風合いはレトロな雰囲気になり派手でなく落ち着いた結婚指輪になります。

No2 S字型やV字型の歪んだ結婚指輪

S字型の歪んだ結婚指輪

歪み幅分のワックスから不要な部分を削ってS字型やV字型に削り出し、カーブしたデザインです。ストレート型に比べると削る部分が多いので少し作業時間が増えますが、完成した結婚指輪は女性らしい柔らかな雰囲気になりダイヤモンドなどを埋め込むとフェミニンで可愛らしい結婚指輪になります。

写真のデザインは中央部分にねじれを加えメビウスの輪のようなデザインとなっています。このように歪んでいるだけでなく表面にねじれを加えるなどワックスならでわのデザインが人気です。

No3 スタイリッシュなカラーコーティングの結婚指輪

カラフルなカラーメッキの結婚指輪

当店オリジナルでカラーコーティングを施した結婚指輪が人気です。コーティングのカラーは5色でブルー、紫、グリーン、ピンクブラウン、鮮やかなピンクがあります。中でもブルーはサムシングブルーにちなんだ色で「青い物を身に着けた人は幸せになれる」という伝説があり人気のカラーです。

手作り結婚指輪の彫金製作で人気のデザイン

結婚指輪を彫金で製作した場合の人気のデザインをご紹介します。彫金の場合はプラチナやゴールドの金属棒を丸めて溶接して磨きます。その日のうちに完成させて当日持ち帰り頂くことが可能な結婚指輪の製作方法です。金属を使って丸く丸める製作方法なのでストレート型の真っ直ぐなデザインしか作ることが出来ませんが、金属を直接扱うので指輪作りをしているという実感はワックス製作よりも感じられる製作方法です。

No1 シンプルな甲丸型の結婚指輪

シンプル甲丸彫金手作り結婚指輪

彫金で製作する場合は真っ直ぐな金属棒を丸く丸めて作っていくので歪んだ形は作れず、製作デザインにある程度の限りがありますが、デザインよりも自分で手作りした指輪を結婚指輪として身につけたいという事を優先して手作りにご来店頂くお客様が多いです。そのためシンプルに細身の甲丸型の結婚指輪を作る型が一番多く人気のデザインとなっています。

写真の指輪はオプションとして女性物にダイヤモンドを埋め込みました。ダイヤの埋め込み、彫刻などオプション加工が必要な場合は、当日完成した指輪をお預かりして約2週間後にご自宅まで無料でお送りしています。

No2 自作で槌目を打った結婚指輪

ピンクゴールド槌目彫金手作り結婚指輪

金属をそのまま指輪に仕上げるので指輪サイズを合わせるのも自分自身で行います。芯金棒という棒に指輪をはめて木槌や金槌で指輪を叩いて伸ばしていきサイズを合わせます。この際に特殊な金槌で叩くと指輪表面に槌目模様を入れる事が出来ます。金槌の形は3種類ありますが、平らな金槌で叩いたフラットなランダムな平面を打つことが出来る槌目模様が人気となっています。

細かな平らなキラキラとした面がランダムに表面を輝かせ、ミラーボールのような美しい輝きの結婚指輪に仕上げることが出来ます。

No3 独自の表面仕上げの結婚指輪

ヤスリ削り跡模様の彫金手作り結婚指輪

結婚指輪の表面は光沢のあるピカピカに仕上げることが多いですが、意図的につやの無い仕上げにすることもあります。男性の方はピカピカ光る派手な指輪をつけることに抵抗がある人もいるようで、つや消しにします。

彫金製法ではピカピカに仕上げるまでの工程を自分たちで行うので、自分たちの好みでいろんな道具を使いつや消し仕上げにすることが出来ます。

写真の指輪はヤスリを使って意図的にランダムな削り跡を模様として付けたデザインです。その他ではハンドモーターを使ってつや消しにすることも出来ます。つや消しの具合も自分たちで行うので彫金製法の手作りならでわの表面仕上げの結婚指輪になります。

彫金とワックスでの製作の特徴比較

彫金製作とワックス製作でそれぞれの人気の結婚指輪デザインを紹介してきましたが、最後に双方の納期や製作に関する特徴を比較した事項を表にまとめましたのでご覧ください。

彫金コースワックスコース
素材・プラチナ
・イエローゴールド
・ピンクゴールド
・プラチナ
・イエローゴールド
・ピンクゴールド
デザインストレート型のみ自由
指輪幅1.5mm、2.0mm、2.5mm自由
ダイヤ埋込み可能可能
内側彫刻可能可能
製作時間3時間~4時間2時間~3時間
納期最短当日約1か月半
ペア予算90,000円~90,000円~

それぞれ作れるデザインの制約や特徴などがありますので自分たちのあった方法で結婚指輪の手作り検討してください。