結婚指輪の女性物リングにはダイヤモンドを埋め込むのが一般的に多くなっていますが、男性物の結婚指輪にもダイヤモンドを埋め込みたいという希望をよく聞くようになりました。
ですが、まだ大多数の男性は自分の指輪にはダイヤモンドなど宝石類は必要ないという方が多いです。
女性物にダイヤが入り、男性物にはダイヤを入れない場合デザインの面で多少の違いが出てきます。女性物にダイヤを1個埋め込んだ場合だとデザインにそれほど違いはありませんが、複数個のダイヤを入れた場合はダイヤが入った部分そのものがデザインの一部になり、男性物とはデザインが違ったようになってしまう場合があります。女性物にダイヤを入れた場合のデザイン統一性を出す方法で結婚指輪を手作りで製作したお客様をご紹介します。
大阪工房にご来店いただきました。大阪市内のご近所にお住いのお客様です。
とても仲の良いお二人で一生懸命に結婚指輪を手作りして頂きました。
彼女の作業を常に気にされていた彼が難しい部分をサポートしてあげて彼の優しさが感じるシーンが多々ありとても幸せそうなお2人です。
完成した結婚指輪のデザインがこちらです!
形はストレート型のプラチナデザインですが、女性物はシンプルな甲丸リングにダイヤモンドを3個斜めに留めた上品で女性らしいデザインです。
男性物のデザインを工夫してペア統一感を出しています。女性物の斜めに留めたダイヤに合わせて表面に斜めのライン等のデザインを取り入れています。
表面を甲丸型にせず、らせん状のくぼみで斜めラインが浮かぶようにし、女性物のダイヤ部分デザインに合わせてつや消しにしています。
これでストレート型、斜め模様というように統一感を出すことが実現しています。
女性物はワックスでも彫金でも手作り可能なデザインでしたが、男性物のくぼんだ斜め模様はワックスでしか作れないデザインでしたのでワックスコースで結婚指輪の原型を作っていただきました。
ストレート型のワックス原型を作るのは非常に簡単で約1時間ほどで原型が完成します。鋳造してプラチナに仕上げるまでは1か月半ほどかかりますが、彫金で作れないデザインがワックスでは製作可能なのでデザインにこだわりがある場合は必要な期日までに余裕をもってご予約をお願いいたします。
大阪工房へご来店のお客様のご紹介です。ご紹介のお客様は滋賀県よりご来店のお客様で、大阪工房はJR大阪駅から徒歩10分程度の場所にあるため関西圏のお客様にご来店が便利な立地にあります。
店頭で沢山の結婚指輪の見本をご覧になり結婚指輪のデザインを決めていきました。
歪んでいるデザインよりもストレート型のシンプル目のデザインがご希望でしたので真っすぐの形をベースに手作りです。
シンプルな甲丸型の表面ではなく、何かアクセントになるような模様を入れたいとのことで全周にねじれ模様を入れることにしました。
写真は指輪サイズを合わせるためにリーマーを使って指輪の内側を削っているところです。
彼女の指輪サイズはデフォルトのワックス内径がそのまま指輪サイズになっていましたので彼女はリーマーを使わずにそのままで、彼の指輪のみ内側を少し削ってサイズを合わせていきました。
サイズを合わせたのちに指輪の表面をヤスリで削ってねじれ模様を入れていきます。
細かい仕上げは当店の職人がきれいに仕上げて完成です。
基本的な形はストレート型でしたので2時間弱で結婚指輪の原型が完成いたしました!
完成した原型はお預かりしてプラチナ鋳造し、当店の工房で仕上げていきます。
約1か月半ほどで完成した手作り結婚指輪がこちらです。
全周にねじれ模様が入っていますが、トップ部分の一部の捻れのみつや消し加工を施して光沢部分との対比でメリハリのある仕上がりになっています。
指輪の内側にはお互いの誕生石を埋め込んで守護石としています。
誕生石は身に着けた人を災いから守ってくれると言われていて縁起のよいものになっています。
凹型にねじれた模様は回りの景色を逆さまに映り込ませ光方も通常の凸面とは違った輝きを放ちます。
この度は大阪工房へご来店ありがとうございました!
※新型コロナウィルスオミクロン株のまん延により現在大阪工房は休業しております。そのためご紹介のお客様は過去にご来店いただいたお客様のご紹介です。
大阪府からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
お客様の中で大変そうにされている方が多いのは、上記画像でされているワックスの切断です。
この切断作業は、真っ直ぐ机に垂直になるように糸鋸をおろしていくのですが、その真っ直ぐが難しくよく斜めになってしまう方がいます。力やコツがいるわけではないのですが、真っ直ぐって何気に難しいですよね(笑)もし結構斜めに切ってしまってもやり直しが出来ますし、職人が直してくれるので大丈夫ですよ😊
出来上がったワックス原型は、一旦お預かりして後日職人が貴金属に仕上げてお返しいたします。
貴金属が1種類だけの指輪は何も手を加えずそのまま鋳造するのですが、今回は2種類でしたので、指輪を半分に切断し、別々に鋳造してから2つを溶接しました。溶接した後は、最初からくっ付いていたかのような綺麗な仕上がりになりますのでご安心ください!
お客様が作成された指輪がこちらです!
この指輪の特徴は何といっても、プラチナとゴールドの二種類の貴金属を使っている所です。お客様は、周りの人が持ってないようなオリジナリティのある指輪を希望されていたので、このデザインをとても気に入っていらっしゃいました。プラチナとゴールドがお互いのカラーを引き立てて輝く姿は、寄り添い支え合うお二人にぴったりですね!
表面に施されたつや消しは、鏡面仕上げの指輪と比べて、輝きが抑えられ上品な光沢を出してくれます。また、シルクサテン仕上げは、その名の通りシルク生地のような上品な質感が特徴的な加工です。シンプルな指輪に高級感をプラスしたい方にはおすすめの加工です!
シンプルなストレート型を拘りぬくことで、上品ながらオリジナリティのある素敵な指輪に仕上がりましたね✨
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕
兵庫県からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
穏やかな優しい雰囲気が印象的なお客様でした😊
今回のお客様は、ストレート型の指輪を作成されました!
ストレート型は、手作り指輪の中で一番簡単に出来るデザインになっており、時間も他の形と比べて約1時間と短い時間で完成するので、忙しい方でも時間を取りやすいかと思います🎶
上記画像では、お客様が青いチューブ状のワックスから作りたい指輪の幅を切り出している所です。切り出す作業では、糸鋸を使いますので指を怪我しないように注意してください!
次に指輪の内側から指のサイズになるまで削っていきます。その後表面をヤスリで滑らかになるように整えて完成になります。
出来上がったワックス原型は、一旦お預かりし後日職人がプラチナに仕上げてお返しいたします!
お客様が作成された指輪がこちらです✨
派手過ぎるのは嫌だとお客様が希望されていたので、表面のつや消しをお勧めしました。
表面につや消しを施すことで光の反射が抑えられ、上品な美しい光沢感が出ます。
指輪のデザインが華やかだと、お葬式の際などTPOに合わせて外さなければならないのですが、このようにベースのデザインをストレート型にしたりつや消しを施すと、フォーマルな印象になりTPO関係なく身につけられる指輪になります。
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕
結婚指輪は貴金属のプラチナやゴールドを用いて作られていますが、貴金属の魅力は磨くと鏡の様にピカピカに光るのが魅力です。ですが、あえてマットなつや消しに仕上げて雰囲気を違ったものにすることも出来ます。
つや消しにすることで結婚指輪の印象がガラッと変わる加工方法ですが、注意しなければならない事もあります。つや消しにした場合の注意点などを解説します。
つや消し加工は金属の表面に何かを塗るわけではありません。つるつるに磨いた表面は周りの景色を反射して鏡の様に光りますが、つや消しはこの表面に小さな凸凹を作って光を乱反射させて曇ったようにしています。
つや消しにする方法は色々ありますが、主な方法としてはサンドブラストという方法があります。サンドブラストは小さな砂の粒子を空気の圧力によって噴出させ、つや消しにしたい部分に砂の粒子を吹き付けて小さな凸凹を作ります。
あまり硬い物質だと砂が当たってもきれいなつや消しにはなりませんが、プラチナやゴールドは適度な硬さなので小さな凸凹が出来つや消しにすることが出来ます。
つや消しにした表面は落ち着いた上品な仕上がりになりますが、デメリットもあります。小さな凸凹を付けてつや消しに適した硬さのプラチナやゴールドですが、逆に傷がつきやすいという事になります。
身に着けていると日常生活で硬いものにあたると傷がつきますが、光沢に仕上げた表面は周りの景色が反射して映り込むので少々傷がついたとしても映り込みによって傷があまり目立ちません。
つや消しの場合は景色の映り込みが無いので傷がつくと、とても目立つようになります。日常傷がつくのは仕方がありませんが、なるべく荒っぽい作業や硬いものを扱う場合は指輪を外したほうが良いでしょう。
キズがついてつや消しもだんだん無くなってきますが、再度のつや消し直しは出来るのでしょうか?ブラストによって砂の粒子を吹き付けるとつや消しになるので簡単に出来そうに思いますが、ほとんどの場合お勧めはできません。
なぜなら、指輪表面に着いた傷は大きな傷や小さな小傷が沢山入った状態ですが、まず、この傷をきれいに取り除いて磨く必要があります。研磨によって小傷などはとれますが、大きな傷は取り除くのが難しく研磨しても表面に残る場合があります。この大きな傷が残った状態でつや消しにするとあまりきれいな仕上がりにならないことがあります。
このような場合は、逆にきれいに磨いて光沢仕上げにしてしまうのも一つの方法です。
このようにつや消しは傷が目立ちやすく再仕上げもしにくいので指輪の構造で傷の入りにくい部分に施すのが良い方法と言えます。表面がシンプルで凹んだ部分が無いデザインではどうしようもないのですが、凹んだ部分がある場合はその部分は傷がつきにくいので、このように凹んだ部分につや消しするのはおすすめです。
今回ご紹介のお客様はレディスを光沢仕上げ、メンズをマットなつや消しに仕上げた手作り結婚指輪です。
デザインは同じですが、指輪幅を変えてレディスは細く、メンズは男性らしく幅を広くしています。表面のデザインは螺旋状の捻じれたラインが入ったデザインでメンズの様に幅が広いとかなりカジュアルなイメージのする印象になります。
こちらのお客様の場合は少し落ち着いた雰囲気を出すために表面全体をつや消しにして光沢を無くした仕上げにしています。幅が広く光沢だとギラギラした印象になってしまい派手さが出てきます。派手さを抑える意味でもつや消しは有効な手段になっています。
また螺旋状のねじれは窪んだ斜めのラインなので硬いものに触れにくくつや消し面にキズが付きにくい構造です。
幅が広いデザインが好きだが派手になるのは抑えたいといったお客様の場合はつや消しを取り入れると落ち着いた雰囲気になるのでお勧めです。
プラチナで仕上がった結婚指輪がこちらです😊
レディスは細身なのでピカピカに磨けばエレガントな雰囲気になっています。メンズはご覧の様に幅が広いので光沢であれば派手な印象になっていたと思います。
仕事柄などあまり目立つ指輪にしたくない場合はつや消しにするのがおすすめです。
今回ご紹介のお客様が手作りした結婚指輪のデザインは可愛らしく見えるデザインです。
細めのストレート型のフォルムに全体をブラストつや消しにし、エッジに小さなつぶつぶが並んだミル打ちを施したフェミニンな結婚指輪です。
ストレート型なので自分の作りたい幅で元になるワックスを切りだします。ワックスを真っ直ぐ切るのは難しくだいたいの方が歪んで切れてしまいます。でも、歪んでしまって断面がガタガタになっても大丈夫です。作りたい幅より少し広めに切っていますので断面ガタガタでも作りたい指輪幅があればヤスリで削って指輪幅に合わせることが出来ます。
ノコギリでワックスを切り取った後は表面などヤスリ作業です。切り取ったすぐのワックスは厚みや幅が広いので作りたい幅まで専用のヤスリを使って削ります。
真っ直ぐ削る、幅をそろえる。といった作業は機械を使わず手作業なのでぴったりというわけにはなかなかいきませんが、その都度細かくノギスなどを使って測りながら削っていきます。場所によって多少幅が違ったりすることがありますが、それも手作りの味です。自分の削った癖の様なものが出たという証なので、より手作り感も増して愛着がわくものになるので多少幅が違っても手作りの良いところ(メリット)と思っても良いと思います😃
手作り作業は工程によって自分の苦手な部分もあると思います。お互いに自分の指輪を相手に作ってもらう作りあいっこで製作することが多いですが、難しい部分はどちらか得意なほうが手伝いながら作業していただけます。
お互いに協力することでより二人の仲も良くなり、作業を通じて二人だけの共通の体験となり出来上がった指輪はより愛着がわくと思います。
数時間後完成した結婚指輪のワックス原型をお預かりしてプラチナで仕上がった手作り結婚指輪がこちらです。
指輪のミル打ち部分は光沢でキラキラと輝き、中央部分は丸い形でつや消しになっており、可愛らしい手作り結婚指輪が完成しました!
この度はありがとうございました!
結婚指輪の女性物にはダイヤモンドを留める事が多いですが、男性物にダイヤはほとんど入れません。
このため、メンズはよりシンプルなデザインの結婚指輪を手作りしていただくことが多いです。
女性に比べて男性はシンプルなデザインを好む方が多いのでシンプルな仕上がりでも良いのですが、女性物のダイヤを入れた部分にあわせてデザインを少し加える事も出来ます。
こうすることによって女性物との一体感がより増すデザインとなりペア感もより出てきます。
今回のお客様も女性物のダイヤにあわせて男性物にも少しデザインを加えてより一体感を出すデザインになりました。
シンプルな細身の甲丸型の結婚指輪ですが、女性物に2個ダイヤモンドを留めています。
彫刻によって斜めに見えるように石留めしておりますが、この石留め彫刻の形に合わせて男性物には凹んだ溝を削ってつや消し処理をして溝の形が良く解るようにしています。
何もデザインのない甲丸リングよりもよりペア感が増しています♪
とてもおおらかで優しそうはお二人のカップル様でした!
この度はご来店ありがとうございました。
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は大阪府下よりご来店頂きました。
結婚指輪の形は大きく分けてストレート型、S字型、V字型とありますが、一番作りやすいのはストレート型の結婚指輪です。
歪んでいる指輪の場合は歪み幅分のワックスから削りだして歪んだ形を作らなければいけませんが、
ストレート型の指輪の場合は単純に指輪幅のワックスを切り出せば作れるので簡単です。
今回のお客様もストレート型をベースにした結婚指輪を手作りして頂きました。
形はストレート型ですが、トップ部分に斜めのラインを入れて、それ以外の部分は上下に光沢とツヤ消しの部分に分けたデザインです。
斜めラインの部分は光の反射が面白い効果を出し、光沢ツヤ消しの部分は2本の指輪を重ねづけしているように見える効果があります。
ツヤ消しの加工は当店で金属に仕上げますが、斜めのライン部分はお客様に削って頂きます。
削る部分のレイアウトも事前にしっかりと決め、マジックで下書きをしてから削って頂いております。
サイズにもよりますが、今回のお客様の場合は2時間程度で結婚指輪の原型が完成いたしました。
お急ぎのご注文でしたので約1ヵ月弱で貴金属に仕上がった結婚指輪がこちらです!
少し幅広のデザインですが、斜めラインとツヤ消しの効果でそれほど太くは感じないデザインの結婚指輪となりました
この度はご来店ありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
今日から2月になりました!
この時期になって雪が降ったりして冬の時期で一番寒さが厳しくなります。
毎年思うのですが、北半球で昼の時間が一番短い日、いわゆる冬至は12月22日ごろです。
普通に考えると冬至が一番気温が下がって寒くなるように思うのですが、1月~2月が一番寒くなるのはなぜなのでしょう?と思う今日この頃です(^_^)
手作り結婚指輪ドットコム徳島店にご来店のお客様は香川県よりご来店頂きました!
香川県から徳島県に来られる場合は主に車での来店になりますが、両県に繋がる高速道路にはトンネルがいくつもあり、寒い時期は凍結するおそれもあります。
高速道路はスピードを出すのでとても危ないですが、気をつけてご来店頂きました。
結婚指輪のデザインは少し歪んだフォルムでレディスにはホワイトダイヤを3個埋め込み、
メンズはダイヤの変わりに、レディスのダイヤ部分と同じような模様を斜めの溝で表現し、
その溝をツヤ消しにして強調したデザインです。
指輪のサイズを合わせるにはリーマーという道具でワックスの穴を広げて合わせます。
単純に穴の中をグリグリ回して広げるだけなのですが、
リーマーとワックスの当たり具合がきつすぎると回すのが堅くて穴の中がガタガタになってしまいます。
反対に当たりがゆるすぎるとなかなか穴が広がらない状況になってしまいます。
最初のなれない内は皆さんちょっととまどいガチになりますが、しばらくグリグリしている内になれてくるとキレイに広げられるようになります。
指輪のサイズが出来れば表面を削ってS字型に形を削り出します。
細かい部分で最終的な仕上げは当店の職人が行いますので多少の凸凹は気にされなくてもキレイに仕上げますのでご安心ください。
数時間後に結婚指輪のワックス原型が完成しました!
お客様自信でも丁寧に仕上げてくださいましてキレイな結婚指輪が完成いたしました!
レディスの比べてメンズの結婚指輪は少し幅を広くしています。
見て頂ければおわかりのようにメンズはサイズが大きく、レディスの幅と同じだと華奢になってしまうのでメンズの指輪はレディスよりも少し広く手作りする事が多いです。
このお客様の場合もメンズのサイズはとても大きなサイズなので幅を広くしました。
幅は違いますが見た目のイメージはこの方がより近づきます。
幅を広くする場合は好みや予算に合わせて自由に作って頂いて結構です。
店頭には同じ幅でサイズ違いの見本もありますので手作りする前に実物を手にとって確認も出来ますので是非手作りの際はご相談くださいませ。
この度は遠方よりご来店本当にありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)