一昔前の結婚指輪のデザインと言えば男物と女物は全く同じデザインのサイズ違いを購入するのが一般的な結婚指輪でした。
指輪の形も一直線の真っすぐなデザインがほとんどでしたが、現在ではデザインも多様化し、歪んでる形や指輪自体がまん丸ではなく、四角や三角の形が登場しています。
また、男物と女物で幅が違う、ダイヤの有無、素材違いなど少しデザインを違えてペアとしている結婚指輪が多くなっています。
今回ご紹介の大阪のお客様が手作りした結婚指輪も真っすぐな形という部分は同じですが、幅や表面の加工を違えたデザインですが、ペアの結婚指輪として製作して頂きました。
指輪の製作方法はワックスで作っていただきました。
男物は幅が2.5mm、女物は幅が2.0mmの細身です。相手の指輪を作りあいっこしていただいたので彼女が彼の2.5mmの指輪を作ります。チューブ状のワックスから2.5mmを切り出して断面をきれいにヤスリで整えています。
結婚指輪を手作りで来店するお客様のほとんどが相手様の指輪を作る作りあいっこで製作していただくことが多いです。
この場合、女性物の指輪の方がサイズが小さく細身の事が多いので、男性が作る指輪は比較的ワックスを削る量が少なくて簡単です。女性が男性物を作る場合はサイズが大きく幅も広いことが多いので自分の指輪を作るよりも手間がかかることが多いですが、皆様頑張って作業して頂いています。
真っすぐな指輪の場合は歪んでいる形を作るよりも簡単ですが、比較的苦労しているのが指輪のサイズ合わせの作業です。
ワックスには最初から穴が空いており、その穴の部分を削って自分たちのサイズに広げます。穴を削るにはリーマーという道具を穴に差し込んでぐるぐる回して内側を削って大きくします。この内側を削る作業は力の入れ具合に少しコツが必要で、無理やり回すと内側がガタガタになります。また、引っ掛かってうまく回せない場合があります。
上手に削るコツは、リーマーを深く差し込みすぎ無いようにし、空回りさせるような感じで少しづつ削るのが良いようです。少しづつしか削れて行かないので時間はかかりますが、内側の削った面がきれいに仕上がります。
男性物の場合はサイズが大きく削る部分も多いので長く時間がかかります。ですが、今回ご紹介のお客様の場合は男性物のサイズが12号と小さなサイズでしたので女性でも楽に削れたようです。
サイズ合わせが出来れば、表面の余分なワックスを削って適切な厚みにし、表面の凸凹を無くすようにきれいに仕上げれば完成です。
女性物は表面に丸みのある甲丸型に仕上げて完成です。女性物のデザインは表面にミル打ちを入れるご希望ですが、ミル打ちはプラチナに鋳造して仕上げる段階で当店で施す加工なのでシンプルな甲丸型の原型が出来れば女性物の指輪の原型は完成となります。
男性物は平打ち側に表面を仕上げて、中央部分に全周に渡って溝を入れるデザインです。指輪の中央に溝を入れる作業は、当店で作ったオリジナルの道具を使って溝を彫っていただきます。この道具を使えば初心者の人でも簡単に中央部分に正確に溝を彫っていくことが出来ます。
写真では溝が入ってる様子がわかりにくいですが、これで男女共の結婚指輪の原型が完成しました。
ワックスコースによる結婚指輪の手作りは、当日出来上がるのが原型だけなので貴金属に仕上がったものが想像しにくく、きれいになるのか不安になる方がいらっしゃいます。ですが、事前に沢山の指輪見本をご覧いただいて出来上がりがイメージできるので安心して完成をお待ちください。
完成した手作り結婚指輪がこちらですが、ピカピカに磨いて美しく仕上がっております。
女性物は中央にミル打ちを全周に施し、トップ部分に可愛らしくダイヤモンドを1個埋め込んでいます。
エレガントかつ、可愛らしく仕上がって大変喜んで頂けました。
男性物はフラットな平打ち型の表面の中央に溝のラインを全周に入れて女性物とのデザインの統一感を出しています。ミル打ちを入れたデザインは男性によっては可愛らしくなりすぎて好みではないという方がいらっしゃいます。そんな場合、今回完成した指輪のようにミル打ちの代わりにラインを入れるなどしてデザインの統一性を出すというのはいかがでしょうか?
この度は大阪工房での結婚指輪の手作りご来店ありがとうございました!
結婚指輪の手作りはワックスを削って原型を作る方法であれば色々な形の結婚指輪を作ることが出来ます。
あまり細かい模様などが入ったデザインは難しですが、ストロレート型はもちろんS字型やV字型、その他ワックスで削って完成させることが出来る形であれば鋳造によってプラチナやゴールドに仕上げることが出来ます。
今回ご紹介のお客様は大阪市内よりご来店のお客様で梅田の大阪工房で結婚指輪のワックスコースでご来店頂きました。
指輪のデザインはストレート型の形をベースにトップ部分を捻じれたように削り出し、メビウスの輪のようなデザインを手作りして頂きました。
ただ捻じれただけのフォルムではなく、捻じれを強調して見えるようにエッジ部分にミルグレインを施しています。ミルを打つことで可愛らしい雰囲気にもなり華やかさもアップします。
それぞれにカラーダイヤを埋め込んでいますが、レディスに水色ダイヤモンド、メンズにピンクダイヤモンドを埋め込んでいます。一見ダイヤのカラーが男女で違うのかなと思われがちですが、男が青で女が赤という考え方は今どきは古いものでステレオタイプのような考え方が無くなってきたようです。
ミルの入れ方もレディスとメンズとで変えており、レディスは両エッジにミル打ちを施し、メンズは捻じれのエッジのみにミル打ちを入れています。
トップ部分が捻じれて細くなっているので本体部分は2.5mm~3.0mmありますが指に着けると細く見えます。
このようにワックスを使っての結婚指輪の手作りは色々な形を作ることが出来るので拘りの結婚指輪にしたい人にはうってつけの方法です。
今回のご来店誠にありがとうございました😊
徳島県からご来店いただきましたお客さあのご紹介です。
誠実そうな彼氏さんと可愛らしい彼女さんのお似合いの2人ですね😊
上記画像では、お客様が指輪の側面を滑らかになるようにヤスリで削っている所です。
最初に糸鋸でチューブ状の青いワックスを切り取るのですが、切り落とした後はどうしてもガタガタとした面になってしまいます。出来上がった指輪の側面がガタガタした面では美しくないので、ヤスリで丁寧に削っていく必要があります。
今回のお客様が作成された指輪は、メンズとレディースで少しデザインが異なるシンプルで美しいデザインの結婚指輪です!
お互いの好みを上手に取り入れた素敵な指輪ですね✨
レディースの指輪に施された彫刻はミル打ちと言います。
ミル打ちは、指輪をフェミニンな柔らかい印象にしてくれる、女性に人気の加工です。指輪の縁に沿うようにミル打ちを施すのが一般的ですが、お客様の様に中央に施すことによって、フェミニンでエレガントな印象を与えてくれます。
彫刻とダイヤの埋め込みは、ワックス原型が完成した後、後日職人が施します。
メンズの指輪は、レディースの指輪にデザインが少し似るように、中心を厚くしてつや消しをしています。
ミル打ちは可愛らしいイメージになるので、男性でする方は少ないです。なので、ミル打ちの代わりにつや消しを施しました。つや消しは、メタリックでクールな印象を与えてくれるので、男性らしい指輪になりますよ!
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕
兵庫県からご来店のお客様のご紹介です。
指輪を作る前に、見本となるデザインを選んでいただきます。
当店には、フォーマルからカジュアルな物まで、多数の見本を置いています。
もちろん、お客様が考えたオリジナルのデザインも大丈夫ですので、お気軽にお申し付けください!
デザインを決めたら当店で用意したエプロンを着けて、いよいよ指輪作り開始です!
今回のお客様もお互いの指輪の作り合いをされていました!
相手の指輪を作ることで気持ちがこもって、より特別な指輪になりますね😊
最初に、チューブ状の青いワックス(蝋燭の蝋のような物)からお好みの指輪の幅を切り出します。
後で余分な部分を削ったりするので、作りたい幅よりも大きめに切り出してください。
この作業では、糸鋸を使うので慎重にお願いします!
次に切断面を凹凸がない滑らかな面になるようにヤスリで削ります。
今回の指輪はストレート型なので表面を削るだけですが、S字型やU字型のデザインの場合はこの段階で削り、形を作ります。
リーマーという道具で、指輪の内側から指のサイズになるように穴を広げていきます。
メンズの指輪のほうが、削る面積が多いので抵抗が多く少し苦戦するお客様も多いです。
難しいときや間違ったときには、当店の職人が対応しますので、ご安心ください🎶
上の手順を終え、出来上がったワックス原型がこちらです!
完成した原型は、こちらでお預かりします。後日職人がプラチナに鋳造して、手作り指輪の完成です✨
こちらが、今回のお客様がお作りになった指輪です✨
縁に施されたミル打ちは、フェミニンな印象を与え、柔らかい雰囲気の結婚指輪になりました。
内側には、お客様の手描きの文字が彫刻されています!
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕
兵庫県からご来店のお客様のご紹介です。
今回のお客様は、幅の細いストレート型にミル打ちをアクセントにした上品な指輪です。
幅の細い指輪は、細い指に良く似合い、控えめで上品な印象になります。結婚指輪と他の指輪を重ね付けしたい人にも人気がある指輪です。軽くて細いので圧迫感が少なく、長時間でも気になりにくいので、指輪を着けなれてない人に着けやすい指輪になっています。また、使う金属の量も少ないので値段を抑えることが出来ます。
細い指輪は他の指輪と比べて強度面が若干弱く、細くなればなるほど長年着けていると、曲がってしまう可能性が高くなります。
指輪の中央に施された彫刻はミル打ちと言います。
ミル打ちを施したデザインはフェミニンなイメージを与え、アンティーク風の結婚指輪になります。また、何もないフラットな部分が減るため、傷が目立ちにくくなります。もし傷がついてしまっても、アンティーク感が増して味のある指輪になりますよ✨
シンプルな指輪が良いけど、もう一つ拘りたい!という人にオススメです!
お客様の中には、お互いの指輪を作りあう方が多くいらっしゃいます。指輪を作りあうのは手作りだからこそ出来ることです!相手の指輪に一つ一つ丁寧に気持ちを込めることで、より特別な指輪になりますよ😊
絆を深めるためにもお互いの指輪を手作りするのはどうでしょうか?
今回はご来店誠にありがとうございました!お幸せに💕
香川県からご来店のお客様のご紹介です。
まず、お客様にはプロの職人とどのようなデザインがいいかを相談し、ショップに置いてある見本から、ベースとなる形を決めてもらいます。ベースとなる形を選んだ後に、細かいデザインについて話し合っていきます。
ジュエリーショップMAKIには、多数のデザインの見本がありますが、お客様がオリジナルで考えたデザインがある場合には、ご希望に添えるように対応いたしますので、お気軽にご相談ください😊
今回のお客様はリボンのような形が特徴的なデザインを選ばれました。
リボンの形は、可愛さが強く男性には着けにくいイメージがありますが、このように少し崩したデザインにすると可愛さが抑えられ、男性でも着けやすい指輪に仕上がります。
さらにオリジナリティを出すために、全体をピンクゴールド、結び目にはプラチナを使い、見る人の目を引く色合いにしました。
リボンの縁に彫られたミル打ちという模様ですが、ミル打ちを施したデザインは形を強調するだけでなくフェミニンなイメージも与える結婚指輪になります。ミル打ちなどの彫刻は金属に仕上げてから職人が施す加工なので、お客様に作っていただく結婚指輪の原型はシンプルなリングになります。
二種類の素材や彫刻、ダイヤなどを入れる場合は別料金になりますが、その分豪華な結婚指輪になります。結婚指輪は一生物なので、拘ってみるのはいかがでしょうか。
最初にお客様にあった指輪の幅を切り出していただきます。
切り出す前のワックスは下記画像の様に青い細長い棒状になっており、作りたい指輪の幅で切り取るだけでよく見る指輪の形になります。
切り出した後、選んだ見本の形の様にご自分の手で削っていただきます。
小さな指輪を少しずつ削っていくので苦戦されるお客様がいらっしゃいますが、もし間違ったとしても職人がすぐに対応してくれるので安心です🎶
後日プロの職人がお客様が作られたワックスの原型から、指輪を鋳造していきます。
今回の指輪は結び目の部分を一旦切り離し、全体と結び目を別々の金属に鋳造し、後で繋げていきます。
その後、ミル打ちを手彫りで一つずつ施していきます。
最初から最後まで職人が丁寧に仕上げていくので安心してお任せください😊
この度はご来店誠にありがとうございました!お幸せに💕
今回ご紹介のお客様はエレガントなミル打ちを打ち込んだ結婚指輪を手作りして頂きました。
体格さのあるカップル様でしたのでレディスはサイズ小さく、メンズはサイズが大きくて指輪の大きさにもかなり差があります。体の大きさが違うと指のサイズや長さが違うのでお二人に似合った指輪の大きさで手作りして頂いています。
シンプルな甲丸型の指輪の中央に1列ミル打ちを全周に施しています。ミル打ちは通常は角のある凸部に打たないときれいなミル打ちは出来ないのですが、指輪の中央は平面なので凸部を作るために彫刻を施してからミル打ちを施しています。
手作りで結婚指輪の原型を製作中のお二人です。彼の身体が大きいので彫金机が小さく見えます。基本的な形はストレート型のシンプルなワックス原型を製作するのでそれほど難しくはありません。
ただし、身体が大きく指のサイズが大きい人の場合はワックスの内側を削ってサイスを合わせる際には沢山内側を削ってサイズを大きくしなければいけないのでその分削る量も多くなり時間も少しかかります。
彼女のサイズは極端に小さいサイズでしたので、彼女の指輪のほうが作業時間が短く早く出来上がっていきました。
レディスは幅も細くして彼女に似合う可愛らしいエレガントなデザインになっています。メンズは指も大きいので少し幅を広くしてサイズに似合った指輪幅で製作しています。数時間後お二人の結婚指輪原型が完成しました。
完成したワックスをお預かりしてプラチナ鋳造後きれいに仕上げて結婚指輪の完成です!
彼女の指輪はミル打ちの中に小さなダイヤモンドを1個埋め込んで可愛らしさを増した女性らしい結婚指輪になっています。
メンズも幅を広くしてミル打ちを施しても可愛らしくなり過ぎないように仕上がっています。
この度はありがとうございました(^^)
今回ご紹介のお客様が手作りした結婚指輪のデザインは可愛らしく見えるデザインです。
細めのストレート型のフォルムに全体をブラストつや消しにし、エッジに小さなつぶつぶが並んだミル打ちを施したフェミニンな結婚指輪です。
ストレート型なので自分の作りたい幅で元になるワックスを切りだします。ワックスを真っ直ぐ切るのは難しくだいたいの方が歪んで切れてしまいます。でも、歪んでしまって断面がガタガタになっても大丈夫です。作りたい幅より少し広めに切っていますので断面ガタガタでも作りたい指輪幅があればヤスリで削って指輪幅に合わせることが出来ます。
ノコギリでワックスを切り取った後は表面などヤスリ作業です。切り取ったすぐのワックスは厚みや幅が広いので作りたい幅まで専用のヤスリを使って削ります。
真っ直ぐ削る、幅をそろえる。といった作業は機械を使わず手作業なのでぴったりというわけにはなかなかいきませんが、その都度細かくノギスなどを使って測りながら削っていきます。場所によって多少幅が違ったりすることがありますが、それも手作りの味です。自分の削った癖の様なものが出たという証なので、より手作り感も増して愛着がわくものになるので多少幅が違っても手作りの良いところ(メリット)と思っても良いと思います😃
手作り作業は工程によって自分の苦手な部分もあると思います。お互いに自分の指輪を相手に作ってもらう作りあいっこで製作することが多いですが、難しい部分はどちらか得意なほうが手伝いながら作業していただけます。
お互いに協力することでより二人の仲も良くなり、作業を通じて二人だけの共通の体験となり出来上がった指輪はより愛着がわくと思います。
数時間後完成した結婚指輪のワックス原型をお預かりしてプラチナで仕上がった手作り結婚指輪がこちらです。
指輪のミル打ち部分は光沢でキラキラと輝き、中央部分は丸い形でつや消しになっており、可愛らしい手作り結婚指輪が完成しました!
この度はありがとうございました!
本日ご紹介のお客様は愛媛県よりご来店です。彼女がとてもジュエリーが好きなご様子で大きなルビーを入れた結婚指輪を手作りで作りたいとのご要望でした!
結婚指輪は普段身につけるものなのでシンプルなデザインが多いですが、彼女のご希望のデザインは大きなルビーが特徴的でミル打ちなどを施したアンティークのようなデザインです。
彼女の指輪デザインが完全に女性物の形をしているので彼は全く違ったデザインで、自分なりに好みのデザインの結婚指輪をお互いに手作りしていただきました。
それぞれにご自分の拘りの指輪を手作りするので、作り合いっこではなく自作で制作していただきました。
特に彼女のご希望のデザインがルビーの入った婚約指輪のような形でしたので細かい部分の細工が難しく慣れるまで一生懸命作業されているご様子です。
ある程度、初心者のお客様が手作りで制作出来る形は限られてくるので難しい部分は省略したり、当店の熟練した職人がお手伝いしながら制作です。
彼の希望のデザインは男性らしい幅広のカジュアルなデザインで、基本形がストレート型でしたのでそれほど時間もかからずに手作り出来ました。
こちらもご自分ではキレイに仕上げられない部分がありましたので当店の職人がワックスの仕上げ作業をさせていただき希望のデザインになりました。
それぞれに時間がかかりましたがなんとかワックス原型が完成しました!
お二人共に満足のいくワックス原型が出来上がったようで良かったです(^^)
このワックスを当店でイエローゴールドで鋳造し細かい部分を仕上げて完成した手作り結婚指輪がこちらです!
レディスは大きなルビーの回りと腕の部分にミル打ちを施しヨーロッパのアンティーク調に仕上げた結婚指輪です。
結婚指輪として普段でも身につけられるように出来るだけ爪を小さくしっかり留めて引っかかりの無いように仕上げています。
メンズは幅広で中央部分を平らに凹ませた機械的なカジュアルなデザインで内側にグリーンのコートを施してかなり個性的なデザインに仕上がっています。
それぞれ形は全く違いますが、手作りで自分たちの好きなように手作り出来るので、今回のお客様のように男女で全く違ったデザインを作られるお客様も増えてきました。
この度は遠方よりのご来店誠にありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は高知県よりご来店頂きました。
手作りする結婚指輪のデザインは店頭の沢山の見本をご覧頂きミル打ちの入った結婚指輪を気に入ったご様子で、お二人の手作りもミル打ちのデザインに決定いたしました。
彼と彼女とで指のサイズがかなり違うため彼のワックスの内側を削るのに手こずっておられるご様子でした。
ワックスの内側を削る作業は単純にリングリーマーという道具でワックスの穴に通してグルグル回すだけの単純な作業です。
ですので、しばらく作業しているとだんだん慣れてきて上手に出来るようになってきます。
ワックスの固さが慣れないうちは力を入れすぎると折れたり割れてしまうのではないかと慎重になりすぎるため、最初は少しだけとまどったご様子です
手作りする指輪の形も単純なストレート型のワックス原型を作るので、全体的にもそれほど難しくはなく、時間もそれほどかからず簡単に出来ます。
高知からのご来店で長距離のご来店でしたが疲れも見せずお二人とも元気に作業していただけて良かったです(^^)
約2時間で結婚指輪の原型が完成しました!
ワックスの原型は大事にお預かりしてプラチナ鋳造ののちに、当店の職人が全周にミル打ちを施して完成させていきます。
完成までの期間は時期によって変わってきますが約1ヵ月半です。繁忙期には2ヵ月以上かかる場合がありますので余裕を持ってご予約ください。
完成した手作り結婚指輪がこちらです!
中央に全周に渡ってミル打ちを施した結婚指輪です。
男性物は少し幅を広くしてカジュアルになっているので可愛らしい印象が強くなるミル打ちの結婚指輪でも違和感なく着けていただけます。
遠方よりのご来店誠にありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
今回ご紹介するお客様は香川県より手作り結婚指輪でご来店頂きました!
高松市より西側にお住まいのお客様でしたが、徳島小松島店までの道のりは高松自動車道で徳島県まで入り板野インターチェンジで一般道に降りて藍住インターチェンジから徳島自動車道に乗り直して徳島インターチェンジで降りるルートが一番早いようです。
徳島インターチェンジからは一般道で南へさらに40分ほどかかりますが、1時間半~2時間弱で到着するようです。
お客様が手作りで作りたい結婚指輪のデザインはある程度決めてからご来店頂いたので、このデザインが手作りで製作可能かどうかを相談しながらデザインを決定していきました。
デザインによっては初心者のお客様がご自身で手作りするのは難しいようなデザインでも意外と簡単に手作り出来るデザインの結婚指輪もあります。
今回ご相談を受けたデザインも一見は手作りするのが難しそうに思いましたが、デザインはそれほど複雑では無く、むしろシンプルがベースになっていますので作り方さえ丁寧に教えて作業頂ければ出来るデザインでした。
まず、完成した手作り結婚指輪をご覧頂きます。
結婚指輪の形は大きく分けて以下の三種類と、その他になります。
上記の種類の中ではストレート型が一番作りやすい形です。
指輪を作るためのワックスはちくわのようなチューブ状になっていますので、作りたい幅に切り取るだけでドーナツ状の輪っかになります。
このデザインもストレート型がベースになっており、ストレート型のワックスにひし形の削り込みをして頂くだけで簡単に手作り出来ました。
ワックス原型がこちらです。
見ておわかりのようにストレートでマジックで下書きをしたとおりに四角のヤスリで切り込みを入れただけです。
完成した結婚指輪の写真を見るとこのワックスが上の写真のような結婚指輪になるようには思えませんが意外と簡単なデザインでキレイに仕上がります。
メンズの指輪はワックスをプラチナ鋳造して表面を光沢に仕上げただけで完成した物ですが、レディスは当店のオプション加工を加えてアンティーク調のデザインになっています。
お客様に手作りして頂く作業はワックスの原型製作までで、その後、貴金属に鋳造し当店で仕上げ前に様々なオプション加工が施せますが、主な加工は以下の通りです。
内側彫刻に関しては様々な書体やマークが彫刻でき、手書き文字やオリジナルマークなども全て無料で彫刻しております。
ここで、今回の結婚指輪のようにアンティーク調に見える条件がどのような物かを考えてみます。
これ以外にも条件はあると思いますが、当店で出来る加工でアンティークに見える加工は上記のようなものがあります。
今回お客様に手作りしていただいたデザインも、ゴールド素材、ストレート型、ミル打ちといった加工を施しているためにアンティーク調に見える訳です。
フルオーダーメイドでご注文を承ることも出来ますが、手作りで自分たちで作れる形であれば手作りしていただいた方が思い入れのある大事に出来る逸品になると思います。
レディスにはダイヤモンドも留めてエレガントな雰囲気も出ていますし、メンズはシンプルでカジュアルな男性的なデザインにもなっています。
この度は遠方よりのご来店誠にありがとうございました!
お二人にとてもお似合いの結婚指輪になったと思います!
末永くお幸せに(^^)
愛媛県よりご来店頂きました。
彼は調理の仕事でご自分で経営されているとのことで、クリエイティブな事に携わっている方でした。
彼女は彼と共にお店を手伝って行かれるようで仲の良い雰囲気がとっても素敵なお二人でした。
彼の方は無骨なイメージの指輪がご希望で、彼女はちょっとエレガントな可愛い雰囲気のデザインがお好きなようです。
作る指輪の仕上がりは全く違う物になりますが、形はストレートでシンプルな形に統一です(^^)
彼は背も高くスポーツマンのような雰囲気なので可愛らしいデザインは苦手なようです。
お仕事柄、物作りのような作業は得意な様子で要領よくワックスを削っていき難なく出来上がりました。
とてもお似合いのカップル様でした!
出来上がった手作り結婚指輪がこちらです。
レディスはイエローゴールドにミル打ちを施しダイヤモンドを埋め込みました。
メンズはプラチナで槌目模様で光の反射が美しいながらも無骨なイメージに仕上がっています。
末永くお幸せに!
愛媛県よりご来店頂きました!
優しそうでお互いのフォローも抜群のおふたりが手作りして頂いた結婚指輪はとても個性的なデザインになりました。
ワックスを作る指輪の幅に合わせて切断しているところですが、
自分のやりやすい体制で切って頂いています。
椅子はあるのですが、立って上から見て切った方が真っ直ぐ切りやすいのかもしれません。
右利き、左利き、体の大きさなど人によって様々なので自分に合ったやりかたで作りましょう!
ジュエリーがとても好きだという彼女は難しいデザインに挑戦です。
デザインの内容を伺ったところ、形は普通の結婚指輪のデザインとは違って
個性的なデザインでしたが当店のオプションでまかなうことによって初心者のお客様でも制作可能なデザインでした!
キレイで美しいものは女性にとっても憧れで永遠のテーマなのでジュエリーも買うよりも自分で作ったものなら
なお愛着がわきますし、大事にする事と思います。
彼女の場合は自分でも作ってみたかったとの事でしたので私も精一杯フォローさせて頂きました!
彼女のデザインと彼のデザインは結婚指輪と言っても全く違ったデザインですが、
まったく同じにするかどうかは当人達の価値観によるものですので
それほど拘らなくてもよいと思います。
素材もイエローゴールドで手作りしたとは思えないようなデザインに仕上がりました!
ヨーロッパ調でアンティークのような個性的なデザインの結婚指輪です。
お二人が作ったデザインは私も初めての形でしたのでもの凄く印象に残るお二人になりました
メンズもカジュアルで内側にグリーンカラーを施したとても個性的なデザインです。
他に見ぬお二人だけの結婚指輪はとても素敵に仕上がりお二人にも喜んで頂けました!
末永くお幸せに(^^)
もうすぐ6月です。ジューンブライドといって欧米に伝わる言い伝えで6月に結婚すると幸せになると言われています。
日本では梅雨の時期でもありますが年間通して気温も適切なこともあり、
昨今では6月を狙って挙式されるカップル様が多くなっているようです。
ブライダルシーズンを前にご注文、指輪製作がかなり忙しくなってきております。
ワックス原型を手作りして頂いてから完成までの納期は約2ヵ月になっております。
お早目にご検討くださいませ。
本日ご紹介する手作り結婚指輪はメビウスの輪のように1回捻じれた指輪です。
レディスはエッジ部分にミル打ちを施しダイヤモンドを1粒埋め込みました。
ミル打ちをすると可愛らしさが引き立つデザインになります。
ワックス原型を作るには、ストレート型なので案外簡単に製作できます。
トップ部分の捻じれを削るのが多少のコツが必要ですが、
削る部分はマジックで下書きをし丁寧に指導しますのでご心配ありません。
ワックスは柔らかいので簡単に削れます!
逆に削りすぎないように少しずつ削るのがコツでしょうか(^^)
中央部分が細く絞ったデザインですので、指につけると細くシャープに見えます。
今回この指輪を手作りした頂いたお客様をご紹介します。
この度はほんとうにありがとうございました!
末永くお幸せに!
お盆が過ぎて少し秋に近づいたような気がします。
でもまだまだ暑い日が続いておりますので熱中症には充分お気をつけ下さいませ。
本日ご紹介のお客様は大阪府下よりご来店いただきました。
手作り結婚指輪のデザインは、フェミニンな雰囲気を気に入ってくださり、全周ミル打ちが入った結婚指輪に決定いたしました。
メンズの方にもミル打ちを全周に施しますが、幅を広くして少しカジュアルな雰囲気を出しています。
レディスは細身にしてフェミニンさを出しています。
レディス、メンズともにストレート型のミル打ちスタイルです!
彼女のサイズはとても小さく7号です。
彼の指も細くて12号の指輪製作です。
手作り結婚指輪の価格は重さによって算出しますので小さいサイズほど、価格も安くなってきます。
ミル打ちを施す場合は、当店のオプション加工料金が必要になってきますが、サイズが小さいので価格も抑えられてリーズナブルに仕上げることが出来ます。
ふたりのサイズに仕上がったところで記念撮影です(^^)
ワックスのサイズはプラチナ等の貴金属に仕上げるのを考慮して仕上げサイズよりも少し小さくしていただきます。
サイズができたら、外側の余分な厚みを削って適正な厚みの甲丸リングに仕上げればワックス原型が完成です!
おふたりの手作り指輪のワックス原型が完成しました!
ワックスはお預かりして当店でプラチナ鋳造の後、ミル打ちなどを施して完成させます。
内側にはブルーダイヤを埋め込んで完成となります。
ブルーダイヤ等を埋め込む意味は、サムシングフォーの伝説で「青い物を身につけた者は幸せになる」にちなんでいます。
こちらのおふたりも必ず幸せになれることと思います。
この度は本当にありがとうございました!
末永くお幸せに♥
本日ご紹介のお客様は大阪府下よりご来店頂きました。
手作り結婚指輪のデザインを決めるにあたり、大阪工房には指輪の実物見本がありますので、見本を見ながらデザインを決めて頂くことが出来ます。
写真などがあれば見せて頂ければ作れるデザインか難しいデザインなのか判断して難しいデザインであれば作りやすいデザインに手直しして
デザインの提案を差し上げています。
今回のお客様もおおよその構想はありましたので、店頭の見本を見て頂きデザインを決定して頂きました。
お客様に決めて頂いたデザインは歪んだS字型の形でしたので、歪み幅分の広さのワックスを切り出します。
歪み幅の切り取り幅に応じて歪み具合が変わってきます。
緩やかなS字リングの場合は広さもそれほど広くないワックスから削っていきます。
真剣な表情で作業されています。
外側の余分な厚みを削って適正な厚みの指輪に仕上げます。
その後にS字型に形を削りだして歪みを作ります。
おふたりの指輪のデザインは表面に捻れたような切り返しを入れて
レディスは切り返しを境に両側にダイヤモンドを埋め込みます。
メンズはダイヤモンドを埋め込みませんので、レディスのダイヤの入った部分の変わりにミル打ちを入れて一体感を出します。
おふたりの手作り結婚指輪のワックス原型が完成しました!
仲良く指にはめてポーズです(^^)
そして、プラチナで完成した手作り結婚指輪がこちらです!
それぞれS字型でレディスは中央の折り返しを境目に左右に3個ずつ、
メンズはレディスのダイヤの入った部分をミル打ちと溝のつや消しで囲んで同様の形にしています。
この度は本当にありがとうございました。
末永くお幸せに!