Guest Name 滋賀県 / 門田 様
表面の仕上げは一般的にはピカピカに磨いた光沢仕上げですが、光沢仕上げ以外につや消し仕上げにすることが出来ます。
つや消しとは、その名の通りつやを無くして曇ったような光沢のない表面にすることです。つや消しと言ってもいくつかの種類があります。
つや消しの種類
などが多く使われる技法です。
サンドブラストつや消し
空気の圧力によって細かな砂の粒子を吹き付けて小さな凸凹を付けるつや消しです。かなり細かな凸凹なので白色ににぶい光を放ち、上品な質感になります。
ダイヤポイントつや消し
ハンドモーターの先に人口ダイヤモンドが付着したポイントをセットし、このダイヤポイントの回転によって表面を荒らしていきます。ブラストによるつや消しよりも荒い仕上がりになりますが、表面が少しキラキラと輝く仕上がりになります。
手作業によるつや消しなので少しムラが出来るのがデメリットでもあります。
ヘアラインつや消し
細かめの紙やすりなどで表面をこすってつやを消します。一定方向の細かい傷が沢山ついたようなつや消しですが、より細かいペーパーヤスリを使うとシルク生地のようなつや消しになります。
つや消しをすることの効果
ピカピカに磨いた光沢の表面も美しい結婚指輪ですが、つやを消すと落ち着いた雰囲気になります。つや消しの種類によってもその印象が変わり、ブラストだと上品な仕上がりに、ダイヤポイントだとカジュアルに、サンドペーパーだとアンティーク風にイメージが変わります。
指輪全体につや消しを施す以外に指輪の一部につや消しを取り入れても面白い効果があります。
ここで紹介しているお客様の結婚指輪も一部分をブラストのつや消しにしていて光沢とのコントラストが美しく、メリハリのあるデザインになりました。
つや消しなどの表面処理を効果的に取り入れてオリジナルの結婚指輪を手作りしましょう!