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大阪でプラチナ素材の結婚指輪が選ばれる理由

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結婚指輪に使われる素材はゴールドを始めとしたいくつか選択肢がある中で、比較的人気が高いのがプラチナです。ゴールドやシルバーに比べて歴史が浅いプラチナを選択する人が大阪で増えているのは、他にはない素材独自の魅力にあると言われています。

生産国の少なさによる希少性

結婚指輪の素材にプラチナが選ばれるようになった理由の一つが、希少性の高さです。高級素材に位置付けられるゴールドやシルバーは、世界の様々な国で産出されています。一方プラチナはロシアを始めとした、一部の国でしか採取することができません。産出量もゴールドの1/30程度で、1tの原鉱石から採取できるのは3g程度です。採取した原石を精錬するために高度な技術も要求されるので、1つの指輪を完成させるまで長い時間が掛かります。量の少なさや加工の手間を含めた希少性が人気の理由です。

また、昨今では戦争や世界情勢不安によって、資産として持つことが望ましくなり財産として保有する人が世界中で増えており、世界的に需要が増えているため金相場が高騰しております。そのため高価になったゴールドを避けてプラチナを選ぶことが多くなっているようです。

使用に伴う変形や変色が起こり難い

指輪に使用する素材の中には、環境の影響を受けやすい物もあります。耐久性の高さが特徴のシルバー、銅などの素材は人間の汗に含まれる硫黄成分、塩素や漂白剤の付着で変色してしまうケースも少なくありません。プラチナは、環境の影響を受け難いのが強みです。塩分はもちろん、酸やアルカリにも耐性を持っています。消毒用の塩素が含まれているプール、硫黄成分が入っている温泉も身に着けたまま入ることが可能です。期間が限定されている婚約指輪とは異なり、結婚指輪は挙式を上げてからも毎日身に着ける人はたくさんいます。水仕事や荷物の持ち運びの度に着脱する手間がなく、変形や変色の心配なく安心して使える点も、プラチナが選ばれる理由の一つです。

加工がしやすくデザインを問わない

粘り、しなやかさの2つの特性を持つプラチナは、他の金属よりも加工がしやすいと言われています。市販品の中に自分好みに合う物がないという理由で、1からフルオーダーで結婚指輪を制作する人も増えています。金属の中には加工が難しく複雑なデザインに対応できない物も少なくありません。プラチナであれば繊細な加工にも対応してもらえるので、自分が希望を最大限に取り入れた物を作ることができます。個性的なデザインを好む大阪の人にはぴったりの金属です。

結婚指輪を使用し続ける上で頭を悩ませる人も多いのが、サイズの変化です。加齢に伴う体重の増加で指輪が入らなくなるといった問題が起きることもあります。加工がしやすいプラチナはリサイズも容易にできるので安心です。

素材特有の純白さ

結婚指輪の起源は2千年以上前ですが、プラチナが指輪の素材として使われるようになったのは19世紀頃からです。日本では昭和の時代に皇族の婚儀でプラチナとダイヤがあしらわれたティアラが使われたことで、国民への認知度が高まったと言われています。和名で白金表記されるように、プラチナは白色で光が当たると透き通るような銀白が光りを放つ金属です。清楚なイメージを持つ結婚の儀式との相性が良く、花婿の純白のタキシード、花嫁のウェディングドレスにも映えます。色のついていない真っ白な状態から結婚生活を始めようという日本人の多くが好むピュアなイメージも人気の理由です。

純度の高さによる高価さ

指輪を制作するに当たって、重要な要素は硬度、強度、粘度の3つです。ゴールドやシルバーを素材にする場合、硬度や強度を高めるために、パラジウムを始めとした他の金属を混ぜ合わせます。プラチナは85%以上含まれていないと認められないという純度基準が設けられているので、指輪の制作で他の素材が含まれることは殆どありません。限りなく100%に近い純度で作る高価さも、結婚指輪でプラチナが選ばれる理由と言えます。ただし、プラチナ100%の指輪は素材が柔らかく傷が付きやすいため、日常使いをする時は注意が必要です。

使いやすさを意識して選ぶ

プラチナは日本の結婚指輪市場で、8割近いシェアを持つと言われるほど人気があります。様々なデザインの指輪が作られていますが、選ぶ時は日常生活で身に着けることを想定して、使いやすさを意識することも忘れてはいけません。