Guest Name 徳島県 / 佐藤 様
幅の広い結婚指輪の場合はピカピカに磨くと派手なイメージになります。幅が広いのが好みだが派手にはしたくないという時に有効なのが表面をつや消しにする加工です。
サンドブラストという道具を使って指輪表面に細かい砂の粒子を高速で吹き付け、細かい凸凹を付けてつや消しにします。
サンドブラストのつや消しは曇りガラスのような表面になり白く曇った表面になりますが、若干の金属感が残り少しキラキラしたようなつや消しになります。
ここでご紹介のお客様も幅広が好みで派手にしたくないという事でつや消しにする加工を選択して頂きました。レディスもつや消しにしていますが、レディスは幅が細いので可愛らしいフェミニンな雰囲気になり上品な仕上がりになります。
ダイヤモンドを1個埋め込んで女性らしい結婚指輪になっています。
つや消しした結婚指輪の注意点
表面をつや消しにした場合の注意を説明します。
つや消しは指輪表面に目に見えないくらいの細かい凸凹を付けて光の乱反射によってつや消しに見えます。細かい凸凹なので指輪が硬いものに当たって傷がつくと凸凹が無くなります。
ピカピカに鏡面に磨いた表面であれば、周りの景色が映りこむことによって少々の傷は目立ちませんが、つや消しの場合は傷が入ると良く目立つようになります。
指に着ける結婚指輪なので使用することによって傷が入るのは仕方ありませんが硬いものに当たるような作業や、硬いものを持つなどの場合は指輪を外すことをお勧めします。
ですが、指輪に入るキズは経年劣化なので、毎年積み重ねた年月の証ととらえてその風合いを楽しむことにしましょう。