結婚指輪の海外人気ブランドの様々なデザイン

商品には特定した生産者のネーミングのないノーブランド商品と、特定の生産者が他製品と区別して特化させたブランド商品があります。

当店「ジュエリークラフトMAKI」の結婚指輪も有名なブランドという訳ではありませんが、オリジナルでデザインして生産してブランド化しているオリジナルブランドの結婚指輪があります。 コンセプトはフルオーダーメイドに近い細かいデザイン装飾などを施しながら出来るだけシンプルに仕上げて「よく見ると変わってるね」と言われるようなデザインを目指しています。 オリジナルの結婚指輪以外でもお客様自身で指輪の原型を手作りしていただき結婚指輪として仕上げている「手作り結婚指輪ドットコム」も運営しております。

一口に結婚指輪と言っても多種多様なデザイン・ブランドが存在し、お客様が購入する選択肢も増えてきました。 今回は一般のお客様にはどのようなブランドが人気あるのか？特に世界的に有名なナショナルブランドの結婚指輪を調べてみました。

 

【ティファニー】

皆さんがよく知っているブランドであるティアニーは1837年に誕生しました。 ヨーロッパではなくアメリカで生まれたブランドで、古い映画ですが「ティファニーで朝食を」という有名が映画があります。 当時からティファニーは宝石店だったのですが、この映画の影響でティファニーが店内にダイニングスペースを作ったと言うから驚きです。

ティファニーは安価な銀製品の取り扱いもあり、幅広い年齢層の人達に愛されるブランドを確立しています。 あるジンクスに「19歳の誕生日に銀製品をプレゼンをされると幸せになれる」という言い伝えがあり、 ティファニーの銀のネックレスでオープンハートと言うシリーズが爆発的に人気になりました。

また、婚約指輪で大きなダイヤを6本の爪で抱えた立て爪型の指輪がありますが昔は爪がかなり大きく、 そうする事によってダイヤモンドも大きく見えることから指輪からかなり飛び出たデザインでしたが大きな爪が主流でした。

ところがティファニーは逆に爪が小さくダイヤモンドその物を引き立てるデザインを確立し、豪華に見えるよりも可愛らしさを強調するダイヤの婚約指輪を主流にしました。 この爪のデザインが爆発的に流行し日本のメーカーも挙って真似をするようになり、この小さな爪の婚約指輪を「ティファニー爪」と呼ぶようになったほどです。

ティファニーのイメージは豪華で派手なデザインもありますが、シンプルで飽きの来ないデザインが多いようです。 ティファニーのケースなどの色も昔から変わらず淡いグリーンがかった水色が爽やかで可愛らしい雰囲気で沢山の皆様に愛されるブランドとなっています。

このティファニー爪のダイヤ婚約指輪はティファニーではなくても現在も主流の立て爪デザインですので当社、手作り結婚指輪.comでもよく手作りしていただいているデザインの婚約指輪です。 ダイヤの大きさも0.2ctぐらいの小さいダイヤが主流になっているのでこのティファニー爪で留まったダイヤリングは可愛らしく人気の手作り婚約指輪です。 ダイヤモンド込みで10万円以下で手作りすることも可能です。

 

【カルティエ】

カルティエはフランスで1847年に創業されました。上流向けの高級時計や高級宝飾などが主な商品です。

時計では懐中時計が主流だった時代に、飛行機のリが操縦中に懐中時計を取り出してみるのが困難だという依頼を受けて腕に付ける腕時計を作ったそうでサントスウォッチが有名です。 時計のフレームの形を戦車からデザインしたタンクウォッチも有名な時計のひとつです。

宝飾品で特に有名なのがトリニティリングで、3本の指輪が繋がって指に付ける3連リングが有名です。 リングはピンク、ホワイト、イエローの3色になっていてそれぞれ「愛」「友情」「忠誠」を表しているそうです。 他にはシンプルな平打ち型の指輪の表面にマイナスネジをデザインしたLOVEリングが有名です。 このネジの形は昔ヨーロッパで流行していた貞操帯をヒントにデザインされたそうで「愛の束縛」と言うような意味があるようです。

デザインは比較的シンプルなデザインが主流で、ストレート型の平打ちや甲丸型がメインのデザインコンセプトになっていますが、 指輪内側の「Cartier」と彫られた彫刻がネームバリューのあるブランドの価値ある物になっているようです。

 

【ブルガリ】

ブルガリは1884年にイタリアのローマで設立されたブランドです。 宝石、時計などの他にメガネや香水、皮バックなど小物類の取り扱いも充実しておりどれも人気で有名です。 デザインの特徴はシンプルなデザインが多い中で派手目の宝石を使用したものや、ヘビのモチーフをデザインした物なのがあり、ブルガリらしさのデザインを確立しています。
いかつい感じのデザインが多いようですが、中には四葉のクローバーをあしらったものや、可愛らしいデザインもあります。

腕時計ではまさにヘビが腕に巻きついたようなデザインがありとても個性的です。 金属の胴体が巻き付いたようなデザインで、1周ぐらいの短めの物から５周ぐらい長く巻き付いたものまであります。革バンドのモデルでも革バンドが何周も腕に巻きつけたようにつけるようになっているデザインもあります。

指輪デザインではB-ZERO1というシリーズが日本では最も有名で指に螺旋状に巻きついたようなデザインで細めの物からかなり幅の広いものまでデザインも豊富にそろっています。 結婚指輪ではシンプルなデザインを基調にしていますが、B-ZERO1の細めのデザインやヘビの鱗が巻き付いたような個性的なデザインもあり、一目でブルガリとわかるようなデザインなのが特徴です。

 

【シャネル】

1909年にフランスのココ・シャネルによって創設されました。 最初は小さな帽子屋さんから初められその後、洋服、化粧品、宝飾、時計、バッグと幅広く展開しています。 香水では「No.5」が有名で香水の中では憧れの存在でした。

シャネルのマークであるCとCを組み合わせたシンボルは世界的にも有名なシンボルになっていて、ブランドカラーも白と黒の上品なモノトーンを多く用いられています。 また、薔薇のモチーフをあしらったジュエリー、アクセサリーも多く販売さてていてバッグ、サングラスなどにもちいられたデザインは人気です。 黒革のキルティングにゴールドのチェーンが付いたバッグは日本のバブル時代には憧れの存在だったようにキルティング柄のジュエリーなども販売されています。

結婚指輪のデザインでも薔薇の花をあしらったデザインやキルティング模様を用いられたデザインが多く存在し、少し大人の雰囲気のブライダルラインになっています。 昨今の日本の流行は細身の指輪になっていますので少し幅広のデザインが個性的で大人らしい印象を与えているのだと思います。

婚約指輪でも薔薇のモチーフデザインが多く存在し、婚約指輪のコンセプトにもなっているようです。 ダイヤモンドも沢山埋め込まれた豪華なデザインが多く、高級感があり女性の憧れの指輪デザインです。

 

【ブシュロン】

1858年にフランスで創設されました。時計や香水なども展開されていますが、主に高級宝飾品を中心にブランド展開されています。 ブライダル以外のジュエリーではアニマルシリーズと言って動物をモチーフにしたデザインが多く存在します。

豹やフクロウ、鳥、オオカミなど。架空の生き物であるペガサスなどもあって見ていて楽しくもあり、無機質に成りがちな貴金属製品にも関わらず温もりを感じるハイジュエリーになっています。 特に私が面白いなと思ったのはエリソンリングと言われるハリネズミをモチーフにした指輪です。 フランスではハリネズミは幸福のシンボルとされているようで、可愛らしい顔と針の部分の凹凸がキラキラと輝いてとてもマッチしていると思います。

ブライダルリングはアニマルシリーズと違って幾何学的なスクウェア型や台形、ひし形などを取り入れたクールなデザインのラインナップとなっています。 建築デザイン、石畳などをモチーフにしたキャトルシリーズは細かいスクウェア型に区切られた凹凸がたくさん並び単純ではない輝きを放つので他のブランドには無い特徴です。

 

【ハリー・ウィンストン】

世界的にも最高級ジュエリー、高級時計として位置づけされ富裕層や有名人に支持されている最高級の宝飾品ブランドです。 1932年にニューヨークで設立されました。

創業当時から呼称が付くほどの希少なダイヤモンドを買付したことで、世界中の新聞をにぎわせ話題となっていたようです。 歴史的にも価値のある宝石を世界で2番目と歌われるまでになりました。
時計は1989年に参入し複雑な機械式時計が主で、世界で初めてジルコニウム合金の時計を発売しました。

ジュエリーのデザインは宝石に合わせてデザインを決定するといった他に見ぬデザインを考案しました。 デザインの中心は沢山のダイヤモンドをパヴェセッティングしたものが多く、大きなダイヤをあしらった超高級なジュエリーブランドです。
ブライダルではウェディングドレスに導かれて華やかで気品あふれるデザインで、ホワイトダイヤモンドをふんだんに使い、レースのように繊細なモチーフによって構成されるブライダルリングが中心です。 ハリー・ウィンストンはキングオブダイヤモンドと称されるほど予てより大きなダイヤモンドをメインに購入を重ね、ジュエリーのデザインはそのダイヤモンドの美しいシンプルな輝きこそジュエリーデザインであると位置づけました。

ブライダルリングのデザインもエタニティリングのように全周をダイヤモンドで埋め尽くしたようなデザインが多く超高級品のためハリウッドスターなどが愛用しているようです。

 

【ショーメ】

1780年にパリで設立された皇室ご用達のハイクラスのジュエリー・時計のブランドです。 有名なナポレオンが婚約のためにジュエリーを注文した事で有名になり、ナポレオンご用達のジュエリーです。
超高級ブランドの紹介が続き、一般にはなかなか手の届かないようなジュエリーですが、憧れの存在としていつかは自分の物にしてみたいという目標としてみてはいかがでしょうか。

そのハイクラスなスタイルは結婚指輪よりもティアラなど王族御用達のデザインが基本になっており、そのデザインの特徴は自然の中の植物にインスピレーションを得て植物単体を初め、その自然界その物に影響されたジュエリーのデザインが特徴の様です。 花の形を初め、バラや菊、カーネーション、または葉の形など固有の花をモチーフになった物も多いです。

ジュエリーのデザインは宝石に合わせてデザインを決定するといった他に見ぬデザインを考案しました。 デザインの中心は沢山のダイヤモンドをパヴェセッティングしたものが多く、大きなダイヤをあしらった超高級なジュエリーブランドです。
ブライダルではウェディングドレスに導かれて華やかで気品あふれるデザインで、ホワイトダイヤモンドをふんだんに使い、レースのように繊細なモチーフによって構成されるブライダルリングが中心です。 ハリー・ウィンストンはキングオブダイヤモンドと称されるほど予てより大きなダイヤモンドをメインに購入を重ね、ジュエリーのデザインはそのダイヤモンドの美しいシンプルな輝きこそジュエリーデザインであると位置づけました。

結婚指輪のデザインは高品質なダイヤモンドをエタニティーリングのように全周にダイヤを埋めこんだ物を初めシンプルなデザインもあります。 特徴的な形としては洋服の結び目をモチーフにされた強い絆を意味する「リアン」というデザインが象徴的です。

 

【ヴァンクリーフ＆アーペル】

1906年にイタリアで誕生したブランドです。 一番有名なジュエリーのデザインが４つの丸い形が重なった4つ葉のクローバーデザインの「アルハンブラ」があまりにも有名なジュエリーデザインです。 四つ葉部分に用いられる素材が貝の虹色に輝くシェル部分を使用したり、ターコイズやオニキス、珊瑚などを使ってカラフルなバリエーションがあります。

また「ペルレ」というハードストーンを使ったコレクションもあり、他のブランドよりも宝石その物の色や発色を取り入れたクラシカルなデザインが多いのが特徴です。

結婚指輪もダイヤモンドを多く使った物よりもシンプルな甲丸型や台形のアンティーク調のデザインが多く、映画「ロードオブザリング」に出てくるような文字の彫刻されたデザインもあります。

 

【ショパール】

1860年にスイスで設立されたブランドです。 高級時計を発祥としたブランドで宝飾品ブランドとの合併により高級宝飾ブランドとして確立されました。

結婚指輪では「アイスキューブ」というスクウェア型のキューブが指輪全周に取り巻いたようなデザインが特徴的で一目でショパールとわかります。 キューブに代表されるように四角形に拘ったデザインが多く、エタニティーダイヤモンドもスクウェアダイヤを全周に取り巻いたデザインが存在します。 また、エンゲージリングもラウインド型のダイヤモンド以外にもスクウェアダイヤモンドを使ったエンゲージリングも多く存在します。

腕時計ではもっとも有名なデザインが腕時計の文字盤の中でいくつものダイヤモンドが自由に動く「ハッピーダイヤモンド」というデザインが有名です。
このデザインはジュエリーにも取り入れられ、指輪やペンダントのトップ部分にクリスタルで閉じられた中でダイヤモンドの粒がいくつもキラキラと輝いて動くデザインがあります。

 

【ダミアーニ】

1924年にイタリアで創業されました。

結婚指輪以外で有名なのはスクウェア型を基調とした十字架のペンダントが有名です。 結婚指輪のデザインで特徴的なのが指輪の側面に空間が空き、その空間部分にダイヤモンドが埋めこまれて、一見どのような構造なのか目を引くデザインです。

通常の埋めこみと違って、指輪の内と外から挟み込まれたようなフォルムで隙間が空いている不思議なデザインです。 その技術力からイタリアでは創業当時からとても人気で貴族達の信頼もあつく愛されたブランドです。

 

【グッチ】

1921年イタリアのフィレンツェで設立されました。 宝飾品以外でも時計、洋服、バック、香水など幅広い分野のファッション製品を展開しているためあまりにも有名な世界的ブランドとなりました。

宝飾品ではカジュアルなシルバー製品もあるため日常使いのジュエリーとして手にしやすく世界中で愛されています。 ロゴに使われているGのデザインをシンボルに様々なパターンのジュエリーを展開しています。
ダイヤモンドを沢山使ったハイジュエリーな物とは違ってデザインを重視したシンプルで都会的な物が多く、四角形や長方形、八角形を元に機械的な洗練されたモード感が漂うデザインが多いようです。

素材にも拘った物がありシルバーを初めプラチナ、ゴールドはもちろんのこと、シンセチックコランダムという人工的に合成させた合成石を素材にした指輪などもあります。 コランダムとはルビー、サファイアの元になる宝石で含有物によって色が赤や青になる石でシンセチックとは人口的なと言う意味です。 人工的に大量生産が可能なので安価で様々なバリエーションを生産することが出来ます。 グッチでは白や黒のシンセチックコランダムを使って指輪のデザインバリエーションを作り出しています。
貴金属ではありませんのでアレルギーフリーで安価なためハイブランドの中でも手に入れやすく手軽に世界的ブランドの宝飾品を身につけることが出来る事になります。

 

【ルイ・ヴィトン】

1854年フランスのパリで設立された歴史的にも古い由緒あるブランドです。 ルイ・ヴィトンのトレードマークとなっている「LVの」ロゴを使ったモノグラムは誰もが知っているデザインで、そのデザインに取り入れられている花や星の模様は日本の家紋が元になっていると言われています。

ルイ・ヴィトンの製品はバックがあまりにも有名ですが、ブライダルジュエリーにもモノグラムデザインに使われている「LV」や星や花の模様が元になったデザインが多く存在します。 ルイ・ヴィトンのデザインの特徴はハイクラスなダイヤモンドをあしらったデザインよりも花や星などのモチーフを取り入れた可愛らしいデザインの物が多いです。 その為普段使いでもさりげなくオシャレに付けこなせます。

ブライダルでもその姿勢は変わらず星形を表面の凹凸によってデザインされていたりシンプルなデザインが多く見受けられます。

結婚指輪の有名ブランドのまとめ

世界には古くから沢山の有名ブランドがありますが、その多くは歴史の古いヨーロッパで生まれています。 日本にもブランドはありますが世界のブランドに比べるとその知名度は浅くやはりヨーロッパブランドに憧れる物です。 デザインも洗練された物が多く価格も高価ですが、そのネームバリューは圧倒的な物です。

ブライダルで一番人気があるのがティファニーですが、そのティファニーも2019年11月にルイ・ヴィトングループのLVMHに買収され傘下に加わりました。 昨今ではこのティファニーでさえ世界的に売り上げの低迷から買収に合意したそうです。

日本の若年層の方々もブランド離れがすすみバブル期のようにブランドを買い求める人が減っているそうです。 今でも人気はあるので高級ブランドを手にする方と、拘りがそれほど無く安価な物ですましてしまう2極化が進んでいます。

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