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結婚指輪を後悔しないための選び方や注意|完全保存版

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結婚指輪は長年身に着ける指輪です。長年身に着けるからこそ数年で飽きてしまったり使い物にならなくなったりしないように購入するときはよく考えて購入しましょう!安い買い物ではないし、自分だけでなく結婚したパートナーとも一緒に身に着けるので自分だけの事ではなく愛する人のためにも結婚指輪の事をよく理解したうえで選ぶ用意をするべきです。

このページでは結婚指輪を購入するにあたりどういったことを注意すればよいか、以下の13項目ありますので専門的な知識を交えてご紹介します。

結婚指輪をご検討の方はぜひ参考にしてください。

貴金属の高騰にそなえる

2022年現在プラチナやゴールドの貴金属が値上がりしています。

それに伴い結婚指輪をはじめとするジュエリー製品はどの製造メーカーも価格を引き上げざるを得なくなると考えられます。貴金属などの資源は地球上に存在する限りある資源となりますので採掘を続けると減少していきます。

新たな鉱山が見つかる、採掘量が増えるなどが無いと資源は減る一方になるのは当然のこととなります。実際にゴールドの価格は2000年では1g=1000円前後だったのに対し、2022年2月現在では7000円を超える高値になっています。7倍もの価格に値上がりしました!

更に、ロシアのウクライナ侵攻など世界情勢にも左右され、株や紙幣などよりも金(ゴールド)のようにどの国ででも価値を見出せる貴金属を資産として投資先対象が変わりつつあります。

こういった理由から貴金属が値下がりする要素はなく値上がりの一方をたどるでしょう。

結婚指輪、ダイヤモンドなどを購入検討中の方は値上がりする前に早めに購入するのがベストでしょう。

金属アレルギーに注意

まず一番注意しなければならない箇所は金属アレルギーの事です。

金属アレルギーについてもっと詳しく知りたい場合は下記ページをご覧ください。
結婚指輪の購入準備室-金属アレルギーについて

結婚指輪としてあまり購入しないと思いますが、安物の何千円くらいで販売されているアクセサリーショップなどの商品や、値段を安くするために最近では「K10ゴールド」などの指輪があります。こういったものは貴金属の含有率よりも銀やその他の金属のほうが多く含まれている金属なので人によっては金属アレルギーの症状が出る場合があります。

もしこういった指輪を購入する場合は、含まれる金属はどういうものなのかお店の人にきちんと確認を取ってから購入するようにしましょう!

一般的にはゴールドやプラチナは金属アレルギーになりにくいので大多数の人は大丈夫だと思います。しかし、この金属アレルギーが出る出ないはその人の体質によるものなのでゴールドやプラチナでも金属アレルギーの症状が出る人がまれにいらっしゃいます。過去にゴールドやプラチナの指輪やネックレスを身に着けていて大丈夫だったという人は心配はないと思います。

他にアレルギーを持っていて、こういったジュエリーを一度もつけたことが無いという人は一度病院でパッチテストをしてから購入したほうが良いでしょう!


ゴールドの結婚指輪の注意点

変色したゴールドの結婚指輪

昔から日本でのブライダルジュエリーで一番使用される貴金属はプラチナですが、それには理由があり、腐食しないので錆びたり変色の無い安定した金属だからです。どのような状況でも気にせず着けられるのでプラチナが一番結婚指輪に適しているといえます。

余談になりますが、ウェディングドレスにもまつわることで色の染まっていない真っ白な状態から二人の結婚生活が始まるという意味合いから白色のプラチナが選ばれる理由にもなっています。

最近ではゴールド系の結婚指輪を購入する人が増えてきました。一昔前のゴールドの指輪のデザインと比べて最近のデザインはキラキラとした派手なデザインではなくアンティークのような落ち着いたデザインになっています。カジュアルな洋服にもよく似合いなんとなくおしゃれに見えるのがその理由の様です。

おしゃれでトレンドになっているゴールドですが温泉の硫黄に反応して変色してしまいます。硫黄の入っていない温泉ならば大丈夫なのですが、家庭用の入浴剤でも硫黄成分が入っていると変色して茶色っぽくなりますので注意が必要です。この事を知らずに見た目だけでゴールドの結婚指輪を購入して変色させてしまったということの無いように知識として身につけておきましょう!


流行にのらない

ファッションには流行やうさりがあります。世間で流行っているとそれが良く見えてしまい。影響されて流行物を買って数年後には昔流行ったデザインなので切られなくなった!ということはありませんか?

結婚指輪にも同様のことが言えます。世間で流行っているからと言って飛びついて同じようなデザインにしていまうと後から後悔することになるかもしれません。前節でも紹介しましたがゴールド系の結婚指輪が流行っていますが、流行とは関係なく本当にゴールドが気に入って購入するということであればよいですが、ただ思い付きで流行ってるからという理由だけでゴールドの結婚指輪を選ぶのは止めましょう!


結婚指輪の金属品位

PT1000の刻印が入った結婚指輪

プラチナやゴールドには貴金属の含有率を表す品位というものがあります。よく耳にすると思いますが、プラチナ900やK18などです。

純プラチナや純金はそのままでは柔らかすぎて指輪などにしてもすぐに歪んでしまうので他の金属を数%混ぜてプラチナ合金、金合金にして指輪やネックレスにしています。プラチナ1000が純プラチナでプラチナ900は90%がプラチナという意味です。ゴールドの場合はK24が純金でK18は75%がゴールド(金)です。前節で紹介したK10は10/24がゴールドという意味で金が約40%しか入っておらず60%が他の金属なので金属アレルギーに注意しなければならないということです。

ならばプラチナ1000やK24のほうが良いのでは?と思いがちですが、さきほど説明したように柔らかすぎてすぐに歪んでしまうので絶対にやめておいたほうが良いです。

実話ですが、お店でプラチナ1000のほうが品質が良いからという理由ですすめられてプラチナ1000の結婚指輪を購入したが、すぐに楕円形に歪んでしまったそうです。お店で直してもらったそうですが、何度直してもすぐに歪んでしまうので結局はプラチナ900の結婚指輪に買いなおしたそうです。

このようにプラチナやゴールドでも品位によって結婚指輪に適さないものがあるので事前にきちんと確認しておきましょう!


貴金属とは言えない金属の結婚指輪

昨今プラチナやゴールドの貴金属相場が高騰しており結婚指輪の値段自体も高額になってきています。そのため何とか安価な素材を使った結婚指輪を定着させようとステンレスやチタンなどの結婚指輪が販売されています。

確かにアレルギーフリーの素材ですし、変色などの心配はありませんが一生大切大切に身につける結婚指輪としての利用価値はあるのでしょうか?

ステンレスは金属原価はかなり安い価格なので販売価格も安いので気軽に購入できると思います。チタンの場合はその金属価値に比べて加工が難しいためその加工手間から指輪の値段もそれなりにします。チタンの指輪はその加工料金としてお金を払っているようなものでチタンの市場価値もほとんどありません。

このようにプラチナやゴールドと違ってあまり価値がないものだとすれば大事にしようという気もあまりなくすぐに飽きて結局違う指輪を買いなおすことになるかもしれません。

販売価格も安いステンレスなら買いなおしても良とは思いますが、チタンの場合は価値が低いわりに販売されている指輪はそれなりの値段がするので少しもったいない気がします。

飽きてしまうかもしれない素材のものを結婚指輪として購入するのは避けてちゃんとした貴金属素材の指輪を購入しましょう!


宝石が入った結婚指輪

結婚指輪の表面にに入っている宝石と言えばダイヤモンドが多く、他の宝石が入っている結婚指輪は見かけません。単純に色石を入れると派手になり今の風潮に合わないといったことではなくちゃんとした理由があります。

結婚指輪には色石が入っていたとしても内側に入れていることが多いです。なぜかというとダイヤに比べると色石の場合は柔らかく硬いものにあたると割れてしまう恐れがあるからです。内側だと身に着けていても物にあたらないので傷ついたりかけたりする心配が無いので色石が入っているとすれば内側が適切です。

内側に誕生石のガーネットが入った結婚指輪

内側だと硬いものにあたらないので安心だと思いますが、石によっては薬品や熱に弱い宝石があります。トイレの洗浄剤などアルカリ性、または酸性の強力な洗浄液などがついてしまわないように注意してください。また、熱に弱い石はサイズ直しなどが出来ない場合もあるので注意が必要です。

誕生石をお守りとして結婚指輪に内側に入れることは普通にありますので、もし誕生石が入っている指輪を購入した場合は薬品や熱を避け、衝撃など受けないように注意しましょう!


ダイヤモンドの留め方

ダイヤモンドなら表面に沢山入っていても地球上で一番硬い石なので安心ですが、硬いものに当たると衝撃によって割れたりかけたりすることがありあります。また、ダイヤの石留方法に問題がある場合があります。

通常結婚指輪にダイヤモンドを留める場合は地金表面より低い位置に留める彫り留めという技法で留められることが多いです。

彫り留め

なぜ彫り留めが多くて良いのかというと、ダイヤもダイヤを留めている爪も指輪の表面にダイヤの大きさの穴をあけて指輪本体に埋め込むように留めます。指輪表面より1段下がって埋め込まれているので硬いもにあたりにくく割れることを防ぎます。また、ダイヤを留めている爪も表面より低い位置にあるので爪がすり減ってダイヤが外れるといったことも防ぎます。更にストッキングなどに引っかかることもほとんどありません。こういった理由から彫り留めが良く使われています。

爪留め

一方ファッションリングなどに多用されている一般的な爪留めの場合だとダイヤよりも爪が飛び出ているので長年身に着けていると爪がすり減ってダイヤが外れてしまう場合があります。また爪が洋服などに引っかかる場合がありストッキングだと良くひっかけて伝線させてしまう場合があります。見た目にはダイヤモンドが一番輝く美しい留め方で、この留め方をしている結婚指輪もありますが注意してつけなければいけません。

レール留め

爪が引っかかることが無く耐摩耗性もあり一番丈夫な留め方はレール留めと言われる留め方ですが、レール留めの場合は指輪にボリュームが必要な留め方なので可愛らしいデザインにはならずかなりカジュアルな印象になります。ダイヤの上に地金が覆いこむような留め方なのでダイヤの輝きも半減するので今ではあまり見かけない留め方です。

爪留めの結婚指輪
爪留めの指輪

爪が飛び出ているので洋服に引っ掛けたり、爪がすり減ってダイヤが外れる可能性あり!

レール留めの結婚指輪
レール留めの指輪

ボリュームのあるデザインになってしまう。ダイヤの輝きが半減!

結婚指輪に一番適したダイヤの留め方は彫り留め

ダイヤが彫り留めの結婚指輪
彫り留めの結婚指輪

ダイヤの爪が洋服に引っかかりにくく、爪が擦れてすり減ってダイヤが外れることもほとんど心配はありません!

結婚指輪にダイヤモンドを入れたものを選ぶなら彫り留めの結婚指輪を選びましょう。


予算内で購入

結婚指輪を購入している人の平均的な予算は、20万円~30万円になっている

いろいろなサイトを見てみるとこのような統計をよく目にします。ですがこの金額は少し間違っていると思っています。

例えば、結婚指輪を購入した人が100人いたとして、極端な金額ですが1人でも高額なものを購入した場合は平均額がものすごく上がってきます。
99人が10万円+1人が1000万円=全体の金額1990万円
1990万円÷100人=平均額は19.9万円

この計算の考え方だと100人の平均額は19.9万円ということになってしまいます!

全体の99%の人が10万円のものを買っているのに19.9万円が平均額という考え方はおかしくて、正しい平均額のとらえ方は以下の様のなると思います。

10万円を買った人が99人=99%
1000万円を買った人が1人=1%

お店の形態によっても金額は変わってくると思いますが、昨今の景気の現状から実際の平均額は15万円~20万円になると考えています。

ただ平均額が上記のような金額だからといってこの金額に合わせて結婚指輪を購入する必要はありません。これからの結婚生活に必要になる費用は沢山あります。家賃や食費、お子さんが出来た時は養育費なども必要です。

これらの事を考えて自分たちの収入に合った金額で購入するべきです。


指輪の幅は広すぎないように

次に結婚指輪の形にまつわる注意です。現在は指輪の幅が2mm~3mmまでのものが既製品でも一番多く、手作りなどでもこのくらいの幅の結婚指輪を購入される人が一番多いです。

このくらいの指輪幅であれば身に着けていてもあまり邪魔にならず着け心地も良いので一番お勧めできる指輪幅でもあります。指輪の幅が4mm以上のものになると注意しなければいけないことが出てきます。

まず、幅が広いと通気性が悪くなるので夏場など汗をかく時期など指輪を着けた部分の湿気が抜けずふやけたり、かぶれたりすることがあります。また、通常のサイズよりもきつくなるので0.5~1サイズ上のサイズにしなければきつくてつけられないことがあります。そのため洗髪や手洗い時の洗剤などによってするっと抜けやすいことがあるので無くさないように注意が必要です。指の長さが短い人は少し邪魔に感じるかもしれません。

指輪の幅は個人の好みによるものですし、デザインによっては幅広のほうが良い場合もあります。ですので幅の広い指輪でも全然構いませんが、

必要以上に幅の広いものはできれば避けたほうが長年身に着ける結婚指輪としては機能的にも良いでしょう!


ぴったり過ぎないサイズ

結婚指輪は左手薬指に着けます。指の根元までさしてちょうどよいサイズにすればよいのですが、指の形は人によって様々で肉付きの良い指や、根本よりも関節が太い人などいろいろです。

肉付きの良い人は関節よりも根元のほうが太いと思われるので根元に行くほどきつくなってくると思います。根本よりも関節や指先が細いので少し指輪が指先のほうに向かうと抜けやすいので注意しましょう。

関節が太くて根元が細い人は関節の大きさに合わせなければ物理的に指輪を着けることが出来ません。痩せている人に多いのですが、根元は細いので指輪がくるくると回ってしまいます。出来るだけ関節ギリギリのサイズのして回るのを防ぐようにします。

購入時は上記のような指輪の測り方で良いのですが、長年経ってくると個人の体形も変わることがあります。女性ならお子さんが出来た時にどうしても太ってしまう人が多いです。そのためあまりギリギリのサイズにしてしまうときつくてつけられなくなってしまうことがあります。

特に女性の小さいサイズは円周に対する1サイズの大きさの割合が高くなるのでかなりきつくなってしまいます。

この事を考慮して適正なサイズを購入しましょう!


オーダーメイドはデザインをしっかり確認

フルオーダーメイドの場合は実際の指輪が無くデザイン画で指輪の形などを確認することになります。

実際に指輪を身に着けることが出来ないので指輪の幅や幅によるサイズ感、ボリュームなどがわかりにくいことになります。フルオーダーメイドの専門店であればデザインの見本リングなどがあるとおもいますのでデザイン画だけで判断せずによく似た見本リングなどを身に着けてみてデザインの決定に活かすことをお勧めします。

フルオーダーメイドで結婚指輪を注文する際は出来るだけ多くの指輪実物の見本があるお店に頼んでオーダーするようにしましょう!


サイズ直しが出来ないものは避ける

プラチナとゴールドのコンビネーション結婚指輪
プラチナとゴールドのコンビネーション結婚指輪

結婚指輪にはプラチナやゴールドの単一素材のものが多いですが、中には2つの素材を使ったコンビネーションの指輪があります。

プラチナとゴールドの色のコントラストを楽しめ美しいデザインです。ですが、このコンビネーションの場合はサイズ直しが出来ないことがあります。

プラチナの溶解温度は2000℃ほど、ゴールドは1000℃ほどです。ゴールド部分の溶接は1000℃ほどで可能なのでプラチナには影響がありませんが、プラチナ部分を溶接するには2000℃の温度が必用なのでそうなるとゴールドが溶けてしまいます。指輪円周の半分がプラチナで半分がゴールドのような別れ方をしている指輪の場合はレーザー溶接などによってサイズ直しをすることが出来ますが、指輪の内側がゴールドで外側がプラチナ。といったデザインの場合はほとんどの場合サイズ直しが出来ません。

自分のサイズが絶対に変わらないと自信のある方は良いですが、出来ればこういったコンビネーションの結婚指輪は避けたほうが無難です。


ほんとうに大事にしようと思うものを購入

結婚指輪を後悔しないための購入にはこのように12の注意店があります。簡単にまとめると以下のような項目です。

  • 貴金属素材の注意
  • 宝石の注意
  • 無理な予算で購入しようとしない
  • デザインやサイズの注意

また、デザインや予算の面で矛盾することになりますが、妥協せずに本当に大切に出来るものを購入することも大切です。

大切に出来るように思えるように付加価値をつけるには既製品を買うよりも当店で行っている手作り結婚指輪はお互いに作りあいっこするなどして、自分の大切なパートナーに心を込めて作ってもらえるのでいっそう思い入れのある結婚指輪にすることが出来ます。

このページで紹介していることを参考にして頂きお二人でじっくり検討のうえで納得のいく結婚指輪を見つけましょう!