ダイヤとミル打ちの結婚指輪

本日ご紹介のお客様は大阪府下よりご来店頂きました。

手作り結婚指輪のデザインを決めるにあたり、大阪工房には指輪の実物見本がありますので、見本を見ながらデザインを決めて頂くことが出来ます。

写真などがあれば見せて頂ければ作れるデザインか難しいデザインなのか判断して難しいデザインであれば作りやすいデザインに手直しして

デザインの提案を差し上げています。

今回のお客様もおおよその構想はありましたので、店頭の見本を見て頂きデザインを決定して頂きました。

ワックス制作の開始

お客様に決めて頂いたデザインは歪んだS字型の形でしたので、歪み幅分の広さのワックスを切り出します。

歪み幅の切り取り幅に応じて歪み具合が変わってきます。

緩やかなS字リングの場合は広さもそれほど広くないワックスから削っていきます。

真剣な表情で作業されています。

ワックスの幅を削る

ワックスを削って幅を合わせます

外側の余分な厚みを削って適正な厚みの指輪に仕上げます。

その後にS字型に形を削りだして歪みを作ります。

おふたりの指輪のデザインは表面に捻れたような切り返しを入れて

レディスは切り返しを境に両側にダイヤモンドを埋め込みます。

メンズはダイヤモンドを埋め込みませんので、レディスのダイヤの入った部分の変わりにミル打ちを入れて一体感を出します。

おふたりの手作り結婚指輪のワックス原型が完成しました!

指輪の原型が完成

仲良く指にはめてポーズです(^^)

そして、プラチナで完成した手作り結婚指輪がこちらです!

捻れを境にダイヤとミル打ちの結婚指輪

それぞれS字型でレディスは中央の折り返しを境目に左右に3個ずつ、

メンズはレディスのダイヤの入った部分をミル打ちと溝のつや消しで囲んで同様の形にしています。

この度は本当にありがとうございました。

末永くお幸せに!