拘りの形を手作りするならワックスがお勧め!大阪で作る花びら型の結婚指輪

2023-10-25 21:22:46  | NoComment
                   

大阪工房へご来店頂いたお客様のご紹介です。

MAKIでは、結婚指輪の手作り方法としてはワックスで原型を作る「ワックスコース」と、金属を丸めて作る「彫金コース」の二つの方法で作ることが出来ます。

それぞれ作れるデザインに特徴がありますが、歪んだ形や表面にデザインのある指輪の場合は「ワックスコース」をお勧めします。

今回お二人が手作りして頂いた結婚指輪のデザインは側面から見ると花びら型に見えるデザインです。このような指輪の場合は彫金では作ることが出来ず、ワックスで原型を作って頂きます。

基本的な形はストレート型のまっすぐなフォルムなので作りたい幅でワックスを切り出します。

切り取ったワックスの断面を削る

ノコギリで作りたい幅を正確に切れれば文句なしなのですが、ワックスは柔らかく切り進んでいくうちに斜めに切れたり、歪んで切れてしまいがちです。そのため切り取った断面は凸凹になりますが、断面はヤスリで削って平らに整えます。かつ、希望の指輪幅になるように削っていきます。

お二人の場合はレディスが2mm幅、メンズは2.5mmの幅で作っていきます。男性物の場合は女性物よりも少し幅を広めに作ることが多く、男性の手は女性に比べて大きいので少し幅を広く作った方が指に着けたときにしっくりきます。

内側を削ってサイズ合わせ

次に指輪の内側を削ってサイズを合わせていきます。内側を削るにはリーマーという道具を使います。

このリーマーをワックスの穴に差し込んでぐるぐる回して穴を広げていくのですが、この作業が意外とコツが必要です。

ワックスは柔らかいので簡単に削れそうに思われますが、この柔らかいのがネックになり強く差し込みすぎると削れ過ぎて穴の形がガタガタになります。また、差し込みが弱いとなかなか削れないのでちょうどよい当たり具合の差し込み具合を探してぐりぐり回すのにコツが必要です。

内側がガタガタになってしまうと直せない場合があるので削るのに時間がかかっても弱めに少しづつ削っていく方が良いようです。

MAKIでは、希望の1サイズ手前まで削って頂き、ぴったりのサイズになるように職人が仕上げてサイズを合わせますので安心して作業して頂けます。

指輪の表面を仕上げる作業

サイズを合わせることが出来たら、外側の余分な厚みを削ります。この作業が一番簡単で夢中になって作業する人が多いです。

適正な厚みになれば表面にデザインを入れます。

表面に三角のヤスリで切込みを入れて、花びらの形に見えるようにエッジを削ります。

この作業はなかなかむつかしい作業なので切込みを入れる所までお客様に作業して頂き、花びら型にきれいに整える作業は職人がサポートで仕上げをさせて頂きます。

完成した原型を鋳造して結婚指輪に仕上がったものがこちらです!

側面が花びら型の手作り結婚指輪

側面の形が花びらの形になっています。

手前のレディスはK18ピンクゴールドで仕上げていますが、昨今の金相場の上昇によりプラチナよりも高価になっています。

プラチナは変色も腐食もしませんが、ゴールドは温泉などで変色することがあります。日常手入れが必要になりますので、価格の高額な現在ではどうしてもゴールドがいい。という場合を除いては扱いが簡単で永遠に変わらないという意味もあるプラチナで結婚指輪を手作りすることをお勧めします。

ですが、金額は関係なく自分たちの好みで素材を選んで頂ければよいと思います。

この度はご来店ありがとうございました!

大阪で挑戦!S字型結婚指輪を手作りする方法

2023-08-01 16:50:52  | NoComment
                   

ジュエリークラフトMAKI大阪工房で結婚指輪を手作りする方法には2つの方法があります。

一つは金属から作る彫金製法です。彫金製法の場合は納期が早く最短当日で完成しますが、シンプルなまっすぐな形を作る場合に適した方法です。

2つ目はワックスで原型を作るワックス製法です。完成までの納期が約1か月ほどかかりますが、まっすぐな形以外に歪んだ形などいろいろなデザインの結婚指輪を手作りできます。

今回大阪工房にご来店で、ワックスによってS字型の結婚指輪の手作りに挑戦して頂きました。

ワックスをS字型に削り出すには

指輪を作るためのワックスはチューブ状の形をしており、切り取るだけでストレート型の指輪であれば簡単に作ることができます。

歪んだ形を作る場合は、S字型の歪み幅分のワックスを切り出し、不要な部分を削ってS字型に削り出します。

わかりやすく図をご覧ください。

歪んだ結婚指輪のワックス削る部分

上の図がまっすぐな形を作る原型です。下の図がS字型に歪んだワックスを削り出す原型の形です。

点線の幅のワックスを切り出し不要な部分を削っていきます。ストレート型に比べると削る部分が多いので少し時間がかかりますが、削る部分はマジック等で下書きをして、その下書きの通りに削っていただくのでどこを削れば良いか明確になります。

削る部分をマジックで下書きしたワックス

実際に削る部分をマジックで指定したワックスがこちらです。黒く塗りつぶした部分を削るので初心者のお客様でも良くわかるようになっています。

歪んだ形の指輪の削り作業中

マジックの部分を一部削ったワックスです。柔らかいワックスなので削る作業自体は力もいらず容易に削れます。削る部分を滑らかに削るのが少し難しいようですが、ある程度削れたら当工房の職人が滑らかに仕上げをしますのでご安心ください。

歪んだ形を削りだす大阪のお客様

お客様によるワックス削り作業です。専用の彫金机で作業していただくのでとても作業がしやすく疲れにくく楽しく作業ができます。

歪んだ形を削りだす大阪のお客様

力はいりませんので女性でも簡単です。逆に力を入れて削るとワックスが折れたり削りすぎたりするので力は必要ありません。なでるようにワックスを削っていく方が滑らかにきれいに削ることができます。

手作り結婚指輪の原型完成

S字型に歪んだ形に削り出して完成した結婚指輪原型

S字型に滑らかに削るのは難しいので断面が多少は凸凹した感じになると思います。このように凸凹になった削りあとでも当工房の職人が仕上げをすると滑らかなS字型の原型に仕上がります。

今回のお客様の原型はS字型にし、更に表面にエッジを作ってトップ部分にアクセントを加えたデザインになっています。

トップ部分のエッジを削るのは難しいので職人がお手伝い差し上げてきれいに原型が完成しました。原型はお預かりしてプラチナ鋳造によって貴金属に仕上げていきます。

プラチナで完成した結婚指輪

ワックスをお預かりしてプラチナに仕上がるまでの期間は約1か月~1か月半です。

大変お待たせするようになりますが、早ければ1か月弱で仕上がります。

仕上がった結婚指輪がこちらです!

プラチナ鋳造で完成したS字型の手作り結婚指輪

表面をピカピカに磨いて仕上がった指輪は初心者のお二人が手作りしたとは思えないような仕上がりになります。鋳造法は一般のジュエリー製品の製作方法と同じなので完成した結婚指輪の品質はお店に並んでいるジュエリー製品と全く遜色はありません。

ワックス製作はいろいろな形を作ることができ、初心者のお客様でも簡単に原型を作ることができるのでとてもお勧めの結婚指輪手作り方法です。

この度は大阪工房での手作りご来店誠にありがとうございました!

大阪の親子で来店手作り螺旋状の結婚指輪

2023-06-16 12:31:47  | NoComment
                   

大阪工房へご来店のお客様で、小さなあかちゃんを連れてのご来店でした。

生まれて数か月ほどのあかちゃんでしたのでべビーカーに乗せてご来店頂きましたが、ジュエリークラフトMAKI大阪工房が入居するプラザ梅新ビルは、入り口の部分に5段くらいの階段があります。

階段を上って館内に入れば全てバリアフリーなのですが、入り口の階段のみベビーカーを持ち上げる必要がありますのでご了承くださいませ。

今回のお客様も同様にされてご来店頂きました。

店内ではあかちゃんを抱っこしながら説明や相談などを聞くことが出来ますので、あかちゃんもおとなしく、スムーズにデザインを決定することが出来ました。

プラチナ螺旋状の手作り結婚指輪

お二人が気に入って手作りして頂いた結婚指輪のデザインはストレート型で、表面に捻じれたような模様を入れたデザインです。

手作り作業の開始

ワックス製作で結婚指輪の手作りで、作りあいっこでお互いの指輪を作って頂きます。

ストレート型のデザインでしたのでチューブワックスを切り出すだけでドーナツ状の指輪の形になります。

指輪幅はお互いに2.5mm幅の少し広めです。切り出した断面を2.5mmになるまでヤスリで削って幅を合わせていきます。

指輪幅を合わせることが出来たら、指輪状のワックスの穴を削ってサイズ合わせです。

作りあいっこでしたので彼女が彼の17.5号を削り、彼が彼女のサイズ9号に削るのですがデフォルトのワックスの穴は9号になる大きさの穴になっています。

なので彼は穴を削る必要が無く、彼女だけが17.5号になるように削っていただきました。

奥様の作業を見守る旦那様

彼は少し休憩で彼女がリーマーを使っての、ワックスサイズ合わせを見守っています。

しばらくはあかちゃんもおとなしくベビーカーで寝ていたので二人の作業もはかどりましたが、赤ちゃんがぐずりだしたので交代で抱っこしてあやしながら作業して頂きました。

交代で子守をしながら結婚指輪の手作り作業

MAKI大阪工房は完全貸し切りのマンツーマンの作業場なのであかちゃんがぐずりだしても他のお客様に迷惑がかかることが無く、安心して作業して頂けます。

交代の作業の場合は少し時間はかかりますが、ワックス作業は簡単ですし当店では時間制限はありませんのでゆっくり作業して頂けます。

今回は親子3人でのご来店ですが、お客様によっては小さなお子様3人連れで、家族5人でご来店いただいたこともあり、このような場合でも手作り作業は大丈夫です。

結婚指輪を親子3人で手作りした大阪のお客様

交代の作業で少しだけ時間はかかりましたが無事に結婚指輪の原型が完成いたしました。

親子3人で完成した原型をもって記念撮影です!

手作りで完成した結婚指輪の原型

完成したワックス原型を見て頂くとマジックのラインが引かれていますが、このラインは捻じれ模様を削り出すための目安線で、当工房の職人が引いて削る部分をわかりやすく指示させていただきます。

プラチナ螺旋状の手作り結婚指輪

完成したワックス原型をお預かりして鋳造によってプラチナで完成した結婚指輪がこちらです。

表面の捻じれは凹面で抉れた斜めの捻じれになっているので周りの映り込み、光の反射が凸面に比べると不規則に輝くようになっており、目を引く光り方をします。

完成してお渡しした際はとても喜んでくださいました。

この度は親子3人で来店し、結婚指輪の手作りで大阪工房ご来店ありがとうございました!

末永くお幸せにお過ごしください😊✨

大阪じゃーなるのインフルエンサーSHIHOさんが来店。手作り指輪製作を体験

2023-04-18 11:28:58  | NoComment
                   

ジュエリークラフトMAKIは創業50年以上の老舗で予てよりフルオーダーメイドのジュエリー製作、手作り結婚指輪の製作を手掛けてまいりました。

そのためいろいろなメディアで紹介されており、地上波TV放送でも紹介されたこともあるお店です。

今回は「大阪じゃーなる」という大阪の情報発信をしているポータルサイトの取材をしていただくことになりました。

インフルエンサー兼ライターのSHIHOさんに実際に手作り指輪の製作体験をしていただきました。

彫金で手作り指輪製作

指輪の製作方法は彫金で行っていただきました。彫金製作の場合は製作当日に完成させることが出来るので、製作開始から完成までその日にすべての工程を体験できます。

大阪じゃーなるSHIHOさんが指輪を丸める

まずは用意したプラチナ棒を曲げて指輪の形に丸めていく作業です。女の子でも簡単に金属を曲げることが出来る特殊な道具を使って作業をしていただきます。

この道具を使えば曲げた金属の端っこ同士をぴったりと合わせることができ、互い違いに合わさるようなことがありません。初心者の方でも簡単に作業できるので当工房では必須のアイテムです。

指輪の形に丸めることが出来たら溶接し、芯金棒とうテーパーのついた金属の棒に指輪を差し込んで形を真円に整えます。

大阪じゃーなるSHIHOさんが指輪を叩いて整形

指輪の素材はプラチナ950ですが、溶接時になます処理をしているので叩けば簡単にゆがみを直すことが出来、真円になります。木槌を使って叩くので強めに叩いても指輪の表面がつぶれるようなことはないので思い切ってトントン叩きましょう。

指輪がまん丸になったら今度はヤスリを使って表面を削り、凸凹した面を平らにしていきます。

大阪じゃーなるSHIHOさんが指輪の表面を削る

ヤスリ作業を行ったことが無い人がほとんどだと思うので、最初は慣れない手つきでしたが、作業していくうちにだんだん慣れてきて上手に出来るようになりました。

このヤスリ作業はとても大事な工程で、ヤスリでしっかりと段差などを平らにしておかないと研磨しても段差が残ってしまいます。

当工房では、お客様にヤスリ作業をしていただいたあとで、職人が仕上げのヤスリ作業をしますのでヤスリがけの足りない部分があってもきれいに仕上げることができますのでご安心ください。

ヤスリがけが終わればハンドモーターを使って表面をピカピカに磨きます。

ハンドモーターの作業は少し手が汚れてしまうのでゴム手袋を着用してもらってお客様に研磨してもらっています。

ここでも最後は職人が仕上げの研磨をしますので指輪はピカピカに仕上がります!

指輪がピカピカに仕上がったら最終工程の文字入れです。

SHIHOさんにも内側の文字彫刻に挑戦して頂きました。

大阪じゃーなるSHIHOさんが指輪の内側に彫刻する

文字彫刻も手作業で行う彫刻で、一文字一文字を丁寧に彫刻していきます。

ここで失敗は厳禁です!文字入れを失敗して余分な部分に傷をつけてしまうと消すことが出来ないので練習用の指輪に彫刻をしてもらってから本番の指輪に彫刻していただきます。

手作り指輪完成

大阪じゃーなるSHIHOさんの手作り指輪完成

文字彫刻が無事終われば手作り指輪の完成です!

今回は中指用の指輪をプラチナで手作りして頂きました。

とても満足して頂いた様子で安心いたしました。

SHIHOさんは現役大学生でとても可愛らしい女の子ですが、そんな彼女でも彫金で指輪を作ることが出来ました。

彫金で作る手作り指輪はデザインがストレート型で幅の広さも1.5mm、2.0mm、2.5mmの3種類に限定されますが、自分で完成まで作業の全てを行うので実際に自分で作ったという実感が湧き、大事に出来る指輪になります。

ぜひ結婚指輪の購入を検討中の方は、ジュエリークラフトMAKIで指輪を手作りしてみてはいかがでしょうか。

大阪じゃーなる公式サイトはこちら
https://osakakita-journal.com/

ミル打ちと溝ラインでもペアデザインの成立する結婚指輪を手作りした大阪のお客様

2023-03-01 18:22:31  | NoComment
                   

一昔前の結婚指輪のデザインと言えば男物と女物は全く同じデザインのサイズ違いを購入するのが一般的な結婚指輪でした。

指輪の形も一直線の真っすぐなデザインがほとんどでしたが、現在ではデザインも多様化し、歪んでる形や指輪自体がまん丸ではなく、四角や三角の形が登場しています。

また、男物と女物で幅が違う、ダイヤの有無、素材違いなど少しデザインを違えてペアとしている結婚指輪が多くなっています。

今回ご紹介の大阪のお客様が手作りした結婚指輪も真っすぐな形という部分は同じですが、幅や表面の加工を違えたデザインですが、ペアの結婚指輪として製作して頂きました。

ワックスを使って結婚指輪の手作り

指輪の製作方法はワックスで作っていただきました。

指輪ワックスの断面をヤスリで削る作業

男物は幅が2.5mm、女物は幅が2.0mmの細身です。相手の指輪を作りあいっこしていただいたので彼女が彼の2.5mmの指輪を作ります。チューブ状のワックスから2.5mmを切り出して断面をきれいにヤスリで整えています。

結婚指輪を手作りで来店するお客様のほとんどが相手様の指輪を作る作りあいっこで製作していただくことが多いです。

この場合、女性物の指輪の方がサイズが小さく細身の事が多いので、男性が作る指輪は比較的ワックスを削る量が少なくて簡単です。女性が男性物を作る場合はサイズが大きく幅も広いことが多いので自分の指輪を作るよりも手間がかかることが多いですが、皆様頑張って作業して頂いています。

ワックスのサイズ合わせはコツが必要

真っすぐな指輪の場合は歪んでいる形を作るよりも簡単ですが、比較的苦労しているのが指輪のサイズ合わせの作業です。

指輪の内側を削ってサイズを合わせる作業

ワックスには最初から穴が空いており、その穴の部分を削って自分たちのサイズに広げます。穴を削るにはリーマーという道具を穴に差し込んでぐるぐる回して内側を削って大きくします。この内側を削る作業は力の入れ具合に少しコツが必要で、無理やり回すと内側がガタガタになります。また、引っ掛かってうまく回せない場合があります。

上手に削るコツは、リーマーを深く差し込みすぎ無いようにし、空回りさせるような感じで少しづつ削るのが良いようです。少しづつしか削れて行かないので時間はかかりますが、内側の削った面がきれいに仕上がります。

男性物の場合はサイズが大きく削る部分も多いので長く時間がかかります。ですが、今回ご紹介のお客様の場合は男性物のサイズが12号と小さなサイズでしたので女性でも楽に削れたようです。

サイズ合わせが出来れば、表面の余分なワックスを削って適切な厚みにし、表面の凸凹を無くすようにきれいに仕上げれば完成です。

結婚指輪ワックス原型の完成

大阪のカップルが手作りした結婚指輪原型

女性物は表面に丸みのある甲丸型に仕上げて完成です。女性物のデザインは表面にミル打ちを入れるご希望ですが、ミル打ちはプラチナに鋳造して仕上げる段階で当店で施す加工なのでシンプルな甲丸型の原型が出来れば女性物の指輪の原型は完成となります。

男性物は平打ち側に表面を仕上げて、中央部分に全周に渡って溝を入れるデザインです。指輪の中央に溝を入れる作業は、当店で作ったオリジナルの道具を使って溝を彫っていただきます。この道具を使えば初心者の人でも簡単に中央部分に正確に溝を彫っていくことが出来ます。

写真では溝が入ってる様子がわかりにくいですが、これで男女共の結婚指輪の原型が完成しました。

プラチナ鋳造を経て手作り結婚指輪の完成

ワックスコースによる結婚指輪の手作りは、当日出来上がるのが原型だけなので貴金属に仕上がったものが想像しにくく、きれいになるのか不安になる方がいらっしゃいます。ですが、事前に沢山の指輪見本をご覧いただいて出来上がりがイメージできるので安心して完成をお待ちください。

ミル打ちと溝ラインでデザインをそろえた手作り結婚指輪

完成した手作り結婚指輪がこちらですが、ピカピカに磨いて美しく仕上がっております。

女性物は中央にミル打ちを全周に施し、トップ部分に可愛らしくダイヤモンドを1個埋め込んでいます。

エレガントかつ、可愛らしく仕上がって大変喜んで頂けました。

男性物はフラットな平打ち型の表面の中央に溝のラインを全周に入れて女性物とのデザインの統一感を出しています。ミル打ちを入れたデザインは男性によっては可愛らしくなりすぎて好みではないという方がいらっしゃいます。そんな場合、今回完成した指輪のようにミル打ちの代わりにラインを入れるなどしてデザインの統一性を出すというのはいかがでしょうか?

この度は大阪工房での結婚指輪の手作りご来店ありがとうございました!

ミル打ちと溝ラインでデザインをそろえた手作り結婚指輪

結婚指輪の手作り方法。鋳造と鍛造の違いは何か?そのメリットとデメリット

2023-02-02 13:34:38  | NoComment
                   

大きく分けて結婚指輪の手作り方法は、鋳造と鍛造の2つあります。しかし鋳造と鍛造の違いはどういうもので、結婚指輪にはどちらが向いているのか分からないという人も少なくありません。そこで鋳造と鍛造の違いや、それぞれのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

鋳造と鍛造の違いとは何か

鋳造と鍛造では製造方法が違います。作り方が全く異なります。まず鋳造法とは、金属を熱して溶かし型に流し込み、冷やして金属が固まったら取り出すという造り方です。分かりやすく言うと、板チョコを買ってきて、それを鍋で温めてチョコを溶かして自分の好きな形に固めるというような事とほとんど同じです。この製造方法は大量生産にも向いているので、結婚指輪だけでなく、市場に出回っているジュエリー関係のほとんどがこの鋳造法で作られています。複雑な形を作ることが出来るのでペンダントやピアスなど色々なジュエリー製品を作ることが出来ますが、元々は仏像等を作る時に用いられてきた方法で古くから行われてきた製造法です。それを指輪に応用しているという感じです。

結婚指輪を作る場合は、まずワックスつまりロウで指輪を好きな形で形成していきます。そのワックスを基にして鋳型を作る為、別名ロストワックス鋳造とも呼ばれています。
同じ形の指輪を大量に作りたい時は、まずシルバーで基となる指輪を準備し、それをシリコンゴムで型を取って同じワックスパターンを沢山作って、ツリー上にしていき鋳型を作る事で一気に沢山の指輪を作る事が可能です。実際有名ブランドの結婚指輪もこうした方法で作られています。

手作りワックスコースで来店されたお客様には、ワックスを削って原型を作って頂きます。

一方鍛造法は、ハンマー等で金属をひたすら叩き薄く引き伸ばして棒状にしてから、それを曲げて輪っかにして指輪を作るという方法です。手作業で行う場合もありますし、機械で金属を板状にしてから、丸く打ち抜いて作るという場合もあります。分かりやすく言えば、鋼をひたすら叩いて日本刀を作るというようなイメージです。鋳造法と比べて作るのが大変な為、大量生産しなければならない大手というよりは、小さな工房で用いられている事が多いです。

手作り彫金コースで来店されたお客様には、用意された金属棒を丸める作業から始めていただきます。

鋳造法で作られた結婚指輪のメリットとデメリット

鋳造法で結婚指輪を作る

鋳造法で作られた結婚指輪のメリットは、指輪の原型を作るのが簡単だという点と、好きなデザインの指輪を作ることが出来るというところです。大量生産出来るので既製品では比較的リーズナブルな価格の結婚指輪を作る方法として用いられています。また金属は固いので手作業で細かいデザインを作るのは難しいですが、鋳造法ならコンピューターにより立体的に型を作る事も出来、細かく複雑なデザインも容易に出来るというのも魅力です。S字型やV字型、表面に自分たちで模様を入れるなど自由な形の指輪を作ることが出来ます。

デメリットはワックス原型が完成してから貴金属に仕上げるまでの納期がかかると言う点と、製造時に金属を溶かして鋳型に流し込むのですが、金属の密度が低く強度や硬度が弱くなる恐れがあるという点です。その結果、指輪は傷がつきやすかったり歪みやすくなります。さらに何年も使用していると次第にデザインの凹凸が削れていき薄くなってしまう恐れもあります。もちろん有名ジュエリー店では出来るだけそうならない為に、指輪をある程度厚くしたり、素材を工夫したりしているので、それほど心配する必要はありません。

納期は必要ですが、細かく複雑なデザインの指輪が欲しいという人は鋳造法の指輪が向いています。

鍛造法で作られた結婚指輪のメリットとデメリット

鍛造で結婚指輪を作る

鍛造法で作られた結婚指輪のメリットは、金属を叩いて鍛えていきながら製造していくので、中の空気が抜けて滑らかなつけ心地になります。また強度が高く、傷もつきにくく丈夫であるという点です。その為細くても強度を出す事が出来ます。実際に金属を自分たちで手作りするので、手作りした実感がわき、どこか温かみを感じられるというのも魅力です。また、当日に完成させることが出来るのでダイヤを入れるなどの加工が必要なければ当日に持って帰ることが出来ます。

デメリットは金属を直接加工しなければならないので多少力が必要になります。また、研磨する際に手や洋服が汚れる可能性があるので出来れば汚れても良いようなラフな服装で作業するほうが良いようです。ネイルなどをして爪を長く伸ばしている場合はしっかりと指輪を持って作業するのが難しいため爪は短く切っておく必要があります。デザインの面では細かいデザインを行うのが難しい為、鋳造法で出来る指輪よりも比較的シンプルなデザインの指輪しか作ることが出来ません。S字型やV字型などのカーブしたデザインは作ることができず、表面に模様を入れたりすることも出来ません。

鍛造の場合は傷つきにくく丈夫な指輪を欲しいという人や、シンプルなデザインが希望でどこか手作り感がある指輪が欲しいという人は鍛造法の指輪が向いています。

それぞれのメリットとデメリットを考えて手作り方法を選ぶ

鋳造法と鍛造法にはそれぞれメリットとデメリットがあります。その為どちらが優れているという事は言い切れません。結婚指輪の丈夫さや品質の高さを重視したいのであれば鍛造法の指輪を選べば良いですし、比較的値段もリーズナブルで見た目のデザインを細かくしたいのであれば鋳造法の指輪を選ぶと良いです。とにかく自分が優先したい部分が優れている方を選べば、後で後悔する事はなくなります。

それぞれの手作り方法の特徴をまとめましたので参考にしてください。

ワックスコース【鋳造】

  • デザインの自由度が高い
  • 作業が簡単で短時間
  • 完成までの納期が必用

彫金コース【鍛造】

  • シンプルなデザインしか作れない
  • 作業時間が長い
  • 当日完成させて持ち帰り可能

手作り結婚指輪のワックス製作は表面に模様を彫れます

2023-01-25 11:24:01  | NoComment
                   

結婚指輪を手作りする方法は当店では2つ用意されています。

一つはプラチナやゴールドの金属を直接丸めて指輪に仕上げる彫金製作と、ワックスで原型を作り鋳造して結婚指輪に仕上げるワックス製作です。

ワックスで原型を作るワックスコースの場合は自由な形やデザインを作ることが出来、柔らかい素材なので指輪の表面に模様をつけたりすることが出来ます。

今回ご紹介のお客様は指輪の表面にお二人のイニシャルを彫っていただきました。

ただイニシャルを彫るのではなく、二つの指輪を合わせたときにだけイニシャルが浮かび上がるという完全にこのペアじゃないとデザインが成立しないデザインです。

合わせると模様が浮かび上がるデザインの場合は、指輪サイズによって全周の長さが違うため既製品では作ることが出来ず、オーダーメイドか手作りによる一品物の製作に限り作ることが可能です。

そのため、完成した結婚指輪は世界で2人だけのオリジナル結婚指輪になります。

ワックスを使って指輪作りの開始

指輪の表面に模様を入れる場合はワックスでの原型作りでの指輪製作になるのでワックスで製作して頂きました。

ワックスを切り出す作業

指輪表面に自作で模様を入れる場合は初心者でも模様が入れやすいように幅は広めの指輪にしていただきました。お二人ともサイズが大きくて幅も広いデザインなので指輪の金額は高くなってしまいますが、高くなっても良いとの了承を得ての製作です。

ワックス切り出し

イニシャルがはっきり浮かぶように幅は3mm程度で作ります。ストレートのデザインでなければぴったり模様を合わせることが出来ないのでストレート型の3mm幅でワックスを切り出します。

ノコギリを使ってワックスを切断しますが、女性はノコギリを使ったことが無いというお客様が多いです。ですが、木や鉄など硬いものを切断するのではなく柔らかいワックスなのでスムーズに切ることが出来ます。柔らかいので歪んで切れてしまいがちですが慎重に作業します。

ワックスを切るとどうしても断面がガタガタになりがちですが、ヤスリを削って平らにします。と同時に幅も3mmになるように削ります。

指輪のサイズ合わせ

ワックスの幅が3mmまで削れれば今度は指輪のサイズを合わせます。

指輪サイズを合わせる作業

指輪ワックスの穴を広げてサイズを合わせるので指輪サイズも自由に合わせることが出来ます。ぴったりの整数サイズだけでなく、0.5刻み、0.25刻みなど細かく調整できるのも手作りで指輪を作る魅力です。

特に薬指の第二関節が太く根元が細いタイプの指の人は第二関節ぴったりに合わせる必要があります。少しでもサイズが大きいと関節からすぐに抜けてしまい、また、少し小さいと関節の骨にあたって指輪が入らないといったことになります。細かいサイズ調整が出来るのはこのような関節の骨の太い人にとっては特に有利な方法です。

指輪の表面に自作で模様を彫る

サイズ合わせが出来たら余分な厚みをヤスリで削って表面を少し丸みのある甲丸型に仕上げます。

ここまでシンプルな甲丸型の原型が完成です。

今回のお客様のデザインはここからが重要な加工工程になります!

ワックスにイニシャルを自作で彫る作業

指輪の表面にイニシャルを手作業で彫っていきます。指輪を合わせるとイニシャルが浮かぶように彫るので、指輪を重ねてマジックで下書きをし、下書きの通りに溝を彫りこんでいく作業です。

この溝を彫る作業はハンドモーターの先にドリルのような治具を付けて彫ります。

下書きの通りにドリルの先を動かせば簡単に彫ることが出来るのですが、手元がくるって下書き以外の場所にあたってしまうと余計な溝が彫れてしまいます。また、真っすぐ滑らかな溝を彫るのはなかなか難しいものです。

ですので、いきなり本番の指輪には彫らず、不要なワックスに溝を彫る練習をしてから本番に臨んでもらうようにしてもらっています。

充分に練習をして大丈夫だと思う自分たちのタイミングで本番作業開始です!

細かい作業なので必要であれば拡大鏡を使います。拡大鏡は大きな単体のレンズなので人によっては逆に見にくくなってしまうため自分に合った方法で作業します。

イニシャルの浮かぶ手作り結婚指輪の完成!

イニシャルを彫れば手作り結婚指輪ワックス原型の完成です。

イニシャルが浮かぶ手作り結婚指輪原型

この原型をお預かりして当店の工房でプラチナ鋳造して結婚指輪に仕上げます。

プラチナできれいに磨いて完成した結婚指輪がこちらです。

合せるとイニシャルが浮かぶ手作り結婚指輪

二つの指輪を合わせると見事にお二人のイニシャルが浮かびました!

今回のお客様の場合、指サイズも良く似たサイズだったので表面外周の長さも良く似ておりぴったりとイニシャルが浮かぶように出来上がりました。

完成した指輪を見ていただくとメンズの方だけ内側が青い色をしています。彼の希望で指輪の内側のみブルーのコーティングを施しています。

このブルーのコーティングはメッキなので指輪表面に施した場合は傷や擦れなどによって剥がれてきてしまいます。そのためコーティングは堅いものにあたりにくい内側に施すようにさせていただいています。

内側をブルーコートした手作り結婚指輪

コーティングは内側のみなので普段指に着けているときは見えませんが、外すと青い部分が見えてオシャレです。

自分たちで手作りした結婚指輪なので愛着もあり、一生大事に出来る二人だけのオリジナル結婚指輪になります。

男性でもOK!花びら形の手作り結婚指輪

2023-01-12 22:56:12  | NoComment
                   

ワックスを使って結婚指輪を手作りして頂いたお二人のご紹介ですが、先に結婚指輪を手作りするためのワックスの種類を少しご紹介したいと思います。

結婚指輪に使うワックスの種類

結婚指輪の原型を作るためのワックスは一般に良く使われている種類が3種類あります。

ワックスの色が青、紫、緑で色分けされており、それぞれの硬さが違います。

柔らかい順に青>紫>緑で、緑が一番硬さのあるワックスです。

なぜこのように硬さの違いがあるのかというと、製作する原型によって使い分けます。

青ワックス

青のワックスは一番柔らかく切ったり削ったりするのが一番簡単です。ヤスリで削った跡もペーパーヤスリや布などで磨いていくと簡単につるつるにすることが出来ます。

柔らかいので一番扱いが簡単なのですが、その分角を出すとかエッジを立てるといったことが難しくなります。角のあるデザインを作れたとしても指で擦るだけで簡単に角がダレて丸くなってしまいます。

そのため、角や尖った部分の無いデザインのジュエリーを作るのに使用します。

紫ワックス

青ワックスと緑ワックスの中間の硬さのワックスです。青ワックスに比べて硬さがあるのである程度エッジの聞いたデザインの製作に向いています。ある程度細かいデザインの製作が可能なのでプロの職人さんが一番使っているワックスでしょう。

緑ワックス

一番硬いワックスです。尖った部分やエッジをビシッと出すことが出来ます。そのため細かい模様やパーツを作ることが出来るので小さな部品のようなものも作れます。

ただし、固い分切ったり削ったりするのに少し時間がかかります。また、固いので少し力が加わると折れたり割れたりするので扱いはかなり慎重に行う必要があります。

初心者向きのワックスは青

用途によって使い分けするワックスですが、初心者の方が作業しやすいのが青ワックスです。切削も簡単で作業も早いので初心者が一番扱いやすいワックスでしょう。エッジを出しにくいという特徴がありますが、結婚指輪やペアリングでは尖った部分やシャープなエッジのデザインは必要なく青ワックスで充分作ることが出来ます。

MAKI工房でも大阪・徳島ともに青ワックスでお客様に結婚指輪を手作りして頂いております。

花びら型の結婚指輪原型作りの開始

前述したようにご来店のお2人には青ワックスを使って作業をしていただきました。

このページのタイトルにあるように花びら型の結婚指輪を作っていただきます。完成した指輪は最後にご紹介しようと思いますが、指輪の形はストレート型のデザインです。

ワックスの切り出し

ワックスを切り出す彼女

指輪幅は2mmに決定で、チューブ状の青ワックスから2mm幅でワックスを切り出します。切り取るための目安線を2mm幅でワックスに罫書き、その罫書き線を目安にノコギリでワックスを切っていきます。

ワックスの特徴を説明したように青ワックスは柔らかく簡単に切ることが出来ます。気を付けないといけないところは柔らかいゆえに歪んで切れてしまいやすいので真っすぐ切るのに少しコツがいる程度でしょうか。ですが、断面がガタガタに切れてしまっても断面は簡単にヤスリで削ることが出来るのでそれほど気にしなくても大丈夫です。

ワックスのサイズ合わせ

指輪のサイズ合わせをする彼女

断面をきれいにヤスリで削って2mm幅にし、ドーナツ状になったワックスの穴を広げて自分たちの指サイズになるようにしていきます。

この穴を広げる作業は力を入れて無理に削ると内側の面がガタガタになってしまうのでゆっくり力を入れずに削っていただきます。サイズの穴は大きくなりすぎると修正がきかないのでサイズ合わせは特に慎重に行います。

表面の模様を削る

結婚指輪を手作りする彼

サイズ合わせが出来上がると表面を削って適正な指輪厚みにします。

厚みを削って表面をある程度仕上げたあと、最後に一番重要な花びら型に削る作業です。

まず完成した花びら型の結婚指輪原型をご覧ください。

花びら型の手作り結婚指輪原型

シンプルなストレート型のワックスに5か所の切れ込みが入っているのがわかるでしょうか。

指輪の表面から側面にかけての角を三角ヤスリで削って切れ込みを入れています。マジックで下書きを入れているようにこの切れ込みを広げるように削れば花びら型の結婚指輪原型になります。

この切れ込みを入れる作業は細かい作業なので慎重に。

写真で言うと指輪の幅真ん中に向かって上下から切れ込みが入っていますが、ずれの無いように削らなければいけません。また、力を入れて押さえて削ろうとすると柔らかいワックスなので折れてしまうことがあります。ただし、折れても熱で溶かしてくっ付けることが出来るので失敗してもやり直しが出来るので落ち着いて作業しましょう。

折れたりしても修正が出来るのがこのワックスでの手作りが初心者の方に向いている大きな理由でもあります。

花びら型の結婚指輪が完成

ワックスの切れ込みを滑らかに広げてプラチナ鋳造して完成した結婚指輪です。

側面が花びら型の手作り結婚指輪

写真を見ていただくと滑らかに広がって、指輪の側面が5枚の花びらの形になっています。MAKI工房では別のデザインで5枚の花びら型の結婚指輪がありますが、そのデザインに比べると側面のみ花びら型に見えるデザインなのでよく見ないと花びらになっているのがわかりにくいデザインです。

このよく見ないとわからないというのがミソで、男性が身に着けても可愛らしすぎないというデザインになります。

しかも指輪の表面部分が平打ち型でシャープなイメージも兼ね備わったデザインなので都会的でクールな印象を与え、男性でもかっこよく付けられる結婚指輪です!

花びら型の手作り結婚指輪

指に着けると側面が花びら型になっているとは見えず、無限大の形が表面全周に繋がったようなデザインです。

男性にも人気があり、大阪工房と徳島店ともにこのデザインを手作りするお客様は多く、アレンジしてダイヤモンドを埋め込んだり、一部つや消しにするなどして自分たち独自のデザインにすることが出来るので本当におすすめのデザインです。

気になる方は是非ご相談ください!

自作で猫のモチーフを彫った手作り結婚指輪

2023-01-10 17:55:19  | NoComment
                   

ワックスを使って結婚指輪の原型を手作りしたカップル様のご紹介です。

ワックスを使った方法の場合は自由に好きなデザインの結婚指輪を作ることが出来ます。ただし、初心者のお二人が手作業で作るので、あまり複雑で細かい模様のデザインを手作りするのは難しいと思いますが今回のお二人は、細かいデザインの指輪作りに挑戦して頂きました。

先に完成した結婚指輪をご覧いただきます。

自作で猫のモチーフを彫った手作り結婚指輪

指輪の形は基本的にストレート型なので難しいものではありませんが、表面に細かいデザインが施されています。この模様をお客様自身で彫って作ったものなので手作り感のある模様になっていますが、女性物はプロが模様を彫ったように上手に出来上がっています。

ワックスに模様を彫る

指輪ワックスに無限大の模様を入れる彼

ワックスの表面に模様を彫る方法はいろいろありますが、今回のモチーフの場合はハンドモーターを使って作業して頂きました。

ハンドモーターの先にはいろいろな治具を取り付けることが出来、用途によって使い分けます。先の治具が回転するので、削る、磨く、のような作業に適しています。

メンズは無限大の模様

メンズのモチーフは無限大の模様が全周に繋がるように入ったデザインで、まず、マジックで指輪ワックスの表面に下書きをします。

その下書きをなぞるように表面に模様を彫っていきます。ハンドモーターの先につける治具は先が細くとがったヤスリのような治具を付けて削ります。基本的に下書きをなぞれば勝手に模様が彫れるので慎重に下書きからずれないように彫ります。彫った溝が滑らかなラインになるのが理想ですが、手作業なので多少はいびつになってしまいます。ですが、手作り感のある模様で温かみがあるイメージにもなります。手作りならでわの良い部分ととらえて作業して頂きました。

レディスは可愛らしい猫の顔の模様

指輪ワックスに猫を彫る彼女

レディスに入れるモチーフは彼女の強い希望で猫の顔を彫りました。指輪の幅は細い方が良かったのですが、幅が細いと模様が細かくなり入れることが出来ません。そのため、トップの模様が入れられる部分は広く、それ以外の指輪幅は細く絞った形にしていただきました。

猫の顔の部分はまん丸い形なのでボール型の治具をハンドモーターに取り付けてワックスの表面に押し付けると簡単に丸い模様を入れられます。難しいのは猫のヒゲと耳です。

ひげは細く真っすぐにラインを引くだけですが細かいので慎重に彫っていただき、特に耳は三角形の形になるように彫る必要があります。

どのようにハンドモーターを充てれば耳の三角形がきれいに彫れるのか事前に練習をしていただき本番に臨んでいただきました。

その甲斐もあってものすごくきれいに猫の顔が彫れました!

おおよその場合、お客様が作っていただいたモチーフはプロの職人が後ほど仕上げをして模様などを整えさせていただいておりますが、今回のお客様が手作りした猫はプロの職人顔負けの仕上がりでしたので職人が手を加えておりません。完璧に出来上がっていたので素晴らしい出来です。

猫と無限大模様の結婚指輪原型の完成

お二人ともにかなり練習をして頂きながら指輪の製作をしていただいたので少し時間はかかりましたが結婚指輪の原型が完成いたしました!

それでも、作業開始から原型の完成までは約2時間強で完成です。

結婚指輪の原型を手作りしたカップル

自分たちで彫った模様なのでとても思い入れのあるデザインになり、完成までの期間はとても楽しみに待っていただけたようです。

当店でプラチナ鋳造して完成したお二人の結婚指輪をあらためてご覧いただきます!

自作で猫のモチーフを彫った手作り結婚指輪

とても猫好きの二人の結婚指輪だという事が一目でわかります。レディスの猫の顔のすぐ横には黄色い色のイエローダイヤモンドを埋め込んで華やかさも増し、明るい雰囲気のほのぼのとして結婚指輪の完成です!

ワックスを使った結婚指輪の手作りは、お二人が作れさえすれば自由なデザインを作ることが出来、こだわりの世界で2人だけの結婚指輪が作れます。

結婚指輪のデザインにこだわりのあるお客様は特にワックスでの結婚指輪手作りを是非ご検討ください。

大阪梅田で買える人気のオリジナル結婚指輪

2022-12-21 17:05:26  | NoComment
                   

MAKIではお客様の手作りによる結婚指輪以外にオリジナル結婚指輪の販売も行っており、大阪工房は手作り結婚指輪専門の工房でありながらオリジナル結婚指輪の注文販売も出来る工房となっています。

昨今は手作り結婚指輪のご依頼が多くなっておりますが、ジュエリークラフトMAKIはフルオーダーメイドの結婚指輪専門店として創業してまいりましたので、大阪のお客様にも手作り以外で、オリジナルやフルオーダーの注文も受けられる結婚指輪専門工房として一部リニューアルを致しました。

お客様自身で手作りする結婚指輪は、自身で作るため思い入れもあり一生大事に出来る結婚指輪ですが、シンプルなデザインでは少し物足りないというお客様も増えてきており、オリジナル結婚指輪を注文されるお客様も多くなってきました。

一部ではありますが当店のオリジナル結婚指輪で人気のデザインをご紹介します。

結婚指輪Cuteシリーズ

可愛らしいをコンセプトにリボンや四葉のクローバー、鈴蘭など細身でシンプルながらもひと手間加えたモチーフが女性心をくすぐるデザインです。レディスは可愛らしくてもメンズは男性でも身につけやすいデザインになっていますので彼女の希望に沿った結婚指輪として男性にもお勧めできるシリーズです。写真では本当の指輪のイメージや付け心地を感じることが出来ませんが大阪工房にご来店いただければ実物をご覧いただけます。


大阪梅田で人気の結婚指輪「Cute」BEST3

人気結婚指輪・リボン

ribbon

~リボン~

上レディス107,000円
下メンズ89,000円

可愛らしいリボンがモチーフになった結婚指輪です。それぞれミル打ちが施されていますが、ミル無しでのご注文も可能です。

人気結婚指輪・春光

春光

~シュンコウ~

上レディス105,400円
下メンズ96,400円

二つの指輪を合わせると幸せのモチーフである四葉のクローバーが浮かびます。光沢とつや消しのコントラストが美しいデザインです。

人気結婚指輪・水恵

水恵

~スイケイ~

上レディス96,700円
下メンズ91,700円

生命の源である水の流れをモチーフにしたデザインで、つや消し部分には鈴蘭の彫刻が施されており、「再び幸せが訪れる」という意味があります。

結婚指輪Simpleシリーズ

出来るだけシンプルでありながら個性的な一面を持っている結婚指輪のラインナップです。

ミル打ちや彫刻、無限大の形をモチーフにしたものなど細身で身につけやすいデザインになっています。ひねりや表面の形にこだわって身に着けた時の光の反射が美しく、人目を惹くこと間違いなしの結婚指輪です。


大阪梅田で人気の結婚指輪「Simple」BEST3

人気結婚指輪・インフィニティ

Infinity

~無限~

上レディス130,000円
下メンズ94,000円

永遠に続く無限のマークをモチーフとしてデザインされた結婚指輪です。お二人の幸せも永遠に続くようにと願いを込められ、そのフォルムからも人気の結婚指輪になっています。

人気結婚指輪・ドレス

ドレス

~dress~

上レディス115,000円
下メンズ106,000円

女性がエレガントなドレスをまとったようなデザインで、唐草彫刻が和のイメージもあり和と洋の融合したハイブリットな結婚指輪です。

人気結婚指輪・喝采

Cheer

~喝采~

上レディス94,800円
下メンズ82,400円

細身でフェミニンな印象で、指輪の表面の形が複雑にひねられています。エッジにはミル打ちを施してひねりを強調して紙吹雪が舞い散る様子を表しています。

結婚指輪Reasonableシリーズ

細身で比較的安価なオリジナル結婚指輪のシリーズです。安価といってもクオリティは高く、コンビネーションやフォルムに拘り、ダイヤの石留め方に特徴のあるデザインをしています。プラチナ、ゴールドともに相場価格は高騰しておりますが、デザインを出来るだけシンプルかつ、ハイクオリティで洗練されたオリジナル結婚指輪です。


大阪梅田で人気の結婚指輪「Reasonable」BEST3

人気結婚指輪・V字コンビネーション

M2026

上レディス108,000円
下メンズ90,000円

緩やかにU字型にカーブした腕はトップ部分で互い違いに重なってカップルが手を繋ぐような形のデザインになっています。レディスはダイヤとピンクゴールドの華やかなイメージです。

人気結婚指輪・S字ダイヤ

M2006

上レディス85,000円
下メンズ70,000円

シンプルなS字型のデザインでレディスには小さなダイヤモンドを5石埋め込んでいます。ダイヤを沢山入れて華やかにしたいが派手すぎるのもちょっと。という方にはお勧めの結婚指輪です。

人気結婚指輪・ストレート鈴蘭彫刻

M2024

上レディス76,300円
下メンズ66,300円

ストレート型の飽きの来ないデザインに鈴蘭の彫刻を施しています。女性物には大きさの違う無色透明のダイヤと水色のアイスブルーダイヤを埋め込んだよく見れば特徴のあるデザインになっています。

すべての結婚指輪は大阪工房来店時にアレンジ注文可能

アレンジしたリボン結婚指輪

オリジナル結婚指輪はお客様の指輪サイズに合わせて受注生産となります。そのため、製作過程でデザインをアレンジして製作することも可能です。

人気の結婚指輪のRibbonをアレンジしてミル打ち無しで製作したり、ダイヤ入れないデザインでも承れます。

また、他の結婚指輪ではダイヤモンドや彫刻を加えるなど様々な加工を施したアレンジも可能になっています。

注文の流れ

大阪工房、徳島店ともにオリジナル結婚指輪の注文、フルオーダーメイド結婚指輪の注文も承っております。来店時には必ず予約が必要になります。

STEP 01

デザインの打ち合わせ

ご来店時にデザイン製作方法などを説明します。

STEP 02

デザインの決定

沢山の結婚指輪をご覧いただきご注文いただく結婚指輪のデザインを決定します。

STEP 03

プロが結婚指輪の製作

プロの職人が丁寧に結婚指輪の製作を致します。

STEP 04

完成した結婚指輪のお渡し

結婚指輪の完成です。完成した指輪は無料でご自宅までお送りいたします。

大阪工房店舗案内

店舗名

手作り結婚指輪.com|ジュエリークラフトMAKI大阪工房

所在地

〒530-0047
大阪市北区西天満4丁目15-18
プラザ梅新6F617号室

電話:080-2980-7066

営業時間:12時~19時

定休日:不定休

お支払方法:現金のみ・カード不可

駐車場:無し

JR大阪駅より徒歩10分程度の場所に在りますので電車でお越しください。

よくある質問

一組づつのカップル様とマンツーマンで打ち合わせをするため、来店には必ず予約をお願いします。
ご来店時に打ち合わせをして、注文が決まったら指輪代金総額の中から内金として5万円をお支払いいただきます。残金は指輪完成時に指定口座にお振込み頂き、入金が確認できましたら指輪はご自宅まで無料でお送りいたします。
はい。工房にはオリジナル結婚指輪のサンプル指輪が多数ございますので、それを見ながら打ち合わせが出来、実際に指に着けて自分の好み通りかどうかを見極めていただくこともできます。
大変申し訳ありません。オリジナル結婚指輪は全てお客様のサイズに合わせて受注生産致しますので、当日持ち帰ることは出来ません。ご注文いただいてから約1か月半~2ヵ月後の完成でお渡しになります。お急ぎの場合はスタッフにご相談くださいませ。
はい。指輪のデザインにもよりますが、幅を広く、細く、ダイヤの増減、彫刻の追加など様々なアレンジが可能です。
可能です。当店で用意されているフォント書体やマークのほかに、お客様の手描きのマークや文字をトレースして彫刻することが出来ます。どのような場合でも内側彫刻は無料です。

手作り結婚指輪は本当にお得?メリットデメリットをご紹介

2022-12-01 18:35:55  | NoComment
                   

手作り結婚指輪は本当にお得なのか?

人気ブランドや有名ブランドの結婚指輪はそれなりのお値段がしますので、だったら自分たちで手作りしたほうがお得なのではと考える方もいらっしゃることでしょう。

MAKI大阪工房の位置する大阪市内の特に梅田、心斎橋付近では沢山の有名ブランドの結婚指輪専門店があるので、有名ブランドにしようか、ブランドじゃなくても日本のブランドでもいいかな?と色々悩むことと思います。

しかし、ブランドにはこだわりが無く自分たちのオリジナルで価格を抑えるという事でまず思い当たるのは結婚指輪の手作りです。

確かに、手作り結婚指輪は価格が抑えられるというメリットがありますが、デメリットもありますので、その点もよく考慮する必要があります。

当店の大阪工房は結婚指輪の手作り専門店なので、手作りをお勧めしたいところですが、お客様にとって手作り結婚指輪は本当にお得なのかどうかについて触れていきますので是非参考にしたうえで結婚指輪の手作りを検討して頂ければと思います。

手作り結婚指輪のメリット

手作り結婚指輪の一番のメリットは、「自分たちのオリジナルデザインの指輪が作れる」ことです。
人気ブランドの指輪だとほかの人とデザインがかぶってしまうことも多いですが、自分たちで手作りしてしまえば、その心配はありません。
世界でたった一つの指輪が欲しい方にとっては、手作り結婚指輪を選んだほうが高い満足感を得られるはずです。
また、手作り結婚指輪は、「材料を自分で自由に選べる」という利点もあります。
結婚指輪はダイアモンド、金、プラチナなどの高価な材料が用いられるため、価格も高額になりがちですが、自分たちで材料を上手に選んでいけば、低価格の指輪に仕上げることも可能となります。

手作り結婚指輪のデメリット

手作り結婚指輪のデメリットは、「デザインや材料選びの手間がかかってしまう」ことです。
デザインの打ち合わせなどで何度もお店に足を運ぶことになるので、忙しい方にとっては負担に感じてしまうかもしれません。
また、手作りの結婚指輪は、既製品と違って、「完成までに時間がかかる」というデメリットもありますので、すぐに式を挙げる予定の方は納期をしっかり確認しておいたほうが良いでしょう。
手作り結婚指輪は、既製品よりも安く作れると思われがちですが、デザインや材料の選び方によっては、かえって高くついてしまうこともあるので注意が必要です。
また、希少価値の高い材料をふんだんに取り入れると、ハイブランドの指輪並みの値段になってしまうこともあるかもしれません。

手作り結婚指輪のデメリットを無くした彫金製法

彫金による手作りなら納期が早い

手作り結婚指輪は完成までの時間がかかるというデメリットの説明をしましたが、このデメリットの部分を克服できる製法に彫金による結婚指輪の手作りがあります。

彫金製法ではシンプルなデザインしか作ることが出来ませんが、シンプルなデザインを希望する人にとってはデメリットでは無くなります。

ジュエリークラフトMAKIでは、大阪工房、徳島店ともに彫金による結婚指輪の手作りを行っています。彫金製法の場合は、手作りして最短でその日に持ち帰ることが可能です。

ダイヤの埋め込みや彫刻など自分たちで出来ないような加工を希望の場合は、一旦お預かりする必要がありますが、それでも2週間後にはご自宅まで無料でお送りしますので納期はワックス製法よりも格段に短くなります。

シンプルなデザインを希望の人は、価格も安く納期が短い彫金による手作りを検討してみるのも一つの手です。

一生モノとなる指輪なので後悔しないように選ぼう!

このように、手作り結婚指輪には、良いところと悪いところがありますが、自分たちのオリジナル指輪が手に入るのが何よりの魅力です。

大阪の人に聞いた結婚指輪を仕事柄つけられない時はどうする?

2022-11-15 19:01:14  | NoComment
                   

二人の永遠の愛を誓う証として交換する結婚指輪ですが、普段の生活では仕事柄、指輪をつけられないという人もいます。指につけることはできなくても肌身離さず持っていたいという人にとっては、自宅に置きっぱなしというのは嫌なものです。ジュエリークラフトMAKIも出店しております大阪には様々な職業の人がいらっしゃいます。実際にどんな人が、仕事柄指輪を着けられないことが多いのでしょうか?また仕事の関係で指輪がNGとなっている人は、どんな方法で対策を講じているのでしょうか?

大阪は人口も多く、大阪工房へご来店のお客様も多数いらっしゃいます。そこで、ご来店いただいて結婚指輪を手作りしたお客様に直接聞いてみました。

結婚指輪がつけられない職業とは?

結婚指輪を付けられない人

就業規則で結婚指輪がNGとなっている職場は、意外とたくさんあります。多くの場合、安全性や衛生面が理由ですが、職場でNGになっているわけではなくても、あえて指輪はつけないという選択をする人は少なくありません。具体的に、どんな職場では指輪を着けない人が多いのでしょうか?

例えば、建築系や運送系のお仕事をしている人は、重たいものを運搬する際に指輪が当たって痛みの原因となったり、何かの拍子で指輪をどこかに引っ掛けてしまうと、怪我のリスクもあります。また、電気を使う仕事をしている人だと、金属の指輪が原因で事故や怪我が怒ってしまうかもしれません。

また、医療系や介護系に従事する人は、衛生面を考えて指輪はつけられない人が多いです。衛生面以外でも、お世話する人にうっかり怪我をさせてはいけないという理由から、就業規則で指輪NGとなっている所は多いです。その場合には、指輪を着けて出社したら、仕事の前に指輪を外すことになります。

飲食系の職場も、基本的に指輪がつけられない所が多いです。特に給食や社食など大勢の人の食事を調理する人は、うっかり指輪が落ちてしまうと大変です。そのため、衛生面及び安全性の理由から、指輪だけではなくアクセサリーは全面禁止となっている職場が多いです。

エステサロンやスポーツジムのトレイナーなども、仕事柄指輪はつけられない人が多いです。特に顧客の肌に触れる可能性があるお仕事は、顧客にうっかり怪我をさせてはいけないという理由から、指輪NGとなっているのでしょう。

指輪を付けているときにやってはいけない動作

指輪を付けて太鼓をたたくのはNG

指輪を付けることは制限されていない職種の方でも、指輪を付けた際にやってはいけない動作があります。結婚指輪は終始身につけることが多いともいますが、プラチナやゴールドは思っている以上に柔らかいので歪んでしまうリスクがあります。具体的には指輪を付けたまま重いものを持つ、自転車やつり革を強く握るなどの動作で歪むことがあります。このような動作をする場合も外した方が良いでしょう。

実際に大阪工房のお客様で歪んでしまって直しに来られたお客様の場合ですが、手で叩く太鼓(コンガなど)を趣味でやっているお客様が太鼓を叩いているうち、知らない間に歪んでしまったということがありました。また、営業職のお客様で沢山書類の入った重たい鞄を持って営業に回るうちに歪んでしまったという例もありました。

このように結婚指輪を付けることに制限の無い方でも指輪を外した方が良いというシーンもありますので気を付けましょう。

人気が高いのは「ネックレスとして身に着ける」

永遠の愛を誓う証として交換する結婚指輪ですが、長い結婚生活の中では、普段はつけないという人が少なくありません。仕事柄つけられない人はもちろんいますし、指がむくみやすいとか、サイズが合わなくなった、などの理由でつけなくなる人もたくさんいます。

指につけることはできないけれど、肌身離さず持っていたいという人は、どうしたら良いのでしょうか?

最も人気がある方法は、ネックレスとして身に着ける方法です。金属のネックレスチェーンや革ひもに指輪を通し、ワイシャツや制服の内側につけておけば、安全性や衛生面に関係なく身につけられます。それに、アクセサリーがNGとなっている職場でも、他人バレせずに身につけられるという点でおすすめです。

ネックレスが難しい人は、お財布やキーチェーンにつけて持ち歩くという方法もあります。ただしこの場合には、お財布を開閉した時に指輪が落ちないように注意しなければいけませんし、キーチェンそのものをうっかり紛失しないように気を付けなければいけません。モノをなくしやすい人にはあまりおすすめできない方法ですが、モノをなくす心配がない人なら、こうした方法もアリです。

指輪を着けたいけれど仕事柄無理という人なら、休日に指輪を着けて楽しんではいかがでしょうか?仕事がある人は自宅で大切に保管して、仕事がない時には指輪を着ける人は、たくさんいます。

結婚指輪を無くさないための保管方法は?

結婚指輪をケースに入れて保管

結婚指輪をずっと指につけっぱなしにしているなら、どこに置いたか忘れてしまって困るという事態にはならないかもしれません。しかし、仕事柄つけられない人や、その日によってつけたりつけなかったりというライフスタイルの人は、なくさないために保管方法を工夫すると良いでしょう。

指輪をなくしてしまう原因の多くは、どこに置いたかを忘れてしまう理由によるものです。その日によって保管場所が変わってしまうと、なくす確率は高くなってしまいます。なくさないためには、指輪を置いておく場所を決めて、毎日必ずそこに置く習慣をつけるのがおすすめです。

また、犬や猫を飼っている家庭では、ペットがうっかり指輪をどこかにやってしまうリスクもあります。そのため、机の上などに置きっぱなしにするのではなく引き出しの中で保管するなど、保管する場所を工夫すると良いでしょう。小袋や小物入れに入れただけだと入れたこと自体を忘れてしまうことがあるので一番おすすめの保管場所は専用の指輪ケースに入れて引き出しに入れるのが良いでしょう。

まとめ

仕事柄、結婚指輪を着けられない人は少なくありません。指につけることは無理でも、ネックレスとして制服や服の下の見えないところで身につけることはできますし、アクセサリーが全面禁止の職場なら、お財布に入れたりキーホルダーなどにつけるという方法もアリです。指輪を着けたりつけなかったりする人は、うっかり紛失しないように、保管場所はいつも同じ場所に決めておくことをおすすめします。

大阪で手作り出来るカラーコートの結婚指輪

2022-11-02 11:10:03  | NoComment
                   

大阪市内のお近くにお住いのお客様に来店していただきました。

2人で作る結婚指輪

お二人の希望はカラーコートを入れたデザインの結婚指輪で内側にコーティングするだけでなく表面にもカラーが見えるデザインを手作りしたいとのことでした。

ベースになる指輪の形はストレート型のデザインでしたのでベースの形を作るのは通常の原型造りと同じでそれほど難しい作業ではありません。

希望の指輪幅をノコギリを使って切り取るのですが、初めて作業するお客様のほとんどが切ってるうちに曲がって切れてしまい切った断面が凸凹になってしまいます。

今回のお客様は器用に上手に切れたようで多少は曲がっておりましたがきれいに切れた方でした!

ワックスを上手に切るコツは力を抜いてワックスを押さえずにノコギリを大きくストロークして切るということです。ノコギリの歯は荒くワックスは柔らかいのでストロークするだけで勝手に切れていきます。力を入れすぎると逆に曲がってキレてしまうようです。

切り取ったワックスの断面を削る

でも、ワックスを切った断面が凸凹曲がって切れてしまってもご安心ください。断面をヤスリで削れば簡単にフラットに整えることが出来ます。おろし金で大根を削るような方法なので誰でも簡単に削ることが出来ます。要所要所の仕上げは当店の職人が行いながら作業しますので上手にできなくても大丈夫です!

指輪の幅が希望通りになれば内側を削ってサイズを合わせ、余分な外側の厚みを削ればシンプルな甲丸型の指輪の形は完成します。

ここまでの所要時間は約1時間~1時間半でほとんどの人が作れています。ワックスは柔らかいので女性でも簡単に作業することが出来るのでお勧めの結婚指輪手作り方法です。

結婚指輪の原型の表面に模様を入れる彼

今回のお客様のデザインは指輪の表面に十字架のような溝のラインを入れます。

まず、指輪の全周に渡って中央に溝を入れます。特殊な道具を使って溝を彫っていきます。この作業は細かい作業なので慎重に行います。指輪表面に傷がついてしまわないように気を使いながら作業していただきました。万が一傷がついてもワックスは修正出来るので安心です。

当店で作ったオリジナルの治具を使って溝を彫るので初心者の人でも簡単に彫れるようになっています。また、ある程度彫った後で当店の職人が仕上げで溝をきれいに整えるのでお任せください。

大阪のカップルが手作りした結婚指輪原型

ストレート型の指輪のベースの製作に約1時間、溝を彫るのに約20分程度とトータルで約1時間半ほどで結婚指輪の原型が完成しました。

ワックスの手作りなら自分たちの好きなデザインが製作でき簡単にオリジナル結婚指輪の原型が完成します。完成した原型は当店でプラチナ鋳造を経て結婚指輪に仕上げます。

レディスはピンクカラー、メンズはブルーカラーのコーティングを施して手作り結婚指輪の完成です。大阪という土地柄かオリジナルにこだわる方が多く来店し、なかでも人目を惹くカラーコーティング加工は大阪工房では人気のデザインになっています。

カラーコーティングはメッキなので指輪の場合、表面に施すと身に着けていて固いものにあたると擦れなどによって擦れた部分が剥がれてきてしまいますが、今回のお客様の様に溝の中のメッキであれば表面よりも凹んだ部分にメッキされているので擦れにくく剝がれにくい物になります。

ですが、金属の表面にコーティングしているので絶対に剝げないというものではなく保証の出来ない加工にはなりますがご了承くださいませ。メッキという意味を理解していた出したうえでも人気の加工になっています。

ブルーとピンクの十字架手作り結婚指輪

手作り結婚指輪.com|ジュエリークラフトMAKI大阪工房のアクセスは以下の通りです。

〒530-0047
大阪市北区西天満4丁目15-18
プラザ梅新6F617号室
電話: 080-2980-7066
営業時間: 13:00~19:00

ご興味のある方は是非一度、ご相談だけでも構いませんのでお問合せ下さいませ。

手作りした結婚指輪の自分で出来るお手入れと保管方法

2022-10-25 23:15:24  | NoComment
                   

自分たちで手作りした結婚指輪は既製品などを買ったものよりも思い入れの入った特別な結婚指輪になっている事と思います。それゆえに大事にしたいと考えているお客様は多い事でしょう。

一般に販売されている結婚指輪も手作りで作った結婚指輪も品質は変わりませんが、結婚指輪を長い間身につけているうちに汚れや傷がついてしまうことがあります。どんなに丁寧に使っているつもりでも、長年身につけていると汚れや傷がついてしまうのは避けられません。しかし、日常のお手入れによって長くその輝きを保つことができます。では、具体的にどのように自分でお手入れすればよいのでしょうか。

自分でできる結婚指輪のお手入れ方法

まず、指輪の汚れを落とすためのお手入れです。

指輪がなぜ汚れるのかというと、それは身につけている人の汗や化粧品、ハンドクリームなどが付着するからです。目には見えなくても、指輪にはこうした汚れが付着しますので、放置しておくと汚れの蓄積によって輝きがくすんでしまいます。

これを防ぐには、日ごろから乾いた布でから拭きしておくとよいでしょう。ちょっとでも輝きが鈍いなと思ったら、優しく乾いた布でから拭きしてみてください。それだけでもかなり輝が元に戻ります。

ちなみに、柔らかい布でから拭きする方法は、どんな宝石や金属にも適しています。結婚指輪以外の指輪にも使えますので試してみてください。

から拭きだけでは落ちないしつこい汚れの場合、中性洗剤を使ってつけおき洗いする方法もあります。

食器用の中性洗剤をぬるま湯に数滴溶かし、その中に指輪をつけ置きします。しばらくしてから取り出し、水ですすいで、柔らかい布で水分を拭き取ると、以前の輝きがすっかり蘇るはずです。

なお、汚れがしつこい時は、つけ置きするだけでなく柔らかい歯ブラシなどを使って、水につけながら優しく汚れをこすり落とすようにしてもよいです。

それでも取れないほどしつこい汚れや傷がある場合は、磨き直しという方法があります。

鹿革やセーム革のクロスと研磨剤を用意しましょう。クロスに少量研磨剤を取り、それで指輪を力強く擦ります。傷が目立たなくなったら十分な水でしっかり研磨剤をすすぎ落とし、最後に乾いた布で水気を拭き取って完了です。

自分で結婚指輪を手入れするときの注意点

指輪を磨く

柔らかい布でから拭きするだけなら大丈夫ですが、その布に研磨剤が含まれている場合は、使用に注意が必要です。結婚指輪の素材によっては適さないことがあります。また、ジュエリークラフトMAKIの手作り結婚指輪にもオプションとして彫刻やメッキを施すことが出来るので、このような加工をした場合の注意点を解説します。

カラーメッキを施した結婚指輪の手入れ注意

メッキや、ジルコニウムやチタンなどのカラー発色、つや消し仕上げなどの指輪の場合、特に注意が必要です。そのメッキやつやが研磨剤によって取れてしまうことがあります。

中性洗剤でつけ置き洗いする場合も注意が必要で、このお手入れ方法に適しているのは、宝石部分がダイヤモンドで、素材がプラチナかゴールドの指輪のみです。それ以外の指輪だと、変形や変色などの原因にもなるので注意しましょう。また研磨剤が指輪表面についてしまって取り除く場合に薬品等を使うとメッキの種類によってはメッキが剥がれてしまうので薬品を使う場合は特に注意が必要です。

宝石が埋め込まれた結婚指輪の手入れ注意

宝石を留めている部分がゆるくなってしまっている指輪だと、つけおき洗いすることによって、宝石部分が外れてしまうこともあります。緩んでいる指輪のつけ置き洗いは避けましょう。ダイヤモンドは研磨剤や薬品にも影響されないので安心ですが、エメラルドやオパールなど硬度の低い石の場合は宝石自体を傷めてしまうので薬品を使う場合や、過度の研磨は止めておきましょう。

彫刻の入った結婚指輪のお手入れ注意

彫刻が入ったデザインを研磨すると彫刻が薄くなるので注意が必要です。研磨は厳密にいうと表面を薄く削って光沢を出す方法なので表面を削る分彫刻部分も削り取ってしまうようになるので研磨する場合は軽く行うようにしましょう。

時には専門店でお手入れしてもらうことも大切

自分でも日常的なお手入れはできますが、汚れやキズが目立つようになったら、ジュエリーの専門店でクリーニングしてもらってはいかがでしょうか。購入したお店であれば、アフターサービスを無償で提供していることもあります。

専門店に頼む場合、単にクリーニングしてくれるだけでなく、指輪に歪みがないか、宝石が緩んでいないかといった点もチェックしてもらえますし、問題があるようなら修理してくれることもあります。自分でお手入れする自信がない場合は最初からお店に頼んだ方がよいでしょう。そのためにも、結婚指輪を購入した時の保証書はしっかり保管しておくべきです。

ジュエリークラフトMAKI大阪工房に依頼する

大阪工房で手作りして頂いた結婚指輪のメンテナンス、修理などの料金・依頼方法は以下の通りです。

サイズ直し

サイズを小さくする場合は無料です。大きくする場合で叩いて伸ばす方法でサイズを大きく出来る場合も無料で行っています。

サイズ伸ばす場合に金属を足して伸ばす方法の場合は、貴金属地金を足した分の実費をお支払いいただくようになります。

サイズ直しが出来ない指輪の形として、全周に宝石が入ったもの、全周に彫刻が施されたもの、内側に宝石を埋め込んだもの、ゴールドとプラチナのコンビネーションリング、また、指輪の形によってはサイズ直しが出来ないデザインがありますのでご相談ください。

汚れ落とし、研磨仕上げ直し

洗浄は無料です。また、小傷を取り除くバフ研磨による光沢仕上げも無料で行っております。

研磨するうえでのご注意として、カラーメッキを施したものはメッキが剥げる可能性があります。また、彫刻が入ったものは彫刻が多少薄くなりますがご了承ください。

歪みなおし

ゴールドやプラチナは意外と柔らかい金属なので、指輪をつけたまま重いものを持つ、固いものを強く握るなどの動作で歪んでしまうことがあります。歪むと楕円形の形になり指輪の抜き差しがしにくくなるので早めに真円に直すようにご依頼ください。

メンテナンス修理の依頼方法

大阪工房で手作りして頂いた結婚指輪のメンテナンス等は全て徳島店に送っていただいてのご依頼をお願いしています。

修理の費用が必要な場合は、修理代金と送料もお客様にご負担いただいておりますので往復の送料と指輪を一緒に同封の上、以下の宛先までお送りください。送る際は貴重品ですので必ずゆうパックや宅配便の追跡番号の付いた配達時手渡しになる方法でお送りください。

〒773-0022
徳島県小松島市大林町字岩戸79-6
ジュエリークラフトMAKI
TEL:0885-35-7060

結婚指輪は身につけていない時は大切に保管する

ダイヤの婚約指輪

人によっては、結婚指輪を常に身につけていない場合もあるでしょう。使っていない時はちゃんと保管しておく必要があります。

ダイヤモンドは地球上で一番固い鉱物なので壊れることはないと思われていますが、実は衝撃に弱く固いものに勢いよくぶつけてしまうと割れたりかけたりすることがあります。一番固い鉱物なので傷が入ることはありませんが、他のものに傷をつけてしまうことがありますので保管する場合は他のものと接触しないように一つ一つケースにしまうようにした方が良いでしょう。

プラチナやゴールドの金属も意外と柔らかく他の指輪と一緒にしまうとこすれて傷が入ってしまうので他の指輪とは接触しないようにしまうことが先決です。

なお、汗やハンドクリームなどが着いたままにしないよう、保管する前に柔らかい布でから拭きしておきましょう。

また、身につける機会が少ないからといって、結婚指輪をケースに入れっぱなしにするのはよくありません。ケースの中に湿気が溜まり、それによって指輪が劣化することもあります。ゴールドは表面に酸化膜が出来て茶色く変色することがあるのでときどきはケースから出して、乾いた布でから拭きするなど定期的なお手入れが必要です。

ケースに入れた手作り結婚指輪

自分でも結婚指輪は日ごろからお手入れしよう

結婚指輪を毎日身につけるのであれば、当然徐々に汚れや傷がつくものです。ですので、その美しさや輝きを長く保つためには、日常的なお手入れが欠かせません。また、ときどきは購入したお店でしっかりクリーニングやメンテナンスもしてもらいましょう。

女性物ダイヤに合わせた男性物結婚指輪デザイン

2022-10-20 13:39:53  | NoComment
                   

結婚指輪の女性物リングにはダイヤモンドを埋め込むのが一般的に多くなっていますが、男性物の結婚指輪にもダイヤモンドを埋め込みたいという希望をよく聞くようになりました。

ですが、まだ大多数の男性は自分の指輪にはダイヤモンドなど宝石類は必要ないという方が多いです。

女性物にダイヤが入り、男性物にはダイヤを入れない場合デザインの面で多少の違いが出てきます。女性物にダイヤを1個埋め込んだ場合だとデザインにそれほど違いはありませんが、複数個のダイヤを入れた場合はダイヤが入った部分そのものがデザインの一部になり、男性物とはデザインが違ったようになってしまう場合があります。女性物にダイヤを入れた場合のデザイン統一性を出す方法で結婚指輪を手作りで製作したお客様をご紹介します。

大阪工房にご来店いただきました。大阪市内のご近所にお住いのお客様です。

結婚指輪を手作りする大阪のカップル

とても仲の良いお二人で一生懸命に結婚指輪を手作りして頂きました。

彼女の作業を常に気にされていた彼が難しい部分をサポートしてあげて彼の優しさが感じるシーンが多々ありとても幸せそうなお2人です。

完成した結婚指輪のデザインがこちらです!

斜めダイヤを留めた手作り結婚指輪

形はストレート型のプラチナデザインですが、女性物はシンプルな甲丸リングにダイヤモンドを3個斜めに留めた上品で女性らしいデザインです。

男性物のデザインを工夫してペア統一感を出しています。女性物の斜めに留めたダイヤに合わせて表面に斜めのライン等のデザインを取り入れています。

表面を甲丸型にせず、らせん状のくぼみで斜めラインが浮かぶようにし、女性物のダイヤ部分デザインに合わせてつや消しにしています。

これでストレート型、斜め模様というように統一感を出すことが実現しています。

結婚指輪の原型が完成した大阪のカップル

女性物はワックスでも彫金でも手作り可能なデザインでしたが、男性物のくぼんだ斜め模様はワックスでしか作れないデザインでしたのでワックスコースで結婚指輪の原型を作っていただきました。

ストレート型のワックス原型を作るのは非常に簡単で約1時間ほどで原型が完成します。鋳造してプラチナに仕上げるまでは1か月半ほどかかりますが、彫金で作れないデザインがワックスでは製作可能なのでデザインにこだわりがある場合は必要な期日までに余裕をもってご予約をお願いいたします。

ダイヤに合わせたデザインの手作り結婚指輪

大阪の人はどうしてる?古くなった結婚指輪は買い替える?

2022-10-17 16:59:33  | NoComment
                   

夫婦の愛の証とも言える結婚指輪。結婚後も大切に身に着けているという方も多いようです。そんな結婚指輪ですが、どんなに大切にしていても、長年利用していると傷が入ったり、すり減ったりして古くなってしまいます。しかし、せっかくの結婚指輪を古くなったからという理由で買い替えるのは良いのだろうか…と思うことはありませんか?

特に損得勘定を気にする大阪の人たちはどのようにするのがベストか考えてみました。古くなった結婚指輪を買い替えるべきかどうかについて、解説していきます!

傷が沢山入り、すり減った結婚指輪は買い替えたほうが良い?それとも買い替えはタブー?

古くなった結婚指輪

結婚指輪を肌見離さず、毎日大切に身に着けている方も多いはず。しかし、そのように大切にして常に身に着けているからこそ、どうしても細かい傷が付いたりすり減ったりしてしまいます。傷も付いているのだから…と買い替えようと思うものの、ふと「結婚指輪の買い替えはタブーなのではないか?」と気になった方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、買い替えることは全くタブーではありません!もちろん、買い替えることが縁起が悪いなどという話も全くないので、安心して買い替えて大丈夫です!

確かに、結婚を誓い合った証としてとても大切なものですから、買い替えるとなると気が引けるということもあるでしょう。しかし、新しくしたからと言って二人の思い出が全て無くなるわけではありません。むしろ、古い結婚指輪と新しい結婚指輪という二つの思い出の品が出来るのだとポジティブに考えれば、買い替えることも悪くないな、と思えるようになるはずです!買い替える際に夫婦でお買い物に行くなどすれば、二人の絆もより深まるでしょう。

古い結婚指輪を新しくすることは良い事?良くない事?

年季が入っていたり、傷が目立ってきた結婚指輪を買い替えるのは、悪いことなのでしょうか?答えはノーです。古くなった結婚指輪を新しいものに買い替えることは、全く悪いことではありません!結婚指輪を一生に一度の記念品と考えると、確かに新しい結婚指輪にすることに抵抗があるでしょう。しかし、古くなってしまったものを新しいものに買い替えることはとても自然なことで、それは結婚指輪であっても同じことです。年齢を重ねると共にファッションの好みやセンスが変化していくのと同じように、ライフステージが変わると、似合う指輪やデザインなども変化していくものです。そのため、それに合わせて結婚指輪を新調するというのもおすすめです。

古くなってしまったから新調したい、沢山傷が付いているので新しいものに買い替えたい、と考えている方は思い切って新しいものに変えてみましょう!

長年身に着けている証として古い結婚指輪を着けたほうが良い?

長年寄り添った夫婦

お気に入りのアクセサリーやジュエリーなどは、長年愛用していると思い出が詰まっていてどうしても手放し辛いもの。しかもそれが、結婚を誓いあった記念の品である結婚指輪となれば尚更です。傷が付いていて見た目にも年季が入っているとわかっていても、新たに買い替える勇気はなかなか出ないものです。せっかくここまで長く着けていたんだから、その証として古いままの指輪を着けていた方が良いのではないだろうか…と考える方もいるのではないでしょうか。しかし、結婚生活が長くなり、年齢を重ねると、様々な理由から結婚当初のままの結婚指輪ではフィットしなくなるものです。例えば、年齢や体型、アレルギーのような体質の変化と共に指輪が指に合わなくなってくることもあります。結婚当初は可愛くて似合っていると思っていたデザインでも、今の年齢には合わない気がする…ということもあります。

結婚指輪は自分に合ったものが一番ですので、「長年着けているのだから」という理由で新調するのを諦める必要はありません!10周年や20周年のような結婚生活の節目や人生の節目に新たな結婚指輪に買い替えると、人生の思い出の品が増えていくはずです!

結婚指輪のリメイクも選択肢のひとつ!

古くなってしまったり、たくさん傷が付いてしまったりしているけれど、やっぱり買い替えて新調するのは気が引ける…という方も多いのではないでしょうか。そんな時は、古くなってしまった結婚指輪をリメイクするというのも、選択肢のひとつです。現在愛用している結婚指指輪をリメイクしてデザインを少し変化させれば、買い替えたのと同じように新しい結婚指輪を手にすることができます!これなら、指輪を新しくする勇気が出ないという方にもおすすめです。

古くなってしまった結婚指輪は買い替えよう!

一生に一度のものだから、と考えて大切にしている結婚指輪も、長年使っていれば古くなってしまうもの。結婚生活が長ければ長いほど愛着がわき手放し辛くなる気持ちもありますが、ここは思い切って買い替えてみましょう!結婚指輪の買い替えはタブーではありませんので、夫婦の思い出の品が増えるというポジティブな気持ちで、素敵な指輪を新調してください!

買い替えるなら結婚指輪を手作りするのがおすすめ

結婚指輪を手作りした大阪の二人

結婚指輪が古くなったので買い替える場合、単純にお店で既製品を購入するよりも違った購入方法をするのがおすすめです。大阪では結婚指輪を自分たちで手作り出来るお店が増えており自分たちのオリジナルを自分たちの手作りで作ってみてはどうでしょうか?

手作り結婚指輪がおすすめの理由

  • オリジナル結婚指輪になる
  • 安く購入することが出来る
  • 思い入れがある結婚指輪になる
  • 他人とは被らないデザインになる

ジュエリークラフトMAKI大阪工房なら多彩なデザインが可能

ブルーとピンクの色付き手作り結婚指輪

当工房ではオーダーメイドの結婚指輪の製作を約25年ほど前から手掛けており、他の工房ではできないようなデザインの指輪を自分たちで作ることが出来ます。そのため手作りで作ったとは思えないような仕上がりになり満足のいく結婚指輪になることと思います。また、ワックスで手作りする方法と、彫金で手作りする方法が選べてお客様の希望に合わせた方法で結婚指輪を作ることが可能です。

多彩な加工技術はこちらをご覧ください

https://www.tezukuri-kekkonyubiwa.com/option_pc.html

結婚指輪を新しく買い替えるなら是非、手作りでの製作をご検討ください!

大阪で手作り検討中の方必見!婚約指輪と結婚指輪はどう違う?それぞれの意味とおすすめのデザインとは

2022-08-24 16:14:59  | NoComment
                   
婚約指輪を手作りする大阪のお客様

ジュエリークラフトmaki大阪工房での指輪の手作りは、結婚指輪と婚約指輪のどちらも手作りで製作することが出来ます。どちらも「指輪」ですが、婚約と結婚で大きく意味や形が違いますが男性から見ればどちらがどのような意味で、どのような形をしているのか混同してよくわからないという方がいらっしゃいます。

男性が女性に指輪を贈って結婚を申し込む、プロポーズといえばそんな形が定番でしょう。一方、結婚式の場では男女が結婚のしるしとしてお互いに指輪を交換します。つまり婚約指輪と結婚指輪というのが別々に存在するわけです。女性は二度もらえてラッキーと思うかもしれませんが、男性にとっては少々負担かもしれません。

今回は結婚指輪と婚約指輪についてそれぞれの指輪の意味や必要性、そして選び方について紹介します。

婚約指輪と結婚指輪それぞれの役割とは?

手作り婚約指輪

婚約指輪(エンゲージリング)は、婚約の証として男性から女性に贈られる指輪のことをいいます。一般的には男性がプロポーズの際に女性に贈るもので、女性にとってその指輪を受け取ることは彼の愛を受け入れ結婚を承諾する、という意味になります。男女同権の時代に少々古めかしいのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、これは古代ローマ時代からヨーロッパに綿々と伝えられてきた習慣です。日本に普及したのは昭和30年代と比較的歴史は浅いのですが、高度成長期で人々が豊かになってきたこともあり一気に広まりました。

手作り結婚指輪

一方、結婚指輪(マリッジリング)は結婚の証として男女の間で交換されるものです。左手の薬指にはめることが通例となっていますが、これは左手の薬指が心(心臓)に直結するものと考えられていた古代ギリシャの習慣によります。夫婦がつけることでお互いの絆を常に感じることができる一方、他人に対しては既婚者であることの印ともなるので、おかしなトラブルを避ける効果もあるとされています。日本では明治時代に文明開化の波に乗って普及し、大正時代には日常的につけるのが一般的となりました。

指輪はどうしても必要か?

結婚は婚姻届を提出し受理されれば成立するもので、結婚指輪がなければ成立しないというものではありません。とはいえ結婚指輪は9割以上のカップルが購入しているものです。また男性の場合は結婚指輪をしない人も中にはいますが、女性の場合は既婚者で結婚指輪をしていない人というのはほとんどいません。そのため、少なくとも結婚指輪は用意したほうが良いといえます。

婚約指輪に関しては、結婚指輪に比べれば必要性は低いかもしれません。しかし女性の中には婚約指輪に憧れを持っている人も多く、贈らなかったことで後々心に影を落とすようなことがないとも限りません。経済的に厳しいのであれば、予算を抑えめにしてもデザインのおしゃれなものを選ぶなど方法はあります。あるいは結婚指輪を少し華やかなものにして、婚約指輪と兼ねるということも可能です。

婚約指輪におすすめのデザインとその買い方

婚約指輪は結婚指輪よりも高価な傾向にあり、デザインも華やかなものが好まれます。最も人気のある石はダイヤモンドで、中央に石を一つ留めたタイプのデザインが一般的ですが、メレと呼ばれる小粒のダイヤを大きなダイヤの両脇にあしらったものや、小粒のダイヤをリングの半周に埋め込んだハーフエタニティタイプも人気です。ダイヤモンドは高価でなかなか手が出ない、というのであれば、彼女の誕生石をあしらった指輪を選ぶのもおすすめです。4月生まれの場合はダイヤになりますが、その他の月は概ねダイヤよりも安価なので購入しやすいでしょう。

指輪を渡してプロポーズしたい、と考える男性も多いかもしれませんが、彼女の好みも大切です。先にプロポーズを済ませてから一緒に買いに行くというのも良いでしょう。試着をしてもらえばサイズを間違える心配もありません。

毎日つけるものだから結婚指輪はこんなデザインがおすすめ!

華やかなデザインが人気の婚約指輪に対し、結婚指輪はシンプルなものが主流となっています。夫婦おそろいでつけるため男性がしてもおかしくないもの、また日常生活で邪魔にならないものというのがその理由です。金額も婚約指輪よりはかなり安価になっています。

おそろいといっても全く同じデザインである必要はありません。男性には石のついていないプレーンなもの、女性には同じデザインでも小さな石をプラスした少し華やかさのあるもの、というパターンもあります。優雅なウェーブタイプやクールなスクエアストレートなど、デザインのバリエーションは豊富です。二人の好みに合ったものを選びましょう。

結婚したら婚約指輪はどうするの?

婚約指輪と結婚指輪のセットリング

結婚したら結婚指輪をするので婚約指輪は出番がない、と考える人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。シンプルな結婚指輪に華やかな婚約指輪を重ね付けすれば、パーティーなど華やかな場の装いにもぴったりです。また、最初から重ね付けを想定して、婚約指輪と結婚指輪をセットリングとして販売しているブランドもあります。その場合はちょっとしたお出かけなどにも気軽なおしゃれとして楽しめるのでおすすめです。

価格やデザインは時代とともに変化してもその役割と込める思いの大切さは同じ

結婚指輪を指に着けて確認

かつては「給料の3カ月分」といわれた婚約指輪も1カ月分程度が主流となり、シンプルな結婚指輪とセットになるようなものも販売されるなど、婚約指輪・結婚指輪も時代により変化してきました。ですが婚約や結婚の証となる指輪の大切さは変わることがありません。予算ももちろんですが、それぞれの役割を知り、好みも考えたうえで思いを込めて選ぶのが大切といえるでしょう。

大阪で人気のエタニティリングを手作りして結婚指輪にしてもいいの?

2022-08-04 16:19:26  | NoComment
                   

大阪で昨今エタニティリングが大変人気になっています。エタニティリングとは指輪のアーム部分に、ダイヤモンドを敷きつめたデザインの指輪です。全周にダイヤモンドが埋め込まれているためキラキラと輝き豪華で可愛らしく女性に人気になっており、手作りでエタニティリングを作ることも可能なのでエタニティリングを結婚指輪にしたいというご希望の方が増えています。

ただ、カジュアルな印象があるということもあってエタニティリングを結婚指輪に選んでもOKなのか気になる方も多いことでしょう。結婚指輪としてエタニティリングを選んでも大丈夫なのか、また選ぶ際の注意点などをまとめてみました。

永遠の愛を意味する指輪

結論からお話しすると、エタニティリングはエターナル、つまり永遠をイメージさせる名前がついていて、永遠の愛を誓う結婚指輪として、エタニティリングはピッタリと言えるでしょう。結婚指輪は婚約指輪とは違い、ダイヤモンドなどの石を装飾しないデザインが以前の主流でしたが、近年はエタニティリングを選ぶ方も増えています。

エタニティリングには指輪のアーム部分全周にダイヤモンドが敷き詰められたフルエタニティと、半周だけに装飾されたハーフエタニティの2種類があります。

華やかなデザインが魅力

フルエタニティリング

エタニティリングはダイヤモンドを、隙間なく敷き詰めているデザインなので見た目がとても華やかです。1粒だけ石を装飾したデザインの指輪とは異なり、どの方向から見てもダイヤモンドがキラキラと輝きます。1つ1つのダイヤモンドは小さいですが、それが指輪のアーム部分に連なっていることで、シンプルなデザインながら目を引く結婚指輪となっています。

1粒の大きなダイヤモンドをデザインした指輪も素敵ですが、予算的に購入するのが難しいというケースでもエタニティリングであれば大きい1粒ダイヤモンドにも負けない華やかな結婚指輪となるでしょう。

意外と日常使いしやすいのもポイント

ダイヤモンドをあしらった結婚指輪はフォーマルなイメージがあり、身に着ける機会が少ないのではと感じる方もいるかもしれません。エタニティリングの場合、意外と日常使いしやすく毎日でも身に着けることが可能です。アーム部分に装飾されたダイヤモンド1粒1粒は、さほど大きくはないのでカジュアルなファッションにも合いやすいです。また、他のカジュアルリングとも重ね付けしやすいデザインなので、様々なシーンでエタニティリングの結婚指輪は楽しむことができるでしょう。

さらに、装飾した石にあまり高さがないのでタオルや服に指輪が引っかかりにくいという点も、エタニティリングが日常使いしやすいデザインと言われている理由の1つです。

サイズ直しが難しい点には注意が必要

ハーフエタニティリング

見た目も華やかでなおかつ日常使いしやすいエタニティリングですが、結婚指輪として選ぶ際に注意しておきたいポイントもあります。結婚指輪は年齢を重ねても身に着けるものです。加齢などによって指輪のサイズが合わなくなり、サイズ直しをしなければいけない必要が出てくるかもしれません。

エタニティリングの場合、指輪のアーム部分にダイヤモンドが敷き詰められているので、デザインによってはサイズ直しが難しいケースもあります。特にアーム部分全周にダイヤモンドを敷き詰めたフルエタニティは、サイズ直しができないことが多いので注意が必要です。もし、サイズ直しをする可能性を考えるなら、アームの半周にだけダイヤモンドを装飾したハーフエタニティを検討してみましょう。ハーフエタニティのデザインによっては、サイズ直しがOKということもあります。

メンテナンスが必要な場合もある

エタニティリングは地金部分が少ないデザインです。地金部分が少ないということはその分、指輪の強度も低下すると言えます。また、日本で結婚指輪に使われるマテリアルはプラチナやゴールドがほとんどです。特に多いプラチナは他のマテリアルと比較すると柔らかく、何かの衝撃で歪みが生じる可能性があります。

エタニティリングだと場合によって、指輪が歪みダイヤモンドが取れてしまうリスクがある点も注意ポイントです。万が一、ダイヤモンドが取れてしまった場合を考え、メンテナンスが充実しているジュエリーショップで購入することを検討してみると良いでしょう。

また、ダイヤモンドとダイヤモンドの細かい隙間に皮脂などの汚れが溜まりやすいデザインです。定期的に自分で洗浄する、汚れが酷い場合はジュエリーショップでのクリーニングを行うことで、ダイヤモンドの美しい輝きをキープできます。

エタニティリングの魅力と注意点を考慮して選ぼう

エタニティリングは見た目が華やかで、結婚指輪として人気のデザインとなっています。華やかさやゴージャスさがありつつ、日常使いしやすいのも人気のポイントです。ただデザイン上、サイズ直しが難しいのでその点は注意が必要です。また指輪のアーム部分に装飾されたダイヤモンドが落ちたり、汚れが溜まりやすいのでメンテナンスをする必要があることも考えて、エタニティリングを結婚指輪にするかどうかを選ぶと良いでしょう。

また、ダイヤモンドを留めるための爪は飛び出ていると日常身に着けているときに爪が衣類に引っ掛かり洋服を傷めてしまったり、爪が外れてダイヤが外れてしまうということがあるのでダイヤモンドの止め方は爪の飛び出していない埋め込み型のエタニティリングを選ぶようにしましょう。

手作りでエタニティリングを作る場合はワックスで原型を作りますが、全周に埋め込むダイヤモンドはお店の職人さんが埋め込んでくれるので、お客さんが作る原型はシンプルな甲丸型で大丈夫です。そのため容易に手作り出来るのも魅力となっています。

大阪でも買えるカラーゴールドの手作り結婚指輪

2022-07-16 11:32:25  | NoComment
                   

結婚指輪の定番の金属としてはプラチナが一般的で多く、昨今はゴールドの価格相場が高騰しており高価になっていることもありますが、結婚指輪のデザインの多様化によりゴールドの結婚指輪の需要も増えてきています。

ゴールド素材ではイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドが有名ですが、その他のカラーゴールドも存在します。関東ではお店も多いのですが、大阪でもカラーゴールドの結婚指輪を購入することが出来るのでしょうか?また、このようなカラーゴールドを使って結婚指輪を手作りすることが出来るのか解説します。

結婚指輪を探す時、サイズの次にデザインや色で迷ってしまうものです。買ったあとで後悔しないように選ぶには、指輪の色の違いについても知っておきましょう。

大阪の手作り結婚指輪お客様

ホワイトゴールド

シンプルで軽めの印象を与える色です。ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウムという白い金属を混ぜて白色に見えるようにしてあります。仕上げにロジウムコーティングというコーティングをすることによって、とても綺麗な銀色の輝きになっています。色味は私生活でも気軽に付けて馴染みやすい色です。結婚指輪のレアなカラーゴールドの中でも、シャンパンゴールドやローズゴールド、ピンクゴールドなどと同じく、使いやすい色で特別感もあります。よく目にする色ではなく少し変わった輝きが欲しい、どんな服を着ても合わせやすい色がいいという方にオススメです。プラチナと比べて落ち着いたグレーに近い色で白い手に馴染みやすいです。

プラチナに比べてゴールドがまだ安価だった時期にプラチナの代用として白系の結婚指輪として需要が増えましたが、ゴールドの高騰と、割金に必須のパラジウムの高騰によりプラチナよりも効果になる場合が出てきているようです。そのため、同じ白系でプラチナよりも安く購入できるというメリットが無くなり市場からは少なくなっています。

ブラックゴールド

クールで強くかっこ良い印象を与える色です。ブラックゴールドは、金にパラジウムやプラチナ、銀を混ぜて作られており、指輪をすると少し独特なイメージになります。ブラックと言っても真っ黒ではなくグレーがかった色合いをしています。

ホワイトゴールドに比べて明度が落ちた上品な色合いのため、男性だけでなく大人の女性や尊敬できる女性にも渡される方がいます。落ち着いた雰囲気のカップルにオススメの色です。結婚指輪で黒を選ぶのはなかなか珍しいと思うかもしれませんが、大人の魅力を引き出す力のある色で、正義感の強い方や責任感のある方に合う色味です。ブラックゴールドはスタイリッシュな形を目立たせ、重量感があるので同時に高級感もあります。キラキラしたゴールド色よりも、クールで何度見ても飽きない色が良いという方にマッチすることでしょう。

グリーンゴールド

薄緑がかった珍しい色です。純金に銀を混ぜることで作られています。他のカラーゴールドに比べてレアなので、人と違った雰囲気のオシャレな服が好きな方にオススメです。また、なかなか人と被ることがないので、2人だけのオリジナル感もあります。結婚指輪は人と違う個性的な思いを込めたい!という方や、仕事柄外す方が飾ってもオシャレな指輪がいい!という方にオススメです。また使えば使うほど味のあるカラーゴールドなので、長年使い続けるととても深みのある光沢になります。

オレンジゴールド

純度を保ちながら銅を混ぜることによって作られます。イエローゴールドに比べてオレンジがかった明るさで太陽に近い色をしており、とても暖かみのある色です。そのため暖かい家庭を築きたいという思いを込めて買われる方もいらっしゃいます。オレンジゴールドの光沢は優しい印象があるので、穏やかな雰囲気のカップルにオススメなカラーゴールドです。イエローゴールドに似ていそうですが、意外と見るとレアな色なので、他と違う特別感のある結婚指輪になることでしょう。これからの未来の家庭に込める意思表明として、結婚式で指輪の色について紹介するのも盛り上がるかもしれません。

ピンクゴールド

ピンクゴールド手作り結婚指輪

ピンク系の色が好きで、でもよく耳にするイエローゴールドより特別感が欲しいという方にオススメです。ゴールドの割金の銅の成分を多くし赤みを少し濃くした上品な光沢があります。可愛らしい方、情熱的な方、特別感を出したいなど個性的で人気のカラーゴールドです。

イエローゴールドに比べて日本人の肌の色に近く落ち着いた色合いになります。その為、ボリュームのあるデザインでも派手さを感じさせない結婚指輪になります。

イエローゴールド

カラーゴールド手作り結婚指輪

カラーゴールドは純金に割金を加えて様々な色合いにするのですが、イエローゴールドは純金の色合いはそのままで結婚指輪に適した硬さにしたゴールドです。古くから日本人になじみのあるゴールドで結婚指輪以外のジュエリー製品にも多数使われています。

デザインによって派手な雰囲気を出したり、アンティーク調にすることも出来るので多種多様なデザインになります。

大阪で手作り出来るカラーゴールドは?

結婚指輪で初めてゴールドにこんなにも種類があることを知ったという方も多いことでしょう。結婚指輪がその人の身体の一部となるのです。その人の事をよく考える1番良い機会でもあります。人気色からレア色を知って、一番似合う色を見つけられると素敵です。

様々なカラーゴールドが存在するのがわかりましたが結婚指輪の手作りを検討しているカップルにとって実際に手作り出来るカラーゴールドはどれなのでしょうか?

残念ながら大阪ではイエローゴールドとピンクゴールド以外のカラーゴールドを使って結婚指輪を手作り出来るお店は無いようです。ゴールド地金の高騰によって関東でもカラーゴールドの結婚指輪は既製品でも少なくなっています。

ジュエリークラフトMAKI大阪工房でもイエローゴールドとピンクゴールドであれば彫金でもワックスでも手作りは可能です。

プラチナよりも特別感を出したい、カジュアルな風合いで日常身に着けやすいなどイエローゴールド、ピンクゴールドでも十分個性的な結婚指輪になるので結婚指輪の手作りをご検討の方はゴールドも視野に入れてご検討ください。

大阪で手作りする結婚指輪のリング幅のポイントを押さえよう

2022-07-12 10:30:06  | NoComment
                   

結婚指輪を選ぶ時に、素材やデザインと同じくらい大切なのが、リングの「幅」です。幅の違いは指輪の印象から着け心地までを左右する重要なポイントとなります。そこで、指輪の幅による印象の違いや着け心地を紹介します。それぞれのメリット・デメリットをしっかり押さえて、年齢を重ねても付けられる後悔のない結婚指輪を選択しましょう。

結婚指輪で検討される一般的な幅

大阪・神戸では他人と被らない個性的なデザインを好むという土地柄もありますが、一般的に好まれる指輪幅はどのようなものでしょうか?

指輪には華奢な印象の細身のものから、がっちりとした印象の幅広のものまであり、いざ選ぶときにどれが良いのか悩んでしまいます。そこで、男性・女性それぞれが一般的に検討する太さはどれくらいなのか見ていきましょう。

2mmと3mm幅の結婚指輪

女性

女性の結婚指輪として一般的に検討される幅は2.0mm~3.0mmです。これはファッションリングよりも少し太めの幅で、耐久性・女性らしい繊細さを兼ね備えたサイズとして人気となっています。

男性

男性の結婚指輪としては女性のものに対し少し太めの3.0mm~3.5mmが好まれています。男性は手が大きいのに加えて、経験としてファッションリングをする機会が女性ほど多くないため、耐久性や扱いやすさといった面でこの太さが選ばれています。

幅による印象・着け心地の違い

【2.0mm】可憐な雰囲気

2.0mm幅はパッと見ただけでも細く華奢な指輪となります。そのため手になじみやすく繊細な印象を与え、細い指を美しく見せてくれる点が魅力です。また、重ね付けしやすく婚約指輪と共に手元を飾ることもできます。ただし、細い分耐久性は低くなります。フライパンや重いものを持って変形してしまうなんてことも。修理が難しい点や、ゴツゴツした手だとアンバランスな印象になってしまう点は押さえておきましょう。

【2.5mm】バランス良し

2.5mm幅は耐久性と上品さを兼ね備えた太さとなっています。2.0mmよりもふっくらと柔らかい印象が出ます。重ね付けをしてもきれいにまとまるので、多くの人に選ばれています。そのため他の人と被ることもあり、個性を出すのが難しいと言えます。

【3.0mm】男女問わず使える

3.0mm幅は男女問わず使えて、ペアリングなどに選ばれる太さです。程よく存在感を出せてまろやかでエレガントな印象を与えます。圧迫感もなく長時間つけられる点も人気の秘密。2.5mm幅と同様に多くの人に選ばれているため、他の人と被りやすいといった面も。

【3.5mm】ファッショナブル

3.5mm幅の特徴は何と言ってもデザインの豊富さです。ファッション性が出せる太さのため、ミル打ちなど個性を出したい人にはピッタリです。カジュアルな印象が出る一方で、指輪を付け慣れていないと違和感を感じることも。

【4.0mm】存在感

ボリューム感が出る4.0mm幅は、パッと見の存在感と重さにより「着けている」実感を感じられます。幅広だからこそ使い込まれていくほど味が出てくるのも魅力の一つ。ただし、指まわりが圧迫されているように感じるのは否めません。

【4.5mm】個性的

太さがあるため、アレンジしやすい4.5mm幅は、手の大きな男性やかっこよく指輪を付けたい女性などに選ばれています。優れた耐久性と個性を出せるゆとりが魅力な一方、重ね付けには不向きです。他の指へあたる面積も増えるため圧迫感も大きいです。

結婚指輪の幅を決めるときに注意したいポイント

大阪の手作りお客様

これまで、幅による印象の違いを見てきました。これほど豊富な幅があることに驚いた人も多いのではないでしょうか。数ミリの幅の違いが、ガラリと手元の印象を変えてしまいますので、じっくりと検討することは欠かせません。指輪は永く着けるものだから、好みのものを選ぶことが大切です。それと同時に自分の手との相性をしっかりと見ることも忘れないでください。特に指の太さ、好みのフィット感、年齢を重ねても違和感なく着けられる幅かどうかは重要なチェックポイントです。日常生活の中で、重ね付けして結婚指輪を楽しむ予定の人は、それも考慮した太さを選択する必要も出てきます。幅によって耐久性も変わってきますので、自身の生活と照らし合わせて考えてみてください。

また、見落としがちなのが、幅によって変わってくる価格。幅が広ければ広いほど使われる金属が多くなるため価格も高くなります。指輪にもよりますが、太さが倍になると価格も倍になるなんてこともありますので、幅によって価格差があることも念頭に入れておいてください。

結婚指輪は幅で印象が変わる

完成した結婚指輪を付けた二人

結婚指輪は夫婦の絆を表すと共に、二人の歴史を刻んでいくものです。それぞれの手の形や好みによって、選ぶべき幅は変わってきます。これから形作っていく夫婦の印象を投影した最高の結婚指輪を探すためにも、ぜひ実際に指に嵌めて客観的に指輪を見るようにしてください。永く使うものだからこそ、妥協することなく納得のいく指輪を見つけましょう。

結婚指輪を大阪で選ぶならどの表面の形がおすすめか?

2022-06-30 19:58:18  | NoComment
                   

結婚指輪はお互いの愛のしるしとして薬指に光り続けるものですが、毎日装着し続けるとなるとデザインや使い勝手なども意識しなくてはいけません。そこでこだわってほしいのが結婚指輪の表面の形です。大きく分けて丸い甲丸型と表面の平らな平打ち型の2種類があり、それぞれに特徴やメリット、デメリットがあります。今回は大阪で結婚指輪の手作りをして頂いたお客様の意見や統計をもとに、表面の形について詳しく解説していきましょう。

丸い甲丸型は女性に愛されるフォルムが人気

甲丸型の手作り結婚指輪

多くの人が指輪と聞いて思い浮かべるイメージが、丸い甲丸型と言われています。丸いかまぼこのようなフォルムをしており、優しいフォルムは女性からの人気が高いようです。表面が滑らかな為、指触りも良く、毎日装着し続けるものとして最適と言えるでしょう。また、全体的に丸いフォルムの為、光が当たると指輪そのものが光り、指先を綺麗に見せてくれるのもメリットです。

そしてこの甲丸型の最大のメリットは、水仕事の邪魔にならない点と言えます。指輪のデザインにもよりますが、シンプルで細目の物が多いことから、家事をしていても邪魔に感じないでしょう。食器などに当たってしまっても、フォルムが丸いことから傷をつけることもあまりなく、気を遣わずに毎日装着し続けることができるといった点は甲丸型ならではと言えます。また、細目の物が多いとは言いましたが、太目に作ることも可能で、その場合は宝石などを埋め込むこともできます。女性寄りのフォルムではありますが、幅広いものですと男性にも違和感なく装着できるものに変化するでしょう。

ただ、この甲丸型は結婚指輪の王道と言われるようなフォルムであることから、他の人と比べて特徴があまりない点がデメリットです。自分らしさや特別感を持ちたいと考えている人は、他のフォルムを選ぶことをおすすめします。

表面の平らな平打ち型は男性に好まれるフォルム

平打ち型の手作り結婚指輪

甲丸型とは異なり平打ち型は、その名の通り表面が平らになっています。甲丸型より幅広いものが多く、ファッションリングなどにも使用されることが多いフォルムです。簡単に言うと、切断面がはっきりしているものであり、直線的なラインを描いてくれるものを平打ち型と呼んでいるのです。結婚指輪らしい指輪を好まない人にとっては、この平打ち型がシンプルで人気のフォルムになっています。

この平打ち型の最大のメリットは表面が平らなところにあります。甲丸型のように丸くないので、装飾を施すことも可能ですし、表面に宝石を入れることもできます。人とは違ったデザインで、自分たちらしさを出したいといった人に人気が高く、特に男性が選ぶ結婚指輪は甲丸型よりも平打ち型と言われるぐらい、男性の指にも似合うものが多いでしょう。また、プラチナとゴールドなどを合わせた平打ち型の中には、エッジ部分をゴールドにし、シンプルながらにも都会的でシャープな印象になりデザイン性が高いものもあります。

ただし、こちらのフォルムの場合、甲丸型よりも幅が広く見えるので指に装着した時に思っていたよりも太く感じることが多少なりともあります。毎日装着し続けるものですので、装着している感じが気になるという人は他のフォルムを選択しましょう。また、エッジ部分が指に当たるのが気になるといった人は、その部分を丸く削ることも可能ですので、ショップで相談してみることをおすすめします。

甲丸型や平打ち型以外にもフォルムは選べる

甲丸型も平打ち型もそれぞれ特徴があり、メリットやデメリットがありますが、どちらを選べばいいのか迷ってしまうという人は、その間を取った「平甲丸型」がおすすめです。直線的で幅広い部分は平打ち型に近く浅い甲丸型になっています。その為、優しい印象とシャープな印象どちらも併せ持ったフォルムになります。甲丸型や平打ち型の良い部分が程よくマッチし、男性女性どちらにも違和感なく装着できると人気です。また、表面にデザインを施したりすることも可能で、文字やデザインを彫ることでより一層自分たちだけの指輪を作ることもできます。

また、平打ち型の角を大きく削って指輪の断面が台形になった鎬型(しのぎがた)というデザインにすることもできます。角を大きく削った形なので平打ち型よりも細く見えお洒落な印象を与える形です。

さらに特殊なフォルムに、「剣腕」があります。これは表面が三角形状になっていて独特なフォルムになっています。表面がつるんとしているものとは違い、フォルムそのものにデザイン性があり、個性的なフォルムを選びたいといった新郎新婦に人気です。また、それ以外にも多数のフォルムがありますので、自分たちが気に入るものを探してみましょう。

剣腕型の手作り結婚指輪

実物の指輪を身に着けて似合うデザインを確認することが重要

結婚指輪を選ぶ時、気に入ったデザインだけで選んでしまう人がいますが、実はフォルムもとても大切なのです。甲丸型や平打ち型、どちらもそれぞれにメリットがありデメリットがあります。自分たちのニーズに合っているのはどちらなのか、一度指に装着して比べてみることをおすすめします。一生に一度の大切な指輪ですから、じっくり時間をかけて気に入ったものを選びましょう。

ジュエリークラフトMAKIではワックスから指輪原型を作る「ワックスコース」と、金属をそのまま指輪に仕上げる「彫金コース」がありますが、どちらのコースも甲丸型、平打ち型の指輪も作ることが出来ます。また、店頭には沢山の見本リングがありますので実際に指に着けてみてどちらのデザインが自分に似合うか確認することが出来ます。

結婚指輪を指に着けて確認

是非、結婚指輪の手作りをご検討くださいませ。

結婚指輪の手作りで大阪で人気のデザインは?

2022-05-03 13:24:55  | NoComment
                   

2022年5月になりましたが、この2年間は新型コロナウィルスの影響でゴールデンウィークも思うように楽しめることが出来ませんでした。

ですが、今年は制限も無くある程度羽を伸ばすことが出来るゴールデンウィークになっているようです。新型コロナが完全になくなったわけではありませんが、これまでの感染状況に比べて重傷者のそれほど増えておらずウィズコロナの中でも日常が戻りつつあります。

これまで旅行や結婚式もなかなか出来る状況ではなかったですが、最近では結婚式を行うというお客様も増えてきており、買い控えていた結婚指輪も購入しようという人も増えてきたようです。

大阪工房でも、コロナウィルスの影響で自粛で休業を余儀なくされた時期もありましたが、沢山のお客様が来店し結婚指輪を手作りして頂けるようになってきました。

これまで結婚指輪を手作りして頂いたお客様のデザインでどのようなデザインが人気だったのか?ワックス製作と彫金製作の双方の人気のデザインを、これから結婚指輪の購入を考えているお客様に是非参考にして頂けるように人気の結婚指輪デザインをご紹介します。

手作り結婚指輪のワックス製作で人気デザイン

結婚指輪を手作りをワックスで製作したデザインの人気ベスト3をご紹介します。ワックスで指輪の原型を作る方法では、ワックスを削っていろいろな形を作ることが出来ます。ストレート型以外の歪んだ形や表面に自分で削って模様を入れるなど自由なデザインが製作可能です。

No1 アンティーク風の結婚指輪

表面が凸凹したアンティーク風結婚指輪

指輪の表面をスパチュラ、ヤスリ、針の先のような治具などを使て表面に凸凹した模様を入れた原型を作り結婚指輪に仕上げたデザインです。指輪の表面の模様を自分たちで自由に入れることが出来るので同じものは2度とできず、完全に二人だけのオリジナル結婚指輪になります。

こちらのデザインではプラチナ以外のゴールドを製作して頂くとアンティーク風のデザインになり、なんとなくおしゃれに見えるのが特徴です。光沢に仕上げる場合もありますが、全体をつや消し仕上げのナチュラルな風合いはレトロな雰囲気になり派手でなく落ち着いた結婚指輪になります。

No2 S字型やV字型の歪んだ結婚指輪

S字型の歪んだ結婚指輪

歪み幅分のワックスから不要な部分を削ってS字型やV字型に削り出し、カーブしたデザインです。ストレート型に比べると削る部分が多いので少し作業時間が増えますが、完成した結婚指輪は女性らしい柔らかな雰囲気になりダイヤモンドなどを埋め込むとフェミニンで可愛らしい結婚指輪になります。

写真のデザインは中央部分にねじれを加えメビウスの輪のようなデザインとなっています。このように歪んでいるだけでなく表面にねじれを加えるなどワックスならでわのデザインが人気です。

No3 スタイリッシュなカラーコーティングの結婚指輪

カラフルなカラーメッキの結婚指輪

当店オリジナルでカラーコーティングを施した結婚指輪が人気です。コーティングのカラーは5色でブルー、紫、グリーン、ピンクブラウン、鮮やかなピンクがあります。中でもブルーはサムシングブルーにちなんだ色で「青い物を身に着けた人は幸せになれる」という伝説があり人気のカラーです。

手作り結婚指輪の彫金製作で人気のデザイン

結婚指輪を彫金で製作した場合の人気のデザインをご紹介します。彫金の場合はプラチナやゴールドの金属棒を丸めて溶接して磨きます。その日のうちに完成させて当日持ち帰り頂くことが可能な結婚指輪の製作方法です。金属を使って丸く丸める製作方法なのでストレート型の真っ直ぐなデザインしか作ることが出来ませんが、金属を直接扱うので指輪作りをしているという実感はワックス製作よりも感じられる製作方法です。

No1 シンプルな甲丸型の結婚指輪

シンプル甲丸彫金手作り結婚指輪

彫金で製作する場合は真っ直ぐな金属棒を丸く丸めて作っていくので歪んだ形は作れず、製作デザインにある程度の限りがありますが、デザインよりも自分で手作りした指輪を結婚指輪として身につけたいという事を優先して手作りにご来店頂くお客様が多いです。そのためシンプルに細身の甲丸型の結婚指輪を作る型が一番多く人気のデザインとなっています。

写真の指輪はオプションとして女性物にダイヤモンドを埋め込みました。ダイヤの埋め込み、彫刻などオプション加工が必要な場合は、当日完成した指輪をお預かりして約2週間後にご自宅まで無料でお送りしています。

No2 自作で槌目を打った結婚指輪

ピンクゴールド槌目彫金手作り結婚指輪

金属をそのまま指輪に仕上げるので指輪サイズを合わせるのも自分自身で行います。芯金棒という棒に指輪をはめて木槌や金槌で指輪を叩いて伸ばしていきサイズを合わせます。この際に特殊な金槌で叩くと指輪表面に槌目模様を入れる事が出来ます。金槌の形は3種類ありますが、平らな金槌で叩いたフラットなランダムな平面を打つことが出来る槌目模様が人気となっています。

細かな平らなキラキラとした面がランダムに表面を輝かせ、ミラーボールのような美しい輝きの結婚指輪に仕上げることが出来ます。

No3 独自の表面仕上げの結婚指輪

ヤスリ削り跡模様の彫金手作り結婚指輪

結婚指輪の表面は光沢のあるピカピカに仕上げることが多いですが、意図的につやの無い仕上げにすることもあります。男性の方はピカピカ光る派手な指輪をつけることに抵抗がある人もいるようで、つや消しにします。

彫金製法ではピカピカに仕上げるまでの工程を自分たちで行うので、自分たちの好みでいろんな道具を使いつや消し仕上げにすることが出来ます。

写真の指輪はヤスリを使って意図的にランダムな削り跡を模様として付けたデザインです。その他ではハンドモーターを使ってつや消しにすることも出来ます。つや消しの具合も自分たちで行うので彫金製法の手作りならでわの表面仕上げの結婚指輪になります。

彫金とワックスでの製作の特徴比較

彫金製作とワックス製作でそれぞれの人気の結婚指輪デザインを紹介してきましたが、最後に双方の納期や製作に関する特徴を比較した事項を表にまとめましたのでご覧ください。

彫金コースワックスコース
素材・プラチナ
・イエローゴールド
・ピンクゴールド
・プラチナ
・イエローゴールド
・ピンクゴールド
デザインストレート型のみ自由
指輪幅1.5mm、2.0mm、2.5mm自由
ダイヤ埋込み可能可能
内側彫刻可能可能
製作時間3時間~4時間2時間~3時間
納期最短当日約1か月半
ペア予算90,000円~90,000円~

それぞれ作れるデザインの制約や特徴などがありますので自分たちのあった方法で結婚指輪の手作り検討してください。

大阪でワックスの結婚指輪手作りが増えてます

2022-04-23 17:31:35  | NoComment
                   

結婚指輪を手作りする方法は金属を使った鍛造製法かワックスを原型とする鋳造方法があり、大阪梅田のMAKI大阪工房でもどちらの製作方法も可能です。

鍛造では作れるデザインが限られてしまいますが納期が早く、急ぎのお客様には向いている方法です。

ワックス鋳造は作れるデザインはほぼ無限にありますが、納期は約1ヵ月半ほどかかります。

鍛造で作れるデザインはワックス鋳造でも作れます。そのため、納期に拘らなければワックス鋳造の方が作れるデザインも多く、作業も簡単なので初心者のお客様でも短時間で結婚指輪作りが出来ます。

ワックスで結婚指輪を手作りする二人

結婚指輪にも流行がある

洋服と同じく結婚指輪も身に着けるアイテムです。結婚の証としての大切な意味のある指輪ですが、ファッションの一部でもあります。

そんな結婚指輪にも洋服と同じでデザインの流行のようなものがあります。結婚指輪のデザインがどのような経緯で移り変わってきたのか見てみましょう。

カットリング時代

カットリング結婚指輪

30年ほど前の1990年代はカットリングと言われるパイプをカットしただけのような真っ直ぐなシンプルな形で表面にはプレスされたような幾何学的な模様が入っている程度でした。この時期では流行というより、ほとんどがこのような既製品しかなかったので流行とは言えないかもしれません。

歪んだデザイン時代

S字型ダイヤ結婚指輪

20年ほど前の2000年代ではワックスで原型を作り、鋳造によって指輪やペンダントなどが作れるようになってきて、結婚指輪もワックス鋳造製法によってシンプルな真っ直ぐなデザイン以外にV字型やS字型の歪んでいるデザインを製造メーカーがブランドを立ち上げるなどして店頭に並ぶようになりました。

これまで幾何学模様が入った程度の結婚指輪しかなかったのでS字型やV字型が珍しく歪んでいる形に人気が集まりました。

個性的オーダーメイド時代

ゾウのオーダーメイド結婚指輪

2004年頃からはワックスを使って色んなデザインが作れるようになったため、個性的なデザインの結婚指輪が店頭に並ぶようになりました。各結婚指輪のメーカーさんがこぞって他社には無いような個性的なデザインを作り、貴金属の価格も安価だっだので幅の広いデザインが流行してきました。

また、自分たちの個性や好みを指輪に取り入れた既製品ではなくフルオーダーメイドの結婚指輪が流行りました。

結婚指輪を自分で作る時代

お客様自身で手作りした結婚指輪

2010年を過ぎたころからワックスを使ってお客様自身に手作りしてもらう手作り結婚指輪が登場してきました。プロの職人が作るような繊細で細かいデザインの結婚指輪は作れませんが、シンプルでも自分自身の手で世界で一つの結婚指輪が作れるようになり、お店に頼むフルオーダーよりも手作り結婚指輪のお店も増えてきました。

ワックスを使うので真っ直ぐな形や歪んだ形が自分たちの好きなように作れるので、お客様自身の作れる範囲になりますが、幅は3mm程度の歪んでいる形が多く作られたようです。

細身の指輪が人気の時代

細身のミル打ち手作り結婚指輪

2015年ごろからゴールドの地金相場が高騰し結婚指輪の価格を抑えるために各結婚指輪の製造メーカーは細い指輪のラインナップが増えてきました。景気もそれほど良くなかったので細く軽く作って価格を抑えて消費者に購入しやすい価格にするためでした。

手作りで作る結婚指輪もワックスで作る方法以外に昔ながらの鍛冶屋のように金属をそのまま丸めて溶接して仕上げていく鍛造製法の手作り結婚指輪を作らせるお店が増えてきました。

ワックス鋳造の場合細い指輪だと強度が弱く歪みやすいため、強度のある鍛造で細い指輪を手作りしてもらおうという事です。幅が細くシンプルなストレート型の結婚指輪の人気が高まっていました。

ナチュラルな自然な風合いが人気の時代

ナチュラルな仕上げの手作り結婚指輪

2020年頃には直線的なクールなデザインよりも、丸みがあったり表面をワザと傷を付けたようなナチュラルなデザインが流行してきました。ゴールドを使って表面を凸凹にしたアンティークなデザインも人気になっていました。バブルのころの派手なゴールドではなく、イエローゴールドやピンクゴールドのつや消しなどの落ち着いた結婚指輪です。

メンズにもダイヤが入ったユニセックス時代

メンズもダイヤ入りのユニセックス手作り結婚指輪

2022年現在では鍛造で作るシンプルなデザインの流行が少し落ち着き、ワックスで手作りするお客様が増えてきました。また、特徴的なのは女性物にダイヤを入れることは普通でしたが、男性物にもダイヤモンドを入れたいというお客様が増えています。

ジェンダー平等で男女の区別なくステレオタイプな考えを無くしたユニセックスなデザインになってきました。昨今の男性は美意識が高くスキンケアをするなどファッションもダイヤの指輪でも似合う服装の人が増えてきたためでしょう。

大阪で手作りする結婚指輪の流行も変化

このように時代によってシンプルだったり、拘ったり、作り方なども変わってきています。特に流行に敏感な大阪のお客様は時代によって手にする結婚指輪にも変化しているようです。

2022年はまだ4月ですが、鍛造で作る場合は納期が早いというメリットよりも、ワックスで手作りした少し歪んだ柔らかいエレガントなデザインが流行るのではないでしょうか!

大阪で結婚指輪の手作りはWAXと鍛造どっちも人気

2022-03-09 14:19:21  | NoComment
                   

2021年の秋ごろより大阪工房、徳島店ともに鍛造で結婚指輪を手作り出来る「彫金コース」を新設しております。

それぞれのコースの特徴を簡単に説明いたします。

彫金コース

プラチナ、ゴールドの金属をそのまま使って指輪に仕上げます。

当日に完成し指輪はそのままお持ち帰り可能ですが、シンプルなデザインしか作れません。

WAXコース

WAXを削って指輪の原型を作り、鋳造によってプラチナ、ゴールドを流し込み結婚指輪に仕上げます。

原型は当日完成しますが、鋳造を経て貴金属に仕上げるまでの時間がかかります。

WAXで削り出せる形であればデザインは自由に好きな形を作ることが出来ます。

WAXによる結婚指輪の手作り

大阪工房へご来店でWAXで手作りした結婚指輪をご紹介します。

結婚指輪の原型をワックスで作る

今回のお客様はS字型の歪んだデザインが希望でしたので、WAXで結婚指輪を手作りして頂きました。

S字型のデザインの場合は歪み幅分のワックスを切り出して、不要な部分を削ってS字型に削り出します。ストレート型のデザインよりも削る部分が多いので少し時間はかかりますが、結婚指輪の原型は当日出来上がります。

指輪ワックスをS字型に削り出し

S字型に削り出す部分はマジック等でしるしを付けて、削る部分をわかりやすくしてヤスリで削っていきます。

使用するヤスリは細かい部分を削るために、小さなヤスリを使用しています。削り過ぎると指輪が細くなりすぎるので少しづつ削っていくのがコツです。

歪んだ形の原型製作はほとんどの場合約2時間程度で完成します。

結婚指輪の原型が完成

彼と彼女でお互いの原型を作りあいっこして頂きました。

完成したWAX原型は当店でお預かりしてプラチナ鋳造を経て結婚指輪に仕上げます。

手作りの予約申し込みはお早目に

指輪完成までの期間は約1ヵ月半ほどですが、繁忙期には2ヵ月以上かかる場合があるのでWAXの結婚指輪手作りをご検討の方はお早めにご予約ください。

真っ直ぐなシンプルなデザインがご希望で早く結婚指輪が必要な方はWAXではなく、鍛造による「彫金コース」をお勧めします。

どちらのコースも土、日、祝日は予約が埋まりやすいのでご予約申し込みは早めの依頼をお勧めします。

平日夕方以降のご予約も20時ごろからのスタートでもご予約を受けられますので平日のご予約も合わせてご検討ください。

ダイヤ埋め込み完成した結婚指輪

今回ご紹介したWAXコース製作の結婚指輪が完成しました!

完成した手作り結婚指輪大阪

幅が2mmほどの細身で緩やかにカーブした結婚指輪です。

女性物の指輪にはトップ部分に小さなダイヤモンドを3個ほど埋め込んでエレガントに可愛らしく仕上げています。

ダイヤモンドの埋め込みはオプション加工により当店で承り加工致します。

一般的な無色透明ダイヤモンドは1個¥4000から埋め込み出来ます。女性物に埋め込むことが多いですが、最近では男性物の結婚指輪にも埋め込みたいというお客様が増えてきているようです。

男性のファッションもユニセックスな装いをする人が増えており、ダイヤの付いた結婚指輪が似合うようになってきているようです。

八角形の結婚指輪を手作り製作した大阪のお客様

2022-02-16 10:02:55  | NoComment
                   

大阪のジュエリークラフトMAKIは電車での来店に便利な大阪駅から徒歩10分程度の場所にあります。

大阪駅近く、梅田といわれる場所に位置します。JR大阪駅、大阪メトロ御堂筋線、谷町線の梅田駅からは更に近く便利なのですが、梅田は道路や建物が複雑に入り組んでおり来店時に迷われる人が結構いらっしゃるようです。

迷った場合は電話で連絡いただければご案内いたしますのでよろしくお願いします。

今回紹介する結婚指輪は形が8角形になった変わった形の結婚指輪を手作りしていただいたのでご紹介いたします。

8角形の手作り結婚指輪

指の入る指輪の内側は丸い円の形になっていますが、表面の形は横から見ると8角形です。

お客様の希望で幾何学的な形の指輪を作りたいとご要望いただき手作りしていただきました。

この形はストレート型の指輪の表面を8角形に削るだけなので作るのは簡単そうに見えますが、意外と正確に8角形に削るのは難しく、上下左右の辺を平行に、かつ1辺の長さを同じにするのは大変です。

そのため1辺づつ仕上げるのではなく、周りから少しづつ削って側面から確認しながらワックスを削り出していきます。

ワックスの原型はこんな感じです。

8角形の手作り結婚指輪ワックス

上下左右の辺が少し平行ではないですが、ワックスは柔らかいので修正しようとすると削りすぎたりしてしまいます。

そのため、このくらいまではお客様に原型を仕上げていただき、プラチナに仕上がってから辺の長さ、角度をプロの職人が仕上げさせていただきました。

このように表面の形を8角形とか6角形の指輪の場合、身に着けた時に違和感を感じるのではないかという疑問を持たれると思いますが、指に着けてみると違和感は全く感じず付けられます。

表面は8角形ですが、内側は真円なので内側彫刻も問題なく入れることができます。

内側にクローバー彫刻した結婚指輪

こちらのお客様はお二人の名前を入れて、名前と名前の間には縁起のより四葉のクローバーを彫刻いたしました。

お渡し時には大変喜んでいただきました。

この度はご来店ありがとうございました!

つや消しと光沢でメリハリのある手作り結婚指輪

2022-02-05 17:18:07  | NoComment
                   

大阪工房へご来店のお客様のご紹介です。ご紹介のお客様は滋賀県よりご来店のお客様で、大阪工房はJR大阪駅から徒歩10分程度の場所にあるため関西圏のお客様にご来店が便利な立地にあります。

店頭で沢山の結婚指輪の見本をご覧になり結婚指輪のデザインを決めていきました。

歪んでいるデザインよりもストレート型のシンプル目のデザインがご希望でしたので真っすぐの形をベースに手作りです。

シンプルな甲丸型の表面ではなく、何かアクセントになるような模様を入れたいとのことで全周にねじれ模様を入れることにしました。

指輪のサイズを合わせる作業

写真は指輪サイズを合わせるためにリーマーを使って指輪の内側を削っているところです。

彼女の指輪サイズはデフォルトのワックス内径がそのまま指輪サイズになっていましたので彼女はリーマーを使わずにそのままで、彼の指輪のみ内側を少し削ってサイズを合わせていきました。

サイズを合わせたのちに指輪の表面をヤスリで削ってねじれ模様を入れていきます。

細かい仕上げは当店の職人がきれいに仕上げて完成です。

結婚指輪原型が完成した大阪のお客様

基本的な形はストレート型でしたので2時間弱で結婚指輪の原型が完成いたしました!

完成した原型はお預かりしてプラチナ鋳造し、当店の工房で仕上げていきます。

約1か月半ほどで完成した手作り結婚指輪がこちらです。

内側に誕生石を埋め込んだ手作り結婚指輪

全周にねじれ模様が入っていますが、トップ部分の一部の捻れのみつや消し加工を施して光沢部分との対比でメリハリのある仕上がりになっています。

指輪の内側にはお互いの誕生石を埋め込んで守護石としています。

誕生石は身に着けた人を災いから守ってくれると言われていて縁起のよいものになっています。

一部をつや消しでメリハリのある手作り結婚指輪

凹型にねじれた模様は回りの景色を逆さまに映り込ませ光方も通常の凸面とは違った輝きを放ちます。

この度は大阪工房へご来店ありがとうございました!

新型コロナウィルスオミクロン株のまん延により現在大阪工房は休業しております。そのためご紹介のお客様は過去にご来店いただいたお客様のご紹介です。

捻じれをミルグレインで強調した手作り結婚指輪

2022-01-14 15:13:20  | NoComment
                   

結婚指輪の手作りはワックスを削って原型を作る方法であれば色々な形の結婚指輪を作ることが出来ます。

あまり細かい模様などが入ったデザインは難しですが、ストロレート型はもちろんS字型やV字型、その他ワックスで削って完成させることが出来る形であれば鋳造によってプラチナやゴールドに仕上げることが出来ます。

今回ご紹介のお客様は大阪市内よりご来店のお客様で梅田の大阪工房で結婚指輪のワックスコースでご来店頂きました。

指輪のデザインはストレート型の形をベースにトップ部分を捻じれたように削り出し、メビウスの輪のようなデザインを手作りして頂きました。

メビウスの輪ミル打ちで強調した手作り結婚指輪

ただ捻じれただけのフォルムではなく、捻じれを強調して見えるようにエッジ部分にミルグレインを施しています。ミルを打つことで可愛らしい雰囲気にもなり華やかさもアップします。

それぞれにカラーダイヤを埋め込んでいますが、レディスに水色ダイヤモンド、メンズにピンクダイヤモンドを埋め込んでいます。一見ダイヤのカラーが男女で違うのかなと思われがちですが、男が青で女が赤という考え方は今どきは古いものでステレオタイプのような考え方が無くなってきたようです。

ミルの入れ方もレディスとメンズとで変えており、レディスは両エッジにミル打ちを施し、メンズは捻じれのエッジのみにミル打ちを入れています。

メビウスの輪ミル打ちで強調した手作り結婚指輪

トップ部分が捻じれて細くなっているので本体部分は2.5mm~3.0mmありますが指に着けると細く見えます。

このようにワックスを使っての結婚指輪の手作りは色々な形を作ることが出来るので拘りの結婚指輪にしたい人にはうってつけの方法です。

今回のご来店誠にありがとうございました😊

ミンサー柄を入れた手作り結婚指輪

2022-01-07 14:05:25  | NoComment
                   

沖縄県ではミンサー柄という模様が幸福、幸せの模様だとされています。

そのミンサー模様を入れたデザインの結婚指輪を手作りしたカップル様のご紹介です。

結婚指輪をV字型に削り出す

結婚指輪の形はレディスがハート型に見えるV字型で、メンズはシンプルなストレート型をベースに手作りしています。

レディスはハートのシルエットが浮かび上がるように広めのワックスからV字型に形を削り出します。ストレート型に比べて形を削り出す作業が必要なので少し時間がかかります。

結婚指輪にミンサー模様を入れる

メンズはストレート型なので削る部分も少なく、時間も短時間で形を作り上げることが出来ます。

形はシンプルですが、表面にミンサー模様を手作業で入れています。一般的なミンサー柄は四角形の模様で構成されていますが、幅の細い指輪に四角い形で模様を彫るのは難しく丸い穴をミンサー柄の配置に彫って模様を表現いたしました。

細かい作業なので拡大鏡を使っての作業です。

結婚指輪を手作りしたカップル

レディス、メンズそれぞれに手間のかかる部分もありましたが、なんとか結婚指輪の原型を完成させることが出来ました。お二人も大満足のご様子です。

このあと、結婚指輪の原型はお預かりしてプラチナ鋳造を経て結婚指輪に仕上げていきます。

完成した結婚指輪がこちらです!

ブルーとピンクのミンサー柄手作り結婚指輪

形や模様も個性的なデザインですが、更に双方の内側にカラーコーティングを施してよりお二人らしい個性的な結婚指輪に仕上がりました。

レディスのハートに見える結婚指輪の内側はピンク、メンズはブルーのコーティングを施し、ミンサー模様を強調するように模様の部分もブルーコーティングを施しています。

この度は遠方よりご来店誠にありがとうございました😊

7mmの幅広指輪は手作りでオリジナル

2021-12-21 17:04:51  | NoComment
                   

大阪工房へご来店のお客様が手作りした結婚指輪のご紹介です。

お客様の希望でとにかく幅が広いデザインが好みだという事で幅広の結婚指輪デザインに決定しました。

男性は幅広のデザインを好む人は結構いらっしゃいますが、女性ではあまりいらっしゃらないと思います。

そんな中で男性、女性共に幅広が好みで双方かなり幅広デザインです。

何mmほどの広さにするかの決定は実際に幅の広いサンプルリングを身に着けて頂いて決定いたしました。

決定した指輪幅は男性物で7mm、女性物で5mmとなりました。このような幅広デザインは昨今既製品やブランドの結婚指輪では販売されておらず、手作りかオーダーメイドなどによって作るしか手に入らないと思います。

今回のお客様も手作りで幅広の結婚指輪を作って頂きました。

5mm7mmの幅広の平打ち手作り結婚指輪

デザインはシンプルな平打ち型のデザインです。

製作方法は彫金で製作する方法とワックスを使った方法とありますが、彫金の場合は地金を丸める際に幅が広いと硬くてきれいに曲げることが困難なうえ、つなぎ目を溶接すると溶接跡が良く目立ってしまいます。

そのため簡単に原型を作ることが出来るワックスで原型を作り結婚指輪に仕上げる方法を選んでいただきました。

5mm7mm平打ち手作り結婚指輪

双方の指輪の内側にはお互いの誕生石を埋め込んでいます。

女性物にはアメジスト、男性物にはルビーが埋め込まれています。

誕生石などのカラースト―ンを指輪に入れる場合、表面だと宝石によっては派手になったり、着ける人に似合わない色の宝石を埋め込むことになったりすることがあります。

また、ダイヤモンドと違って硬度の低い宝石の場合、指輪が硬いもににぶつかって宝石が割れたり欠けたりすることがあります。

指輪の内側であればこのような心配もなく永久的に身に着けていられます。

内側にアメジストとガーネット埋め込み

最後に二人で手作りしたワックス原型を見ていただきます。

5mmや7mmの貴金属地金をこのように丸くするのは初心者の人ではかなり難しく、熟練した職人でも手間のかかる作業になります。

このようなワックス原型の製作であれば初心者の人でも約1時間もあれば簡単に作れてしまいます。

ただし、原型からプラチナに仕上がるまでの納期が1ヵ月以上かかります。

彫金で製作が難しいようなデザインで結婚式や入籍日までに結婚指輪を手元に欲しいと思っていらっしゃる人はお早めにご予約ください。

幅広の手作り結婚指輪原型

この度はご来店誠にありがとうございました😄

お互いの好みが尊重された結婚指輪

2021-10-31 16:39:29  | NoComment
                   

大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
美男美女の明るい雰囲気が印象的なお客様でした😊

結婚指輪ワックス原型完成した大阪のカップル

お客様の作業風景

ワックスを切る大阪のお客様

上記画像では、お客様が青いチューブ状のワックスから必要な指輪の幅を切り出す作業が映っています。この作業は指輪づくりの序盤の作業で、皆様緊張されながら作業されています😊

結婚指輪ワックスの断面を削る

次は、指輪の切断面と表面をヤスリを使って滑らかにしていく作業です。この作業ぐらいから、お客様の緊張もだんだん解れてきて楽しんで作業されていました!

手作りした結婚指輪の原型

お客様が作成されるのは、このワックス原型が出来上がるまでで、この後は一旦職人がお預かりし後日プラチナに仕上げてお渡しいたします!

お客様が作成された結婚指輪のご紹介

大阪の二人が手作りしたブルーの結婚指輪

今回のお客様の結婚指輪は、お互いの好みを尊重した別々のデザインです😊
レディースは、V字型のベースデザインにダイヤを沢山埋め込み豪華に仕上げました。ダイヤを沢山埋め込んでいると、フォーマルなイメージが強くなり普段使いしづらく思われるでしょうが、V字型のベースデザインがフォーマルさを抑え、普段使いしやすいカジュアルさを出してくれました。
メンズの特徴はやっぱり、この青のカラーメッキでしょうか!何も加工してないストレート型のデザインだと、洗練された美しさはありますが、お洒落な人にはインパクトが欠けているように感じます。そこにカラーメッキを少し施すだけで、カラーがアクセントになり、普段のファッションの差し色として身に着けることもできますよ✨

隠れた特別感を演出してくれる別々のデザイン

結婚指輪といえばお揃いのデザインというイメージが強いと思いますが、近年ではお互い別々のデザインを身に着けるご夫婦が増えてきました。当店でも、別々のデザインを作成されるお客様が多くいらっしゃいます。
2人とも同じデザインが好きという方もいらっしゃるので一概には言えませんが、二人の好みが違う場合、お揃いのデザインにすると、どちらかが譲歩してデザインを決めることになってしまします。そんな時におすすめなのが、自分の好きなデザインの指輪にするという選択です。
「別々にすると結婚指輪の特別感が薄れるのでは?」と思われるでしょうが、全然薄れることはなく、むしろ隠れた自分たちだけの繋がりを出すことができます。例えば今回のお客様の指輪ですと、ベースの型やカラーなどは全然違いますが、線が重なっているような斜めのラインと裏側の刻印から、隠れた繋がりが見えます。こういった小さな繋がりが、ペアリングには出せない「二人だけが知る繋がり」として特別感を出してくれますよ✨

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

ハートと天使の羽でフェミニンな印象の結婚指輪

2021-10-22 15:13:41  | NoComment
                   

大阪府からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
今回のお客様は顔写真のWEB掲載NGでしたので、手元の写真でのご紹介となります。

お客様の作業風景

結婚指輪の幅を合わせる

最初にデザインも何もないシンプルな指輪のベースを作っていきます。ベースの作り方は、他の指輪と同じように、決められた手順で簡単に作ることができます。

指輪の表面に模様を彫る

指輪のベースが完成したら、いよいよ指輪の模様を彫っていきます!
指輪の模様は、先が丸くなっている電動ドリルで少しずつ削って作っていきます。
この作業は簡単なように見えますが、手が少しでもブレると関係がないところまで傷がついてしまいます。浅い傷ぐらいならすぐに直せますが深い傷だと直すのに時間がかかるので、ゆっくり慎重に作業しましょう!

お客様が作成された結婚指輪のご紹介

合わせるとハートと羽の手作り結婚指輪

お客様が作成された結婚指輪がこちらです!
この2つの指輪は、お互いが重なり合うことで本来の模様が浮かび上がるデザインになっています。
レディースの指輪には、天使の羽のラインに沿うように指輪を三つ入れています。また、三連のダイヤの流れに合わせるようにミル打ちを施しました。ミル打ちは、指輪をフェミニンな印象にしてくれるので、ハートと天使の羽にぴったりな加工です✨

合わせるとハートと羽の手作り結婚指輪

重なって模様が浮かぶデザインは、飾った時と着けた時の印象が全然違うところが面白いところです。
お客様の指輪は、重なり合って模様が浮かんでいるときは、天使の羽やハートでフェミニンな可愛らしい印象が強いです。ですが、実際指に着けてみると、レディースはダイヤが美しいエレガントなイメージに、メンズはクールですがハートの上部分の丸みから温かみのあるイメージの指輪になりました。
重ねる指輪は、外して見てみないと本当の模様がわからないので、自分たちだけが知っている本当の姿が特別感を増してくれますね😊

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

プラチナとゴールドがお互いを引き立て合う結婚指輪

2021-09-27 16:05:19  | NoComment
                   

大阪府からご来店いただきましたお客様のご紹介です。

結婚指輪の原型が完成した二人

お客様の作業風景

結婚指輪を手作りするお客様

お客様の中で大変そうにされている方が多いのは、上記画像でされているワックスの切断です。
この切断作業は、真っ直ぐ机に垂直になるように糸鋸をおろしていくのですが、その真っ直ぐが難しくよく斜めになってしまう方がいます。力やコツがいるわけではないのですが、真っ直ぐって何気に難しいですよね(笑)もし結構斜めに切ってしまってもやり直しが出来ますし、職人が直してくれるので大丈夫ですよ😊

指輪の表面を削るお客様

出来上がったワックス原型は、一旦お預かりして後日職人が貴金属に仕上げてお返しいたします。
貴金属が1種類だけの指輪は何も手を加えずそのまま鋳造するのですが、今回は2種類でしたので、指輪を半分に切断し、別々に鋳造してから2つを溶接しました。溶接した後は、最初からくっ付いていたかのような綺麗な仕上がりになりますのでご安心ください!

お客様が作成された結婚指輪のご紹介

プラチナゴールド半分の手作り結婚指輪

お客様が作成された指輪がこちらです!
この指輪の特徴は何といっても、プラチナとゴールドの二種類の貴金属を使っている所です。お客様は、周りの人が持ってないようなオリジナリティのある指輪を希望されていたので、このデザインをとても気に入っていらっしゃいました。プラチナとゴールドがお互いのカラーを引き立てて輝く姿は、寄り添い支え合うお二人にぴったりですね!
表面に施されたつや消しは、鏡面仕上げの指輪と比べて、輝きが抑えられ上品な光沢を出してくれます。また、シルクサテン仕上げは、その名の通りシルク生地のような上品な質感が特徴的な加工です。シンプルな指輪に高級感をプラスしたい方にはおすすめの加工です!
シンプルなストレート型を拘りぬくことで、上品ながらオリジナリティのある素敵な指輪に仕上がりましたね✨

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

凸凹な表面が個性的な結婚指輪

2021-08-25 17:31:56  | NoComment
                   

滋賀県からご来店いただきましたお客様のご紹介です。

自作で結婚指輪を手作りした大阪来店のお客様

お客様の作業の様子

大阪工房来店の手作りお客様

ミラーボールのような凸凹とした面はヤスリを使うのですが、沢山のクレーターが出来たような今回のデザインには専用の道具を使って削っていきます。この道具は電動で高速回転し、その先を表面に当てることによって傷が出来ます。この道具は、簡単に傷を付けることが出来るのですが、簡単に付いてしまうからこそ難しい道具です。傷を付けたくない部分にちょっと当たってしまうだけで傷が付いてしまうので、使う際には気を付けないといけません!

手作りした結婚指輪原型

作業が終わり、完成したワックス原型がこちらです!
お客様の作業は、このワックス原型が完成したら終了となり、この後一旦原型はお預かりし、後日職人が鋳造してプラチナに仕上げます。彫像前の青いワックスではプラチナになった姿は想像できませんが、彫像後はお店で売ってあるような美しい姿になります✨

お客様が作成された結婚指輪のご紹介

凸凹手作り感のある結婚指輪

この指輪はお客様から、表面を出来るだけツルツルになるようにしてほしいというご要望を受けました。ご要望道理に表面を沢山磨き、光が良く反射するようにしました。こうしたことで、光の反射が凸凹した表面によって変わり不思議な魅力をした素敵な結婚指輪になりました!
レディースは、V字型を斜めにダイヤで区切り表面の半分を凹凸のある面にし、もう半分を甲丸のツルツルとした面にしました。このアンバランスさが個性的で、他の誰もが持っていないオリジナリティあふれる指輪になっています。

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

木の皮風がアンティークな結婚指輪

2021-08-20 15:20:54  | NoComment
                   

愛知県からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
遠いところからのご来店ありがとうございます😊

結婚指輪を手作りした大阪のカップル
結婚指輪の原型を手作りする大阪カップル

完成したワックス原型

結婚指輪のワックス原型

手作りをして完成したのがこのワックス原型になります!
お客様が作ったワックス原型は一旦お預かりし、後日職人が貴金属に仕上げます。鋳造は、ワックスの原型から型を作って、その型に貴金属を流し込み固める作業の事です。原型から型を作るので、お客様が作った物そのままの指輪が出来上がりますよ!

鋳造後の結婚指輪

イエローゴールド手作り結婚指輪

鋳造した指輪がこちらになります✨
今回の指輪は、お客様が自ら付けた傷を活かしたデザインなので、職人の仕上げはせずそのまま鋳造しました。鋳造前は素材のせいで傷がわかりにくいですが、鋳造後は傷がはっきりと見えて、木の皮感が増しましたね!
一見同じ木の皮風の指輪に見えますが、指輪の幅を変えることで印象が変わって見えます。
メンズは、木の皮らしい硬い無骨なクールさが印象的で、レディースは、硬いように見えますが柔らかい印象を与えてくれます。レディースのこのデザインなら他の指輪と重ね付けしても可愛らしいですよ🎶

世界で1つの特別感

表面に模様を入れたイエローゴールド結婚指輪

近年アンティーク風のデザインが流行しており、木の皮風やミラーボールのようなランダムな面などの手作り感のあるデザインが当店でも人気を集めています。同じデザインだとしても、お客様が自ら付けた傷なので、同じ模様は二度と作ることが出来ません。そういった世界で1つだけの指輪だという特別感が、人気を集めている理由ではないのでしょうか。

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

指を綺麗に見せるS字型の結婚指輪

2021-08-17 15:14:19  | NoComment
                   

大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
顔写真掲載NGとの事なので、手元だけのご紹介となります。

結婚指輪原型が完成した大阪のカップル

手作り指輪の工程

今回は手作り指輪の作業工程についてご紹介していきます!

①デザイン決め

何も決めずに指輪は作れないので、作業に入る前に指輪のデザインを決めていきます🎶
当店では、店頭に置いてある多数の見本からベースとなるデザインを決めていただき、そのベースのデザインにお客様オリジナルのアレンジを付け加えていく方法をおすすめしています。事前に既製品の指輪のデザインを見ておくと、完成形が想像しやすくなり、デザイン決めがスムーズに進みますよ!

②指輪の幅を切り取る

デザインが決まったら、いよいよ手作り指輪の作業開始です!
まず最初に、青いチューブ状のワックスを糸鋸で切断します。作りたい幅よりも太めに切り落とすのがポイントです。どうしてかというと、この後ワックスをヤスリで削っていくからです。削っていくと切断した大きさよりも小さくなるので、余分に大きく切る必要があります。

③ヤスリで削る

指輪の表面を削る作業

次に、切断面や表面をヤスリで滑らかになるように削っていきます。
ストレート型はそのままでいいのですが、U字型やS字型にする場合はこの段階で、指輪を削って形を作っていきます。
もし表面がガタガタしていても、最後にプロの職人が少し仕上げをしますので、完成した指輪はツルツルとした綺麗な出来になります!

④指輪のサイズを広げる

指輪の内側を削る作業

指輪の形が出来たら、最後にリーマーという上記画像の道具で、指輪のサイズを広げていきます。この道具は一定の方向に回すことがコツで、反対に回すと削ることが出来ません。少し力もいりますが、慣れたら簡単に削ることが出来ます!力が足りない女性の方は、彼を頼ってみましょう😊

完成したワックス原型

結婚指輪のワックス原型

全ての作業を終えて完成したワックス原型がこちらです✨
完成したワックス原型は、一旦お預かりし、後日職人が鋳造してプラチナに仕上げます。
このワックス原型では、指輪の模様が良くわかりませんが、鋳造後は、お店で売っているようなぱっと華やかな指輪になりますよ!

お客様が作成された結婚指輪のご紹介

S字型の手作り結婚指輪

鋳造して完成したお客様の指輪がこちらになります!
上のワックス原型と比べて、一気に華やかな指輪になりましたね✨ワックスから作る手作り指輪は、ワックス原型とプラチナ指輪の違いを見る事が出来るので、彫金とはまた違った魅力があります。
お客様が選んだ、S字型のウェーブラインは、関節のゴツゴツした印象を和らげてくれるので、指を細く美しく見せる効果があります。女性はもちろん男性にも人気のデザインになります。
メンズの指輪には、S字型の真ん中に腕を組んでいるように見える模様を付けました。ただの、甲丸の表面だけよりも、硬いクールな印象になっていますね!

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

横から見るとお花に見える結婚指輪

2021-08-14 16:09:02  | NoComment
                   

大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。

結婚指輪原型が完成した大阪のお客様

お客様が作成された結婚指輪のご紹介

側面花びらの手作り結婚指輪

今回のお客様の指輪は、横から見るとお花に見える可愛らしい指輪です✨
ピンクゴールドのカラーが本当のお花の様に華やかに見せてくれますね!


男性でピンクゴールドを身に着けるのは珍しいと思われる方もいると思いますが、男性でも結構ピンクゴールドを選ばれる方がいます。ピンクゴールドは、暖かみのある優しい薄ピンク色が特徴で、他の素材よりも肌馴染みがよく指を綺麗に見せてくれます。キュートな可愛らしいイメージがありますが、どんなファッションにも合わせることが出来ます!そういった点が、男女関係なく愛されている理由なのではないでしょうか!
ただ、ピンクゴールドは銅を多く含んでいるので、入浴剤や温泉の成分で変色してしまいます。なのでお風呂に入る前にできるだけ外すようにしましょう!

裏側には、写真では小さくて見えませんがウラジロというシダ植物の葉を彫刻しています!
ウラジロの、2枚の大きな葉が左右対称に末広がりに伸びていることから、室町時代から仲睦まじい夫婦に例えられました。そして葉の裏側が白いことから、「白髪が生えても仲睦まじく」という意味が込められたそうです。
また、葉や茎が色あせることが無いので、正月飾りとしても使われています。

お客様の作成風景

結婚指輪原型を手作りする大阪の2人

上記画像は、お客様がリーマーという道具で指輪のサイズを広げている所です。
リーマーは大体のお客様が初めて使う道具なので、最初は慣れるまで難しく感じますが、慣れると簡単になります。コツは一定方向にいい力加減で回すことですよ!

結婚指輪原型をヤスリで削る彼女

この後に、指輪の表面に花びらの形を作っていきます。表面はヤスリで形を作っていきます。削る前に花びらを均等にするために印を入れてから削っていくので、簡単にきれいに作ることが出来ますよ!

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

中央に誕生石を入れたS字型の結婚指輪

2021-07-28 16:25:29  | NoComment
                   

大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
今回のお客様は、写真掲載NGとの事なので、手元のみの写真となります。

結婚指輪の原型が完成した大阪のカップル

お客様が作成された結婚指輪のご紹介

S字型が指を綺麗に

アクワマリンとアメジストの誕生石手作り結婚指輪

今回のお客様が作成された結婚指輪は、2つともS字型の中央に自分の誕生石を埋め込んだ、シンプルさが美しいデザインです✨
S字型の大きな特徴と言えば、やはり指を綺麗に見せてくれるという、女性に嬉しいところではないでしょうか。S字のウェーブラインが、縦方向を強調する効果があるので、錯覚によって指を長く細く見せてくれます。関節が太く気になるという方には、おすすめのデザインですよ!

意味の込められた誕生石

アクワマリンとアメジストの誕生石手作り結婚指輪

誕生石は、ダイヤよりお手軽なお値段で、それぞれ意味があるのでその力を借りることが出来ます。特に自分の誕生石を身に着けると、より強い力を借りれると言われているのでおすすめですよ!
今回は、お客様が入れられた誕生石の意味についてご紹介していきます!

アクアマリンの意味

左の指輪に埋め込まれているのは、アクアマリンです。
3月の誕生石のアクアマリンは、「富」「幸福」「聡明」という石言葉を持っています。その名の通り、海の透き通った色を閉じ込めたような美しさを持つアクアマリンは、海の力を宿していると言われており航海のお守りとして、多くの船乗りたちが身に着けていたと言われています。更に、友情、恋人、夫婦など、様々な対人関係に潤いを与えてくれると伝えられ、古くから「結婚や出産のお祝いに送られると幸せになる」というう言い伝えがあるので、結婚指輪に埋め込むのに適していると言えます!

アメジストの意味

右の指輪に埋め込まれているのはアメジストです。
2月の誕生石のアメジストは、「誠実」「心の平和」「真実の愛」という石言葉が込められた、結婚指輪にぴったりな誕生石です!紫の高貴な色と込められた意味から、崇高な石として長年セレブに愛されているアメジストですが、愛を育む力を与えてくれる「愛の守護石」とも呼ばれています。
自分の誕生石ではなくても素敵な意味が込められているので、沢山の人にオススメしたい宝石です✨

お客様には、是非この誕生石の力を借りて、もっと幸せになってもらいたいですね😊
この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

アンティークで可愛らしい木の皮風の結婚指輪

2021-07-26 15:20:27  | NoComment
                   

大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です

結婚指輪を手作りした大阪のカップル

お客様が作成された指輪のご紹介

手作業で模様を入れた結婚指輪

今回のお客様は、メンズとレディースを同じデザインにするのではなく、各々好きなデザインを選んで作成されました。結婚指輪と言えば、2人とも同じデザインだというイメージがありますが、あえて自分の好きなデザインにするという選択もあります。そうすると、どちらかが譲歩して決めたり、決めるまでに時間がかかるなんてことが無くなります。お互いが満足できる指輪になるので、違うデザインにする選択はおすすめです!

メンズの指輪

手作り作業するカップル

メンズは、指輪の幅を太めにして木の皮風に見える傷を付けたデザインです✨
この木の皮風のデザインは、お客様が自分で細いヤスリを使って一本一本傷をつけていきます。傷を自分で着けていくので、同じ傷は二度と生まれず世界で一つの指輪になります!一般的な甲丸型の指輪より手作り感が出るのでオススメのデザインです!

レディースの指輪

手作業で模様を入れた結婚指輪

レディースの指輪は、当店で人気の手作り感のあるランダムな面と星形の模様が可愛らしい指輪です!
ランダムな面もお客様の手で、原型のワックスを削って作ります。このデザインも同じものは二度と作れないので、お客様だけの指輪になりますよ😊
ダイヤのを入れる際に周りを削り、星に見えるようにしました。ただ単純にダイヤを入れるよりも、アンティーク風に見えせてくれるので、この星がポイントになっています!

ダイヤと彫刻は、お客様が完成させたワックス原型を一旦お預かりして、後日職人が貴金属に仕上げた後に施します。

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

手作り感のある表面の結婚指輪

2021-07-13 14:39:06  | NoComment
                   

大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。
話し方からも優しいお人柄が出てくるお客様で、こちらも温かい気持ちになりました😊

お客様が作成された結婚指輪のご紹介

今回のお客様が作成された指輪はこちらです!
お客様が、自ら削ったランダムな面が手作り感を出してくれるデザインです✨
こちらのデザインは当店で人気のデザインで、多くのお客様が選ばれています。しかし、このデザインは決まった場所ではなくランダムに表面を削るので、人気のデザインであったとしても、お客様と同じ表面のものは二度と作れません。ただシンプルな面よりも、手作り感があるという点も人気である理由の一つです!
手作り結婚指輪にするのであれば、このような同じものが二度と作れない、手作り感のあるデザインを選んでみてはどうでしょうか?

お客様の作業風景

写真のお客様は、指輪の幅を切り出している所です。
作りたい幅よりも大きめに、真っ直ぐ切っていきます。この作業で難しいところは、意外と真っ直ぐ切る事が難しいところです。真っ直ぐ切っているように感じても、実は斜めに切れていたりすることがあります。もし斜めに切ってしまっても、後でヤスリで削る際に直すことが出来るので大丈夫ですよ!

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

結婚指輪と婚約指輪の手作りは同日OK!

2021-06-26 15:33:03  | NoComment
                   

大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。

結婚指輪が完成した大阪工房のお客様
結婚指輪を手作りする大阪工房のお客様

お客様が作成した指輪のご紹介

婚約指輪

プラチナダイヤモンド手作り婚約指輪

今回のお客様は、結婚指輪と婚約指輪を同じ日に作成されました。
婚約指輪は、お相手の指のサイズを事前に測らないといけないので、その場で指のサイズを測ってからの作成だと、正確なサイズの指輪が出来るのでいいかもしれませんね!

結婚指輪を手作りする大阪工房のお客様

自分の婚約指輪を作る真剣な彼を見ていると、指輪に自分への思いが込められているようで幸せな気分になれますね!
婚約指輪はサプライズでプレゼントする方が多いと思われますが、目の前で真剣に手作りするの姿を見れるのも女性としては嬉しいものですよ😊

結婚指輪

内側に無限大のマークを入れた手作り結婚指輪

結婚指輪は、当店で人気の螺旋状デザインの指輪の内側に、無限大を刻印した指輪です。
数学のイメージで広く知られている無限大ですが、「永遠」「愛」などの意味を持ったマークでもあります。
一説では、ウロボロスという自分の尾を咥えて丸い輪になった龍から生まれたと言われています。終わりが始まりになっていることから、「始まりも終わりもない完全性」や、「永遠の命」を象徴するものとなりました。
他にも、「無限に広がる宇宙」や、「続く未来にへの可能性」といった意味が含まれる説もあります。
とてもシンプルなモチーフですが、沢山の意味を表現することが出来る無限大を、結婚指輪に彫刻して、その力を借りるのはどうでしょうか?

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

サプライズでナチュラル仕上げの手作り指輪

2021-06-02 17:20:48  | NoComment
                   

当工房ではお一人の来店で指輪を手作りして頂くことも可能です。

作れる指輪は結婚指輪以外に婚約指輪、またはペアリングとしてもワックスを削って作れる形であればどのように作って頂いてもプラチナやゴールドの指輪に仕上げることが出来ます。

ご紹介のお客様はお一人で来店して頂き、指輪を1本手作りして頂きました。

サイズ合わせする大阪の男性

お一人で来店でサプライズでプレゼントする指輪なので彼女には内緒でご来店です。

その場合に注意して頂くことは指輪サイズを正確にお知らせして頂く必要があります。

指輪のサイズがわからないと指輪が作れないので指輪サイズの申告は必須になります。なかなか内緒で指輪サイズを測ることが出来ないかもしれませんが何とか調べてきていただくようにお願いします。

こちらのお客様も事前にサイズを調べてきていただきました。

写真は指輪サイズを合わせている所ですが、リングリーマーという道具を使ってワックスの内側を削ってサイズを大きくしていきます。最初は慣れないと削った内側がガタガタになりがちですが、慣れてくると上手に削れるようになってきます。万が一ガタガタになってしまったとしても当工房の職人が綺麗に内側を仕上げさせて頂きますのでご安心ください。

指輪の表面は手作り感を出したいという事でヤスリで削った削り跡をそのまま表面の模様としてのこし、あえて磨かずに自然な仕上げとして完成させました。

自然仕上げのアンティーク手作り結婚指輪

表面が凸凹していて、このいびつな感じは既製品では出すことが出来ず、手作りした作り手の削ったそのままの状態で指輪になります。よく見ると削ったヤスリ目も残ってアンティークのような仕上がりになっています。

自然仕上げのプラチナ手作り結婚指輪

表面は少しだけワイヤーブラシで擦って余分なバリなどを取って仕上げしています。また、角の部分は少しだけ、面取りを行い着けやすい指輪に仕上げています。

彼が内緒で作った指輪なのでお渡しした際は大変喜んでもらえる指輪になったと思います。

世界で一つだけの彼の手作りでオリジナルの指輪になりました!

この度はご来店ありがとうございました😃

螺旋状のねじれが美しい結婚指輪

2021-05-04 16:59:11  | NoComment
                   

大阪府下からご来店いただきましたお客様のご紹介です。

結婚指輪が完成した大阪のお客様

お客様の指輪のご紹介

螺旋状の手作り結婚指輪

今回のお客様の指輪は、ストレート型に大きな螺旋状のねじれが特徴的な指輪です。
流線的なねじれのラインは、指をシュッと綺麗に見せてくれます。また、何もないシンプルなストレート型と違って、光の反射が一味違っていて、不思議な魅力がある指輪になります😊
着けた時に見えない手の平側の面は、作業などをしていると、いろんな物との接触が多く指輪が傷ついたり、凹んだりしやすいです。その為、手の平側の面にはねじれを入れず、滑らかな面にしてあります。

もう一つ大きな特徴は、男性のお客様のサイズが21号と大きい事です。
一般的な男性の指輪のサイズは15~17号ですが、それよりも少し大きいサイズでの作成となりました。

手作り風景

指輪を切り取るための作業

上記画像の青いチューブ状のワックスから、指輪の原型になるものを作ります。
最初に指輪の幅を切り出します。完成イメージの幅より太めに切り出すのがポイントですよ!

手作りで結婚指輪を作る大阪のお客様

次に切断面を滑らかになるように削ります。
その次に希望のデザインになるように、ヤスリで余分な部分を削っていきます。
特別な加工などは後日当店の職人が施しますが、アンティーク調の傷や、今回の指輪のようなねじれはお客様ご自身で作っていただきます。
その後、自分の指輪のサイズになるようにリーマーという道具で、内側から穴を広げていきます。
今回の男性のお客様のサイズは大きかったので、広げる面が多く苦戦されていました。
作るのが難しかったり、間違えた場合はすぐに傍にいる職人が対応いたしますので、安心してください🎶

鋳造後の指輪

螺旋状の手作り結婚指輪

完成したワックス原型は青いリングなので、模様などはわかりにくいですが、鋳造して金属に仕上げると一気に華やかになりますね✨

この度はご来店誠にありがとうございました!お幸せに💕

裏側に手描きの文字を彫刻した結婚指輪

2021-04-18 16:16:18  | NoComment
                   

兵庫県からご来店のお客様のご紹介です。

指輪のデザインを決める

指輪を作る前に、見本となるデザインを選んでいただきます。
当店には、フォーマルからカジュアルな物まで、多数の見本を置いています。
もちろん、お客様が考えたオリジナルのデザインも大丈夫ですので、お気軽にお申し付けください!

手作り指輪の作り方

デザインを決めたら当店で用意したエプロンを着けて、いよいよ指輪作り開始です!
今回のお客様もお互いの指輪の作り合いをされていました!
相手の指輪を作ることで気持ちがこもって、より特別な指輪になりますね😊

①幅の切り出し

最初に、チューブ状の青いワックス(蝋燭の蝋のような物)からお好みの指輪の幅を切り出します。
後で余分な部分を削ったりするので、作りたい幅よりも大きめに切り出してください。
この作業では、糸鋸を使うので慎重にお願いします!

②切断面を綺麗に

次に切断面を凹凸がない滑らかな面になるようにヤスリで削ります。
今回の指輪はストレート型なので表面を削るだけですが、S字型やU字型のデザインの場合はこの段階で削り、形を作ります。

指輪の表面をヤスリで仕上げ

③自分のサイズになるように削る

リーマーという道具で、指輪の内側から指のサイズになるように穴を広げていきます。
メンズの指輪のほうが、削る面積が多いので抵抗が多く少し苦戦するお客様も多いです。
難しいときや間違ったときには、当店の職人が対応しますので、ご安心ください🎶

完成したワックス原型

完成した結婚指輪原型

上の手順を終え、出来上がったワックス原型がこちらです!
完成した原型は、こちらでお預かりします。後日職人がプラチナに鋳造して、手作り指輪の完成です✨

鋳造後の結婚指輪

内側に手描きの文字マーク彫刻した結婚指輪

こちらが、今回のお客様がお作りになった指輪です✨
縁に施されたミル打ちは、フェミニンな印象を与え、柔らかい雰囲気の結婚指輪になりました。
内側には、お客様の手描きの文字が彫刻されています!

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

隠れたハートの結婚指輪

2021-04-13 15:26:37  | NoComment
                   

大阪府下からご来店のお客様のご紹介です。

手作りで結婚指輪を作った大阪のカップル

斜めから見るとハートになる指輪

ハート型に見えるシルエットの手作り結婚指輪

今回のお客様の指輪のデザインは、外して斜めから見てみるとハートになる可愛らしい指輪です。
このデザインは、当店にある見本を元にお客様に手作りしていただきました。
実際に身に着けるとシンプルなV字型の指輪に見えるので、男性のお客様にも着けやすいですよ!

世代を問わず人気のハート

ハートは、認知度が高く、昔から世代を問わず女性人気が高いモチーフで、指輪などのジュエリーに多く使用されています。見た目の可愛さもそうですが、ハートに込められた意味も人気の理由の1つです。
今回はそのハートの意味についてご紹介していこうと思います!
ハートは幸福や愛情の象徴とされており、「恋愛の成熟」、「永遠の幸福」などの意味があります。
ハート入った結婚指輪はシンプルな指輪より特別感があり、「幸せな結婚が長続きする」といった意味が含まれるので結婚指輪にぴったりです!
ハートが見える指輪はちょっと⋯という方には、今回のお客様のようなデザインや、指輪を重ねるとハートになるデザイン、裏側に入れるなどをすると身に着けやすくなるのでオススメです。
2人の愛を深めたい人、幸せな結婚を望む人はハートモチーフを入れてみてはいかがでしょうか💕

指輪をしっかり見ながら作業

指輪作りをする彼
指輪作りをする彼女

まず最初に少し多めに指輪の幅を切り取り、削っていきます。ストレートな指輪と違って、ハートに見える指輪はV字型に歪んでいるので、形を整えるのが少し難しく、慎重に作業をしていかないといけません。
今回のお客様も綺麗な形になるように何回も確認しながら作業をされていました。時にはお互いの指輪を確認しあい、完成した時にはお2人ともほっとしたようなお顔をされていて微笑ましかったです😊

今回はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💖

ランダムな表面がカジュアルな結婚指輪

2021-04-12 15:24:31  | NoComment
                   

今回のお客様に手作りして頂いた結婚指輪のデザインは表面をランダムに削った面をそのまま活かした手作り感のある結婚指輪です。

手作りで結婚指輪の原型が完成

ランダムに光る美しい面

ランダムな削り跡がデザインの手作り結婚指輪

今回のお客様のデザインは、大小とランダムに削られた表面がキラキラと光を反射させる美しい結婚指輪です。
いびつな表面がカジュアルな雰囲気にしてくれるので、男性にも良く似合いますよ✨

ピンクゴールド

ピンクゴールドは、昨今女性にとても人気のある素材です!
桜のような優しい色は肌馴染みが良く、日本人の肌にとても相性がいいと言われています。
他のゴールドと比べフォーマルなイメージが強いピンクゴールドですが、どんなファッションにも似合うのが女性人気を高めている理由の一つです。
今回のお客様の指輪のようなカジュアルなデザインの指輪も、ピンクゴールドにすることで品が良く可愛いイメージになりました😊

ただ、お風呂や温泉に着けたまま入ると、変色してしまうので注意が必要です!
ピンクゴールドは銅を多く含んでいるので、入浴剤や温泉の成分に反応してしまうので、お風呂に入る前に外す様にしてください。

自身で削ってオリジナルの結婚指輪に

表面をランダムに削った結婚指輪原型

指輪の表面もお客様自身で削っていただきました。
まず、指輪の表面を黒く塗りつぶし、削りの残しが無いようにします。
その後少しずつ専用の道具で削ります。

彼女の作業を見つめる彼

2人で仲良く話し合いながら楽しく作業されていました。
仲睦まじいお似合いのカップル様でした😊

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

二つ重ねたようなアンティーク結婚指輪

2021-04-09 14:55:31  | NoComment
                   

大阪府下からご来店のお客様のご紹介です。

2連風凸凹テクスチャ手作り結婚指輪

アンティークの良さ

アンティークデザインは、種類の多くある結婚指輪の中でも、幅広い世代に愛されています。なぜこれほどまでに人気なのか、理由はその温かみのあるデザインにあります。独特でどこか懐かしい雰囲気のアンティークは、長く身に着けるほど味わい深くなるので、飽きないのがまたいいところです!

アンティークな傷を自分の手で

ヤスリで指輪にキズを入れる
ハンドモーターで指輪に凸凹

アンティーク風の傷は、後日職人が施す彫刻ではなく、お客様ご自身の手で付けていただきます!
まず細いヤスリで木の皮風の模様を入れ、機械で凸凹とした模様を入れていきます。ここで難しいのが模様をどう入れるかです、均等にするより、意外と自由に入れる事で味のあるデザインになっていきますよ😊

2連風凸凹テクスチャ手作り結婚指輪原型

上記画像が完成した指輪の原型です。
アンティーク風のデザインは、原型の時点でははっきりとどんなふうになるかわかりませんが、鋳造すると一気に華やかになります!
また、同じ傷は二度と着けられないので、世界で一つのオリジナル結婚指輪になります!
手作りで一つずつ思いを込められるので心に残る指輪になる事間違いないです✨

愛が伝わるデザイン

2連風凸凹テクスチャ手作り結婚指輪

今回のお客様のアンティーク結婚指輪は、二つ重ねたようなラインと木の皮風の模様が手によくなじむ素敵な結婚指輪です。自らの手で入れた模様から愛情が伝わってきます。

この度はご来店誠にありがとうございました!末永くお幸せに💕

重なるハートが2人を表す手作り結婚指輪

2021-04-06 07:55:39  | NoComment
                   

大阪府からご来店のお客様のご紹介です。

失敗しない指輪選び

失敗しない指輪選びで欠かせないのは、自分の手に合うか実際に試着してみることです!!
指輪も服と同じで、気に入ったデザインがあっても、試着してみると思ていたのと違うという事があります。その人の手によって似合う形があるので、是非ご自分手で試してみてくださいね🎶

S字型の特徴

結婚指輪の形は大きく分けて「ストレート型」「V字型」「S字型」が主な基本の形です。
今回のお客様はS字型を選ばれましたので、S字型の説明をしていきます。
S字型はしなやかで優しい女性的なラインが特徴で、指を綺麗に見せてくれる効果があります。実は男性にもよく似合うデザインで、緩やかな曲線が関節の太さを和らげてくれますよ!ただ、細い指の方に幅の広いS字型はバランスが悪く見えてしまうので、当てはまる方は幅が細めなS字型を選ぶことをお勧めします✨

水色ダイヤの合わせるとハート手作り結婚指輪

男性でも着けやすい隠れたハート

ハートの内側はつや消しでよく目立つようにして、レディースはダイヤを入れて女性らしさを出しています。2つを重ねると浮かび上がるハートは、仲良く寄り添う2人を表すロマンチックなイメージを与えてくれます。

幸せを呼ぶブルーダイヤ

ブルーダイヤには、「人との絆を深める」「相手の幸せを願う」等の意味が込められており、昔から婚約指輪や結婚指輪によく使われていました。信頼関係を保つお守りにぴったりなので、ブルーダイヤモンドの持つパワーを借りて二人の絆をより深めるのはどうでしょうか?

水色ダイヤの合わせるとハート手作り結婚指輪

この度はご来店誠にありがとうございました!お幸せに😊

愛の言葉を方言で彫刻した手作り結婚指輪

2021-03-29 06:39:03  | NoComment
                   

大阪府下からご来店のお客様のご紹介です。

結婚指輪原型が完成した二人

ストレート型の特徴

今回のお客様はシンプルなストレート型を選ばれました。
ストレート型は、シンプルな形で普段使いしやすいのが特徴で作るのも簡単です。指輪を作るのが不安なお客様でも安心して出来る形で、1時間もあれば作ることが出来ます。また、内側に2人のオリジナルの彫刻を入れたい!というお客様が選ばれることの多い形でもあります。

方言で愛の言葉を彫刻した結婚指輪

シンプルなデザインでも隠れた所に拘りを

今回のお客様も、内側に彫刻を希望されました。
男性のお客様は、沖縄県出身、女性のお客様が大阪府出身で、お互いの指輪に愛の言葉の方言を彫刻しました。お互いの名前を入れられるお客様はよくおられるのですが、言葉を入れるお客様は中々おられないので、微笑ましく感じられました😊
お互いへの愛が詰まった素敵な指輪ですね💕

方言で愛の言葉を彫刻した結婚指輪

シンプルな形でも世界で一つの指輪に

指輪づくりはまず、指輪の幅を決め、切り出すことから始めます。
ストレート型は、後で切断面を滑らかになるようにヤスリで削るため、実際の幅より少し大きめに切り出します。
シンプルな型とはいえ、作り手によって形が微妙に違い、同じものは二度と出来ないので、世界で一つのオリジナル指輪が出来ます。

手作り作業する大阪のカップル
指輪サイズを合わせる大阪のお客様

慣れない作業でも二人でなら楽しい

終始笑顔で、慣れない作業にもお互いの様子を見ながら楽しく作業されていました🎶
本当にお似合いのカップル様でした!
この度はご来店誠にありがとうございました!お幸せに✨

プラチナとピンクゴールドでリボンを表現した手作り結婚指輪

2021-03-25 06:46:19  | NoComment
                   

香川県からご来店のお客様のご紹介です。

結婚指輪原型が完成したカップル

デザインを決めるまでの流れ

まず、お客様にはプロの職人とどのようなデザインがいいかを相談し、ショップに置いてある見本から、ベースとなる形を決めてもらいます。ベースとなる形を選んだ後に、細かいデザインについて話し合っていきます。
ジュエリーショップMAKIには、多数のデザインの見本がありますが、お客様がオリジナルで考えたデザインがある場合には、ご希望に添えるように対応いたしますので、お気軽にご相談ください😊

男性でも着けやすいリボンのデザイン

プラチナとピンクゴールドのリボン手作り結婚指輪

今回のお客様はリボンのような形が特徴的なデザインを選ばれました。
リボンの形は、可愛さが強く男性には着けにくいイメージがありますが、このように少し崩したデザインにすると可愛さが抑えられ、男性でも着けやすい指輪に仕上がります。

更に拘りをプラス

さらにオリジナリティを出すために、全体をピンクゴールド、結び目にはプラチナを使い、見る人の目を引く色合いにしました。
リボンの縁に彫られたミル打ちという模様ですが、ミル打ちを施したデザインは形を強調するだけでなくフェミニンなイメージも与える結婚指輪になります。ミル打ちなどの彫刻は金属に仕上げてから職人が施す加工なので、お客様に作っていただく結婚指輪の原型はシンプルなリングになります。
二種類の素材や彫刻、ダイヤなどを入れる場合は別料金になりますが、その分豪華な結婚指輪になります。結婚指輪は一生物なので、拘ってみるのはいかがでしょうか。

指輪の幅を切り取る

最初にお客様にあった指輪の幅を切り出していただきます。
切り出す前のワックスは下記画像の様に青い細長い棒状になっており、作りたい指輪の幅で切り取るだけでよく見る指輪の形になります。

手作り作業をするカップル
指輪ワックスを切る作業

特徴的な形を自分の手で

切り出した後、選んだ見本の形の様にご自分の手で削っていただきます。
小さな指輪を少しずつ削っていくので苦戦されるお客様がいらっしゃいますが、もし間違ったとしても職人がすぐに対応してくれるので安心です🎶

指輪ワックスをヤスリで削る

プロの職人の仕上げ

後日プロの職人がお客様が作られたワックスの原型から、指輪を鋳造していきます。
今回の指輪は結び目の部分を一旦切り離し、全体と結び目を別々の金属に鋳造し、後で繋げていきます。
その後、ミル打ちを手彫りで一つずつ施していきます。
最初から最後まで職人が丁寧に仕上げていくので安心してお任せください😊

この度はご来店誠にありがとうございました!お幸せに💕

スカーフを巻き付けたような手作り結婚指輪

2021-03-03 08:58:31  | NoComment
                   

大阪府南部からご来店のお客様のご紹介です。

結婚指輪の基本形

結婚指輪を手作りする際にまずどのような結婚指輪にするかデザインを決めていきます。指輪のおおまかなフォルムは沢山の形があるように思われますが、大きく分けて以下の3種類に分かれます。

  • ストレート型
  • S字型
  • V字型

ストレート型はその名のとおり、真っ直ぐな形で一番シンプルなデザインです。

S字型は指輪全体が波打っていて無限大のような形になっていて、指に着けるとS字型に見えることからS字型と言われています。

V字型はトップ部分のみV字型に歪んでおり、トップ部分以外はストレートな真っ直ぐな形になっています。V字型によく似たデザインでシャープにV型になっておらず緩やかにトップがU字型になっている物もあります。

おおよその結婚指輪は上記の三つの形のどれかに当てはまることが多く、その指輪の表面の凸凹や模様などによって沢山の種類があるように見えるのです。

基本の形は3つなので手作りが難しそうに見えてもそれほど大きく難易度が変わることは無くどなたでも手作りして頂くことが出来ます。

基本の形に模様を加えてオリジナル

当店の店頭には見本リングが沢山あるので実際に指に着けてデザインを選んでいただけます。

写真などではS字型がきれいなように見えても自分の指に着けてみると似合わなかったりしっくりとこないことがありますので、自分の指に着けて試着するというのが結婚指輪のデザインを決めるうえで大事な作業になります。

ヤスリで指輪を削る大阪のお客様

ご紹介のお客様の場合は細身の指輪より少し幅のあるデザインがしっくりくるようで少しボリュームのあるデザインを元に決めていきました。

ストレート型よりもV字型の指輪が良くお似合いのようでしたので形はV字型に決定です。当店の見本の中に表面が波打たようなデザインがあり、この波打った表面の模様を取り入れてオリジナルの結婚指輪に仕上げます。

基本の形は3種類ですが、このように表面に模様を加えたりダイヤモンドを留めたりして自分たちの好みのデザインに仕上げていきます。

指輪のサイズ合わせする大阪のお客様

プロのお手伝いで満足のいく仕上がり

当店ではもともとフルオーダーメイドの結婚指輪を手掛けておりましたので仕上がりのクオリティーはとても好評をいただいております。

形や模様を作るのが難しいデザインでも丁寧にわかりやすく説明しておりどこを削れば良いかという事はありませんのでご安心ください!

指輪ワックス原型の表面が多少凸凹していてもプロの職人がきれいに仕上げます。

V字指輪のワックス原型

ワックスの状態ではきれいに仕上がっているかどうかわかりにくいですが、金属に鋳造してピカピカに磨けばとても美しい結婚指輪が完成します。

スカーフを巻いたような手作り結婚指輪

V字型の形の表面にしなやかにスカーフが巻き付いたような優しいデザインの結婚指輪です。

表面の波打った部分の光の反射がとてもきれいな結婚指輪になりました!

この度はご来店ありがとうございました😊