結婚指輪を手作りすれば安い
結婚指輪は結婚するお二人にとって生涯身につけておく大切な指輪です。
結婚指輪の購入方法はいろいろありますが、自分たちの予算内で気に入ったデザインを手に入れる方法として一番おすすめなのは結婚指輪を自分たちで手作りする方法です。
結婚指輪を手作りすればなぜ安く出来るなどメリットやデメリットを含めて詳しくご説明いたします。
結婚指輪の購入相場について
結婚指輪を購入するにあたりまず最初に気になる事は購入するための予算を考えると思います。また、その予算によって購入出来る物が変わってくると思います。
2020年最新のデータではペアで20万円前後というのが現在の購入相場になっているようです。ただし、この20万円というのは平均の予算でどのくらいの金額から購入可能なのかが気になる所です。 高額な物についてはきりがないのでコスパを考えてどのくらいの予算で結婚指輪の購入を考えれば良いのかというのも気になる所ですね。
購入する方法によって異なりますが安い物でペアで10万円くらいから購入が可能なようです。
手作りで結婚指輪を作った場合も平均相場がペア10万円~15万円くらいなので低予算で結婚指輪を購入する事が出来ます。
結婚指輪の購入方法による価格
購入数方法や形態も様々です。結婚指輪の素材はプラチナとゴールドに限定した値段で調べています。
その方法についてどのくらいから購入可能なのかを調べてみました。大きく分けて既製品とオーダーメイドに別れます。既製品の中でも大量生産品と海外有名ブランドとでは価格が全く違うので細かく分けて購入金額を調べました。
既製品
大量生産品
機械によって同じ物を大量に生産した製品です。鋳造などと違ってパイプを切断して作られるイメージです。
簡単に作り上げられるので形はほとんどストレート型の物しかなく価格はネット通販などであればペアで7万円くらいから存在するようです。
大量に作られるので他人とかぶってしまう事もあり、生産コストを抑えるために厚みが薄くペラペラの結婚指輪が多いのでネットで写真を見ただけの注文には注意が必要です。
一生物の結婚指輪なので安かろう悪かろうでは縁起の面でも良い印象ではありませんね。
日本製ブランド
大量生産として作られるのは同じですが、切断方法以外に鋳造などの製造方法でストレート型以外の歪んだ形など様々なデザインの結婚指輪があります。 デザインも豊富にあり品質も良いのですが、製造会社→ブランド会社→販売店→消費者という流れが生まれるのでそれぞれに中間マージンが発生し余り安く購入するのは難しくなります。 販売価格は平均してペア15万円~20万円くらいになります。この販売形態が一番多いので一般の消費者の平均購入価格も20万円くらいになっているものと考えられます。
海外有名ブランド
ティファニーやカルティエなど世界的にも超有名なブランド製品です。 デザインは洗練されていて世界の著名人も愛用されるようなものなのでその価格も高額になります。 細身でシンプルなデザインでもペア20万円以上する物も多く、このような結婚指輪を購入するなら日本製の物と見た目は変わらないので購入するのであればもう少し高額の予算を見積もっていた方が良いでしょう。 販売価格は平均してペア30万円くらいのものが多く、50万円以上の結婚指輪もあるので予算に余裕のある人向きの選択肢といえます。
オーダーメイド
フルオーダー
大量生産と違って指輪を一からデザインし好みに応じて逸品物を製作した結婚指輪です。 熟練の職人に頼めば難しい手彫り彫刻や様々なモチーフなども指輪に入れることが出来、世界に2人だけの拘りの結婚指輪を作り上げることが出来ます。 複雑なデザインは熟練した職人しか出来ないため指輪を作るための原型製作や仕上げ作業などは全てお店の職人にまかせて作ってもらいます。 一品物を手作業で制作するので時間とコストもかかり既製品に比べて高額になり、デザインによりますがペアで25万円~30万円位になることが多いようです。
お客様自身が作る手作り結婚指輪
一品物を作る意味ではフルオーダーと同じなのですが、製作の一部を自分で行うのでその分職人に頼む工程が減り価格が安くなります。 指輪を作るためのワックス原型作りの部分をお客様自身で行い、プロの職人には鋳造と仕上げをしてもらい完成させます。 このワックス原型を作る行程が一番重要で手間のかかる部分なので、その行程を自分でやってしまえばかなりコスト削減になり安価にオリジナル結婚指輪を手に入れることが出来るおすすめの方法です。 価格な出来上がった指輪の重さ×相場価格で算出するので、2人の指輪サイズが小さければ安くなり、指輪サイズが大きければ高くなります。 とは言っても、平均的な2人の指輪サイズであればペアで10万円~15万円くらいが平均価格で、よほどサイズが大きくて幅広いデザインの製作をしなければペア20万円以上になることはありません。
結婚指輪の製作方法
ワックス製作
ジュエリーを初め結婚指輪の製作工程は以下のような手順で作られます。
※更に詳しい製造方法をご覧になりたい方は結婚指輪のワックス手作り方法をご覧ください。
1. デザイン決定
2. ワックス製作
3. 鋳造
4. 研磨仕上げ
5. ダイヤセット、彫刻などの加工
既製品、フルオーダーメイド品などのほとんどの結婚指輪の製作は上記の行程を経てお客様の手元に渡ります。当然全ての行程をお店にまかせるのでそれなりの費用がかかり値段に反映されます。
手作り結婚指輪ワックス製作の場合は「1.デザイン決定」と「2.ワックス製作」の行程をお店の人と相談しながらワックス製作は自分で行います。 「5.ダイヤセット、彫刻などの加工」が必要なければお店で行ってもらう作業は「3.鋳造」と「4.研磨仕上げ」のみとなりお店側の加工が減る分安く仕上がります。 更に工房直営のお店であれば中間マージンなども発生せず値段が安くなるという仕組みです。
彫金製作
金属を直接丸めて指輪に仕上げる昔ながらの製作方法です。
※更に詳しい製造方法をご覧になりたい方は結婚指輪の彫金手作り方法をご覧ください。
1. デザイン決定
2. 彫金製作
3. つなぎ目溶接
4. 研磨仕上げ
5. 内側文字彫刻
溶接、要所の仕上げなど難しい加工はスタッフがお手伝い差し上げますが、彫金製作の手作り結婚指輪はほとんどの工程をお客様自身で行うので値段が安く出来上がります。
手作り結婚指輪の彫金製作は、溶接を除き「1.デザイン決定」から「5.内側文字彫刻」まで自分たちで行うことができます。 通常料金がかかる槌目模様を自分たちで施すことも出来、本格的な彫金作業で結婚指輪を手作りすることが出来ます。 ほとんどの工程を自分たちで行うため価格も安く、当日完成させることが出来るのでそのまま持ち帰ることも可能です。
手作りのメリット・デメリット
メリット
プロのサポートでプロ並みの仕上がの結婚指輪が作れます
世界で2人だけの結婚指輪が作れます
2人で協力する作業はとても良い思い出になります
フルオーダーに引けを取らないクオリティー
自分で作った物なので愛着が沸き大事に出来ます
ハイクオリティーながら値段が安く製作出来ます
工房直営なら中間マージン無く安く製作出来ます
彫金製作なら当日完成してすぐに持ち帰り可能
デメリット
手作り方法によってデメリットが変わってきます。
ワックス製作のデメリット
完成までに時間がかかる
予想道理のデザインに仕上がるか完成まで不安
彫金製作のデメリット
シンプルなデザインしか作ることが出来ない
手作り結婚指輪が安い理由まとめ
上記のようにワックス製作のデメリットでは時間がかかり、彫金製作では複雑なデザインを作るのが難しい。という点もありますが、自分たちの希望に合った手作り方法を選び、デザインにそれほど拘りが無ければメリットの方が大きいです。
お客様自身の手作り結婚指輪が安く出来るという一番の理由は結婚指輪製作の一部を自分たちで行う事にあります。
手作り結婚指輪は自分たちのオリジナルが作れ値段も安く出来るのでこれからの結婚指輪の購入方法のメイン的な存在になるかもしれません。