人気の出てきたナチュラル仕上げの結婚指輪

ファッションと同じでジュエリーにも流行があります。一昨年ごろからシンプルなデザインの手作りが多くなり、単純に光沢に磨いただけの結婚指輪が増えてきていました。
昨年ごろからは手作りの特徴を活かしたデザインの結婚指輪が更に増えてきているようです。手作りの特性を活かした指輪とは、手作りするときにワックスを削ったヤスリ跡等をそのまま磨かずに表面のデザインとした結婚指輪です。
具体的にどのようなデザインかというとこの写真のようなデザインです!

表面が岩肌のような凸凹しているのが特徴で古美術品のようなアンティーク調の仕上がりになります。手作りした自然な風合いを活かしているのでナチュラル仕上げとも呼ばれています。
またプラチナではなくゴールド系を選ぶ人も増えています。ゴールドだとよりヨーロッパのアンティーク品のように見えてなんとなくおしゃれですよね😊
他にもいろいろな仕上げをした結婚指輪があります。ヤスリ跡そのままとか、ブラストつや消し仕上げにしたものやワザと表面に傷を入れたデザインなどです。ワックスは柔らかいので簡単に表面に模様を入れることが出来るので初心者の方でも簡単に手作り出来るので人気になっている理由でもあると思います。

こちらのデザインは半周を光沢仕上げにして、半周は細かい傷を入れてつや消し仕上げにしています。指輪を回してひっくり返すことによって見える部分が違うので気分によって指輪の風合いを楽しむことが出来ます。

こちらは指輪の表面を金づちで叩いて槌目模様を入れた結婚指輪です。金属になってから仕上げの段階で金づち加工をするので当店のオプションになりますが、ミラーボールのようにキラキラと輝き、こちらも人気です。

こちらは指輪原形を作る際にヤスリで削った削り跡をそのまま残して磨かずに仕上がりとしたデザインです。ヤスリでこすった細かいすじのような模様がそのまま残っており、あえてバフ仕上げもせずマット仕上げもせず自然な表面の仕上げです。内側には誕生石を埋め込んでいます。

こちらは槌目加工を施してピンクゴールドの女性物にはミル打ちをさらに加えてクラシカルな雰囲気に仕上げています。

こちらもヤスリ目を活かしたデザインですが、表面と側面や内側もすべてブラストによるつや消し加工を施した結婚指輪です。このヤスリ跡を残したデザインは作り手の癖や特徴が良く出るデザインで、この写真でもレディスとメンズの削ったヤスリ跡が違うのがわかると思います。適当に削ったようにも見えますが、意外といびつに削るのは難しくその人の特徴も出るので世界に二つとない表面の模様になります。しかもおしゃれに見えるので現在のトレンドになっているのでしょう!

ナチュラル仕上げがトレンドの理由
とても人気の出てきたナチュラル仕上げですが、その人気の理由をまとめると
- 環境にやさしいオーガニックなデザインに見える
- アンティークな感じがなんとなくおしゃれ
- 自分で削った跡は誰とも被らないオリジナルになる
- 初心者でも簡単に作れる
このように様々な良いところが今の時代にぴったりとはまっているのではないでしょうか。デザインの好みもあると思いますので、よろしければ参考にしてください😃