イニシャルMの結婚指輪

本日ご紹介のお客様は徳島店へのご来店ですが、兵庫県よりお越し頂きました。

兵庫県と言っても大阪工房よりも徳島に近い場所にお住まいのようでしたので徳島店に手作り結婚指輪でご来店いただきました。

お二人のご希望のデザインは、結婚指輪を合わせるとお互いのイニシャルが浮かぶように表面に模様を入れるのがご希望でした。

フルオーダーメイドの場合だとS字型やV字型でも模様を浮き上がらせることが出来ますが、手作りの場合はサイズの違う指輪の場合は歪み方も変わってくるので

サイズの違う歪んでいるタイプの指輪の表面に模様を浮き上がらせることは難しくなってきます。

ストレート型の指輪の場合は指輪をピッタリと合わせることが出来るので、手作りの場合はストレート型を指輪をベースに模様を入れることが多いです。

今回のお客様もベースはストレート型の結婚指輪を手作りして、その表面に模様を自作で彫ることに致しました。

イニシャルM浮かぶ手作り結婚指輪

お二人の名前のイニシャルがどちらも「M」でしたので、わざと上下を逆にして「M」が浮かぶような配置に致しました。

「M」を上下逆に入れることで、双方に文字の上と下の部分が模様として入り、1本の指輪でも「M」と認識できるようになっています。

レディスには中央にホワイトダイヤモンドを埋めこんで女性らしさを出しています。

指輪の表面にイニシャルを彫る作業

指輪に入れる「M」のイニシャルはワックスの原型に手作業でお二人に彫っていただいています。

削るのはハンドモーターで削りますので簡単に彫ることが出来ますが、真っ直ぐに彫るとか、バランス良く彫るとかが難しいので不要なワックスで少し練習していただいてから本番のワックスを彫っていただいています。

初心者の方がいきなり本番だと緊張もするし練習は必ず必要です。

練習の甲斐もあってキレイにイニシャルが彫れました!

兵庫県の手作りお客様

この度は遠方よりのご来店誠にありがとうございました!

末永くお幸せに(^^)