表面に折り目が付いた手作り結婚指輪
兵庫県より大阪工房にご来店頂いたお客様のご紹介です。
6月はジューンブライドといって、6月に結婚した夫婦は幸せになれるという言い伝えがあり、この時期は結婚式が多い時期になります。
大阪は梅雨の時期ですが、天気予報を見ても雨の日が余り無く、結婚式を挙げるカップル様には良いのかなと思います。
さて、今回ご来店のお客様は手作りしたいデザインの写真をお持ち頂いていろいろご相談させて頂きました。
お持ち頂いた写真を拝見すると表面が少し捻れたようになっていて、レディスは捻れた面にそってダイヤモンドが沢山埋めこまれたデザインでした。
この写真と同じように作ることは出来ますが、あくまでも参考にするだけで、このデザインのままではなくご自分達の作りやすいアレンジした結婚指輪を手作りする事に決定です。
レディスはダイヤモンドを面にそって埋めこんでいるので捻れているように見えませんが、メンズを見て頂くと表面に折り目が付いて捻れたように見えます。
この捻れは表面を削って捻れたように見える面を削りだして作ります。
お客様にとっては結婚指輪の原型を作る作業も初めてなので、どこをどのように削って良いのかわかりにくいと思います。
ワックスの原型を作る際は手順をおって、また、削る部分はマジック等で下書きをして作業して頂きますのでそれほど難しくは無いと思います。
この結婚指輪の場合は斜めに引いたマジックの線を境に面を削って捻れたような面を作っていきます
指輪全体の形もストレート型ではなくて、少しだけ緩やかにS字型になっているのでダイヤを留めたレディスは複雑な形をしているように見えます。
初心者の方が初めて手作りしたとは思えないような仕上がりの結婚指輪が完成いたしました!
手作り作業も楽しく出来てとても良かったと思います。
この度は本当にありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)