コロナ渦の中で大阪工房へご来店で結婚指輪を手作りして頂きました!
京都からのご来店のお客様です。
結婚指輪の手作り方法は、金属をそのまま指輪に仕上げる「彫金コース」と、
ワックスを指輪の形に削って原型とし、鋳造によって仕上げる「ワックスコース」があります。
今回のお客様は「ワックスコース」で結婚指輪の原型を手作りして頂きました。
ワックスで原型を作る場合は幅もサイズも自由自在に削って作っていただけます。
「彫金」の場合は幅が1.5mm、2.0mm、2.5mmから選んでいただけますが、1.5mmでは細すぎる。2.0mmより少し細い方が良いといったご希望にもかなった指輪が作れます。
今回の京都のお客様は厚みも1.6mm~1.7mm程度が良いとのことでしたのでワックスで希望の幅、厚みになるようにワックス製作です。
また、金属を溶接して磨いたりする作業はハードルが高いのでは?女性なので力が必要かも?ネイルをしていて荒っぽい作業が苦手。といった女性の方にはワックスでの指輪作りがおすすめです。
ワックスは柔らかく爪でもがりがりと削れる固さで手や洋服が汚れることはほとんどありません。また、作業も簡単でシンプルなストレート型の指輪であれば約1時間で原型が完成します。
デメリットとしては原型が完成してからプラチナ等の金属に仕上がるまでの期間が必要だということです。納期まで余裕のある方は作業の簡単な「ワックスコース」がおすすめです。
指輪の価格の計算方法は「彫金」も「ワックス」も同じで完成した指輪の重さで決まります。
彫金の場合は金属でその日のうちに指輪が完成するので完成したその場で重さを測って価格を計算し指輪代金をお支払いいただきます。
ワックスの場合は来店時にはワックス原型しか出来上がりませんが、ワックスの重さを測り比重からプラチナやゴールドに仕上がった金額を計算で出すことが出来ます。そのため、完成するまでいくらになるのかわからないといったことはありません。
1ヵ月半ほど納期が必要ですが、完成時に指輪代金はお振込み頂いてご自宅まで無料でお送りしています。製作当日の1度の来店で大丈夫です。
彫金もワックスも指輪代金は重さで算出することを前述しましたが、単純に指輪の体積を小さくすれば安くなるということです。
幅は特別太いデザインが好みということで無いなら幅が細くなることで指輪の体積が小さくなり軽くなり価格は安くなります。
昨今では幅2mm程度の指輪が主流の指輪幅で細い指輪がトレンドになっています。ただし、指輪サイズの大きい人は細いと指輪が似合わなかったりするので男性でサイズの大きな方は実際に指に着けてみて適正な指輪幅を選びましょう。細くても似合う男性であれば2mm程度の指輪幅がおすすめです。
結婚指輪のサイズの選定は思っているより難しく、自分が思っているよりも小さなサイズにしたほうが良いということが多いです。
シルバーやステンレスのペアリングでちょうどよいと思っていてもプラチナやゴールドは比重が重いためズレやすく、手を振るという動作でスポッと抜けてしまうことがあります。
指輪サイズが小さいほど軽くなり価格は安くなりますが、指に入らない。きつくて締まるといったサイズは適切なサイズとは言えません。
緩すぎるサイズではいつの間にか抜けて指輪が無くなったという事にもなりかねません。
指輪のサイズを測る際にはプロのスタッフにしっかりと測ってもらいましょう。
S字型やV字型とストレート型とワックスの場合はいろいろな形を作ることが出来ますが、特にこだわりが無いのであればストレート型を選びましょう。
指輪サイズが同じでも歪んでいる形よりもストレート型のほうが体積が減り軽くなるので価格が安くなります。
指輪の形をストレート型にした方が安くなるのと同様に表面の平らな平打ち型よりも甲丸型の方が体積が減り価格が安くなります。
また、角が無いので指なじみもよく邪魔にならないのでこだわりが無ければ甲丸型をお勧めします。
ここでご紹介の京都のお客様も前述した条件の範囲で手作りして頂き、ペア10万円以下のプラチナ結婚指輪が完成しました!
2022年2月にはロシアとウクライナの戦争の影響で様々なものが値上がりしています。結婚指輪の原材料として使用されるプラチナ、ゴールドもその一つで金属相場が高騰しています。
特にプラチナ結婚指輪に含有されるパラジウムが高騰しておりプラチナ、ゴールドよりもはるかに高値になっています。
既製品の結婚指輪の場合は製造工場、ジュエリー卸商社、小売り店といくつものマージンが発生するので原材料が高騰すれば値段に反映しなければ赤字になってしまいます。
手作り結婚指輪のお店はほとんどが自社工房などで製造しておりすべての工程を社内で行うため価格を据え置くことが可能です。そのため既製品よりも結婚指輪を手作りした方が安く手に入れることが出来るでしょう。
出来るだけ結婚指輪にかける費用を抑えたいというお客様はここで紹介した方法を参考に結婚指輪の手作りをご検討ください。
最後に今回ご紹介の京都のお客様がワックスを使って手作りした結婚指輪をご紹介します。
シンプルなストレート型で幅も細く、ここで紹介した条件の範囲に全ておさまりペア10万円以下で完成した結婚指輪です!
本日ご紹介のお客様は京都府より梅田の大阪工房へお越しのお客様です
手作り結婚指輪ドットコムMAKI大阪工房は兵庫や京都など各方面からご来店に便利なJR大阪駅から徒歩10分程度の場所にあります
大阪の梅田までは少しお時間がかかりますが遠方よりご来店頂きました。
結婚指輪などのペアリングは本来は男女ともに同じデザインのサイズ違いで身につけることが多かったのですが、昨今は少し幅の広さが違っていたり、レディスのみダイヤが留められていたりと少し女性らしさ、男性らしさを出した結婚指輪が多くなっています。
当工房での手作り結婚指輪の場合は、自分たちで好きなようにワックスを削って結婚指輪の原型を手作りするので、やはり男女の特徴を出して少し違う部分があるデザインを製作する事が多いのですが、好きなように手作り出来るために全く違ったデザインでペアの結婚指輪とするお客様もいらっしゃいます。
今回も基本形のストレートで甲丸型という部分は同じですが、指輪にそれぞれ加えた模様や加工が違うデザインにされました。
幅、形は同じですが、レディスはホワイトダイヤモンドを1個埋めこんで、メンズは中央にツヤ消しの溝ラインを入れました。
ストレート型でダイヤの入ったレディスは上品でエレガントな雰囲気があります。
メンズはラインを入れることによってカジュアルな印象を与えます。更に内側にピンクブラウンコートを施し外したときだけカラーが見えるのですが、とてもオシャレに仕上がりました。
当店ではこのようなカラーコーティングをプラチナ、ゴールド問わず、色を付けることが出来るのですが、コーティングなので表面だと擦れて剥がれてしまいます。ですので、キズの付きにくい指輪の内側や表面でも凹んだ溝や模様部分に入れることを推奨しています。
ですが、メッキのような物なので絶対に剥げないと保証は出来ない加工になります。
コーティングの色はピンクブラウンを初め、ブルー、グリーン、紫、パープルピンクの5色を用意しており、当店でも人気のあるオプション加工です。
今回の指輪の製作は基本的なストレート型の結婚指輪でしたのでそれほど時間はかからず1時間半ほどで完成いたしました。
女性の方は最近ネイルをされているお客様が増えてきましたが、こちらのお客様もネイルをされていましたが、器用にワックスを削る作業をされていました。
せっかく爪にキレイなネイルをしててもヤスリなどでキズを付けてしまわないかと心配していましたが、爪を長く伸ばしたりネイルされているかたは慣れているようで、そのままで色んな作業や家事をこなせるようです(^^)
この度は京都よりお越しくださいまして誠にありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は京都からお越しのお客様です。
結婚指輪は男女がペアとして身につける物なので一般的には同じデザインのサイズ違いを選ばれることが多いですが、
お二人の手作りした結婚指輪のデザインはレディスがV字型で、メンズがストレート型の全く違ったデザインとなりました!
レディスがシャープなV字型でトップの部分が重なり合ったようなでざいんで、メンズは斜めのラインが入ったデザインです。
男性と女性とでは洋服に始まって好みが違う物ですが、ご自分の好みのあったデザインを結婚指輪として手作りしていただきました。
ご自分達で手作りして好きな形を結婚指輪に出来るので、制作出来る形であれば自由に指輪の原型を作っていただけます。
指輪にも男性と女性とで似合う形、デザインがありますので全く違ったデザインでも結婚指輪としてご自分達が納得の上で手作りすれば全然ありだと思います(^^)
この度は遠方よりご来店ありがとうございました!
末永くお幸せに(^^)
本日ご紹介のお客様は京都府よりお越しいただきました。
指輪に埋め込むためのダイヤモンドのカラーは幾種類かあり、カラーダイヤを使う場合はホワイトダイヤを除いて単色の場合が多いです。
今回のお客様はピンクとライトブルーの2色のダイヤを使った結婚指輪です。
形はV字型で光沢とつや消しの部分で構成され、メンズには雪の結晶の模様を表面に彫刻しています。
拘りの指輪を手作りして頂いたお客様はこちらのお二人です。
既製品の結婚指輪には無いデザインですのでフルオーダー、もしくは手作りで製作することになりました。
このデザインであれば手作りでも問題なく製作できるのでご自分たちで手作りして頂くことに決定いたしました。
ワックスを削っての指輪原型の製作作業は初めでだと思いますが、本当に初心者の方でも出来る簡単な作業です。
手順など、コツなどを把握すればサポート無しでも出来てしまうようなものだと思います。
指輪の写真を見ると作るのが難しそうだなと思われるかもしれませんが、形としては単純な形です。
おふたりの手作り指輪製作作業も無事終わりワックス原型が完成いたしました。
ワックスの仕上げ、ダイヤの埋め込み、仕上げ作業などはプロの職人が承りますので原型さえ作ってしまえば後はプロのお任せください!
ワックスの削る部分はプロがマジックなどで下書きをするので、どこを削ればよいかわからないという事はありません。
写真のようなきれいな指輪を簡単に作ることが出来る「手作り結婚指輪」は思い入れもあり、お二人だけの一生物のオリジナル結婚指輪を作れます。
この度は遠方よりのご来店本当にありがとうございました!
末永くお幸せに♥
手作り結婚指輪ドットコム大阪工房の槙です。
本日ご紹介のお客様は京都府からお越し頂きました!
個人的に京都へは余り行ったことが無いのですが、人柄は上品な人が多いイメージがあります。
日本古来の文化財が沢山ある古都ならでわで「はんなり」のイメージです(^^)
そんな場所からいらっしゃったおふたりも奥ゆかしさがにじんで来るようなカップル様でした!
まずはワックスの切断作業です。
ワックスは柔らかく切るのに力は必要ありませんが、真っ直ぐ切るのが意外と難しかったりします。
切るための目安線を入れていますが、切っていくうちに凸凹になるときがあります。
でもご安心下さい。
作りたい指輪の幅さえ確保できていれば分厚めに切れてしまってもヤスリで削って幅を合わせます。
作りたい幅が出来れば内側を削ってサイズを合わせます。
リーマーという道具で内側をグリグリです!
お互いの指のサイズに合わせて削れたあとに記念撮影です。
おふたりともにサイズはそれほど大きくなかったので作業時間は短時間で済みました。
おふたりが作る指輪のデザインはシンプルなストレート側の指輪でしたので
このあとで余分な厚みを削り、表面をキレイに仕上げれば完成です♪
お互いの指輪のワックス原型が完成しました!
自分たちでワックスを削って作れる手作り指輪の認識は世間一般にまだまだ知られていないようで
結婚指輪を探そうとネット検索して初めて「手作り指輪」の存在を認知される様です。
おふたりもそんな感じで来店いただきましたが完成して一安心の記念撮影でした!
1ヵ月半後、プラチナで完成した結婚指輪がこちらです!
写真だと解りにくいですが、レディスにダイヤが2個入っており
一つはホワイトダイヤ、もう一つはアイスブルーダイヤという水色のダイヤモンドです。
ピンクダイヤも人気がありますが水色も2番目ぐらいに人気です。
水色だと落ち着いた感じで清涼感あるクールな指輪になりますね!
この度は遠いところご来店ありがとうございました!
末永くお幸せに!
今回ご紹介しますお客様は京都府よりご来店頂きました!
製作する指輪は少し個性的なデザインです
指輪の表面に細かいデザインを彫り込むため
彫刻作業は集中して行います
ワックスは柔らかいので手に持つ際も優しく持たないと割れてしまったりするのですが
ついつい力が入って危険です!
ヤスリ掛けも力で削るのではなくて撫でるだけで削れます
デザインを表面に削るためにマジックで下書きをします
基本的にマジックで下書きが上手に出来れば
下書き通りに削れる様です
数時間後無事に手作り結婚指輪のワックス原型が完成いたしました!
お二人が手作りしたデザインは富士山のような山の模様が指輪に入ったデザインです
頂上のギザギザになった部分を削るのが少し難しいですが
なんとか仕上げもキレイに仕上がりました
それぞれに山の模様が入っていますが、ふたつの指輪を合わせると水面に映った逆さ富士のイメージになります
素材もピンクゴールドで山の雰囲気が良く出たデザインになっていると思います
遠方よりのご来店本当にありがとうございました!
末永くお幸せに♥
今回のお客様は京都からお越しのお客様です。
デザインはシンプルなストレートタイプの甲丸リングになりました!
お互いの指輪を作りあいっこされました。
レディスに比べてメンズの方が大きいので指輪の製作はちょっと手間がかかります。
ですが、頑張って作っていただきました(^^)
まずは作りたい指輪の幅に合わせてチューブ状ワックスに切り取るための目安線を引きます
切り取り線に沿ってワックスを切り出すと断面がガタガタになりがちです。
切り取り線よりも少し大きく切り出してガタガタになった断面をヤスリで切り取り線まで削ります。
指輪の幅をヤスリで合わせたら
今度は内側を削ってサイズを合わせていきます。
メンズのサイズは一般的に大きく、削る量も多いのですが
今回のお客様はメンズサイズも女性並みに小さかったので削る量はそれほど多くありません。
最後に外側の余分な厚みを削り
表面をきれいな甲丸型に仕上げれば完成です!
そして数週間後にプラチナ地金に仕上がった結婚指輪がこちらです♪
レディスのダイヤを入れた部分に合わせて
メンズも溝を入れてつや消し仕上げにしました。
これでフォルムはペア感が増します!
この度は遠方からのご来店本当にありがとうございました!
末永くお幸せに♡
今回のお客様は京都府からお越しいただいたカップル様です。
指輪のデザインは全周にハワイアンの手彫り彫刻を施したデザインに決定いたしました。
このデザインの場合、手彫りの彫刻は貴金属の指輪になってから職人が彫りますのでお客様が手作りする指輪の形としてはシンプルなストレート型の甲丸リングになります。
まずはワックスからの切り出しです。
希望のリング幅を罫書きで線引きし、少し外側を糸ノコで切っていきます。
ワックスを回しながら少しずつ慎重に切っていきます(^^)
ワックスを切り出す時に少し幅を余裕をもって切り出すので幅が希望よりも広くなっています。
ヤスリで希望の幅になるまで削って細くしていきます。
この時も貴金属になって磨くと少し削れて細くなるので、それを考慮した幅まで削ります。
たとえば、プラチナで3mm幅完成にしたい場合は、ワックスの段階では、3.1mm~3.2mmのワックス幅にしておきます。
これを鋳造してプラチナで仕上げるとちょうど3mm幅の指輪が出来上がります!
少し余分をみて手作りしていくのがコツですね^^
ストレート側の指輪の手作りは比較的簡単に出来上がります。
製作時間は早い人で1時間半ほどで仕上げてしまう人もいるくらいです!
こちらのカップル様も手作り結婚指輪のワックスが完成いたしました♪
これから先は当店で行う作業です。
レディスはピンクゴールドで鋳造し、メンズはプラチナで仕上げてまいりました!
オプションでプロの職人がハワイアン彫刻を施して完成です!
ハイビスカスと波とマイレの葉っぱがモチーフとなった彫刻でとても縁起のよいモチーフです。
遠方からのご来店でしたが本当にありがとうございました!
末永くお幸せに!!