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変形してしまった結婚指輪
結婚指輪ガイド

手作りでも歪んだり変形しにくい結婚指輪の制作

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結婚指輪は日常身に着けるものなのでいつの間にか変形していることがあります。なぜこのように変形するのか?製造方法や素材についての違いを解説します。

結婚指輪の素材による強度の違い

ピンクゴールドの結婚指輪

結婚指輪の強度はその素材によっても違います。それぞれの特徴を説明します。

プラチナの強度

プラチナは日本で結婚指輪として一番使用されている貴金属です。約9割のカップルが結婚指輪の素材にプラチナを選択していると思われます。

プラチナは長年身に着けていても変色が無く、腐食もしないので金属アレルギーもほぼありません。その美しい白色からふたりの新しい生活を真っ白な状態から始めるという意味合いもあり人気の貴金属です。

加工のしやすい金属ですが、純プラチナはとても柔らかく強度がありません。そのためパラジウムなどを加えることで強度を上げて結婚指輪などにしています。日本では主にプラチナ900と呼ばれる90%がプラチナで他の10%が他の金属を混ぜ合わせたプラチナ合金を使用します。

プラチナ900として強度は上げていますがバネ性が無く、変形すると元に戻らず変形したままの形になってしまうので使用する環境によって注意が必要です。

ゴールドの強度

プラチナの次に結婚指輪として人気がある貴金属がゴールドです。純金は24金と称され美しい黄金色ですがプラチナと同様に非常に柔らかい金属のため25%の他の金属と混ぜ合わせて18金ゴールドとして使用されています。

18金ゴールドには混ぜ合わせる金属によって色目を変えることが出来るので様々なゴールドがあります。ホワイトゴールドやピンクゴールド、イエローゴールドなどです。

プラチナに比べるとバネ性があるので多少歪んでも元に戻ろうとする力が働きます。ただし、鉄などに比べると柔らかい金属なのでやはり使用環境によっては変形してしまうことがあるので注意が必要です。

また、温泉の硫黄に反応して変色します。汗などがついたまま放置しても変色することがあるのでメンテナンスが必要な金属です。

結婚指輪の製造方法によっても強度が違う

鍛造による結婚指輪の制作

結婚指輪をはじめジュエリーの製作方法は主に鍛造と鋳造のどちらかで製作されます。製作方法によっても強度が変わってくるので説明します。

鍛造で作られる結婚指輪の強度

鍛造とは昔ながらの鍛冶屋さんのように貴金属を叩いたり伸ばしたりして指輪の形にする製法です。

鍛造は叩いたり伸ばしたりすることで金属密度が上がり丈夫になり硬く、金属が締まった状態になります。そのため強度が上がり変形したり歪んだりしにくくなります。

鍛造のデメリットは手作業で歪めたり丸めたりするため歪んだ形や細かいデザインには向いていません。結婚指輪の場合はほぼストレート型の物しか作ることが出来ず、S字型やV字型の結婚指輪を作るのが難しい製法です。そのため現在ではほとんど使用されていない製法です。

鋳造で作られる結婚指輪の強度

鋳造は元になる形をワックスと呼ばれるろうそくのロウなような素材で原型を作り、その原型をロストワックス鋳造法と呼ばれる鋳型に金属を流し込む方法です。

この方法であればワックスで作れる形であればどのような形でも貴金属にすることが出来、時間と手間もかからないので現在のジュエリー製作では主流の製造方法になっています。S字型やV字型をはじめ複雑な形でも流し込みによって結婚指輪を簡単に作ることが出来ます。

ロウでの原型製作は初心者の人でも簡単に作ることが出来るので、当店ではお客様の手作りで指輪原型を作っていただき結婚指輪の制作をさせていただいています。

デザインの自由度の高い鋳造ですが、金属を流し込んで形にするため金属密度が低く強度に劣るというデメリットがあります。

鋳造でも強度を上げる手作り結婚指輪の工夫

当店でお客様に手作りして頂いている結婚指輪は、作業の簡単さデザイン性の高さからロウの原型を製作する鋳造の結婚指輪を採用しています。

プラチナやゴールドは柔らかく特に鋳造による製法は強度が劣るというのを前述いたしましたが、当店では製造過程で鍛造のような製法を加えて鋳造でも強度の上がるように製作しています。

どのような方法かというのは企業秘密になりますが、一般のジュエリー製品に比べると強度が高く変形しにくいようになっていると思います。

お客様の大切な結婚指輪を流れ作業で仕上げるという事はせず、1本1本丁寧に仕上げている分、完成までは少しお時間を頂くようになりますが安心して当店で手作りして頂けますよう心がけております😊