手作り結婚指輪が表から裏へと捻じれてます
大阪府からお越しの手作り結婚指輪のお客様です。
作りたいデザインは彼のご希望で決まっておりました。
以前にも手作りでシルバー製品ですが
指輪を手作りしたことがあるらしく
以前作ったデザインと同様のプラチナ製で結婚指輪にとのご希望です(^^)
まず最初にワックスに切り取り線を入れます
罫書きコンパスでワックスの方をぐるぐる回しながら一回転!
簡単に線を引くことが出来ます。
切り取ったリング状のワックスをヤスリで厚みなどを整えながら
実際のプラチナ結婚指輪のボリュームまで落としていきます。
指輪の肉厚が厚すぎると重みが増し
材料費が高くなるだけで
しかもプラチナは比重が重いので
身に着けるのに着けにくい物になってしまいます。
だんだん実際の指輪らしくなってきました♪
今回のお客様のデザインで難しいのは
トップ部分が表裏が一回転して捻じれたようなデザインが希望なので
その部分をワックスで削りだすのが難しそうです!
頭で解っている形を立体的に想像しながら削るのですが、
初心者ではなかなか難しい部分があります。
マジックなどで削る部分を下書きし丁寧にアドバイスして削っていただきます。
数時間後、捻じれたワックス原型が完成いたしました!
ワックスでは陰影が解りにくいですが、プラチナに仕上げると捻じれが良くわかると思います。
やはり自分で頑張って作ったものが指輪になるというのは嬉しいものですね♪
楽しみにお待ち頂いて約1か月後
手作り結婚指輪がプラチナ製で完成いたしました!
見事に指輪の表面から裏側へと捻じれた様な形になりました!
実際に金属を捻じった物に近づけるには製作段階で丁寧な作業が必要です
本当にありがとうございました!
末永くお幸せに♥