結婚指輪は長年身に着けるものですし、けっして安い買い物とは言えません。一生大切にするために後悔するようことのないよう結婚指輪を購入するにあたり注意しなければいけないところや選び方の注意をご紹介します。
ここでは簡単に注意点を紹介していますがもっと詳しく知りたい方は以下のページをご覧になり参考にしてください。
まず、金属アレルギーなどがないか?プラチナやゴールドは大丈夫と思いますが、最近はK10などの素材などいろいろな金属の結婚指輪が増えています。
また金属によって取り扱いに注意しなければいけません。
結婚指輪にはダイヤモンドを入れることがありますが、このダイヤの留め方には注意しなければいけないところがあります。
誕生石を入れることもありますが、石によっては柔らかい石や熱に弱いものがあるので注意しましょう!
結婚生活にはさまざまな出費が伴います。家賃や光熱費、お子さんが出来たら養育などの費用が必要です。無理して高い結婚指輪を購入してしまうと後で後悔するかもしれません。
結婚指輪のデザインは沢山ありますが、洋服に引っかかるようなデザインや年齢に沿わないようになってくるデザインは避けたほうが良いでしょう。
またサイズは年齢によって変わってくるかもしれません。特に女性の場合は妊娠するとサイズが大きくなってしまうことがあるのであまりぴったり過ぎるサイズよりは少し余裕があったほうが良いです。指輪が入らなくなってしまうよりは入ったほうが良いのでサイズの選択は慎重に!
ファッションと同じでジュエリーにも流行があります。一昨年ごろからシンプルなデザインの手作りが多くなり、単純に光沢に磨いただけの結婚指輪が増えてきていました。
昨年ごろからは手作りの特徴を活かしたデザインの結婚指輪が更に増えてきているようです。手作りの特性を活かした指輪とは、手作りするときにワックスを削ったヤスリ跡等をそのまま磨かずに表面のデザインとした結婚指輪です。
具体的にどのようなデザインかというとこの写真のようなデザインです!
表面が岩肌のような凸凹しているのが特徴で古美術品のようなアンティーク調の仕上がりになります。手作りした自然な風合いを活かしているのでナチュラル仕上げとも呼ばれています。
またプラチナではなくゴールド系を選ぶ人も増えています。ゴールドだとよりヨーロッパのアンティーク品のように見えてなんとなくおしゃれですよね😊
他にもいろいろな仕上げをした結婚指輪があります。ヤスリ跡そのままとか、ブラストつや消し仕上げにしたものやワザと表面に傷を入れたデザインなどです。ワックスは柔らかいので簡単に表面に模様を入れることが出来るので初心者の方でも簡単に手作り出来るので人気になっている理由でもあると思います。
こちらのデザインは半周を光沢仕上げにして、半周は細かい傷を入れてつや消し仕上げにしています。指輪を回してひっくり返すことによって見える部分が違うので気分によって指輪の風合いを楽しむことが出来ます。
こちらは指輪の表面を金づちで叩いて槌目模様を入れた結婚指輪です。金属になってから仕上げの段階で金づち加工をするので当店のオプションになりますが、ミラーボールのようにキラキラと輝き、こちらも人気です。
こちらは指輪原形を作る際にヤスリで削った削り跡をそのまま残して磨かずに仕上がりとしたデザインです。ヤスリでこすった細かいすじのような模様がそのまま残っており、あえてバフ仕上げもせずマット仕上げもせず自然な表面の仕上げです。内側には誕生石を埋め込んでいます。
こちらは槌目加工を施してピンクゴールドの女性物にはミル打ちをさらに加えてクラシカルな雰囲気に仕上げています。
こちらもヤスリ目を活かしたデザインですが、表面と側面や内側もすべてブラストによるつや消し加工を施した結婚指輪です。このヤスリ跡を残したデザインは作り手の癖や特徴が良く出るデザインで、この写真でもレディスとメンズの削ったヤスリ跡が違うのがわかると思います。適当に削ったようにも見えますが、意外といびつに削るのは難しくその人の特徴も出るので世界に二つとない表面の模様になります。しかもおしゃれに見えるので現在のトレンドになっているのでしょう!
とても人気の出てきたナチュラル仕上げですが、その人気の理由をまとめると
このように様々な良いところが今の時代にぴったりとはまっているのではないでしょうか。デザインの好みもあると思いますので、よろしければ参考にしてください😃
コロナウィルスの影響もあり3か月間の自粛をしておりましたが、徳島店と大阪工房ともにご予約の受付を再開いたしました。各方面でまだまだ以前のようには戻っておりませんが、焦らずに以前の生活に戻していければと思っております。
本日ご紹介のお客様は徳島県内のお客様です。結婚指輪は既製品などは基本的に同じデザインのサイズ違いペアというのが多いですが、手作りで自分たちで作る結婚指輪の場合は好きなようにデザインして自分の好みに合わせて指輪を製作していただくことが出来ます。今回ご紹介のお客さまもレディスとメンズは自分たちの好みに合わせて全く違ったデザインの結婚指輪を手作りしていただきました。
結婚指輪のデザインは事前に決めて来店されるお客様と、店頭の指輪見本を見ながら決定される場合とがあります。今回のお客様は店頭の見本をご覧になりそれぞれ自分の気に入ったデザインに決定しましたので作り方が多少違います。
まず、彼女が選んだデザインはシンプルなストレート型のデザインにミル打ちを施し、ミル打ち以外の表面をつや消しにしました。
素材をイエローゴールドにすることによってアンティークのようにも見えるようなエレガントな結婚指輪です。
メンズのほうは素材をプラチナにして指輪表面は自分でランダムな面を削って大小広さの違う面がランダムに連なったデザインにしました。
男性の場合はイエローゴールドが似合う人は少なくプラチナの白色系の指輪のほうが似合う人が多いです。色がついていないのでいろいろな面でファッションにも合わせやすく無難になります。ですが、表面をいびつにすることで男性的なカジュアルなデザインになるので男の人に良く似合う人気のデザインです。
お互いに作りあいっこして結婚指輪の原形が完成しました。
作業中も終始楽しく作業していただき面白かったと満足そうなご様子でした。完成した指輪原形をお預かりして数週間後に貴金属に仕上げた結婚指輪がこちらです。!
女性の場合はプラチナ、イエローゴールド問わず素材によって似合う似合わないはあまりなく可愛らしい雰囲気になります。
メンズは彼らしいカジュアルなデザインが良く似合う結婚指輪になりました。
この度はご来店誠にありがとうございました!
末永くお幸せに😊