手作りした結婚指輪の自分で出来るお手入れと保管方法

2022-10-25 23:15:24  | NoComment
                   

自分たちで手作りした結婚指輪は既製品などを買ったものよりも思い入れの入った特別な結婚指輪になっている事と思います。それゆえに大事にしたいと考えているお客様は多い事でしょう。

一般に販売されている結婚指輪も手作りで作った結婚指輪も品質は変わりませんが、結婚指輪を長い間身につけているうちに汚れや傷がついてしまうことがあります。どんなに丁寧に使っているつもりでも、長年身につけていると汚れや傷がついてしまうのは避けられません。しかし、日常のお手入れによって長くその輝きを保つことができます。では、具体的にどのように自分でお手入れすればよいのでしょうか。

自分でできる結婚指輪のお手入れ方法

まず、指輪の汚れを落とすためのお手入れです。

指輪がなぜ汚れるのかというと、それは身につけている人の汗や化粧品、ハンドクリームなどが付着するからです。目には見えなくても、指輪にはこうした汚れが付着しますので、放置しておくと汚れの蓄積によって輝きがくすんでしまいます。

これを防ぐには、日ごろから乾いた布でから拭きしておくとよいでしょう。ちょっとでも輝きが鈍いなと思ったら、優しく乾いた布でから拭きしてみてください。それだけでもかなり輝が元に戻ります。

ちなみに、柔らかい布でから拭きする方法は、どんな宝石や金属にも適しています。結婚指輪以外の指輪にも使えますので試してみてください。

から拭きだけでは落ちないしつこい汚れの場合、中性洗剤を使ってつけおき洗いする方法もあります。

食器用の中性洗剤をぬるま湯に数滴溶かし、その中に指輪をつけ置きします。しばらくしてから取り出し、水ですすいで、柔らかい布で水分を拭き取ると、以前の輝きがすっかり蘇るはずです。

なお、汚れがしつこい時は、つけ置きするだけでなく柔らかい歯ブラシなどを使って、水につけながら優しく汚れをこすり落とすようにしてもよいです。

それでも取れないほどしつこい汚れや傷がある場合は、磨き直しという方法があります。

鹿革やセーム革のクロスと研磨剤を用意しましょう。クロスに少量研磨剤を取り、それで指輪を力強く擦ります。傷が目立たなくなったら十分な水でしっかり研磨剤をすすぎ落とし、最後に乾いた布で水気を拭き取って完了です。

自分で結婚指輪を手入れするときの注意点

指輪を磨く

柔らかい布でから拭きするだけなら大丈夫ですが、その布に研磨剤が含まれている場合は、使用に注意が必要です。結婚指輪の素材によっては適さないことがあります。また、ジュエリークラフトMAKIの手作り結婚指輪にもオプションとして彫刻やメッキを施すことが出来るので、このような加工をした場合の注意点を解説します。

カラーメッキを施した結婚指輪の手入れ注意

メッキや、ジルコニウムやチタンなどのカラー発色、つや消し仕上げなどの指輪の場合、特に注意が必要です。そのメッキやつやが研磨剤によって取れてしまうことがあります。

中性洗剤でつけ置き洗いする場合も注意が必要で、このお手入れ方法に適しているのは、宝石部分がダイヤモンドで、素材がプラチナかゴールドの指輪のみです。それ以外の指輪だと、変形や変色などの原因にもなるので注意しましょう。また研磨剤が指輪表面についてしまって取り除く場合に薬品等を使うとメッキの種類によってはメッキが剥がれてしまうので薬品を使う場合は特に注意が必要です。

宝石が埋め込まれた結婚指輪の手入れ注意

宝石を留めている部分がゆるくなってしまっている指輪だと、つけおき洗いすることによって、宝石部分が外れてしまうこともあります。緩んでいる指輪のつけ置き洗いは避けましょう。ダイヤモンドは研磨剤や薬品にも影響されないので安心ですが、エメラルドやオパールなど硬度の低い石の場合は宝石自体を傷めてしまうので薬品を使う場合や、過度の研磨は止めておきましょう。

彫刻の入った結婚指輪のお手入れ注意

彫刻が入ったデザインを研磨すると彫刻が薄くなるので注意が必要です。研磨は厳密にいうと表面を薄く削って光沢を出す方法なので表面を削る分彫刻部分も削り取ってしまうようになるので研磨する場合は軽く行うようにしましょう。

時には専門店でお手入れしてもらうことも大切

自分でも日常的なお手入れはできますが、汚れやキズが目立つようになったら、ジュエリーの専門店でクリーニングしてもらってはいかがでしょうか。購入したお店であれば、アフターサービスを無償で提供していることもあります。

専門店に頼む場合、単にクリーニングしてくれるだけでなく、指輪に歪みがないか、宝石が緩んでいないかといった点もチェックしてもらえますし、問題があるようなら修理してくれることもあります。自分でお手入れする自信がない場合は最初からお店に頼んだ方がよいでしょう。そのためにも、結婚指輪を購入した時の保証書はしっかり保管しておくべきです。

ジュエリークラフトMAKI大阪工房に依頼する

大阪工房で手作りして頂いた結婚指輪のメンテナンス、修理などの料金・依頼方法は以下の通りです。

サイズ直し

サイズを小さくする場合は無料です。大きくする場合で叩いて伸ばす方法でサイズを大きく出来る場合も無料で行っています。

サイズ伸ばす場合に金属を足して伸ばす方法の場合は、貴金属地金を足した分の実費をお支払いいただくようになります。

サイズ直しが出来ない指輪の形として、全周に宝石が入ったもの、全周に彫刻が施されたもの、内側に宝石を埋め込んだもの、ゴールドとプラチナのコンビネーションリング、また、指輪の形によってはサイズ直しが出来ないデザインがありますのでご相談ください。

汚れ落とし、研磨仕上げ直し

洗浄は無料です。また、小傷を取り除くバフ研磨による光沢仕上げも無料で行っております。

研磨するうえでのご注意として、カラーメッキを施したものはメッキが剥げる可能性があります。また、彫刻が入ったものは彫刻が多少薄くなりますがご了承ください。

歪みなおし

ゴールドやプラチナは意外と柔らかい金属なので、指輪をつけたまま重いものを持つ、固いものを強く握るなどの動作で歪んでしまうことがあります。歪むと楕円形の形になり指輪の抜き差しがしにくくなるので早めに真円に直すようにご依頼ください。

メンテナンス修理の依頼方法

大阪工房で手作りして頂いた結婚指輪のメンテナンス等は全て徳島店に送っていただいてのご依頼をお願いしています。

修理の費用が必要な場合は、修理代金と送料もお客様にご負担いただいておりますので往復の送料と指輪を一緒に同封の上、以下の宛先までお送りください。送る際は貴重品ですので必ずゆうパックや宅配便の追跡番号の付いた配達時手渡しになる方法でお送りください。

〒773-0022
徳島県小松島市大林町字岩戸79-6
ジュエリークラフトMAKI
TEL:0885-35-7060

結婚指輪は身につけていない時は大切に保管する

ダイヤの婚約指輪

人によっては、結婚指輪を常に身につけていない場合もあるでしょう。使っていない時はちゃんと保管しておく必要があります。

ダイヤモンドは地球上で一番固い鉱物なので壊れることはないと思われていますが、実は衝撃に弱く固いものに勢いよくぶつけてしまうと割れたりかけたりすることがあります。一番固い鉱物なので傷が入ることはありませんが、他のものに傷をつけてしまうことがありますので保管する場合は他のものと接触しないように一つ一つケースにしまうようにした方が良いでしょう。

プラチナやゴールドの金属も意外と柔らかく他の指輪と一緒にしまうとこすれて傷が入ってしまうので他の指輪とは接触しないようにしまうことが先決です。

なお、汗やハンドクリームなどが着いたままにしないよう、保管する前に柔らかい布でから拭きしておきましょう。

また、身につける機会が少ないからといって、結婚指輪をケースに入れっぱなしにするのはよくありません。ケースの中に湿気が溜まり、それによって指輪が劣化することもあります。ゴールドは表面に酸化膜が出来て茶色く変色することがあるのでときどきはケースから出して、乾いた布でから拭きするなど定期的なお手入れが必要です。

ケースに入れた手作り結婚指輪

自分でも結婚指輪は日ごろからお手入れしよう

結婚指輪を毎日身につけるのであれば、当然徐々に汚れや傷がつくものです。ですので、その美しさや輝きを長く保つためには、日常的なお手入れが欠かせません。また、ときどきは購入したお店でしっかりクリーニングやメンテナンスもしてもらいましょう。

女性物ダイヤに合わせた男性物結婚指輪デザイン

2022-10-20 13:39:53  | NoComment
                   

結婚指輪の女性物リングにはダイヤモンドを埋め込むのが一般的に多くなっていますが、男性物の結婚指輪にもダイヤモンドを埋め込みたいという希望をよく聞くようになりました。

ですが、まだ大多数の男性は自分の指輪にはダイヤモンドなど宝石類は必要ないという方が多いです。

女性物にダイヤが入り、男性物にはダイヤを入れない場合デザインの面で多少の違いが出てきます。女性物にダイヤを1個埋め込んだ場合だとデザインにそれほど違いはありませんが、複数個のダイヤを入れた場合はダイヤが入った部分そのものがデザインの一部になり、男性物とはデザインが違ったようになってしまう場合があります。女性物にダイヤを入れた場合のデザイン統一性を出す方法で結婚指輪を手作りで製作したお客様をご紹介します。

大阪工房にご来店いただきました。大阪市内のご近所にお住いのお客様です。

結婚指輪を手作りする大阪のカップル

とても仲の良いお二人で一生懸命に結婚指輪を手作りして頂きました。

彼女の作業を常に気にされていた彼が難しい部分をサポートしてあげて彼の優しさが感じるシーンが多々ありとても幸せそうなお2人です。

完成した結婚指輪のデザインがこちらです!

斜めダイヤを留めた手作り結婚指輪

形はストレート型のプラチナデザインですが、女性物はシンプルな甲丸リングにダイヤモンドを3個斜めに留めた上品で女性らしいデザインです。

男性物のデザインを工夫してペア統一感を出しています。女性物の斜めに留めたダイヤに合わせて表面に斜めのライン等のデザインを取り入れています。

表面を甲丸型にせず、らせん状のくぼみで斜めラインが浮かぶようにし、女性物のダイヤ部分デザインに合わせてつや消しにしています。

これでストレート型、斜め模様というように統一感を出すことが実現しています。

結婚指輪の原型が完成した大阪のカップル

女性物はワックスでも彫金でも手作り可能なデザインでしたが、男性物のくぼんだ斜め模様はワックスでしか作れないデザインでしたのでワックスコースで結婚指輪の原型を作っていただきました。

ストレート型のワックス原型を作るのは非常に簡単で約1時間ほどで原型が完成します。鋳造してプラチナに仕上げるまでは1か月半ほどかかりますが、彫金で作れないデザインがワックスでは製作可能なのでデザインにこだわりがある場合は必要な期日までに余裕をもってご予約をお願いいたします。

ダイヤに合わせたデザインの手作り結婚指輪

大阪の人はどうしてる?古くなった結婚指輪は買い替える?

2022-10-17 16:59:33  | NoComment
                   

夫婦の愛の証とも言える結婚指輪。結婚後も大切に身に着けているという方も多いようです。そんな結婚指輪ですが、どんなに大切にしていても、長年利用していると傷が入ったり、すり減ったりして古くなってしまいます。しかし、せっかくの結婚指輪を古くなったからという理由で買い替えるのは良いのだろうか…と思うことはありませんか?

特に損得勘定を気にする大阪の人たちはどのようにするのがベストか考えてみました。古くなった結婚指輪を買い替えるべきかどうかについて、解説していきます!

傷が沢山入り、すり減った結婚指輪は買い替えたほうが良い?それとも買い替えはタブー?

古くなった結婚指輪

結婚指輪を肌見離さず、毎日大切に身に着けている方も多いはず。しかし、そのように大切にして常に身に着けているからこそ、どうしても細かい傷が付いたりすり減ったりしてしまいます。傷も付いているのだから…と買い替えようと思うものの、ふと「結婚指輪の買い替えはタブーなのではないか?」と気になった方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、買い替えることは全くタブーではありません!もちろん、買い替えることが縁起が悪いなどという話も全くないので、安心して買い替えて大丈夫です!

確かに、結婚を誓い合った証としてとても大切なものですから、買い替えるとなると気が引けるということもあるでしょう。しかし、新しくしたからと言って二人の思い出が全て無くなるわけではありません。むしろ、古い結婚指輪と新しい結婚指輪という二つの思い出の品が出来るのだとポジティブに考えれば、買い替えることも悪くないな、と思えるようになるはずです!買い替える際に夫婦でお買い物に行くなどすれば、二人の絆もより深まるでしょう。

古い結婚指輪を新しくすることは良い事?良くない事?

年季が入っていたり、傷が目立ってきた結婚指輪を買い替えるのは、悪いことなのでしょうか?答えはノーです。古くなった結婚指輪を新しいものに買い替えることは、全く悪いことではありません!結婚指輪を一生に一度の記念品と考えると、確かに新しい結婚指輪にすることに抵抗があるでしょう。しかし、古くなってしまったものを新しいものに買い替えることはとても自然なことで、それは結婚指輪であっても同じことです。年齢を重ねると共にファッションの好みやセンスが変化していくのと同じように、ライフステージが変わると、似合う指輪やデザインなども変化していくものです。そのため、それに合わせて結婚指輪を新調するというのもおすすめです。

古くなってしまったから新調したい、沢山傷が付いているので新しいものに買い替えたい、と考えている方は思い切って新しいものに変えてみましょう!

長年身に着けている証として古い結婚指輪を着けたほうが良い?

長年寄り添った夫婦

お気に入りのアクセサリーやジュエリーなどは、長年愛用していると思い出が詰まっていてどうしても手放し辛いもの。しかもそれが、結婚を誓いあった記念の品である結婚指輪となれば尚更です。傷が付いていて見た目にも年季が入っているとわかっていても、新たに買い替える勇気はなかなか出ないものです。せっかくここまで長く着けていたんだから、その証として古いままの指輪を着けていた方が良いのではないだろうか…と考える方もいるのではないでしょうか。しかし、結婚生活が長くなり、年齢を重ねると、様々な理由から結婚当初のままの結婚指輪ではフィットしなくなるものです。例えば、年齢や体型、アレルギーのような体質の変化と共に指輪が指に合わなくなってくることもあります。結婚当初は可愛くて似合っていると思っていたデザインでも、今の年齢には合わない気がする…ということもあります。

結婚指輪は自分に合ったものが一番ですので、「長年着けているのだから」という理由で新調するのを諦める必要はありません!10周年や20周年のような結婚生活の節目や人生の節目に新たな結婚指輪に買い替えると、人生の思い出の品が増えていくはずです!

結婚指輪のリメイクも選択肢のひとつ!

古くなってしまったり、たくさん傷が付いてしまったりしているけれど、やっぱり買い替えて新調するのは気が引ける…という方も多いのではないでしょうか。そんな時は、古くなってしまった結婚指輪をリメイクするというのも、選択肢のひとつです。現在愛用している結婚指指輪をリメイクしてデザインを少し変化させれば、買い替えたのと同じように新しい結婚指輪を手にすることができます!これなら、指輪を新しくする勇気が出ないという方にもおすすめです。

古くなってしまった結婚指輪は買い替えよう!

一生に一度のものだから、と考えて大切にしている結婚指輪も、長年使っていれば古くなってしまうもの。結婚生活が長ければ長いほど愛着がわき手放し辛くなる気持ちもありますが、ここは思い切って買い替えてみましょう!結婚指輪の買い替えはタブーではありませんので、夫婦の思い出の品が増えるというポジティブな気持ちで、素敵な指輪を新調してください!

買い替えるなら結婚指輪を手作りするのがおすすめ

結婚指輪を手作りした大阪の二人

結婚指輪が古くなったので買い替える場合、単純にお店で既製品を購入するよりも違った購入方法をするのがおすすめです。大阪では結婚指輪を自分たちで手作り出来るお店が増えており自分たちのオリジナルを自分たちの手作りで作ってみてはどうでしょうか?

手作り結婚指輪がおすすめの理由

  • オリジナル結婚指輪になる
  • 安く購入することが出来る
  • 思い入れがある結婚指輪になる
  • 他人とは被らないデザインになる

ジュエリークラフトMAKI大阪工房なら多彩なデザインが可能

ブルーとピンクの色付き手作り結婚指輪

当工房ではオーダーメイドの結婚指輪の製作を約25年ほど前から手掛けており、他の工房ではできないようなデザインの指輪を自分たちで作ることが出来ます。そのため手作りで作ったとは思えないような仕上がりになり満足のいく結婚指輪になることと思います。また、ワックスで手作りする方法と、彫金で手作りする方法が選べてお客様の希望に合わせた方法で結婚指輪を作ることが可能です。

多彩な加工技術はこちらをご覧ください

https://www.tezukuri-kekkonyubiwa.com/option_pc.html

結婚指輪を新しく買い替えるなら是非、手作りでの製作をご検討ください!