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国内外のブランドの既製品の場合は指輪はブランド側でデザインされ商品化された結婚指輪になります。
フルオーダーメイドと手作り結婚指輪の場合は、お客様の希望に合わせてデザインを決定し、一品物のデザインの結婚指輪になります。
一品物を作るという意味ではオーダーも手作りも同じですが、どのような違いやメリット・デメリットがあるのか調べてみました。
基本的な結婚指輪の製造方法
結婚指輪をはじめジュエリーの製作方法は主にワックスで原型を製作し、その原型を鋳造によって貴金属に仕上げるのが一般的な方法です。
フルオーダーメイドの製作
フルオーダーメイドの結婚指輪の製作は、デザインのみをお客様と相談して決定し、ワックス原型製作、鋳造、仕上げまではお店側で行います。
手作り結婚指輪の製作
手作り結婚指輪の製作は、デザインをお客様と相談して決定するのはオーダーと同様ですが、その次のワックス原型製作をお客様自身で行います。その後の鋳造、仕上げはお店側で行います。
フルオーダーとの大きな違いはワックス原型をお店側で製作するか、お客様自身で作るのかというところです。
製作できるワックス原型の違い
ワックス原型をお店で行うのとお客様が行うのとではデザインにどのような違いがあるのでしょうか?
フルオーダーメイドのデザインの特徴
- 歪み加減や幅など寸法が正確
- 細かいデザインが出来る
フルオーダーメイドの完成品
桜の結婚指輪 手をつないだ結婚指輪 猫の結婚指輪
完成写真を見ていただくとお解りの様に細かいモチーフを入れたものやデザインを施したデザインが作れます。
手作りのデザインの特徴
- 寸法はおおよそになるが作り手の味が出る
- 削り跡など自分で削った部分がそのまま指輪のデザインになる
- あまり細かいデザインは難しい
手作りの完成品
ヤスリで削った跡を活かした ホワイトとブルーダイヤ ブルーとピンクコート
手作りの完成品はワックスを削った削り跡をそのままデザインとして活かしたものやある程度簡単なデザインを入れた結婚指輪になります。幅の広さなどはフルオーダーほど正確ではありませんがおよそ希望の幅になります。
それぞれのメリット・デメリット
フルオーダーのメリット
細かいデザインを熟練した職人が作るので猫や桜など細かいモチーフを正確にきれいに仕上げることが出来ます。自分で作ることが出来ないようなデザインの結婚指輪の製作が可能です。
フルオーダーのデメリット
細かいデザインをお店側に頼むので手間がかかり、その手間の加工料金が必要になります。そのため値段が高価になってきます。
手作りのメリット
自分たちで作れる範囲のデザインになりますが、自分で実際に製作した結婚指輪になるので手作り感のある味のある作品になり、思い入れのある結婚指輪になる。ワックス製作部分を自分たちで行うので値段が安くできる。
手作りのデメリット
細かいデザインを作るのが難しいので、細かいデザインが希望の人には不向き。
フルオーダーと手作り結婚指輪のまとめ
予算に余裕があり、細かいデザインでこだわりがある人はフルオーダーメイドで結婚指輪を製作依頼するのが良いでしょう。
予算を安く抑えたい。デザインにそれほどこだわりは無いが、思い入れのある結婚指輪を身につけたいという人は手作り結婚指輪が良いでしょう。